【ポケモン剣盾】バンギラスの育成論と対策【破壊王!実質700族の暴君】
【ポケモン剣盾】バンギラスの育成論と対策【破壊王!実質700族の暴君】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はランクマッチで使えるポケモンの中でも際立って強力なポケモンの一体であるバンギラスについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
バンギラスの基本ステータス
600族の高ステータス
バンギラスは通称600族といわれる合計種族値600のポケモンです。
全体的なステータスも高く、高耐久・高火力を出すことができます。
唯一低めの素早さでさえも61と60族より「1」だけ高くなっており、例えばニンフィアやラプラス、オーロンゲなどを抜くことができます。
7タイプもの弱点
圧倒的に高いステータスの代わりに弱点は非常に多く、7タイプもの弱点を持ちます。
ただし格闘以外は2倍弱点となっており、特に特殊型では高火力ポケモンがうつ場合でも5〜6割程度、低火力ポケモンでは4割程度しかダメージを与えられません。
そのため弱点保険と相性がよく、ほとんどのバンギラスが弱点保険を持っています。
安易に弱点をつくと、攻撃2段階上昇による全抜きで逆転されてしまうことはよくある風景です。
ただし4倍弱点の格闘は受けきることができず一撃で倒せるため、バンギラス対策として使われます。
特性:すなおこしと組み合わせて特防1.5倍
バンギラスは天候がすなあらしのときは岩タイプの特防が1.5倍になります。
つまり、ざっくり特防種族値150になります。
さらに、弱点保険を持つ個体が多いため相手は容易に弱点を突いてくることができません。(4倍弱点の格闘は例外)
なぜなら弱点保険で攻撃特攻2段階上昇したダイマックスバンギラスを止められるすべはほぼないからです。
そのため、確定で落とせる範囲内まで弱点をうたれることはなく、等倍・もしくはいまひとつの攻撃をしてくるので実質的な種族値はほぼ700族となります。
弱点保険が発動してしまうと700族どころか800族の戦いになるので、確実に倒せるとき以外は安易にバンギラスの弱点をついてはいけません。
バンギラスの育成論と戦い方
バンギラスはその高い種族値から、
- 物理アタッカー
- 特殊アタッカー
- 起点作成サポート
そのいずれもこなすことができます。一番多い物理アタッカー型から見ていきましょう。
細かい育成論や数値調整はポケモン徹底攻略やYoutubeがあるためここではもっとざっくりと説明します。これをもとに「あぁそういえばそんな選択肢もあったね」と、自分なりに詰めていく助けになればと思います。何しろ自分なりの机上の空論を詰めていって、ランクバトルで実際に試してみてPDCAを回すのがポケモンの醍醐味ですからね。
とりあえず育成論を動画であげているトレーナーがいたのではっておきますね。
物理アタッカー型バンギラス
最も多いのがこの物理アタッカー型バンギラスです。
134という高い物理攻撃種族値から繰り出される一撃は、多くのポケモンのHPを致命傷にまで削ります。
持ち物
- じゃくてんほけん(弱点が多く高耐久のため発動機会が多い)
- とつげきチョッキ(特防をさらに1.5倍にすることで努力値を振らずとも強力な特殊受けになる)
- ラムのみ(やけど対策)
を持っていることが多いですが、9割型じゃくてんほけんだと思っていいでしょう。
努力値
- HA型(攻撃特化)
- HB型(防御特化)
- HD型(特防特化)
耐久を伸ばすか火力を伸ばすかですが、じゃくてんほけん発動・砂嵐を前提とすると攻撃・特防は十分なのでHB型がバランスがいいでしょう。
ただしぶっぱをするよりも、仮想敵となるポケモンを確定1発で落とせるまで攻撃に努力値をふったり、弱点をつけれても3発は耐えるように調整(1発目で弱点保険発動して返り討ち、2発目で2体目を1撃で倒す、3発目で3体目を倒して全抜き)することもあります。
素早さを上げているバンギラスはほとんど見ませんが、極稀に存在するようです。
カッコいいし強いしめちゃくちゃ人気のポケモンなので、みんなそれぞれに凝った調整をかけているようですね。
性格
- いじっぱり(攻撃特化)
- わんぱく(防御特化)
- しんちょう(特防特化)
こちらも努力値同様バランスをとるならわんぱくです。
ただ、ポケモンでは一般的に役割特化させた方が強力だったりするので、特防に特化させて特殊受け専門にするのもいいでしょう。
