【ポケモン剣盾】ガマゲロゲの育成論と対策【バンドリ対策?ドヒドイデ対策?】

【ポケモン剣盾】ガマゲロゲの育成論と対策【バンドリ対策?ドヒドイデ対策?】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
シーズン2ではTOD(Time Over Death=時間切れ)ルールが解禁され、TODという新戦術が加わりましたよね。
このTODと非常に相性がいいのがくろいヘドロの回復時間を消費でき、耐久の高いドヒドイデですが、このポケモンには徹底的に悩まされているトレーナーも多いのではないでしょうか。
参考:【初心者キラー】ドヒドイデの育成論と対策【人で無し害悪】
時間をかければ勝てるけど、TOD導入によってドヒドイデに負けるなんてこともあると思います。
今回はそんなドヒドイデキラーとなるガマゲロゲについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
また、ガマゲロゲはドリュウズ・バンギラス・エースバーン・ヒートロトムなど対策が難しい強力なポケモンの対策として非常に優秀なうえ、全抜きエースとしての活躍も見込めるため環境にマッチしたポケモンだと言えるでしょう。
ガマゲロゲの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【ガマゲロゲの特徴1】弱点が少なく環境に多いメタ技を半減以下で受けられる
弱点は通りが悪く採用率の低い草4倍弱点のみと非常に優秀です。
参考:【初心者向け】どのタイプの技が最強?実は一貫性が高い技とは…【ポケモン剣盾】
カビゴンのようなノーマルタイプのポケモンもそうですが、基本的に弱点が1つしかないポケモンは多くの盤面で出しやすく安定した戦いができます。(しかも採用率の低い草弱点ならなおさらです)
さらに下記のようにトップメタ対策でサブウェポンとして採用されやすい技を半減できるところも優秀です。
- ほのお:アーマーガア・ナットレイ・ドリュウズ対策で採用されやすい
- はがね:ミミッキュ・トゲキッス・ニンフィア対策で採用されやすい
- いわ:リザードン・エースバーン・ギャラドス対策やSダウンのがんせきふうじとして採用されやすい
【ガマゲロゲの特徴2】そこそこの耐久性能と物理・特殊が読めない選出時点でのアド
ガマゲロゲは防御・特防種族値がともに75と紙耐久ですが、HP種族値が105となっており100を超えているためきちんと配分すれば中程度の耐久性能を持ちます。
また、物理・特殊が同じ数値ということはどっち受けなのか選出段階では読めないという強さもあります(Bに努力値振ってると思って特殊アタッカー選出したらDに振ってて耐えられまくるとかその逆もしかり。)
次に攻撃・特攻種族値もそれぞれ95・85とほぼ同じ数字となっており物理アタッカーとしても特殊アタッカーとしても育てられる数値になっています。
つまりこちらも「ガマゲロゲは物理アタッカーだと思って物理受けを選出したけど実は特殊アタッカーで受けが全然成立しなかった」ということもありえるということです。
これは選出時点ですでにアドをとっているとも言えるため、現在の環境に物理が多いか特殊が多いかを敏感に察知しているトレーナーであれば、それに合わせて特殊型ガマゲロゲ・物理型ガマゲロゲを切り替えることで確実に勝率UPが見込めることでしょう。
【ガマゲロゲの特徴3】特性すいすいによる全抜きエース性能
ガマゲロゲは普通の特性として「すいすい」を覚えます。
これは水バージョンのすなかきのようなもので、天候が雨のときにすばやさが2倍になるという特性です。
すばやさ2倍というのはこうそくいどうを1回積んだときや、ダイジェットを2回積んだとき同様すばやさ2段階上昇状態と同じなので、ダイジェットよりもすばやくS上昇をすることができます。
すばやさ種族値は74と低めですが初手ダイストリームを打てばそれだけですばやさ種族値148相当(全ポケモン中2位のアギルダーの145を超える)になります。
また、ダイジェットのよなステータス上昇ではないためドヒドイデ・サニーゴ・ミロカロスなどが使ってくるリセット技のくろいきりが効かず、これらのポケモンでは全抜き体制に入ったガマゲロゲを止めることができないというのも強力な点だと言えます。
バンギラスなどのすなおこしやコータスのひでりによってすいすいは止められますが、そもそもバンギラスやカバルドン、コータスなど天候を雨以外にするポケモンはすばやさがガマゲロゲより低いため上からダイストリームを打てば再び雨にできます
【ガマゲロゲの特徴4】夢特性ちょすいによる対水受け性能
たまに見かける超火力インテレオンでパーティを半壊させられるトレーナーがいると思います。
水は意外とトップメタに等倍以上で通りがよく、全抜き体制に入りやすいタイプなので仕方ありませんが、夢特性のちょすいを採用すれば受けも任せることができます。
超火力インテレオン入りのパーティに勝てないトレーナーはガマゲロゲを採用すればいいかもしれません。
【ガマゲロゲの特徴5】キモいというアド
ガマゲロゲはよく「キモい」と言われています。
ポケモンを見た目で選ぶトレーナーも多いため、今後も超要注意ポケモンになるほどのトップ中のトップメタに君臨することはおそらくなく、絶妙な立ち位置で動かしやすいポケモンで居続けることでしょう。
おそらくここまでの性能を持っていながら初期に発掘されていなかったのはその見た目からでしょう。
しかし実際に使ってみるとこのキモさが逆にキモ可愛いに変わってきてクセになるかもしれません。
【ガマゲロゲの特徴6】一緒に組むと強いポケモン
壁貼りオーロンゲキッスの並びで一時期ブームになったトゲキッスの相性補完として非常に優れていることがわかっています。
トゲキッスはバンギラスがいたときは後攻でバンギラスが出てきてもほぼ負けるため出せませんが、逆にガマゲロゲはバンギラスのかみくだく以外によく採用されている技(ストーンエッジ・アイアンヘッド・だいもんじ)のすべてを半減以下に抑えられます。
バンギラスの有効打点としてはタイプ一致技のかみくだくくらいしかありませんが、耐久無振りガマゲロゲだとしてもA252バンギラスの弱点保険発動ダイアークを確定で耐える(いじっぱりバンギラス相手の場合は18.7%の低乱数で落とされます)ので、ダイナックル(ドレインパンチ)→1回受け→ダイナックルの流れで倒せます(HBバンギラスは無理です)。3発目にダイストリームを打てばすいすいも発動できます。

