銀行預金は意外とハイリスクかもしれない【景気の波による】

銀行預金は意外とハイリスクかもしれない【景気の波による】
お金の本質は額面ではなくその時その場所における価値です。
インフレリスクや低金利などお金の金額は一定でも金額の持つ価値は一定ではありません。
お金の価値は変動し、100円もっててもインフレで100円の商品が200円になったら。。。
100円の実質的な価値は半分の50円です。
インフレリスクって本当にあるの?
政府は基本的にややインフレ方向に進めようとしています。
日本でも2%のインフレを起こす。と国会で話されています。
インフレが起きると(政府から国民への)年金支払「割合」が減ります。
ポイントは割合であって金額ではないこと。
インフレしまくっているということは政府のお金は増えまくっているわけです。
でも年金の支払い金額として国民に約束したのは「政府の全財産の何%」ではなく「○○○万円」という固定の金額。
インフレが成功すれば政府のお金の内年金に支払うのが10%程度だとして、インフレが失敗したら50%になる。
そんなことになったら国が破綻するので、年金払えませんでしたとなって国民の信頼を政府は失います。
国を破綻させることはありえないし、国民の信頼をなくすのはそれはそれでかなりヤバいのでたぶんありえないです。
となると政府は必死でインフレを進めようとするのも頷けますし、日本という国家レベルでそれに取り組むので、いずれインフレが成功する可能性は低くないのではないでしょうか。
日本経済は没落する予想
世界各国から比較すると、GDPも下がっていきます。
実際、実質賃金は上がっていません。むしろ上がるどころか下がっています。
少子高齢化は加速し、人口も減っていくし革新的なサービスはみんな海外で出ていますよね。
極端な話、なくなってこまるのは国家よりももしかしたらGAFAと呼ばれる世界の大企業かもしれません。
給料も安いから優秀な人材は海外にいってしまいます。
海外の方が同じ仕事をしても高い給料をくれますからね。
ネックは英語力とカルチャーショックを受けないかどうかだけです。
日本経済が没落するということは、円の価値が下がります。
円安になるので海外旅行も高くなるし、iPhoneも高くなります。
困ってしまいますよね。
当然一気に変わることはないですが、実際の所注意深くみないと気づかない速度でじわじわと変化はしています。
銀行預金は金利低すぎ。リターンなさすぎ
平成になってから強く叫ばれ始めた気がしますが、銀行預金は金利が低すぎます。
大手は100万円預けてリターンはたったの10円です。
100万円預けてもリターンは1000円です。
もはやリターンなさすぎて投資という概念で銀行を見ている人ってほとんどいないですよね。
金利が高かった頃は、お金が増える、と教え込まれていてしかも実際に銀行にお金を預ければお金が増えていたんです。
一方でインデックス系の投資信託は3〜5%のリターンです。
100万円預けてリターンは3〜5万円となります。
これって結構大きいですよね。
1年預けたら5万円が増えていたら、それを再投資してさらに増やせますし、自己投資に使ってもいいです。
旅行なんかに行くこともできますね。
こっちのほうが良いじゃんと思いますが、こちらは元本が保障されません。
なので、減る可能性もあるのです。
銀行に預けるかどうか
では銀行に全額預けるのがいいのでしょうか?
資産運用的側面から考えると、三分法、もしくは四分法をしたほうがいいでしょう。
また、投資としては長期分散型インデックス投資に入れるのもいいでしょう。
しかし資産運用するほどのお金がない人は、資産運用よりもまずは自己投資にかけたほうがいいと思っています。
なので、銀行に預けます。そして、自己投資のためのお金として運用するのです。
何に自己投資するか
自己投資は「貧乏でも人生が変わる投資方法【考え方を工夫するだけ】」に記載しましたが、ローリスクハイリターンが期待できる、最強のレバレッジを効かせられる投資手法です。
もちろんどこでがんばるかは自由ですが、時代の流れというのは昭和の高度経済成長、平成・令和の不況を振り返っても分かるように、とてつもなく強力です。
その点からおすすめするのは、
- 副業スキル
- 転職スキル
- プログラミング
- 英語
- メンタルコントロール
です。
副業スキル
副業は今後パラレルワークが本格化していく中で重要になっていきます。
副業をやったことがない人は、「副業で稼ぐコツは1つだけ!【サラリーマンのみなさん、95.52%の人は好きなことやって稼げるチャンスがあります】」に書いたように肩肘張らずに始めてみたらいかがでしょうか。
転職スキル
転職はブラック企業だけでなく、大企業のリストラや時代の流れに追いつけなくなった企業から時代の流れに乗れている企業に転職していく際に有効です。
「【初めての転職活動】転職初心者が最初に把握しておくべきこと【バイトとは違う】」という記事も書いているのでよかったら参考にしてください。
会社という仕組みはおそらくこの記事を読んでいる人たちが生きている間くらいは残っているはずなので。
プログラミングスキル
プログラミングは直近数年〜数十年で需要が上がり続けることがわかっている職種なので、今がおすすめです。
未経験からプログラミングを学ぶ場合は「TECH::CAMPとTECH::EXPERTの評判【本当に良いのか?他のプログラミングスクールとの比較まで】」に記載したテックキャンプが個人的におすすめです。
英語スキル
英語も同様で、外国人労働者も増えますしプログラマーの世界では英語が使えると楽なのでおすすめです。
単純に英語力が高い人のほうが「英語力と出世。年収に関する驚きの関係」に記載したように給料が高いのもおすすめポイントです。
メンタルコントロール
そして最後にメンタルコントロールですが、膨大な情報量とその変化の速度に人間の脳はまだ適応できていません。
そのため、現代人は脳に大きな負担をかけてストレスを受けやすくなっています。
メンタルの不調を訴える人が増えているのも、処理すべき情報量と期待される処理速度が関係しています。
そんな時代の中で「呼吸瞑想はとりあえず覚えたほうがいいと思う理由(コスパ良すぎる)」のように瞑想など簡単にできるものからメンタルコントロールを学んでいくことは、パフォーマンスを発揮し続けるためにも、自分自身のメンタルを健全に守るためにも有益だと思います。