AMD Ryzen2700Xで自作PC作ってみた【83505円】
- 1. AMD Ryzen2700Xで自作PC作ってみた【83505円】
- 2. Ryzen2700Xメインの自作PCのパーツと価格内訳(税込み)
- 3. なぜRyzen2700Xの自作PCでこの構成にしたか
- 4. そもそもの目的
- 5. コスパ具合を計算してみる
- 6. CPU:AMD Ryzen 7 2700X【マルチタスクに強い8コア】
- 7. GPU:Radeon RX580 AXRX 580 8GB D5-DHDM(バルク)【ミドルクラスでバルクが安い】
- 8. メモリ:Crucial W4U2666CM-8G 2枚【相性問題を考慮】
- 9. ストレージ:Crucial SSD 500GB MX500【使う倍の容量】
- 10. マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI ATX【無線欲しかった】
- 11. 電源:Owltech RA2-650【寿命延ばすため】
- 12. ケース:Thermaltake Versa H26【とにかく安いの】
- 13. 光学ドライブ:GH24NSD5 BL BLH【家に光学ドライブないから】
- 14. 組み立て方
- 15. まとめ:AMD Ryzen2700Xで自作PC作ってみた【83505円】
AMD Ryzen2700Xで自作PC作ってみた【83505円】
こんにちは
yoshiです。
先日
なんて記事を書いてしまったがために、今までおさえていた「自作PC買いたい熱」が上がってきてしまったので、アキバに行ってきました。
ちなみにAmazonで買うよりもアキバのPCショップのほうが安いので、秋葉原が活動圏内にある人は足を運んでみることをおすすめします。
手で持ち帰れば送料はかかりません(重いですが男性ならたぶんいける)。
もし発送してもらうなら送料が2000〜4000円くらい追加でかかると思います。
女性ならだれか男性の荷物持ちしてくれる友だちに頼むといいかもですね。
キーボードとタッチパッド(マウス)は別途買ったのでこちらの記事もおすすめ
「Windowsの操作感をMacにする方法【タッチパッド&キーボード】」
長時間イスに座って作業する人にはこちらの記事もおすすめ
「【レビュー】おすすめゲーミングチェアを試してきた【AKRACING・DXRACER・COUGAR】」
Ryzen2700Xメインの自作PCのパーツと価格内訳(税込み)
- CPU(ファン付き):AMD Ryzen-2700X BOX 24818円(Amazonだと30000円)
- GPU:Radeon RX580 AXRX 580 8GB D5-DHDM(バルク) 19418円(Amazonだと24800円)
- メモリ:Crucial W4U2666CM-8G 2枚 9158円(Amazonだと13000円)
- ストレージ:Crucial SSD 500GB MX500 6998円(Amazonだと8000円)
- マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI ATX 14364円(Amazonだと19000円)
- 電源:Owltech RA2-650 6890円(Amazonだと7000円)
- ケース:Thermaltake Versa H26 4298円(Amazonだと4200円)
- 光学ドライブ:GH24NSD5 BL BLH 2138円(Amazonだと2600円)
合計88082円(税込み)
ここから、
- 今回の買い物でたまったお店のポイントをその場で使用(2000円くらい)
- 今回のPaypay支払いでたまるポイント(2500円くらい。これはそのうち付与)
を引くと、結果的に支払総額は83505円となりました!
Amazon高いので、Amazonで買うなら急ぎでなければタイムセールとかクーポン出てるときに買うのがおすすめです。
現地で買う人も、その日によって安い店とか変わりますし、Paypayじゃなくでd払い20%還元上限残ってる人はそれとか、クレジットカード・ポイントカードでポイント付きやすいところで買うなど各自が一番オトクな店&買い方を見つけて買うのがいいと思います。
なぜRyzen2700Xの自作PCでこの構成にしたか
「PCの値段ごとに何が違うのか?おすすめコスパPCも紹介」で紹介した構成と比較してみましょう。
- CPU(ファン付き):Ryzen-2700X BOX →そのまま
- GPU:RX570 →RX580にグレードアップ
- メモリ:TEAM DDR4 8GB 2枚 →Crucialに変更
- ストレージ:SanDisk 500GB →Crucialに変更
- マザーボード:MSI B450 GAMING PLUS ATX →GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI ATX にグレードアップ
- 電源:玄人志向 500W → Owltech RA2-650 にグレードアップ
- ケース:Thermaltake Versa H26 →そのまま
- 光学ドライブ:無し→GH24NSD5 BL BLH 追加
いくつかグレードアップ&追加されてますね!
