【せどり初心者必見】Amazonでせどりの販売をする前に絶対確認すること
【せどり初心者必見】Amazonでせどりの販売をする前に絶対確認すること
せどり初心者が陥りがちな失敗の1つとして、何も調べずにせどりを始めた結果「売れない商品を大量に仕入れてしまう」ということがあります。
普通に考えたら自分が始めるビジネスのことはそれなりに調べて、「やったらヤバいこと」は少なくとも押さえた上で始めますが、たまに「早く稼ぎたい」欲求が強すぎる人はそこを押さえずに走り出してしまいます。
結果的には失敗から学べるのでいいんですが、その失敗を取り戻すのはちょっと大変ですし、その失敗はすでに多くの初心者が踏んだ失敗ですから、わざわざ踏む必要はない失敗です。
ということで、今回の記事はこれからせどりを始めるかたは必見の内容です。
まずはAmazonのFBAに登録しましょう。
最低限ここだけは押さえてからせどりを始めよう
仕入れたものは売れなければただ借金しているのと同じです。
AmazonではFBAを使って売ることになるので、ここだけは押さえて絶対に売れない商品だけは仕入れないようにしましょう。
結構読み飛ばしている人もいるかも知れませんが、ルールは必ず守らないと結果的に損失に繋がります。
そもそも出品が禁止されているものもあるので、1つずつ見ていきましょう。
出品許可が必要なカテゴリーと商品
制限対象商品および出品の制限事項をみてみると、下記のような商品のせどりを行う場合は注意が必要です。
- 酒類
- 動物および動物を材料とする商品
- 自動車用品
- 医薬部外品および化粧品
- 通貨、硬貨、および現金同等品
- 栄養補助食品
- 医薬品
- 武器および武器を模した商品
- 食品&飲料
- アダルト商品
- 不快感を与える商品
- ストリーミングメディアプレイヤーとプライム・ビデオとPrime Musicに対応していないデバイス
- Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
- 電化製品・電子機器
- レーザーポインターおよびその関連商品
- 医療機器の取り扱いについて(マーケットプレイス出品者用)
- 盗品及びロックピッキング装置
- 医療機器および関連商品
- 植物、植物由来製品及び種子
- リコール対象商品
- タバコおよびタバコ関連商品
- その他の商品
- 化学物質および農薬
結構当たり前の商品カテゴリが並んでいますが、この中でいくつか初心者がやってしまいそうなものがあるのでピックアップして紹介します。
一番気をつけるべきは電化製品・電子機器の項目です。
せどりではリサイクルショップやドンキ、デパートなどで電化製品を仕入れることが多いので、この項目は必見です。
電気用品安全法で定められた電気用品であるにもかかわらず、技術基準適合義務を履行したPSEマークが付されていないものの販売を禁止
電波法で定められた特定無線設備であるにもかかわらず技適マークが付されていないものの販売を禁止
電波を意図的に妨害する装置(ジャマー等)は販売できません
電気洗濯機、電気掃除機、電子レンジ、電気冷蔵庫等の家庭用品であるにもかかわらず同法に基づく品質表示がされていないものの販売を禁止
消費生活用製品安全法 に定められた特定製品または特別特定製品であるにもかかわらず、適用されるPSCマークが付されていないものの販売を禁止
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=202082120&language=ja_JP
となっており、普通に購入する分には出品できますが、グレーゾーンやメジャーではないものを攻めないことをおすすめします。
ヤフオクやメルカリだとたまにグレーゾーンの商品が出品されている(もちろんそちらも基本的にNGなのですが)ので、Amazonでも大丈夫だろうと出品する方がいるかも知れませんが、やめておいたほうがいいです。
AmazonにBANされるとGAFAの一端であるだけに今後のせどり活動に結構ダメージがあるためです。
具体的には下記のような商品は禁止とされています。
交通信号に影響を及ぼすことを意図する商品
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=202082120&language=ja_JP
シリアル番号が除去または改ざんされている商品
CB無線と合わせて使用する電力増幅器
ライセンス取得済または公認の無線通信を故意に遮断し、妨害し、または阻害するために考案された商品。例えば、携帯電話妨害装置
GPS妨害装置
レーザー妨害装置
レーダー妨害装置
Wi-Fi妨害装置
レーダーシフター
無許可で、ケーブルテレビまたは衛星テレビのスクランブルを解除する商品、例えば遮断装置
ハードウェアまたはソフトウェアDSSエミュレーター
