ポケモンとサトシナカモトとNFTとDeFiとブロックチェーンの革命、投資、税金について考える

2021年3月29日

ポケモンとサトシナカモトとNFTとDeFiとブロックチェーンの革命、投資、税金について考える

こんにちは44です。

今回は現在進行で世界に大変革をもたらし始めているブロックチェーン技術を、メモがてらポケモンを絡めながら考えていきたいと思います。

ブロックチェーンはそれがもたらす世界を想像できたときっと脳みそがスパーキングメテオします。おそらく世の中にインターネットが出現したときくらいの衝撃です。

ちなみにDitto(メタモン)という仮想通貨があります。

単純に億万長者に簡単になれるようなギャンブル性の高い投資として考えている人はすでにやや時代遅れになっており、ブロックチェーン技術はアニメ、二次創作などOTAKU系サブカルチャーが盛んな日本にとって革命的な存在になってきています。

まだまだ出始めの情報であり誤りも多数あると考えられるため、以降の記事を読む場合はあくまでエンタメとして読んでいただき、投資判断をする場合は必ず自分であらゆる情報を調査した上で完全に自己責任のもと実施してください。
ブロックチェーンは圧倒的な自由をもたらしますが、それは裏返すと全てが自己責任の世界なので、万が一でもミスしたら国も会社も学校も誰も助けてくれることはありません。大きなミスをすれば容赦なく自己破産に追い込まれたり場合によっては逮捕に至ります。
おそらくブロックチェーンのもたらす世界観は、99%の人にとって現在の生活常識からかなり乖離するため注意しましょう。

前書き:ビットコインに流れるお金

https://coinmarketcap.com/charts/

ブロックチェーンはサトシナカモトの発表したビットコインに始まり、2017年の仮想通貨(暗号通貨・暗号資産)バブルで数多の億万長者を生み出しました。オリジナルは英語ですが世界各国の言語に翻訳されていて日本語もあります。

論文(各国語版があります):https://bitcoin.org/ja/bitcoin-paper

そして3年たった2020年に再度DeFiそしてNFTの仮想通貨バブルが起こり始め、2021年2月および3月にビットコインも1BTC600万円を超える価格にまで成長、世界一の富豪となったテスラモーターズ・スペースXなどを手掛けるイーロン・マスクや、技術者界隈では知らない人がいないMicrostrategyのマイケル・J・セイラー、他にもVISAなど各種支払いで使えるようにするなど各国の巨大資本が相次いで暗号資産市場に参入してきています。

(本人は違うものの)個人向けとしては株式比率が低くかなり安全よりのポートフォリオをおすすめとして組むレイ・ダリオなど世界トップレベルの投資家たちも、ポートフォリオの1~10%程度までビットコインを保有する可能性など価値の保存先として金のような立ち位置になってきました。

資本主義の世の中は簡単で、お金の集まるところにヒトは集まり注目され開発が進み発展します。

各国で大量に印刷しまくったコロナ給付金は、アメリカではみずほ証券の調査によると5人に2人が投資に充てることを検討し、投資額の60%がビットコインに向けられる可能性があるそうです。

ビットコインは暗号資産の代表です。

そろそろ暗号資産の世界は無視できないセクターとして明確に地位を確立してきています。

NFTとポケモン

ブロックチェーン技術を用いた存在は何もビットコインだけではありません。

他にも多くの仮想通貨、後述するDeFiやDEXといった金融サービスがあります。

そしてコピーを許さず世界中のクリエイターの著作権を守り、億万長者にさせ、「自分らしく生きる」を本当の意味で実現させるNFTが出てきました。

ポケモンに適応させた場合はNFTにより、「俺のピカチュウ」が誰にとっても明らかになります。

NFTにより、「世界で1体のミュウツー」が実現します。

おそらくNFTとなったミュウツーの価格は数百億円以上まで価値が上がることでしょう。

NFTとは:Non-Fungible Token非代替性トークン

https://www.sandbox.game/jp/

NFTとはNon-Fungible Token:非代替性トークンの略語です。

概念を簡単に言うと人間などの生き物は変えが効かないので1体1体がNFTです。

一方で工場で大量生産しているポテトチップスなどはNFTではありません。FTです。

ビットコインや日本円などもFTです。1万円渡して1万円もらっても「いやいや替えが効かないよ」とはならないです。

補足ですがFTでも製造番号などで区別し、それぞれに価値を見出す人にとってはNFTとなりえます。
ギザ10と普通の10円を交換するときなんかはわかりやすいかもですね。