ですが変更前の構成と1000円しか変わらないという安さ。
やっぱり自作PCは現地調達が最強かもしれない。
なんでそのパーツにしたのか一つづつ説明していきますね。
そもそもの目的
下記ソフトをそこそこ快適に使いたいって感じです。
- 音楽編集:Cubase、PODHD Edit
- 画像編集:フォトショップ
- 動画編集:AviUtil
- ゲーム:FF14
- 事務:MS Office(Word, Excel, パワポ)
- 配信:OBS
とはいえあくまで暫定でたぶん増えますので、ややオーバースペック気味を攻めていきます。
で、この構成で少なくとも5年は使い続けたいっていう願望があります。
なのでそこそこ寿命と性能と予算のバランスを意識しました。
コスパ具合を計算してみる
83505円ははたして安いのかってところですが、一応最低5年はこの構成で使い続けるつもりです。
僕の場合ほぼ毎日PCを使うので、使用日数は
365日 × 7年 = 2555日
なので、83505円を2555日で割ると
約33円/日
となります。
1日の使用料金33円でこのスペックのパソコン使えるなら僕としては満足です。
ただ、大半はやはりmacで作業なので実際は50円/日くらいの使用料金で考えるのが良さそう。
CPU:AMD Ryzen 7 2700X【マルチタスクに強い8コア】
これはもともとこの予算内かつ自分が使う用途であればコア数多めのほうがいいなということで、8コア持っているRyzen2700Xにしようと思っていました。
AMDのRyzenは先日第3世代の最新版3800Xが出たばっかりなので、ちょうど旧型が安いときですね。
CPUはIntelのCore iシリーズかAMDのRyzenシリーズの2択ですが、僕の使い方としてはシングルタスクよりマルチタスクが多い&予算8万前後という低価格帯なのでAMDにしました。
低価格帯はIntelよりAMDのほうがコスパ良かったり。高価格帯はIntelの独壇場ですけどね。
CPU比較はこのサイトが徹底的です。
僕の場合、通常使用よりちょっと過度な負荷をかけそう(6〜8個くらいソフト立ち上げたり、そのうち動画配信したり、画像編集・音楽編集とかもろもろをほどほどに使いたい)なのでこのスペックにしましたが、旧型の2700Xとはいえ通常使用ではややオーバースペック気味な感じはしますね。
GPU:Radeon RX580 AXRX 580 8GB D5-DHDM(バルク)【ミドルクラスでバルクが安い】
GPUはグラボを載せることにしつつもそんなに性能はいらないのでRX580にしました。
もともとはRX570の予定だったんですが、店員さんに聞いたらバルク品が倉庫にありそうだったのでこっちにしました。
■バルク品とは?
