【転職に失敗する前に】絶対に譲れない条件と優先順位のリストアップ

【転職に失敗する前に】絶対に譲れない条件と優先順位のリストアップ
以前「【初めての転職活動】転職初心者が最初に把握しておくべきこと【バイトとは違う】」という記事を書きましたが、この記事ではその中の「絶対に譲れない条件と優先順位のリストアップ」についてより詳しく書いていきます。
転職を考え始めたということは、何かしら現状の仕事に対して不満があったということですよね。
転職先でも同じような不満を持ってまた転職、ということにならないように、しっかりと「譲れない条件」はリストアップして明確化しておきましょう。
ブラック企業やハラスメントなど論外のパターンは別として、よくある転職理由としては
- 残業が多い
- 給料が少ない
- 人間関係がうまくいかない
- 仕事で成長できない
- 貢献できている感じがしない
- キャリアが限られている
- 将来性がない
- 評価が公平でない
- 職場環境が劣悪
といったものがあります。
おそらくこのページを見ている方もいくつか当てはまっているのではないでしょうか。
リストアップだけでなく優先順位もつけよう
転職理由のリストアップは簡単ですよね、今の会社に対する不満をぶちまければおっけーです。
そして、次にする作業はそのリストの優先度付けです。
理想としてはすべての条件を満たした会社に転職できることですが、なかなかすべての条件を満たした会社というものは見つかりにくいものです。
そのため、「絶対にこれだけは譲れない、これが守れない会社だったら即辞める」というような条件を明確にしましょう。
例えば毎日朝の9時から夜の10時まで残業をしていて、プライベートの時間が全く取れないことが一番強い転職理由なのであれば、多少給料が下がったとしても「定時出社定時退社が絶対にできる職」を探すべきです。
ちなみにわたし個人のおすすめは「定時出社定時退社」の会社に転職し、空いた時間で自分の副業を育てていくスタイルです。
さらに、もしプログラマーなど手に職がつけられるような仕事であればなおいいですね。
有限な時間の中で、
- 会社で働いてお金稼ぎ
- スキルアップ
- キャリア形成
- 自分の事業構築
が同時にできます。
どうしても複数の譲れない条件がある場合
とはいえどうしても譲れない条件がいくつもある場合はありますよね。
例えばやりたい仕事ができて残業を抑えつつ給料も高く人間関係も良好、というような条件だとそれだけ転職者の需要が大きい条件なので競争も激しくなります。
転職エージェントに相談するのが最初にすることですが、条件が厳しければ厳しいほどどうしても転職先が見つからないことはあるでしょう。
こういったときは、一足飛びにそこにいこうとはせずに、まずいずれかの条件は我慢してスキルアップできる会社に転職し、自分の市場価値を上げていくプランをたてていきましょう。
例えば「営業×エンジニア」が両方できる人は実はものすごく貴重な人材なので、もし営業を今までやってきたのであれば、未経験からの転職支援サービスなどを利用してエンジニアを経験し、その経歴の希少性を上げていきましょう。
やりたい仕事をやるために、迂回することにはなるかもしれませんが実は一番の近道かもしれませんよ。
次の記事では「【転職のススメ】志望動機を明確化して転職成功率を上げよう」について書いていきます。