【初めての転職活動】転職初心者が最初に把握しておくべきこと【バイトとは違う】

【初めての転職活動】転職初心者が最初に把握しておくべきこと【バイトとは違う】
2018年頃から実質的に終身雇用制がほぼ崩壊し始めています。
さらに、AIや3Dプリンターなど最先端技術によって人の手が不要になる仕事も今後どんどん増えてくるでしょう。
この調子で進んでいくと、法的にも簡単に会社が社員にクビを通告できるような規制緩和がくるのもそんなに遠い未来の話じゃないかもしれません。
また最近は転職エージェントなど転職のサポートをしてくれるサービスも増えてきているので、ブラック企業に耐えられなくなった20代では、最初の会社に就職して1〜2年、下手したら数ヶ月で早くも転職や独立をする人も多いです。
そういった時代では独立や転職が今よりもっと盛んになってくると思います。
この記事では、これから転職しようと考えている人に対して
- 転職を考え初めたら最初にすること
- 転職中にすること
- 転職完了したらすること
の概要をまとめていこうと思います。
転職を考え始めたら最初にすること
まず自分は何をしたいのか考え直すことが大切です。
自己分析をすることは普段あまりないかもしれませんが、転職活動のときは徹底的に自己分析しましょう。
就職活動のときには「とりあえず内定を取りたい」と何社にも応募する人がいますが、そうした結果として転職に至るケースがほとんどです。
転職活動の場合は「絶対にこの条件で、かつ自分が即戦力として活躍できる」と正直に要望を明確化しておくことで、会社とのミスマッチを防ぐことができます。
- 経歴とスキルのリストアップ(今まで何をしてきて、どう成長して、今後どうしたいのかを含める)
- やりたい仕事と業種および業界地図のリストアップ
- 即戦力としてアピールできるポイントのリストアップ
- 絶対に譲れない条件と優先順位のリストアップ
- 志望動機の明確化
学生時代の就職活動のときにも同じようなことを考えた人が多いと思いますが、転職のときに大きく違うのは
- 業界の現実・社会人の現実・自分のスキルなどあらゆる面でより具体的になっていること
- 即戦力としての活躍が期待されること
の2点です。
自分は実務経験のスキルを持って転職先を選ぶ側になりますし、企業側も即戦力として使える人材かどうかを判断材料として見るようになります。
転職中にすること
できる限り会社は辞めないまま転職活動を進めましょう。
ブラック企業は別ですが、基本的に円満退社を目指したほうがメリットが多いですし、できればFacebookなどのSNSで信頼できる同僚や先輩・後輩たちと繋がっておきましょう。
仕事も熱心におこない、できれば引き留められるような人材、戻ってきて欲しいと思われる人材になれると一番の理想ですね。
転職活動中だからこそ、今まで以上に最後のラストスパートをかけることがおすすめです。
これは、転職後に何かしらの縁をその会社と持つことになった場合に、あなたにとって他の人が持たないアドバンテージになりえます。
ちなみにフリーランスとして独立する人も同様で、優秀な人材であればむしろその会社から定期的にオファーを受けることもできるようになるかもしれません。
そして、学校での転職活動と違い基本的に会社はあなたの転職活動を応援することはほぼないと思っていいでしょう。
採用するにもかなりのコストをかけて採用しているし、あなたを育てるためにも多額のコストを払っているので、辞められることは基本的に会社にとって損失です。
こういった場合に、どんなスケジュールで転職活動を進めていけばいいかというのは、2つ方法があります。
- 自力でリサーチを重ねていく方法
- 転職エージェントを利用する方法
ジョブホッパーなど転職のベテランになってくると自力でリサーチを重ねていく方法が取れますが、転職初心者の場合は転職エージェントを利用するのが堅実です。
転職初心者には転職エージェントがおすすめ
転職エージェントは複数ありますが、それぞれ得意とする領域が違います。
自己分析で自分がやりたいことが明確になったら、まずはその領域に強い転職エージェントに登録してみましょう。
転職の場合は内定を取ることが目的ではなく、自分の希望する内容に近い条件で内定を取ることが目的なので、そこは見失わないようにしながら話をすすめましょう。
20代で未経験者から昨今話題のプログラマーへの転職という切り口で強みを持っているのがGEEK JOBです。
プログラマーは今後も需要拡大が想定されているので、おすすめの転職業界の一つだと思います。

看護師などの転職では、転職祝い金を数十万円貰えるところもあります。
こちらも人材不足が懸念される業界ですね。

ある程度年もとってきているミドル層の転職に特化したエージェントもあります。
45歳以上リストラが流行っているので、今後こういったエージェントの需要も増えてくるでしょう。

ITエンジニアといっても幅広いので、その中でもWeb系やゲーム系に強い転職エージェントもあります。

「【転職のススメ】ITエンジニア系転職エージェントの紹介まとめ【時代の波に乗る】」でIT系転職エージェントについても紹介していますので参考にしてください。
業界別にはまだまだたくさんの転職エージェントがあります。
IT系や看護師、薬剤師などは多いですが、変わったところだとアスリートの転職を応援するエージェントなんかもありますので探してみてはいかがでしょうか。
また、ブラック企業に勤めていてすぐにでも辞めて別の職に付きたいという方には、最短1週間で入社も可能とうたうDYMなど、スピード感を強みにしているエージェントもいます。
ブラック企業は下手したら人生を終わらせるので、できる限り早めに抜け出したほうがいいです。

転職完了したらすること
転職が完了しても当たり前ですが仕事は怠けずに、まずは空回りしない程度に張り切って仕事をしましょう。
そうしながら転職先の会社で実績を着実に積み重ねていけば、自分のキャリアにあらたな実績が追加されていきます。
もし自分が持っていないスキルを獲得できそうな仕事に恵まれたら、チャンスだと思って積極的に関わっていきましょう。
万が一また転職をしたくなったときに、必ずその実績とスキルはあなたの味方になってくれるからです。