【ポケモン剣盾】シャンデラの育成論と対策【唯一の炎霊!最強火力お化け】

【ポケモン剣盾】シャンデラの育成論と対策【唯一の炎霊!最強火力お化け】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はトップクラスの特殊火力を誇るシャンデラについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
シャンデラは好きなポケモンで結構高めの順位でも使っているのでこちらもどうぞ。
「【初ダブル】マスターボール級3281位になった構築紹介」
「【シーズン3】最高158位トリルシャンデラ・ミミッキュ構築」
シャンデラの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【シャンデラの特徴1】全ポケモントップクラスの特殊火力
シャンデラといえば特攻種族値145という全ポケモンの中でも屈指の火力です。
特攻種族値145のポケモンは他には
- ムゲンダイナ
- サニゴーン
- クワガノン
しかいません。
この中でもシャンデラは炎タイプなのでダイバーンで日照りにすることでさらに1.5倍にすることができ、「いまひとつ」のはずの相手にもほとんどの場合ダイバーンで7〜8割のダメージを入れることができるので受け交換が成立しないことも多いです。
【シャンデラの特徴2】唯一の炎・霊複合タイプ
シャンデラはガラルで唯一の炎・霊の複合タイプとなっていて、9タイプを半減以下に抑えることができるようになっています。
ただ、弱点が
- ゴースト
- じめん
- いわ
- あく
- みず
と環境に多くほぼすべての選出ポケモンが覚えているタイプを弱点とするので、適切に扱えば強いものの基本的には扱いが難しいポケモンだと言えるでしょう。
【シャンデラの特徴3】微妙な素早さと意外と高い耐久性能
シャンデラの素早さ種族値は80族となっていますが、ここのラインはトゲキッス・サーナイト・ヌメルゴンなどの同速ポケモンや素早さ調整を施したポケモン、81族にはギャラドスやミロカロスといった環境に頻繁に見かけるポケモンがたくさんいるラインとなっており、非常に微妙な素早さです。
そのため、ここを抜けるためにこだわりスカーフをもたせたり、逆に最遅きあいのタスキにしてトリックルーム運用することで先制できる盤面を増やして持ち前の超火力を押し付けられるようにする立ち回りが多いですね。
そしてシャンデラの耐久方面をみてみると、防御も特防も種族値90となっておりそこそこ高いです。
反面HP種族値は60と非常に低く、努力値を振らないと紙耐久になります。
ただしH252まで努力値をふると、タイプ不一致の弱点くらいなら耐えることができるまで耐久を上げることができます。

はりきりいのちのたまアイアントのダイロックもダイマックスで耐えてダイバーンで切り返すことができます。

【シャンデラの特徴4】特性すりぬけ・もらいび
シャンデラの特性は3つあります。
- もらいび:『ほのお』タイプの技のダメージや効果を受けず、以後自分の『ほのお』タイプの技の威力が1.5倍になる。
- ほのおのからだ:直接攻撃を受けると、30%の確率で相手を『やけど』状態にする。/『てもち』にいると、ポケモンのタマゴが2倍かえりやすくなる。(必要な歩数が半分になる)
- すりぬけ(夢特性):相手の『オーロラベール』『リフレクター』『ひかりのかべ』『しろいきり』『しんぴのまもり』『みがわり』の効果を受けない。
もらいびはアイアント・ナットレイ・アーマーガアなど炎弱点のポケモンと組むことで発動しやすくなっていて、うまく発動できればあとはダイバーン連打が非常に強力な特性です。
ほのおのからだは主にタマゴ孵化を早める目的で使われます。
すりぬけはみがわりや壁貼りを無視して攻撃できるので、エルフーンやオーロンゲなどに強く出ることができます。
夢特性シャンデラの入手方法を紹介をしているトレーナーがいたのではっておきますね。
シャンデラの育成論と戦い方
シャンデラも昔からいるポケモンなのでさまざまな型がありますが、シャンデラ初心者でも使いやすいと思われる型をご紹介します。
育て慣れた人は環境に合わせて微調整をかけていたりします。
【シャンデラの育成論1】速攻スカーフシャンデラ