安い。
もともとメーカー向けの在庫余りがパーツショップに流れたものだから箱がただのダンボール。
保証期間は短い。
ジャンクとは違うので普通に動く。
結果的には2000円くらいの差でグレードアップ。
RX570はもともと最低限使えるグラボ(といってもライトユーザーには十分ですが)って位置づけなので、それよりはちょっと良くなったって感じですね。
とは普通のフルHDPCゲームで遊ぶなら十分快適にできる性能です。
PCゲームのライトユーザー〜ミドルユーザーであれば満足できるかと。
常時144fpsとか求めるヘビーユーザーはぜんぜん足りないです。
fpsとかよくわからんって人にはたぶんオーバースペックです。
徹底比較してもっと詳しい性能とかみたい人はこちらのサイトが詳しいです。
もともとは仮想通貨のマイニングに人気のグラボだったそうな。
メモリ:Crucial W4U2666CM-8G 2枚【相性問題を考慮】
メモリは16GBは欲しかったので8GB2枚にしました。
というのも、今使っているPCが8GBでたまにメモリ不足を起こしていたので僕の使い方では16GBくらい必要なんだなという感じで選んでます。
速度は、実はFF14をやる場合高いほうがいいんですが、そんなにしょっちゅうやるわけではない超ライトユーザーなので2666にしてます。
さらにCPUのRyzen7自体もメモリにいいものを積むと本領発揮できるそうなので、もしパフォーマンス最強を目指したい方はメモリはもっといいもの使いましょう。
メモリはマザーボードにスロットが空いていれば後から増設もできるので、どのくらい使うかわからないって人は8GBから必要に応じて増やすのがおすすめ。
とはいえこれからの時代はメディアの容量も増えてくるので16GBが標準的なメモリ容量になっていく気はします。
ちなみにCrucialにしたのはマザーボードとの相性問題が起きにくいからです。
規格が同じでも会社によってその中身は違ってくるので、思いもよらないエラーで悩まされることがありますが、Crucialはそれが起きにくいとのこと。
というわけでこちらの製品にしました。
ストレージ:Crucial SSD 500GB MX500【使う倍の容量】
SSDは500GBがほしいということでこちらにしました。
日本だとCrucialはメモリよりSSDで有名ですね。
SSDは、実際に使う容量の倍の余分な容量がある方がいいです。
僕の場合は今のパソコンが250GBくらいを使っているので、倍の500GBをほしかったわけですね。
なんで倍の容量が必要かというと、部屋の整理でイメージするとわかりやすいですが、狭いワンルームにつめつめでモノが置いてあるよりも、1LDKな広い部屋の半分にモノが置いてあるほうが模様替えとか整理整頓しやすいですよね。
SSDもそんな感じで空き容量が多いほうがちゃんとパフォーマンスを発揮できます。
ちなみに動画とか画像とか音源とか大量に保存して使う人は、メインストレージにSSD、サブストレージや外付けにHDDの1TB・2TBとか大容量のをつけて、一時保存はメインストレージのSSD、定期的にサブの大容量ストレージに移動してSSDは常に容量に余裕をもたせて運用していますね。
僕の場合はそこまで使わないし、そのうち必要であれば外付けなりクラウドなりに置いておくので500GBあれば十分という選択です。
ちなみにCrucialはたまたま安かったというのも選択理由です。
マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI ATX【無線欲しかった】
自作するならマザボと電源にはお金をかけろと言われるやつです。
なんでかざっくり理由を書くと
- マザボの場合高くなるほど1つ1つのパーツが高級品になる。
- 高級品になるということは伝導効率がよくなる。
- 伝導効率がよくなるということは発熱しにくくなる。
- 発熱しにくくなるということは部品の寿命が長くなる。(ファンもうるさくない)
ということで、高負荷をかけても長く使えるパソコンになります。
僕の場合は5年位をほどほどに使うので、そんなにハイスペックなマザーボードじゃなくていいので安めのものにしました。
ただ、WifiとBluetoothつきのものにしました。値段が理由です。
- WifiとBluetoothはマザーボードに載っていたほうが、USBタイプより確実に速度が出るようになる。
- あとでUSBタイプ買っても性能いいものを買おうとするとWifiとBluetooth2つで6000~7000円以上する。
- WifiなしのマザーボードとWifiありのマザーボードの価格のほうが、後で買うよりも安かった。
この辺を総合的に考えてWifiつきマザーボードの安いやつっていう結論にたどり着きました。
ちなみに自作する人はIntelにするかAMDにするかでSocketが違う=対応マザーボードが違うので注意しましょう。