じゃくてんほけんが発動さえすればそれでもかなりの火力が出ます。
わざ
- ストーンエッジ(タイプ一致メインウェポン1)
- かみくだく(タイプ一致メインウェポン2)
- アイアンヘッド(フェアリー打点かつダイスチルで防御UP)
- じしん(威力命中安定かつダイアースで特防UP)
- ほのおのパンチ・だいもんじ・かえんほうしゃ(アーマーガア、ナットレイなど鋼打点)
- ばかぢから(対バンギラス)
- ロックブラスト(対ミミッキュ)
- りゅうのまい・のろい(積みエース型)
- ちょうはつ(対受けポケモン)
ストーンエッジとかみくだくは確定わざとして持っておいていいでしょう。
ただでさえ高い攻撃力ですがタイプ一致わざによってさらに1.5倍の威力でうつことができます。
命中不安ではありますがストーンエッジは急所にあたればさらに1.5倍されますし、防御ランクUPも無視してダメージを与えられるので、例えばアーマーガアがてっぺきを積んできたときにワンチャンでうって倒し切ることもできるかもしれません。
鋼打点の炎は物理型のほのおのパンチを採用しているトレーナーと、特殊攻撃のだいもんじやかえんほうしゃを採用している場合も多いです。
じゃくてんほけん発動+ダイバーンによる天候操作でひざしがつよいにすれば特攻にふっていないバンギラスでもだいもんじでかなりの火力(アーマーガア確定1発)を出すことができます。
物理アタッカーバンギラスを紹介しているトレーナーがいたのではっておきますね。
特殊アタッカー型バンギラス
特攻種族値は95とそれほど高いわけではありませんが、特化させることで十分活用できるレベルになります。
物理型が多いので意表を突くことができ、うまく使いこなせれば勝ち筋につながります。
持ち物
- じゃくてんほけん(安定の持ち物)
- こだわりメガネ(確実に高火力を出すときに)
- いのちのたま(メガネよりは柔軟性を出したいときに)
- たつじんのおび(いのちを削りたくないときに)
物理型よりは火力が落ちるため、火力UPの持ち物をもたせたほうがいいでしょう。
じゃくてんほけんは物理型・特殊型問わず優秀です。
うまく発動させるためには
- 物理型相手に別のポケモンで鬼火を入れる(ミミッキュなど)
- アイアンヘッドなどバンギラスにも弱点になるわざをうってくるタイミングで交代
- じゃくてんほけん発動
という流れがいいでしょう。もしくは初手とんぼ返りをうってきそうな相手に受け出しでじゃくてんほけんを発動させるのもいいでしょう。
バンギラスのじゃくてんほけんはすでに多くのトレーナーに警戒されているので、ひと手間かけて上げることで発動率が上がります。
努力値
足りない特攻を上げたいので、HC型が一般的だと思います。
じゃくてんほけん型であれば、耐久方面に降るのもありです。
性格
こちらも特攻を上げるひかえめが一般的でしょう。
これも努力値同様じゃくてんほけん型であれば耐久にふるのもありです。
わざ
- だいもんじ・かえんほうしゃ(鋼対策のサブウェポン。ダイバーンの天候操作で威力1.5倍)
- あくのはどう(通りの良いタイプ一致メインウェポン。ダイアークの特防ダウンとも相性◯)
- はかいこうせん(最後の1撃、ダイアタックで素早さデバフ)
- ハイドロポンプ・なみのり(予想外の水わざ。ダイストリームでかみなりを必中&水威力1.5倍。)
- ふぶき・れいとうビーム(対じめん、ドラゴン、飛行、草。ダイアイスでふぶき必中のあられに天候操作)
- かみなり・10まんボルト(対ギャラドスやインテレオン。ダイサンダーで眠り対策)
- りゅうのはどう(通りの良いドラゴン技。ダイドラグーンで攻撃デバフ)
- きあいだま(対バンギラス)
- だいちのちから(多くの弱点をつける地面技。ダイアースで特防UP)
- げんしのちから(威力が低いが特殊タイプ一致。ダイロックの天候操作で再度砂嵐にするときにも)
- ちょうはつ(対受けポケモン)
特殊型バンギラスはかなり広い技範囲を持つので、ほとんどすべての盤面で相手の弱点をつけるような環境になっています。
特攻種族値が低いものの、弱点をつければ威力が2倍になることから使いこなせれば非常に環境に刺さる型でしょう。
とはいえタイプ一致のいわ技が威力60のげんしのちからしかないのがネックですね。
特殊アタッカーバンギラスを紹介しているトレーナーがいたのではっておきますね。
サポート型バンギラス
バンギラスはエースとして活躍することが多いですが、稀に場を整える起点作成型が存在します。
耐久力が高くステルスロックもまけるので、適性は十分にあります。