現在は頑張って書いた小説も、描いた絵も、作曲した音楽もすべてインターネットでコピー可能でオリジナルと見分けがつきませんが、NFTにより見分けられるようになるため、オリジナルとしての価値がバク上がりします。

実際NFTとなったEverydaysが75億円で落札されています。

NFTの概要はこちらの動画が結構わかりやすいと思います。

NFTのヤバさはデジタル資産に価値を持たせたこと

NFTはコピーできません。ブロックチェーンだからです。

今までデジタルの各種創作物は技術的に無限にコピー可能でした。

そもそも生産者はコピーして作っています。

それはゲームソフトなども例外ではなく、コピー品が世界には出回っています。

コピー可能なのはデジタルのいいところでもありつつ、実体経済に結びつかない致命的な欠点でもありました。要するにデジタル創作物を作っても稼ぐのは容易ではないということです。

コピーを防ぐ法律はある程度の抑制力がありますが、絶対ではありません。抜け道がありますし犯罪者という汚名を被る代わりにコピー品という価値を得ることができる世界です。

しかしブロックチェーン技術は抜け道を許しません。法律や常識、倫理のような共通幻想ではなく確固としたルールです。

現在はNFTを提供するプラットフォームの提供する仮想通貨に仮想通貨取引所で日本円などの法定通貨を変換し、それで購入する形なのでハードルが高いですが両替機能ももつSafePalなどの使いやすいウォレットも出てきている(ちなみに青汁王子が数億円単位で投資中らしい)ので今はPaypayやSuicaなどの中央集権型かつブロックチェーンではない電子マネーを使っている多くの人々がブロックチェーンを用いた仮想通貨(電子マネー)を使い始めるのも数年以内に訪れるでしょう。

すでにChilizというNFT系仮想通貨はあの名門サッカーチームACミランなどと組んでNFTセクターの拡大に進んでいて、一般の人をNFTの世界に巻き込みはじめています。

日本では集英社がONE PIECEの漫画アートをNFT化して販売しており、大企業も続々参入してきています。

NFTのヤバさはこちらの動画の方がアツく語っているので伝わるでしょう。倍速再生でさらにアツさが伝わると思います。

NFTで無限の印税収入が支払われる世界がきた

NFTが転売されると、クリエイターに印税収入が支払われる仕組み(販売時に設定すれば)がもう1つの革命的なシステムです。

今まで二次流通市場では、初めに作ったクリエイターには収入を払いたいと思ってもそちらにお金が流れる仕組みはありませんでした。

絵、音楽、動画、CG、その他もろもろ、クリエイターは自分の作った作品がNFT市場で確かに価値を得て、さらにそれが転売されるとブロックチェーンの仕組みの中で自動的に印税が支払われます。

自分が作り出したあらゆる作品はその価値が永続する限り永続的に収入源となり、確かな資産となります。

数年前からこれからの未来はクリエイターの時代になるとずっと言われてきましたが、ブロックチェーンの仕組みを完全に理解し予測し作り始めた人が言い出した可能性は十分にありますね。

アーティストになりたい人は、全身全霊で才能を解き放ったNFTを作ってみてはいかがでしょうか。

実物の作品もNFT化することでこの二次流通市場の収入源を得ることができるでしょう。

「本物」という価値

NFTはイメージしやすいところでいうと正規品のルイヴィトンのバッグと偽物のルイヴィトンのバッグです。

全く同じに作られていたとしても、正規品のルイヴィトンでなければ圧倒的な価値は生まれません。

ブランドです。

偽物はぱっと見同じでも価値に10~100倍近い差が出てきます。

「本物」であるということの証明がいかに圧倒的に重大な価値を持つかわかりやすい例だと思います。

TwitterアカウントなどSNSもすべてNFTとなりえます。

ちなみに余談ですがNFT化されたTwitterの「初ツイート」が3億円で落札されました。

また、最近ではリアル世界の現物をデジタル資産に変換しNFT化することも可能になっています。

俺のピカチュウ

NFTはコピー不可能な「世界にただ1つ」であることを証明できるモノです。

ここまで読んだ方はきっとイメージできているでしょう。「俺のピカチュウ」を証明できることを。

もしポケモンの世界がブロックチェーンで実現されたらどうなるか、未来を想像してみてください。

ポケモンの会社がポケモンをブロックチェーン上で開発し、そこで使える独自のポケモン仮想通貨(日本円やビットコインと両替可能)を作った未来です。

世界に絶対に1体しかいない「自分の」ピカチュウに魅力を感じる人は決して少なくないはずです。

ブロックチェーンによって、ポケモントレーナー、ポケモンブリーダー、ポケモンショップ、ポケモンハンター、ポケモンファッションデザイナーといった職種が現在のサラリーマンやYoutuber、犬や猫のブリーダーといったレベルで出現してくる可能性があります。