この並びは相手にバンギラスがいればガマゲロゲ、そうでなければトゲキッスを通すことができるので強力でしょう。
これについて非常によくまとめられている育成論がありますのでトゲキッスガマゲロゲに興味がある方は一読をおすすめします。
ガマゲロゲの育成論と戦い方
ガマゲロゲは特殊型でも物理型でも採用できるので、環境やパーティによって使い分けるのがおすすめです。
【ガマゲロゲの育成論1】ドヒドイデ狩り特殊ガマゲロゲ

- 性格:ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)
- 特性:すいすい or ちょすい
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:CS252/H4 or C252/S236/B12/D4/H4
- もちもの:たつじんのおび・いのちのたま・こだわりメガネ・しんぴのしずく・ラムの実
- わざ:だいちのちから・ハイドロポンプ・ヘドロウェーブ・どくどく(ダイウォール枠)
ドヒドイデを狩りつつ、ドヒドイデがいなくてもそこそこ戦えるようにした型です。
性格・個体値・努力値:
ドヒドイデはHB型が多いので特殊アタッカーとして特化するためにひかえめCぶっぱは確定です。達人だいちのちからでダイマックスせずとも確定2発、ダイアースなら確定1発です。(下記ダメージ計算参照)
ドヒドイデ以外でも通りがいいパーティに対してダイストリームからのすいすいによる全抜きを実現するためにSもぶっぱしておくことがおすすめですが、S236ふればすいすいで最速スカーフサザンドラが抜けるので、S236の残りは実数値が変わるB12D4(orD12B4)でもいいでしょう。
H4はよくある2n+1調整です。



