やる気が続かない人がやる気を出すための根本的解決手段を解説
やる気が続かない人がやる気を出すための根本的解決手段を解説
こんにちは
yoshi(@yoshiblogsite)です。
今回の記事は
「やらなきゃいけないのにやる気が出ない!」
「やる気が出せたらもっと楽しいのにな」
「やる気が出なくてツライ」
こんなことってありますよね。
誰しも経験があると思います。
僕も経験があります。
とはいえやる気がでなくても、しかもわりと凡人でも慶應義塾大学・大学院まで進めましたし
20歳を超えてから始めたプログラミングだけで本職として年収800万円になりましたし
何より稼いだお金でAkracingという最高のゲーミングチェアに座ってブログ書いていられるのが最近は嬉しいです。
事実として、やる気のコントロールができれば比較的カンタンに人よりちょっといい暮らしができるくらいの、ちょっとした成功はつかめます。
どうしてもやる気が続かなくて、やる気を出したいと悩んでいる過去の自分のような人に向けて解説していきます。
衝撃の結論:やる気は出せない
やる気は続くと思っている人がいるのではないでしょうか。
昔の自分もそうでした。
やる気は絶対に続きません。
これはあらかじめ心に強く刻んでおいてください。
やる気が続くと思っていると、やる気が落ちたときに
「あーやる気が続かない。自分ってダメな人間なのかな(自己卑下)」
「やる気が続いている人っていいなー(ねたみ)」
「やる気があれば自分はできるんだ!(言い訳)」
「前はあんなにアツくなれたのになぁ(後悔)」
というように、倍速で落ち込みます。
ひどくなるとネガティブスパイラルにハマったり(行き着く先は最悪の場合鬱です。)、
将来の自分はやる気が続いている前提で判断し、重要な決定を間違える(巨額の投資資金を謎のセミナーやツールの購入に当てたり、行きもしないスクールに大きなお金を払ったり)、という失敗に繋がります。
余談:他人のサポートがあってもスクール費をムダにします。
先日プログラミングスクールを運営していてあの本田圭佑や各社社長・会長にもプログラミングを教えている、現在波に乗りまくっているまこなり社長が下記のような話を発信していました。
参考:TECH::CAMPとTECH::EXPERTの評判【本当に良いのか?他のプログラミングスクールとの比較まで】にまこなり社長の会社についてはまとめています。
なんと巨額のスクール費を払ってくれた生徒さん側を応援しようと
サポートの電話をかけていたら、やがて着信拒否されるようになったそうです。
「え!こんな事例があるのか!」と驚きましたが、
やる気に頼りすぎると巨額のスクール費も自らムダにすることもありますから、
やる気に頼りすぎるのは注意しましょう。
やる気に頼るのではなく、やる気を自らコントロールできるように能動的になることが大切です。
やる気が出せない理由
そもそもやる気とは感情の高まりです。
楽しい感情もツラい感情も流れて移り変わっていきますよね。
やる気も同じたぐいです。
やる気に頼ってやることは絶対に継続できません。
実はこれってやる前からわかりきっていることです。
多くの人が経験済みだと思います。
ちなみに恋愛感情が最初だけっていうのも同じ仕組みです。
本当の意味で長続きするのは、恐ろしく現実的な話ですが「遺伝子的に人体の免疫性能を相互補完するような関係で相性がいい」という相手だけでしょう。
数億年かけて刻み込まれた遺伝子の命令に逆らうことはできません。
感情は科学的に説明するとホルモン作用
感情はホルモンの作用が大部分を占めています。
体の調子がいいときと悪い時があるように、感情もいいときと悪いときがあります。
食事と運動によってある程度はコントロールできますが、やる気を継続させ続けることは物理的に難しいです。
なぜなら同じ刺激を与え続けることになりますから、どうしても人体はその刺激に慣れていってしまいます。
慣れは人体を守る上で必ず起きる仕組みです。
ニュートラルで普通、安心安全なハイでもローでもない状態に落ち着いていきます。
人間も究極的には「原子」の集合体ですからその物理的仕組みから逃れることはできません。
やる気は最初のブースト装置として使うべき
やる気の高まりはすごいエネルギーになります。
千里の道も一歩からとはいえ、最初の一歩を踏み出す難しさは千里の道の半分を占めているといっても過言ではないでしょう。
ある意味一歩進んでしまえば半分は進んでしまったのと同じくらいです。
その分かなりのエネルギーが必要になります。