ポケモントレーナー

ポケモンといえばポケモントレーナーです。

今は気楽に野生のポケモンを捕まえていますし、1体1体はFTでありNFTではないので気楽に育てられます。

しかしNFTになると「今捕まえたポケモン」は世界に1体しか存在しなくなります。

また、世界に何体までといった制限も加えられるので育てるのはプロの仕事になるでしょう。

犬のトレーナーのように、預けられたポケモンを望むステータスに育て上げるトレーナーという職が現れるかもしれません。

また、ポケモンバトルについても今は仮に有料会員限定動画などで公開しても簡単にコピーして誰でも見れるようになっていますが、NFT化されることで動画はコピー不可能となりより強固に限定された人にのみ公開することが可能となります。

もちろん構築記事なども同様にNFT化することで価値を持ち始めます。

動画関連の仮想通貨だとThetaがYoutube Killerだと盛り上がっていますね。

ポケモンブリーダー

ブロックチェーンの技術によりポケモンに寿命を持たせることも可能です。

例えば寿命をもったポケモンは去るタイミングでタマゴを残すとした場合、それを育てる職業が生れるでしょう。

もしくは一般人では到底手の届かないようなレア(もしくはステータスが高い)なポケモン同士を掛け合わせてタマゴを生ませる職業かもしれません。

到底手が届かないだろうというのは、NFT化され個体数が制限された上でステータスが高いポケモンは間違いなく何万何十万という価格がつくでしょうから、安易に手を出せなくなる可能性を示唆しています。

ポケモンショップ

ペットショップのようにポケモンを売る職業が出てくるでしょう。

NFTだからです。

例えばポケモンが寿命を終えるときのみにステータスがリセットされるなどした場合、各個体の寿命がくるタイミングで価格が暴騰するような現象が発生しそうですよね。

ポケモンハンター

NFT化されるとビットコインのマイニングのようにとてつもない労力が必要になりえます。

このとき一般人は簡単に望むポケモンは手に入らなくなるため、ポケモンハンターが出てくるでしょう(ビットコインではマイニングしてるような人たち)

ポケモンファッションデザイナー

今ポケモンはトレーナーのファッションは変更できますがポケモンのファッションを変更することはできません。

もしポケモンのファッションを変更することができるようになり、さらに服を誰もが開発してNFTとして公開可能になればファッションデザイナーやアパレルも参入してくるでしょう。

ポケモンのNFTは本当に実現する?

これらはあくまで技術的には可能でありつつもそこそこな開発コストが必要かつ、そもそもポケモンの会社の思想とまったく一致するものではないので実現はしないでしょうが、ポケモンに限らずドラクエやFF、もしくはあたらしいNFTを使った世界的なゲームが創造されたときこういった世界観が作られることはすでに現実的なラインにまで到達しています。

これを読んでいる人が生きているうちにこの世界観が創造されるでしょう。

ちなみにNFTは土地にも適用でき、それはデジタルの不動産が成立することを意味します。

実際にサンドボックスなどでとてつもない金額でデジタルな土地が売買されています。

NFTではありませんが例えばFF14では新たな冒険者居住区が開放されると、10時間以上もクリックし続けるという競争率の高い土地獲得戦争が起こっているので、各種MMOもブロックチェーン化されNFT化されていくとデジタル世界への価値移行が一層進みそうです。

サトシナカモト

ところでサトシナカモトは誰なのか、一説にはWinny開発者の故金子勇氏である説がありますが現在でも真実は闇の中です。

なお、「勇勇」でサトシと読みます。

そしてこのサトシという名前は、一説には開発者がポケモンが好きでそこから「サトシ」と取ったなんていう話もあったりなかったりします。

こちらも真相は闇の中ですので都市伝説の類ですが、NFTがブロックチェーンにより普及し、コピー不可能かつ有限なNFTから作られる仮想現実世界ができるようになると肉体を離れた本質的な価値、意識の中で確かに意味を持つ存在として認識上リアルなポケモン世界が生れます。

もしかしたらサトシはそんな未来のバーチャルワールドを夢想してブロックチェーンを考案し、1つの大規模コミュニティ=国家を形成する根本となる概念、つまり通貨の創造から開始したのかもしれませんね。(妄想を妄想しているので信ぴょう性はほぼ0ですが)

都市伝説ではどうやら救世主は日本から出てくると言われているとかいないとかですが、もしサトシナカモトが本当に日本人なら、サトシナカモトが生み出したブロックチェーンという根本的に自然と精神性の高さ、そして民主的なネットワークを促してくる概念こそが世界を救うということかもしれませんね。