無許可でケーブルテレビまたは衛星テレビのスクランブルを解除する「方法」に関する情報または手引書
プログラム化したICカード
ICカードのプログラマおよびアンルーパー
携帯用レーザー商品詳細は、レーザーポインターおよびその関連商品を参照してください。
著作権保護を回避するDVDコピー機
リージョンコード設定を無効にする修正が行われているブルーレイプレーヤー
不正な電子シリアル番号(ESN)を有する携帯電話
適切なPSEマークが付されていない電飾
適切なPSEマークが付されていない延長コード
特定のストリーミングメディアプレイヤー、ボイスアシスタントデバイスおよびそれらの関連アクセサリー
円筒型リチウムイオン電池(規格:14500、16340、18650、20700、21700、及び26650)
これらをせどりするのはやめましょう。
ストリーミングメディアプレイヤーとプライム・ビデオとPrime Musicに対応していないデバイスという項目がありますね。
ここにはこのような文言が明示されています。
プライム・ビデオとPrime Musicに対応していないデバイス
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=201952280&language=ja_JP
近年、プライム・ビデオとPrime MusicはAmazonプライムにおいて重要な位置を占めています。Amazonは、購入者の混乱を避けるためにも、Amazonが販売するストリーミングメディアプレーヤーがプライム・ビデオとPrime Musicを支障なく再生できることが重要と考えています。そのため、Amazonでは以下の商品の出品を禁止しています。
Apple TV
Chromecast
Chromecast Audio
Nexus Player
うちでもChromecastを使っているくらいなので需要はある商品ですが、少なくともAmazonでは売ってはいけないようです。
また、Amazon デバイス用アクセサリ商品(修理アクセサリ商品を除く)についてのガイドラインをみてみるとわかりますが、Amazon系の商品も取り扱えません。
FBA出品禁止商品
この項目で要チェックなのは「日本の規格および法律を満たしていない商品」という項目です。
日本の法令上必要な邦文表示のない商品(例:邦文表示のない海外化粧品、医薬部外品、食品)
日本において必要な承認や許可を得ていない商品(例:無承認無許可医療機器)
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/201730840?language=ja_JP
と記載されています。
初心者がせどりで海外商品を取り扱うことはあまりないとは思いますが、極稀にいきなりそこから攻める人がいるのでここは注意しておきましょう。
危険物
わざわざガスや爆発物などの危険物を扱うことはないと思いますが、危険物の中にはモバイルバッテリーや携帯電話、充電器、カメラなどリチウム電池を使うものやスピーカーなど磁性材料を使うもの、化粧品など化学材料が使われているものが含まれます。
ただし、モバイルバッテリーなどは実際に売られているのをみるとわかるように危険物ですが出品可能な特例品という位置づけになっています。
特に中古で販売するつもりで購入したときに、中古では販売できないというようなこともおこる項目なので、初心者はモノレートなどで過去の売買履歴に中古があるということを確認した上で仕入れるようにしましょう。
要期限管理商品
せどりの場合はこちらはあまり考えなくていいです。
主に食品など賞味期限・消費期限のある商品を取り扱う際に関係してくる項目なので、副業せどらーには関係ありません。
夏季制限品
こちらも主にチョコレートなど熱で状態変化してしまうような商品を取り扱わなければ、関係ありません。
基本的には食品を取り扱う場合に該当しますが、食品でなくても夏の暑さで影響を受けやすいものには注意するくらいでいいでしょう。
【せどり初心者必見】Amazonでせどりの販売をする前に絶対確認することまとめ
いかがでしたか。
ヤフオクやメルカリで見かけるような商品でも、Amazonでは禁止されていることが少なくありません。
基本的にはモノレートで必ず売れ行きを見てから仕入れるようにしていれば、問題になることはないと思います。
なぜなら過去の販売実績がある=規制されていない。ということだからです。
ただし改定されて新たに規制対象となることは今後もありうることなので、そういったお知らせは見逃さないようにしましょう。
ということで、仕入れの際は「値下がりしてるから」とか「セール商品だから」という理由でとりあえず買うのではなく、きちんと仕入れ前にモノレートで「販売実績はあるか」を調べてから仕入れるようにしましょう。