- 性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)
- 特性:すりぬけ
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:CS252/B4
- もちもの:こだわりスカーフ
- わざ:かえんほうしゃ・エナジーボール・シャドーボール・トリック
特徴・戦い方:
基本的な立ち回りは初手で出して1〜1.5体ほどをもっていく役割です。初手で出てきそうなポケモンを倒せそうであれば選出していいでしょう。
ただ殴るので初心者でも扱いやすい型です。(このシャンデラを抜けるポケモンは多くないので、何回か戦っているとこのポケモンは倒せる、このポケモンは無理というのが分かってくると思います。)
2体以上このシャンデラで倒すことを目指すには、技をこだわっているため交代先のポケモンを用意する方が安定します。
シャンデラの弱点であるじめん・ゴースト・あく・いわ・みずに強く、交代読みで交代先の弱点をうつにはリスキーで交代後も先制しやすいサザンドラ(弱点の格闘・フェアリー・虫・氷はシャンデラにうちにくい。ドラゴンには注意)などのポケモンを置くといいでしょう。個人的な経験からすると2体目はミミッキュも出てきやすいので、ミミッキュに後出しできるアーマーガアなどもいいでしょう。(剣の舞率が高いので化けの皮を剥がすほうが優先かもしれませんが、交代判断はそのときの環境におけるミミッキュが取りやすい行動に依存します。)
S80族は最速スカーフ個体であれば、こだわりスカーフを持たないアギルダーまでのポケモン(テッカニンは無理)を抜くことができます。
・サザンドラ(要注意):あくのはどう
・ヒヒダルマ(要注意):じしん
・ドラパルト:シャドーボール・ゴーストダイブ
・オノノクス(要注意):じしん
・ドリュウズ:じしん・がんせきふうじ・いわなだれ
・ロトム系:あくのはどう・シャドーボール
S80族を超え、環境にいるポケモンでスカーフを持っている可能性がそこそこあり、シャンデラに有効打点を持つ=驚異となるのがこれらのポケモンです。サザンドラ・ヒヒダルマ・オノノクスはスカーフ率が高いので要注意です。
相手パーティにいたらシャンデラは出さないか、慎重な立ち回り(2体目以降に出してスカーフ持ちかバトル中に確認の一手をうってから動く、ダイマックスで耐える、初手シャンデラがやられても勝ち筋を追える選出をするなど)をします。
ドヒドイデなど受けポケモン相手にはトリックでスカーフを押し付けて機能制限をして、シャドーボールやエナジーボールで特防を下げて崩しながら倒すことを目指します。
性格・個体値・努力値:
Sはおくびょうであれば236をふれば最速ドラパルトまで抜けるので、ここまでふれば基本的には十分ですが、他のところに振ったところであまり効果は感じられなかったので80族の同速の可能性を考えてぶっぱでいいと思います。
Cももとの種族値が145と高いとはいえ、性格補正なしなのでぶっぱにしないと返り討ちにされることもあるのでぶっぱが安定です。
残りはBかDにふればHPは2n+1調整になります。
スカーフ持ちが減ってきたなど、性格補正をひかえめの準速高火力にする場合はSラインを準速ドラパルト抜きのS236か、最速インテレオン抜きのS212でもいいでしょう。



わざ:
シャンデラはいろいろなわざを覚えますが、命中安定=安定した戦いができる構成がこの構成です。
他には下記のような用途に応じて入れ替えましょう。
・オーバーヒート・だいもんじ:あと少しで落とせず返り討ちにされるポケモンが増えてきたときに
・ソーラービーム:ダイマックスで戦う機会が多いときやコータスなどの晴れパで使うときに
・サイコキネシス:ドヒドイデなどの打点を強くしたいときに
・あくのはどう:ひるみを狙うときに。ダイアークで特防ダウン崩しを狙うときに。
性格が違いますがひかえめ型スカーフシャンデラを紹介をしているトレーナーがいたのではっておきますね。
【シャンデラの育成論2】トリルエースシャンデラ