実際下記のような経済の仕組みを理解しないまま大人になった人は恐らく世界の99%以上に上るでしょうが、各方面のバランシングは人間に任せるよりもアルゴリズムで制御できる世界を作っていく方がより安定的なのかもしれません。

また、1つのミステリーですが通貨発行権を取り戻そうとしたアメリカ大統領は全て暗殺されてきていますが、金子勇氏も心筋梗塞で若くしてなくなっていたりするので無理やりお金回りでつなげようとするとそんな都市伝説もあったりします。映画みたいですね。

1つの仮想通貨は1つの国家を形成する?

仮想通貨の出現で国家がなくなるみたいな話がちらほら出てきますが本当でしょうか。

国家は最低限必要なものが3つあります。

国家を形成する「人」の集団、人と人との間の価値のやり取りをスムーズにさせる価値ネットワークとなる「通貨」、集団内のルールである法律を強制させる「暴力」です。

もちろん正常に運用するには政府も必要ですが、ここはアルゴリズムに代替可能です。

土地も現実世界では必要ですが、意識がデジタルの仮想世界に移りつつある現代以降は本質的ではありません。

通貨は1つのコミュニティの中で価値を保存するモノの1つです。

例えば楽天ポイントはブロックチェーンではないですし通貨ですらないですが、楽天経済圏において価値を保存しているモノです。(例えば100ポイント=100円として楽天経済圏では機能する)

そしてそれは楽天という巨大な信用力をもつ企業だからこそ、100円=100ポイントできちんと機能することが保証されています。

楽天が誰かの保有しているポイントを勝手に書き換えて100ポイントあったのに0ポイントにすることもできますが、そんなことはしないと誰もが信じていますので楽天ポイントを安心して使っています。

ブロックチェーンによって世界中の誰もが通貨を発行することができるようになりました。

本来なら信用がないため誰も使いませんが、ブロックチェーン技術によって勝手に書き換えられないことが十分に信頼できる水準で実現されているため、誰が発行した通貨であってもブロックチェーンで実装されているなら通貨としての価値を持ちます。

これにより国家の構成要素の1つである通貨を誰もが創造できるようになりました。

では今後国家はなくなるのかというと、少なくとも生きているうちにはなくならないと思っています。

それはもう1つの国家の構成要素と考えられる暴力(通貨圏外に対しては軍隊、通貨圏内に対しては警察といわれる概念)を管理する主体は現時点では人間であり、これは個人では持つことができないため各個人は勝手に法律を定めたとしても誰かに対しての強制力を持てないからです。

ただし、アニメや映画で描かれているように暴力を管理する主体が人間ではなくAIになり、軍隊や警察がロボット化され、誰もがAIを実装可能になり3Dプリンティングで暴力を実現するロボットを実現可能になったとき本当に国家という存在は消え去る可能性があります。

しかし普通に考えると、当然ながら現時点で最強の権力を持っている国家が継続して最強の暴力を持ち続けることは明白なので、やはり国家がなくなる可能性は低いと思います。

サッカーのNFT系仮想通貨のChilizがいい例ですが、あくまでも共通の趣味をもつ個人同士がつながるコミュニティで信頼に足る価値の交換を実現可能になる、というのが大きなポイントですね。

現在の価値観だと暴力は法律の強制力に必要なものですが、もしかすると未来の人類の世界では暴力がなくとも進んで法律を守りたくなるという仕組みが発明されるかもしれません。

暴力が人の手を離れる仕組みが発明されたときが次の大きなパラダイムシフトになるでしょう。

現時点でのブロックチェーンは使い物になるか?

下記動画は昔のゲームで突然の大音量アラートがなるので音量注意

正直現時点でビットコインは価値変動が大きいだけでなく送金時間も数十分かかるため、普段の生活で使う決済手段としてはいまいちで、あくまで著名投資家たちが示唆しているように金のような価値保存先としての意義、そしてブロックチェーンを世界に知らせる先駆者としての意義が大きいです。

他にも各種ブロックチェーンを使ったアプリケーション(通称DApps)は普通のスマホアプリやゲームからするととてつもなく微妙な使い心地です。

例えるなら普通のアプリがニンテンドースイッチだとすると、DAppsはファミコン、もしかしたらそれ以前の上記の動画のような超初期のパソコンゲームのレベルです。

本当にコアユーザー以外はまともに楽しむことが難しい世界なのが現状です。おそらく普通の人にとっては難しすぎてそもそも始めることすらできないレベルです。

しかしこれは正直些細な問題で価値変動はステーブルコイン、送金時間や高額なgas代はBSCなどブロックチェーンの概念を用いた中央集権型の技術がすでに生まれています。