さらにもともと高い火力があるので、余力があれば相手を削ってから退場することまでやってのけます。
持ち物
- とつげきチョッキ
- たべのこし
- オボンのみなど回復きのみ
- 格闘半減実
- じゃくてんほけん
- さらさらいわ(砂嵐を8ターンに伸ばす)
- カゴのみ(ねむると合わせて回復)
起点作成を完了するまで倒れないように耐久を上げる持ち物がおすすめです。
ワンチャンじゃくてんほけんをもたせると、弱点をつかれたときに起点作成型とはいえ相手を倒せる可能性が出てきます。
ただ、それであればギルガルドやトゲキッスをアタッカーとして選出してそちらに持たせたほうがパーティ全体の安定性は上がりそうです。
努力値
- HB型(物理受け)
- HD型(特殊受け)
- HBD型(バランス型)
主な役割が起点作成なので、耐久を伸ばす努力値調整をするのがおすすめです。
とはいえ役割に特化させるほうがポケモンはだいたい強いので、特殊受けに特化させて、相手の先発が特殊がきそうならバンギラス、物理がきそうなら他の物理受け特化の起点作成ポケモン(カバルドンなど)を選出するのがいいでしょう。
バンドリュカバ(バンギラス・ドリュウズ・カバルドン)の「すなパ」の並びは有名です。
性格
- わんぱく(物理受け)
- しんちょう(特殊受け)
攻撃の前に起点作成の変化技をうつので、基本はこの2択だと思います。
わざ
- ステルスロック(安定の起点作成わざ)
- でんじは(安定の起点作成わざ)
- ねむる(カゴのみと合わせて居座ってできるだけ削る場合)
- てっぺき(物理特化で居座って削るときに)
- ボディプレス(てっぺきと合わせて)
- イカサマ(てっぺきに合わせて攻撃を上げてきた相手に)
- ちょうはつ(自分が起点にされるのを軽減)
- ワイドブレイカー(物理攻撃デバフ)
- がんせきふうじ・じならし・こわいかお(素早さデバフ)
- いやなおと(意表を突く防御2段階デバフ)
- ストーンエッジ・かみくだく(無振りでもそこそこの威力のタイプ一致わざ)
基本的にはステルスロックとでんじはをまいたら仕事は終わりなので、あとは命尽きるまで相手を削るなりデバフをかけるでもよし、一旦引いて麻痺していないポケモンが出てきたら麻痺をまく係として再びでてくるでもよしです。
物理耐久もしくは特殊耐久に特化させることで、役割対象の型にはほぼ削られることがなく安定して後出しすることができます。
バンギラスの対策
バンギラスは強すぎてほとんど銀の弾丸となるような対策はありませんが、いくつか対策があるのでご紹介します。
- 格闘4倍弱点
- やけど・いかく
- 物理受け
格闘4倍弱点
格闘4倍弱点をつければサブウェポンでも一撃で倒せることが多くおすすめです。
特にタイプ一致格闘・もしくは防御特化のボディプレスなら致命傷は確実でしょう。
- 防御特化アーマーガア
- ローブシン
- 防御特化ハガネール
などが対策として考えられます。
やけど・いかく
物理アタッカーが多いバンギラスなので、熱湯や鬼火による火傷狙いは効果的です。
また、ギャラドスやウインディによるいかくも効果的です。(ただしどちらもバンギラスにタイプ一致弱点=岩わざストーンエッジをつかれてやられてしまうので、死に出しで出したらすぐ引くorダイマックスで耐える動きが必要です。)
そのまま弱点保険を発動させないように削っていけば、意外と何もさせずに倒すことも可能です。
ただし当然特殊型バンギラスには全く通用しないのでそこは注意しましょう。
物理受け
下記のような物理受け性能が高いポケモンを使うことで弱点保険を発動させなければ完封できることもあります。
- サニーゴ(特殊型だと返り討ち)
- アーマーガア(弱点保険発動+ダイバーンを覚えていると返り討ち。弱点保険ダイロックでも危ない)
- ナットレイ(アーマーガア同様炎技を覚えている個体だと返り討ち)
まとめ:【ポケモン剣盾】バンギラスの育成論と対策【破壊王!実質700族の暴君】
いかがでしたでしょうか。
バンギラスは「ザ・怪獣」って感じで男の子受けするフォルムだけでなく、トップクラスの強さを誇るので大人気なポケモンの一体です。
僕もトップ5に入るほど好きなポケモンなので、選出率は非常に高いです。
まだその強力すぎる強さを体感したことがない方は、ぜひ育ててみてください。
それでは今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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