もちもの:
HB型ドヒドイデをダイアースで確定1発できる上にダイマックスでも効果がのるたつじんのおびがおすすめですが、HD型ドヒドイデも見たい場合はこだわりメガネもありです。ダイマックスでは解除されるものの、ダイマックスせずともゴリ押しできます。
全抜きエースとしての汎用性を高める場合はいのちのたまやしんぴのしずくの採用を検討してもいいでしょう。いのちのたまは耐久を削る代わりにより汎用的になり、しんぴのしずくはメインウェポンのハイドロポンプ(ダイストリーム)を連打するつもりでの運用であればありでしょう。
ラムの実はあくびで止めてくる相手を抜いていくことができます。
わざ:
タイプ一致技のだいちのちから・ハイドロポンプは確定です。
ヘドロウェーブはダイアシッドより特攻UPできるうえに4倍弱点の草ポケモン(カットロトムやゴリランダー)対面で強くなれるためおすすめです。
どくどくはヌオーやトリトドンのような耐久ポケモン相手にうつのもありですし、ダイウォールとして使うことで苦手対面でも勝ち筋を見いだせるでしょう。ちなみにこのわざ構成はシーズン1で7位のくろこさん構築も同様となっています。
その他の選択としては下記のような技があります。
・ねっとう:やけどを狙える&命中安定
・くさむすび:ドサイドンやヌオーなど草4倍弱点打点
・きあいだま:バンギラス打点(特殊技なので砂嵐下だと返り討ちにあいやすい)
・ハイパーボイス:みがわり対策
・こごえるかぜ:Sダウンによる味方のサポート&ドラゴン打点&ダイアイスによるたすきつぶし
特殊ガマゲロゲを紹介している動画があったのではっておきますね。
【ガマゲロゲの育成論2】バンギラス狩り物理ガマゲロゲ

- 性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
- 特性:すいすい
- 個体値:C抜け5V
- 努力値:AS252/H4 or A252/S236/B12/D4/H4
- もちもの:かえんだま(たつじんのおび・いのちのたま・ラムの実)
- わざ:なげつける・ドレインパンチ・アクアブレイク・じしん
安定して物理バンギラスを倒すことを目指します。ついでにその他の弱点保険を持っていそうな物理アタッカー(ドリュウズ・ドラパルト・ドサイドン)などもみることができるでしょう。
性格・個体値・努力値:
物理型でAを妥協する必要はないのでA252は確定。
Sはすいすい下で最速スカーフサザンドラ抜きまでなら前述の特殊型で書いたとおりS236で十分です。
もちもの:
かえんだまを投げつけて火傷にするところから始まるのでかえんだま確定です。
ただしHBバンギラスやいじっぱりバンギラスを考えない場合はたつじんのおびやいのちのたまもありでしょう。
コンセプトからははずれますがバンギラスは他のポケモンと強力して倒すという場合、ラムの実をもたせて鬼火やあくび対策をするのもありです。
わざ:
なげつけるはかえんだまを持たせる場合は確定です。
ドレインパンチもダイナックルで削りつつAを上げられるので確定です。
アクアブレイクもすいすい発動のために必要ですし貴重な物理水わざなので確定です。
じしんはタイプ一致技のうえに命中威力ともに安定していて対応範囲も広いのでおすすめですが、他の技に変えてもいいでしょう。
・パワーウィップ:ヌオーやドサイドンを重く見る場合おすすめ。
・どくどく(タマゴ遺伝):ダイウォールとしてもあくびループ対策としてもおすすめ
・れいとうパンチ:ドラゴン打点&ダイアイスでの襷つぶしをしたいとき
・あなをほる・ダイビング:相手の切り返しのダイマックスターンを枯らす仕事をさせたいとき
・からげんき:火傷にさせられたときのため
・かわらわり:壁貼り対策
・がんせきふうじ・こごえるかぜ・じならし:Sダウンによる後続サポート
・とびはねる:ダイジェット+雨でスカーフドラパルトなど超高速ポケモンも見たいとき
・どくづき:4倍弱点の草相手にすいすい下で確定1発をねらう
・まもる:ダイマックスターンを枯らしたりダイウォールとして使うとき
・みがわり:すいすい状態なら上からみがわりをはれるので相手のダイマックス切り返しにも強くなれる
物理型ガマゲロゲと特殊ガマゲロゲを比較している動画があったのではっておきますね。
ガマゲロゲの対策
ガマゲロゲは4倍弱点の草を打ち込めば基本的に確定1発で落とせます。
- カットロトム:リーフストーム
- ギャラドス:パワーウィップ
- ガマゲロゲ:パワーウィップ・くさむすび
- ゴリランダー:ドラムアタック
こういったポケモンを使えば比較的簡単に対処することが可能です。
また、フリーズドライでも4倍弱点をつけます。
- ラプラス
- グレイシア
などがあげられるでしょう。
まとめ:【ポケモン剣盾】ガマゲロゲの育成論と対策【バンドリ対策?ドヒドイデ対策?】
いかがでしたでしょうか。
ドヒドイデやバンドリに手を焼いているトレーナーは育てて使ってみると面白いかもしれません。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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