日本の三菱UFJ銀行も世界最速のブロックチェーンを使った、日本円現金を裏付けとして1:1で価値保存する仮想通貨のステーブルコイン「coin」を開発しています。

分散型ではないのでビットコインの根本思想である超・民主的な分散型台帳ではないですが、いずれこの問題も世界のどこかにいる天才が解決してしまうでしょう。

もちろんより簡単な表層の話となるUIUX、使いにくさもどんどん改善されていくでしょう。

誰でも銀行屋ができるDeFiとDEX

DeFiはDecentralized Finance、分散型金融の略です。

ブロックチェーンにより全自動で銀行の仕組みが実現されました。

簡単に言えばそれがDeFiです。

DEXはDecentralized Exchange、分散型取引所です。

ブロックチェーンにより全自動で通貨取引所の仕組みが実現されました。

簡単にいえばそれがDEXです。DeFiセクターの一部です。

なぜ銀行にお金を預けられるのか。

それは僕たちが銀行を信用していて、銀行が通帳の数字を勝手に書き換えて「あれ?僕のお金は?」とならないことを信じているからです。

他にも日本円を米ドルに交換したりなど通貨を変換したり、預けたお金の利息計算やそれを払う仕事、ローンなど多くのサービスを銀行は提供しています。

たとえどこの誰とも知らない人が銀行を作っても、信用がないので機能しません。

しかしブロックチェーンでお金のやり取りの改ざんは現実的に非常に困難になりましたから、誰もが銀行屋をできるようになりました。

誰もが銀行のようにDeFi上でお金を誰かに貸し、お金を貸した相手から利息を受け取る仕組みや通貨ペアをプールして通貨の交換の流動性を提供する見返りとしての手数料を受け取れるようになりました。

DeFiは預金も凄まじいです。通常は銀行の利息は年利0.002%のように非常に低いですが、DeFi上は年利100%なんてざらにあります。文字通り桁が違います。(税金の申請や盗難など含めリスクが凄まじく高いのでオススメはしませんが。)

銀行業をやってみたいと思っていた人たちにとって、手軽に銀行屋になれるこれらの技術は革命的でしょう。

今からDeFiに参入するのは得策でしょうか?

答えは数年未満の短期的にはNo、数年以上投資する前提の中長期的にはYesです。

https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin/

仮想通貨のような新しい市場はフラッグシップとなる通貨、たとえばBTCの値動きが非常に参考になると思います。

2017年に個人投資家によるバブルが起こり、次に2020年~2021年初頭にかけて企業によるバブルが起こりました。

このあとはもう一度バブル崩壊(例えば1933年の米国で金をBANしたときのような事件が起こった場合など)局面を迎えたあと税制などが整備され、それによって世界全体でさらに飛躍することになるでしょう。

バブルがはじけた後は数年の暴落局面を迎え、チャートはお皿のような形を形成します。

次の上昇局面までは数年を要することから、数年以上にわたってロックできる資産なら投資してもいいと思いますが数年以内に現金化しなければならない資産を投資することは非常に危険を伴うことだと思います。

また、DeFiは特に注意したいのは利息にかかる税金やエアドロップによる税金です。

これらは日本円に現金化せずとも、受け取ったタイミングでの円換算の価値で税金を計算する必要がある可能性がある(国税庁から執筆時点ではDeFiの税制が発表されていないため税理士も予測で計算している状態)ので、少なくとも利息やエアドロップで受け取った分にかかる税金分の価値変動の少ない資産(例えば日本円)はどこかに保持しておく必要があります。

年末になって突如国税庁がDeFi関連の納税方針を発表した場合に、来年度に日本円が足りず納税できませんでしたとなることが非常に大きなリスクなので、利息も凄まじい金額が入ってくるDeFiは特に注意です。

ブロックチェーンの開発のススメ

ブロックチェーンがどんな未来をもたらすか想像できた人は、おそらくブロックチェーンの開発をはじめたいと考えるかもしれません。

なぜなら今後需要が伸びることが想定されるからです。

なんなら自分でブロックチェーンサービスを開発し、それをうまく広められるマーケティングが上手な人と組めば自分の経済圏を作ることすら可能になってきています。

DeFiやそもそも仮想通貨への投資はハイリスクハイリターンですし、学校や会社で学ぶことはローリスクローリターンなので、ローリスクハイリターンの投資がしたい人はブロックチェーン技術を学ぶという自己投資がおすすめです。

