いいモノが売れない【しかし物販だと変なグッズが売れる心理】

2019年5月15日

いいモノが売れない【しかし物販だと変なグッズが売れる心理】

例えば、インディーズなバンドがめちゃくちゃいい曲を作ったとするじゃないですか。

周りの誰に聴かせてもいい曲だといって、歌詞もいいというような。自信を持って発信できる曲です。

おそらく本当にいい曲なんでしょう。

しかし、ネットで売ってもCDショップで売っても全然売れないってことは結構ザラにあると思います。

そして、ライブ会場の物販やイベントの変なグッズはよく売れたりする。

ネットでコストを抑えて販売するのと比べて、ライブやイベントを実施する方法は、コスパが悪いように見えるかもしれませんが、実はうまく集客ができれば効果的なことだったりします。

プロのアーティストが音源を無料配布してライブを頻繁にするマーケティング手法も、物販収益で稼ぐためです。
無料なら聴いてくれますし、本当にいい曲ならライブでも聴いてみたいとなりますから。

そしてライブ会場ではCDよりも簡単に作れて、その割に高くて役に立たないような変なグッズが売れるのです。

なんで?と思うかもしれませんが、結構当たり前なことです。
たぶんこれを読んでいる方も心当たりがあると思います。

例えば中学生が修学旅行で木刀買っちゃうのはなんででしょう?

大人になっても、お土産屋さんで特にいいものでもないし、実用的なものでもないという商品に対して、結構なお金を払うのはなんででしょう?

ディズニーランドで、大して美味しくもないお菓子や日常生活で使わないグッズを買ってしまうのはなんででしょう?

想い出の心理

想い出の心理

これらはその商品を買っているのではないんです。

想い出を買っているんです

コスパしか頭においていないと、もしかするとこれは盲点になるかもしれません。

想い出はプライスレスなほど大事なものですが、人間てどうしても時間が経過するとその想い出が薄れていってしまいます。

「モノ」として存在するというのはそれだけで文字通り存在感があります。

グッズなど「モノ」が想い出のトリガーになって、そのときの経験や感動を思い出せるのです。

そんなプライスレスな想い出を思い出せるグッズだからこそ、人はそれにお金を出すんです。

本当にいい体験をさせてあげることができれば、必ずまた来てくれるでしょう。

バンドに限らない

バンドを例に出してみましたが、これは普遍的な人間の心理だと思います。

お土産屋さんやイベント会場だと別に役に立たないような変なものが飛ぶように売れたり、映画館のパンフレットがあんな内容薄いのに売れる裏にはほぼ必ずこの心理があります。

バンドでいう曲のように、中心となるプロダクトを良くするのは大前提ですが、必ずしもそれだけで十分なわけではありません。

自分たちが表現したいもの、多くの人に伝えたいことは無料で提供するなど集客ツールとして使い、収益化は想い出のトリガーを販売することで実現するという方法も、特に本当に良いものを作ってるのに売れないな、と思ってる方にとっては選択肢の一つとして考慮してみてもいいかもしれません。