- 性格:れいせい(とくこう↑すばやさ↓)
- 特性:すりぬけ
- 個体値:S逆V、A抜け4V
- 努力値:HC252/B4
- もちもの:きあいのタスキ
- わざ:かえんほうしゃ・エナジーボール・シャドーボール・トリックルーム
特徴・戦い方:
基本的には初手トリックルームをうってから戦います。性格補正が乗っているのでスカーフ型より火力が出てダイマックスも切りやすいのがいいところですね。
S逆V+性格補正でさらに下げることで無振り56族(オーロット)と同速になるので、一般的な鈍足ポケモンにはトリックルームを打たずにそのまま攻撃、中速以上のポケモンにはトリックルームをうってから攻撃と両方に対応できます。
ただ、その判断はポケモンを見ただけでSラインを判断できるようにならないとできないので、中級者向けの型かもしれません。すばやさランキングはポケモンでタイプ相性と同じくらい重要な知識なので、この型を使う場合はよく見かけるポケモンはS種族値を覚えておくといいかもしれません。
初手対面のポケモンがシャンデラがダイマックスすれば確定や高乱数1発でもっていけるポケモンの場合、トリックルームからダイマックス連打で勝てることもたびたびあります。
初手要注意で環境によくみかけるポケモンは下記です。
・ドリュウズ:ほぼ襷持ちなので襷潰して後続で処理。ローブシンを入れておくと◯
・バンギラス:エナジーボールで削って後続で処理。ローブシンを入れておくと◯
・カビゴン:鈍足なのでトリックルームをはらずに後続で処理。ローブシンを入れておくと◯
・ミミッキュ:化けの皮を潰して後続で処理。ドリュウズやアーマーガアを入れておくと◯。
・ブラッキー:かえんだまローブシンに交代推奨
・シザリガー:襷発動させて後続先制技持ちで処理
・ドサイドン:ダイマックスで処理か相手がダイマックスするまで後続に交代して温存
・ドヒドイデ:ダイバーン2連が決まれば乱数で倒せるが初手じこさいせいの場合無理
・バタフリー:眠るので無理
トリックルームを使うので、ローブシンやドサイドンなどのトリックルームエースをもう1体採用しておくと柔軟に戦うことができるでしょう。
また、ステルスロックをまかない相手の場合は相手のダイマックスのストッパー兼切り返しとしても活躍してくれることがあるので、相手の選出を見てステルスロックをまきそうなポケモンがいなければ交代して後半に温存してもいいでしょう。
性格・個体値・努力値:
トリックルーム運用なので最遅がおすすめです。最遅にしない場合はS60族もしくはバンギラスのS61族抜き調整がいいでしょう。
Sに振らない分、残りはHPにぶっぱすることで足りない種族値を補って耐久を上げられます。物理も特殊もうたれやすいポケモンなので、どちらにも対応できるようにHPに全振りがおすすめです。
きあいのタスキがあるのでHPぶっぱは不要と考えるかもしれませんが、HP全振りするとドリュウズ程度のダイロックを襷なしで耐えたり、交代で出てきたカバルドンやバンギラスの砂でやられずにもう一回動くチャンスができることもあったり、ダイマックスすると耐久が更に上がるのでぶっぱがいいでしょう。(他にふるステータスもないですからね)
わざ:
やはり命中安定かつ威力もそこそこのかえんほうしゃ・シャドーボール・エナジーボールの構成が使いやすいです。
他の候補としてはスカーフ型では採用できなかった変化技を入れるのもありです。
・ちょうはつ:受け相手に。ただし返り討ちにあいやすい。
・みがわり:受け相手に。あまり長持ちはしない。
・くろいきり・クリアスモッグ(タマゴ遺伝):ストッパーとして運用するときに
・おにび:物理アタッカーを後続の起点にするときに
・しんぴのまもり:あくび対策に
・おきみやげ:後続の起点に
・のろい:後続の起点や積みポケモンへの圧力に
・たたりめ:おにびと合わせて覚えさせてうてるまで生きていたらラッキーくらいの感覚で
・いたみわけ:カビゴンなど超耐久に
・マジカルフレイム:マジカルフレイム→かえんほうしゃなど確定1発で落とせない相手に
・めいそう:スキがあれば積んでダイマックスしたいがほとんどスキはない
このうちおきみやげを採用した型は下記の記事でも紹介しているので良かったら参考にどうぞ。
参考:「【マスターボール級5桁→3桁】シャンデラカビゴン構築紹介【勝率80%超え!】」
その他の型
メガネ型を紹介をしているトレーナーがいたのではっておきますね。
また、全般的な育成論を動画で上げているトレーナーもいたのではっておきますね。
シャンデラの対策
HPぶっぱだとタイプ不一致弱点くらいなら耐える耐久を持つシャンデラですが、タイプ一致であれば確定1発で落とせます。
これらのポケモンであればシャンデラの攻撃を耐えて返り討ちにすることができるでしょう。
ステルスロックも炎タイプでしかもきあいのタスキを持っている可能性が高いシャンデラには効果的です。
ただし襷型の場合は初手で出てくる事が多いため、あくびや吹き飛ばしと合わせて採用するのがいいでしょう。
まとめ:【ポケモン剣盾】シャンデラの育成論と対策【唯一の炎霊!最強火力お化け】
いかがでしたでしょうか。
超火力を出せる特攻種族値を持ちながら、微妙な素早さから安定して使いにくいポケモンシャンデラ。
スカーフやトリックルームで上から殴れるように工夫してあげることで、使いやすいポケモンになるでしょう。
もちろんこだわりメガネなど他の型も使い方によっては活躍できるので、自分なりの育成を考えて育ててみてはいかがでしょう。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
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