ビットコインは送金系の分散型ですが、ブロックチェーンを用いた技術自体は中央集権的にも作ることができます。

まだまだ世の中に情報は少ないですが、手始めとしてはイーサリアム上で動くDAppsを開発してみるといいのではないでしょうか。

公式の開発ページはほぼ英語で一部日本語なので英語が読める必要がありますが、プログラミングをしたことがある人なら雰囲気でいけると思います。

イーサリアムはプラットフォーム、イーサ(ETH)がその上で取り扱われる通貨で、現在多くのブロックチェーンアプリケーションはSolidityというイーサリアム上で動くプログラミング言語によって実装されています。

JavaScriptにインスパイアされた言語なので、ウェブエンジニアにはなじみやすいかもしれません。

イーサリアムは通信コストとなるgas代が異常に高い(一回の送金手数料が数千円~1万円レベル)という課題が現時点であるものの、今後のバージョンアップにより解決の見通しもあり何よりETHに流れている資産価値がビットコインに次いで第2位と凄まじい量なので廃れる可能性は低いので、最初から本格的に開発したい人にはおすすめです。

IOSTという最近出た仮想通貨のプラットフォームはJavaScriptなのでよりなじみやすいかもしれませんが、イーサリアムのSolidityと比べると圧倒的に資料が少ない上に公式の開発ページも404になっていたりとなかなか開発しにくい面があるので、ちょっとやってみようかなと思っている人にはこっちも一応ありますという程度の紹介に留めておきます。

DAppsの開発に必要なもの

IntelliJなどのIDEがなくとも、簡単なものならメモ帳アプリやコンソールで開発できます。

あとは参考書籍を1~2冊とイーサリアムの公式ページ、もっと理解を深めるならYoutubeの解説動画やUdemyを受講してもいいでしょう。

そもそもブロックチェーンでどんなことができるのかは知っておいた方がいいので、動画より本がいいという人は下記は簡潔にまとまっていて評判がよくおすすめです。

NFTを作りデジタルアーティストになる

プラットフォームなるDAppsを開発するのではなく、NFTを作るデジタルアーティストも未来がありそうです。

こちらは特にSNSでコアなファンを獲得している人にとっては非常に入りやすい分野かと思います。

たとえば絵氏として自分のデジタルアートをNFT化することを目指そうとする場合は、何はともあれデジタルアートを描いてみるところから始めるといいでしょう。

初心者にはiPadもしくはワコムのcintiq16がコスパ最強でおすすめという意見が多いです。

作ったNFTは下記のような感じで売ることができます。

MetaMaskなどのウォレットを作ってCoinCheckなどの仮想通貨取引所で日本円をETH(gas代用)に両替し、そのETHをウォレットにいれたら基本だれでもNFTを売ることができます。

イーサリアムネットワークはgas代高すぎですね。バージョンアップが期待されます。

すでに世界では多くのNFTのやり取りが始まっていますね。

デジタルではなく、実体のあるNFTを購入するとこんな感じで届くみたいです。

ちなみに実体のあるNFTはこんな感じで作るみたいです。

他にも作曲した曲をNFT化してOpenSeaで売る方法を説明してくれている人もいます。

作曲はMacを使っている人ならGaragebandで簡単にできます。

NFTは新たな副業になりえますが、税金は気を付けましょう。

NFTが売れたら利益が出るわけですが、イーサリアムネットワーク上では対日本円で価格変動が大きいETHにて支払われます。

しかし日本国民の場合は税金の計算は売れた時点のETHの日本円換算した金額に対してかかるため、少なくとも税金分はETH価格が変動する前にすぐにウォレットから仮想通貨取引所に送金して日本円に固定した方がいいです。

日本円にしたくない場合はUSDTなどの価値変動の少ないステーブルコインにPancakeSwapなどのDeFiで両替して価値を固定しておきましょう。

税金を知らずに暗号資産に手を出してはいけない

投資として仮想通貨、NFT、DeFiの世界に足を踏み入れようとしている人は必ず税金の勉強をしてから足を踏み入れましょう。

もしくは日本国民であることを捨ててマレーシアなどのタックスヘイブンに移住しましょう。

なぜなら、現時点で日本の税金において下記が致命的にデメリットかつ自己破産につながりうる危険な領域だからです。

  • NFTを含む暗号資産は雑所得として扱われるので雑所得内でしか損益通算できないだけでなく株のように損失繰り越しもできない。
  • BTCをETHに両替したときなど、仮想通貨間のswapでも都度税金がかかりそれをすべて自分で記録・計算しなければならない(日本円に換金したとき以外でも利益が出たら税金計算が必要なので超絶めんどくさい)
  • NFTを買ったときや、価値の上がったBTCでビックカメラなどで買い物をしたときは仮想通貨購入時点の円換算の価値と購入したモノの円換算の価値の差分で利益が出ていたら税金を計算しなければならない
  • エアドロップなど無料で貰える資産も価値がある場合は利益として税金を計算しなければならない
  • 自己破産したあとでも税金の支払い義務はなくならず、極貧生活の中でも毎月税務署から数万円の支払いを請求され続ける