また、自作の場合いろいろなパーツを組み合わせて作りますが、たとえ規格が同じでも高負荷環境だとエラーが発生することもあるので注意。
これはマザボに限らずCPU・メモリ・グラボなどすべてのパーツごとに言えるもので、いわゆる「相性」ってやつです。
低負荷環境では発生しないようなエラーが出ます。
なので高負荷(たとえば高画質オンラインゲームのライブ配信&ストレージへの保存を同時進行で行うとか)をかけまくる人は、同じような使い方をしている人のPC構成を真似するとか、一番いいのはお店の人に直接聞くことで、さらに心配なら有料ですが相性保証をつけるといいですね。
これからの時代は動画の時代になっていくと思いますし、すでにLiver・実況配信者も増えてきています。
Liverのやることは結構PCに高負荷をかけるタスクなので、できるだけ性能いいものを買って限界性能に余裕をもたせた構成がおすすめです。
電源:Owltech RA2-650【寿命延ばすため】
電源は最初500Wにしようとしたのですが、パーツもグレードアップしたし長年使うことを考えるともうちょっと容量が欲しいなということで650Wにしました。
500Wじゃダメなのかというと動くので別にいいんですが、電源はそのパフォーマンスの限界近くまで使っていると電源効率悪くなるし発熱もしやすくなります。
マザーボードのところに書きましたが、発熱しやすい=寿命が短くなるので、寿命のことを考えるとちょっと余裕をもたせようと思った感じです。
電源についてはこのサイトが2万文字で相当詳しく書いてありますので深く知りたい方はどうぞ。
電源は死ぬときに他のパーツも巻き添えにして死ぬので、お金に余裕があれば電源とマザーボードはできるだけ良いものを買うのがおすすめですね。
この2つはパフォーマンスというより寿命に直結するパーツです。
パフォーマンスに直結するのはCPUとGPUなので、寿命そんなに気にしないよって人(1〜2年使って新しいCPUとかマザボ発売されたらまた買い直すよって人)はそっちにお金を割り振るといいと思います。
ケース:Thermaltake Versa H26【とにかく安いの】
パーツが入ればOKって感じで特にこだわりはないので一番安かったこれにしました。
たぶん多くの自作PCする人がこれを選ぶはず。
ケースは小さくなればなるほど、パーツのサイズを把握したりどう収めるかっていうのを考えないといけなくて、スキルが必要になってきますので上級者向けです。
拡張性ももちろんスペースに限りがあるとなくなってくるので、ある程度どういうパソコンの用途か明確になっていないと小さいケースの選択肢はないです。
逆に大きいケースもあって、大きいやつだと大型犬がおすわりしたくらいの大きさがあります。
水冷入れたり超ハイスペックPCを組むガチのゲーマーの人とかが使うやつですね。
あとは、Thermaltake Versa H26の場合片面がアクリルになっているので光るパーツがあるとピカピカ光ります。
今回買ったRyzen2700Xは相当光るので、光がうるさいって人はアクリルじゃないやつを買うみたいです。
僕はあんまり光とか気にしないので特にこだわりなくこのケースにしました。
光学ドライブ:GH24NSD5 BL BLH【家に光学ドライブないから】
最後に追加で買うことにした光学ドライブです。
昨今CDやDVDとかブルーレイってパソコンで使わないですよね。
だいたいダウンロードがUSBかSDカードです。
PCケースにも光学ドライブスロットないやつが出てきているくらいです。
ただ、年に1、2回使うことがあるので付けとこうかなと。
ちょうどうちのパソコンは光学ドライブついていないのと、外付けの光学ドライブも故障していたので買いました。
組み込み式なら2000円で付けれるので安いですね。
組み立て方
AMDの組み立て方の説明サイトを参考に組み立てます。
組み立て編は長くなるので「AMD Ryzen 7 2700Xで自作PC作ってみた【組み立て編】」をどうぞ。
メカなれしてる人なら半日もあれば作れます。
慣れてない人でも1日くらい使えば作れるんじゃないでしょうか。
まとめ:AMD Ryzen2700Xで自作PC作ってみた【83505円】
いかがでしたでしょうか。
だいたい新作のCPUが出ると旧型は安くなってきているので買い時です。
旧型でも十分使えるスペックです。
むしろややオーバースペックとも言えます。
今後動画・画像・音源など各メディアが高品質になっていくとこれでも低スペックと言われる時代が来ると思いますが、まだ先の話なのでそうなってきたら買い替えでいいかなと。
少なくとも5年はこれでいける見込みです。
みなさんもよいPCライフを!
「【パソコンわからなくてもOK】失敗しないPCの選び方4ステップ【手順を解説】」もおすすめです。