いろんなことをやろうといってあれもこれも手を付け始める人は、エネルギーがあり余っているのかもしれませんね。
普通の人はあれもこれも始めることはできませんから。
その一歩を踏み出すときは、やる気が必要になります。
しかしものごとを成し遂げるには継続が必要不可欠です。
千里の道の半分を一気に進んだところで、もう半分残っているわけですからね。
継続するにはやる気をコントロールしなければいけません。
継続的に湧き出るやる気をコントロールする方法
何度も書きますがやる気は継続しないものです。
なのでコントロールしましょう。
コントロールすれば継続してやる気が湧き出るのに似た状況を作ることも可能です。
イメージ的には自分はやる気がなくても他人から見たらやる気に満ち溢れていて、堅実に進んでいるかのように見える状態です。
壁にぶつかったときはやる気を再び出す
例えば壁にぶつかったときはやる気のエネルギーが必要になることがあります。
この場合は3つの方法があります。
- 食事
- 運動
- 好奇心
食事と運動によってホルモンをコントロールし、感情・やる気をコントロールすることが可能です。
参考:「人格すら変える!ホルモンで自己コントロール能力を向上させよう」
そして3つ目の方法としては好奇心を刺激することです。
あれもやりたいこれもやりたい。
楽しくて楽しくて仕方がない。
自分が達成したいこと、それに対する1つ1つの布石が明確になっていたり、純粋な心の叫び、心が求めるものを察知できる感覚を持っている人は、それに従うとやる気がなくなっても次の布石をイメージするとそれに向かってやる気が湧いてきます。
ちなみにこのやる気の正体は、科学的にいえば「ドーパミン」です。
「報酬を得られるかもしれない」という期待感に対して、人体を行動に移らせようとするホルモンです。
成功するまで継続するには志を立てる
志といえば孫正義さんです。
ことあるごとに志の一文字を話に出してきます。
世界で誰もが認める、あのAppleのスティーブ・ジョブズすら説得し、あの難しいトランプ大統領にも経済的側面から認めさせた成功者、最近では世界中のベンチャーキャピタルの投資金額の総額を超える10兆円規模のファンドを、人工知能のユニコーン企業に一気に投資するという偉業をまさに「今」実践している、現代を生きる伝説と化している人です。
今後は100兆円ファンド設立を目論んでいるとのことですから、正直(いい意味で)ぶっ飛んでますね。
孫正義さんの場合は途方も無い夢、千里どころか万里、億里の道のようなたどり着かない道のりのように思えますが、着実に進んでいます。
もともとは在日として蔑まれ(名前も孫正義と名乗れなかった)た、いわば一般の日本人たちより不遇な境遇にいながらもここまで進めたのはなぜでしょうか。
志です。
あなたはどうしてもそこに向かいたい、そこにたどり着きたいという明確なビジョンが見えているでしょうか。
大きなことではなくとも、例えば5年以内に年収を100万円上げたい、とかでもいいんです。
例えばプログラミングを学んで時間と場所に縛られず10万円稼ぎたい、とかでもいいんです。
10万円あれば大人一人生きていくには十分ですから、目標としてはいいですよね。
参考:「低収入でも幸せなミニマリストという生き方」
もっというなら10万円とかのお金ではなく、「自由に働く」というビジョンの方が汎用的だとは思いますが、お金のほうがモチベーションに繋がりイメージもしやすければそれでいいと思います。
普通の人は成功の保証が必要
うまくいくのかいかないのか、わからないままやってみる勇気は普通の人は持ちません。
失敗して人生をムダにするかもしれませんからね。
孫正義さんのような実業家の場合は自分で圧倒的に戦略も戦術も信じ込んでいるので、保証などは必要としていません。
それに加えて彼の場合は学生時代に誰にも負けないほど物理的な限界まで勉強をしたという確固たる自信があります。
食事を両目で見て食べたことがないというくらい勉強に没頭し続けたということですから、勉強量では誰も及ばないでしょう。
その自信はある意味何をやってもやりきることができる、達成できるという保証になっていることでしょう。
余談
ちなみに日本人の場合は、学歴社会を刷り込まれている国民なので「有名大学卒」というのはなんだかんだで確固たる自信になりえます。
孫正義さんほどの勉強をしなくても有名大学入学はできるので、高校生にはおすすめの自信のつけ方です。
大人になったら人によりますが「大企業に入る」とか、「起業やフリーランスとして独立して自分で稼ぐ力をつける」とかですかね。