日本は税金の教育が甘いですが、国民の3大義務の1つは納税であり法律でも定められています。

日本国民である以上このルールを破った場合は暴力による強制力が働きます。

要するに警告から始まり最終的に悪質な場合や巨額の場合は警察に逮捕された上で一生働いても完済不可能な借金を背負うことになりえます。

義務であり日本に住む上でのルールなので、個人の事情は鑑みられません。

実際に仮想通貨バブルの1回目となる2017年には、シングルマザーが一時的に億万長者になったものの税金の支払いができず地獄を味わっている事例も発生していますが、国がそれを助けることはありませんでした。

動画では楽観的な感じで紹介されていますが、この事態になるとほとんどの人は人生詰みます。

ちなみに極めて重要な国税庁の文書は特にテレビやニュースで大々的に報じられたり、仮想通貨取引所で強調された警告が表示されることも特になく、さらに理解するにはしっかりと読み込む必要がある上にそもそも確定申告に代表される幅広い税金知識をベースとして持っていなければ見過ごしかねないものです。

年度末の12月に突如ひっそりとホームページ内で公開されているだけですが、これを認知していない投資家は地獄を味わっている感じです。

万が一上記の国税庁の文書を読んだことがなく仮想通貨に投資をしている人がいたら、必ずすぐに読みましょう。一歩間違えれば自己破産しても借金が残る人生になる危険があります。

国は学校や会社のように決してあらゆることを面倒みてくれるほど優しくはないため、税金の動向については(特に日本国籍の)投資家はかなり注意して日々を過ごす必要があります。

さらに言えばDeFiによる利息を得ている人たちが増えていますが、これに関する法律は現時点できちんと定まっておらずある意味で国の言いなりになるしかないような状況な上に、おそらくいつどこでいくら何を買ったかを記録しておかないとあとあと凄まじい金額の税金の請求が来る可能性があります。

そうなった場合は人生を棒に振ること間違いなしなので、暗号資産への投資判断は税金の理解を深めてから開始し、その上で下記をおすすめします。

  • 税務署に納税金額の計算方法が正しいか確認しに行く
  • 税理士を雇う
  • すべての通貨取引(swapやfarming、NFT購入含む)の円換算での記録

ここまでやって初めてスタート地点に立ちます。

ちなみに海外の取引所を使っていればバレない、脱税できると思っている仮想通貨関連の投資家がいると聞きますが、無理です。

国家間で取引に関する情報提供をすることが決まっているため、芋づる式に辿れます。

また、使っていた海外取引所が閉鎖されて取引履歴がわからないとか、そもそも過去データがないとか、ようするに買った価格が分からない場合は問答無用でうった価格の5%が原価になるそうなので凄まじい金額の税金が取られますから気を付けましょう。

もしこの記事を読んでいてすでに仮想通貨投資を始めてしまっている人は、とりあえず利益が出ているものはUSDTに代表されるステーブルコインや法定通貨である日本円、米ドルなど価値変動の少ない資産に価値を固定してから税務署もしくは税理士さんに納税方法について相談しにいくことを強くオススメします。

なお、わざわざ法定通貨と比べればリスクのあるステーブルコインに価値を固定するなら、やや税金の計算が面倒になるもののステーキングなどで利息も生み出しておくといいでしょう。

DeBankを使うことでMetaMaskの送受信履歴を割と見やすく可視化できるので、自分がどれだけ利益が出ているかわからない、損益計算ができないという人は調べてみるといいでしょう。基本英語です。

数億円の利益がすでに確定していて、今後も暗号資産関連を続けたい人はステーブルコインや法定通貨に価値を保存してからマレーシアなどのタックスヘイブンに海外移住することを検討したほうがいいでしょう。

仮想通貨で稼いでどうしても日本にいたい人は、法人化はほぼ必須です。

DeFiの納税について(仮)で説明してくれている仮想通貨系の納税サービスを提供している会社の動画を紹介しておきます。他にも多くの税理士Youtuberが仮想通貨関連の動画を上げているので、税金を理解しましょう。(しかし国税庁からのお達しはまだなので本業の税理士さんも探り探り恐る恐るです)