それをすると確固たる自信を磨けると思います。
普通は自分ひとりでは「本当にこの方法でたどり着けるのかな?」と不安になってしまって迷い、続かなくなってしまいます。
保証がないからです。
学校では「これを勉強して100点を取れるような学力を身につければいい大学に入れるよ。明るい未来があるよ。」的な暗黙的な保証がされていますよね。
普通の人はこれが染み込んでしまっているので他者の保証の効果は大きいでしょう。
達成するためには一歩一歩進んでいかなければいけません。
「これをやったら絶対にそこにたどりつけるんだ」という保証を自分もしくは他人の力を借りて構築する必要があります。
自分で本をたくさん読んで戦略を練って、もしそれを信じ込めるならOKです。
やる気に左右されず継続できます。
「始めた時点ですでにビジョンは達成されている」
この感覚が湧き出てきます。
やれば絶対にできるという確信が持てます。
僕もエンジニアをしつつ大きなプロジェクトのマネジメント経験がありますが、計画を経てたらもう達成することはわかりきっています。
それくらいまで戦略を経てて計画を作ります。
細かいことはいろいろ起こりますが、大枠の流れは絶対に変わらないので、あとはやるだけ。
ゴールを達成できるのです。
正直仕組みを作り上げた後は自分がいなくなっても達成まで勝手に走り抜けるはずです。
「自分がいなくなっても勝手に動く仕組み作り」
1人のプレイヤーではなく、全体を動かす仕事をするときはこれを意識しています。
とはいえ自分で戦略・計画を立てるのはいうほどカンタンではなく、圧倒的に勉強しないといけないので、誰かが立ててくれたものを使うのでもいいでしょう。
まさにプログラミングスクールなどは、高いお金を払ったんだからやらなくちゃ、先生との約束が待ってるからやらなくちゃという強制力に加えて「成功の保証」を買っていると言えるでしょう。
もちろん実際にやるのはあなた自身ですから、買った計画は信じ込みましょう。
買った計画を信じ込んで、やる気に左右されずに、「これをやったら絶対に目標が達成できる」という確信とともに日々一歩一歩進んでいきましょう。
やる気は続かないので習慣化にも取り組む
メンタルが落ち込むときはもちろんあります。
体調とホルモンバランスにより、身体が休めと言っているんですから。
なので鬼の習慣化を身につけるといいでしょう。
習慣化するとそれをやらないと非常に不快な気分になります。
例えば僕の場合はブログを毎日書くのが習慣化していますが、書き忘れそうになると非常に不快な気分が湧き出てきます。
なのでやる気に左右されずに、体調が良かろうが悪かろうが、メンタルが上がってようが落ち込んでいようが、こうやってブログを書いています。
どんなに忙しくてもどんなにツラくても、習慣化してしまうとその強制力はカンタンなことでは外せませんから、千里の道を行こうとする人は習慣化してしまうのがおすすめです。
僕の場合は千里の道=1000記事、それを達成したら次は万里の道=10000記事を目指して書いたら面白そうだなという考えを持って書いています。
すでに千里の道は想像上では到達しているのですが、実際は1000日かけないと1日1記事ペースだとたどり着けません。
仕方がないので現実を受け入れて1記事ずつ書いてます。
また、そこに到達した気分も「たぶんこんな気持ちを感じるだろうな」ってことは想像に難くないんですが、「実際到達したとき自分はどう感じるのかな?本当にイメージ通りの感覚が湧き出るのかな?」という好奇心はずっと持っています。
この期待があるために、ブログを書こうとするときはいつも若干ドーパミンが放出されはじめて、書き始めるとドーパミンが出ているはずです。
まとめ:やる気が続かない人がやる気を出すための根本的解決手段を解説
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度書きますが、やる気は続きません。
やる気に左右されずにものごとを進めるテクニックを身につけましょう。
今回はその方法をいくつか紹介しました。
- やる気は最初の一歩と、壁にぶつかったときに出す
- 食事・運動・好奇心でやる気をコントロール
- ものごとを成すには志を立てる
- 途中で折れないための「保証」の構築
- 習慣化を上手く取り入れて淡々と継続
ぜひ生かしてみてください。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。