また、DeFiは本当のDeFiならブロックチェーンなので問題ない可能性が高い(絶対ではない)ですが、DeFiを装って悪意のあるコードを仕込んでいたり単純にバグがあるものも普通なので注意しましょう。

まだまだポンジスキームも仕込みやすいセクターなので、世界中の詐欺師も全力で参入してきています。

当然騙されても自己責任なので、国が警察という強力な暴力をもって守ってくれるわけではありません。参入するなら税金だけでなく詐欺に対抗する知識、詐欺にあってもダメージが少ない準備(それこそポートフォリオの1%未満の失っても笑える資金で参入するなど)が大切です。

国の推奨する投資とは?

国は株や債券などへの伝統的な投資を推奨していることが見えます。

税金の法律を見るとその国がどのような意図を持っているかわかります。

日本という国は明らかに仮想通貨投資を推奨していません。

これはある意味で日本らしく、多くの国民を平等に守りたいという意図の表れであると同時に外れた人は守らない意図の表れです。

FXも少し前までは推奨されていませんでした(雑所得)が、国にも利益があることなので法律が整備され今ではだいぶ投資対象の1つとして参入しやすくなりました。

しかし現時点で暗号資産関連にお金を流すことは国にメリットが小さいために法整備が進んでおらず、暗号資産で稼いだ人からは多くの税金を徴収しやすいターゲットになっているというのが現状です。

暗号資産関連は非常に面白くエキサイティングなセクターですが、日本人でいるうちは法整備が整うまではまるでジャングルを歩くように危険の伴う冒険となるでしょう。

国はNISA、つみたてNISAやiDeCo、企業型確定拠出年金を提案しています。

これらは税金面で優遇=国の推奨する投資です。

推しです。

そもそもSBI証券や楽天証券などの大企業が特定預かりを選択すればめんどくさすぎる税金の計算も代わりにやってくれますし、損益通算や損失繰り越しもやりたければできるようになっています。

なので仮想通貨のように数百倍、数千倍の利益になることはないですが堅実な株式・債券・金などのコモディティへの投資、レバレッジをかけないFXなどをオススメします。

どうしてもブロックチェーン界隈に投資したい人は、ブロックチェーン系の投資信託・ETFがあるのでそちら経由で投資するといいでしょう。

最後に

危険と恵みが隣り合わせのジャングル

暗号資産周りが急激に成長してきているのでいろいろ調べていくと、まだかなり危険なジャングル状態だということがわかりました。

あらゆることが自己責任で国も守ってくれる領域ではないので、一つのミスが命取りになる世界です。

一方で仮想世界がリアルと融合する未来ももうすぐ近くにきていることを感じます。

今回はポケモンを主に考えましたが、MMO、つまりソードアートオンラインのような世界も思想的にはすでに実現可能な領域に入ってきました。

ここからの世界は個別に進化してきたブロックチェーンやAI、3Dプリンター、クリーンエネルギー、IoT、量子コンピュータなどなどが次々と融合していって大きくパラダイムシフトが起こりそうです。

もしまだ10代20代の人や時間を持て余している人がこの記事を読んでいたら、ブロックチェーンのプログラミングに全時間を突っ込んでもいいかもしれません。

ほとんど最先端の情報は英語しかありませんが、それがいいんです。

その過程で実用的な英語力だけでなくプログラミング能力も磨くことができ、何よりそのパラダイムシフトを起こす思想を理解することはこれからの世界を変えるでしょう。

できたらブロックチェーンで動くポケモン作ってください。

インドアをもっと楽しむアイテム

ポケットモンスター ソード&シールド

大人から子供まで幅広く楽しめる世界的ゲーム。親子の交流にもぜひ。その奥深いゲーム性は今や囲碁や将棋に匹敵するとも。

ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX

『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』が1つのソフトになって色鮮やかにリメイク。 グラフィックはかわいらしい絵本タッチに一新されたほか、オートいどうなど操作をアシストする機能も追加され、さらにあそびやすくなりました。

マクロ機能付きコントローラー

ポケモン剣盾ではマクロ機能付きコントローラーで完全自動でトーナメント周回効率的な色違い厳選ができるのでおすすめです。

最強のゲーミングチェア-Akracing-

腰やお尻の痛み、肩こり首こりを軽減して集中力UPできます。3種類のゲーミングチェアレビュー記事も参考にどうぞ!

寝ている間に不調を正す整体枕

整体師開発の枕についてまとめています。肩コリなど身体の不調が気になる方は参考にしてみてください。