低収入でも幸せなミニマリストという生き方【月収10万円で十分】
低収入でも幸せなミニマリストという生き方【月収10万円で十分】
こんにちは
yoshi(@yoshiblogsite)です。
今回の記事では
「年収低くて生きるのがツライ。」
「消費税増税や年金破綻とか聞いて将来に絶望してます。」
「結局お金の世の中なのに稼げなさ過ぎて死にたい。」
「一生底辺で人生に飽きた。」
今の格差社会のツライ時期を生きる人のようにここまでネガティブではなくとも、収入の低さによって不幸を感じているだろう過去の自分に向けて記事を書きます。
【現実】ちょっと稼げたところで大して幸せにはならない
今の僕の年収は800万円くらいです。
5年前はもっと低かったです。
結論、この程度だと年収は増えたところで大して幸福感はほぼ変わりません。
むしろ勢い余って出費をすることがあるために、都度反省して不幸を感じているくらいですね。
お金は楽しくストレスフリーに生きるために使うものですが、まるで逆です。
原因は明らかに贅沢のしすぎです。
なぜ贅沢をするのか
ズバリ、精神の安定、ストレスフリーを求めてです。
- より広くて快適な部屋
- 高いお酒
- タバコ
- 人の注目を集めて優越感に浸るおしゃれな服
- モテるための美容院
- 自炊しないですむ外食
- コミュニケーションという名目の飲み会
- 気分転換のためのレジャー
あげだしたらきりがないですが、多くは「苦しい。ツライ」って気持ちを減らして「楽しい」って気持ちを増やす目的だと思います。
でも、よく考えるとそれって本当にストレスフリーにつながるでしょうか?
お金を使った結果として、自分の首を絞めて余計にストレスをかけてはいないでしょうか?
もしお金を使うことでストレスを感じているなら、それは「お金を使う→一瞬ストレス発散→お金がなくて後悔→ストレス増加」という負のスパイラルに進んで突っ込んでいこうとしているので気をつけましょう。
「それは果たして本当にストレスフリーにつながるのだろうか?人生を充実させるものだろうか?」
素晴らしい未知の体験は人生を豊かにします。
でもいつもの決まりきった体験は人生を豊かにすることはありません。
生きるために必要なモノってなんだろう
生きるために必要なものとそれにかかるお金って、毎月いくらくらいでしょうか。
食費:30000円
食費は毎日1000円とすると3万円になりますよね。
自炊や安物で食事すれば1万円とか1万5千円でも十分満足できる健康な食事ができます。
ですが、食事は身体を作る元ですからそれなりに良い食材を使うべきですから、毎日1000円くらいは必要になると思います。
もちろん外食やコンビニを使うと一瞬でオーバーします。
栄養がなく、かかるお金の割に不健康で、幸せにもならない外食やコンビニを使う必要はありますか?
洋服:5000円
僕の場合は3ヶ月に一回くらいしか買わないのでこんなにかかりませんが、一般的にはこのくらいは使うでしょう。
少なくとも下着や靴下、靴は消耗が速いものなので定期的に買い換えるお金がかかると思います。
スマホ:1500円
格安SIMを使えばスマホ代はかなりおさえられます。
SIMフリーなら海外でもいつものスマホが使えますし、便利ですね。
光回線:5000円
光回線、もしくはWifiでいくらインターネットを使っても速度制限がかからない環境は現代では必要だと思います。
安いところの安いプランなら5000円前後でおさえられるはずです。
水道:3000円
お風呂に入らずにシャワーだけとかであればもっと水道代をおさえられるかもしれません。
ガス:3000円
お風呂や自炊の量で変わってくると思います。
高くても3000円くらいでしょう。
電気:5000円
パソコンなどの電子機器、エアコンを頻繁に使うようであれば電気代は一番かかるお金ですね。
家賃:50000円
それなりの設備が一通り揃った部屋だと5万円くらいはします。
とりあえず寝られればいいとかであれば、もっと安くおさえることもできます。
交際費:5000円
人との交流をどれくらい持つかで交際費は変わってくるでしょう。
月に一回飲み会や遊びに行く程度であれば5000円くらいですみます。
交通費・雑貨費:30000円
仕事のために毎日どこかに移動する場合、毎日1000円くらいかかってきます。
電車を使えばほぼ確実に、電車を使わずともカフェなどで仕事をするとしてもコーヒー代としてかかってきます。
休日は家に引きこもるとしても、ティッシュペーパーなどの雑貨費も考えると3万円くらいになるでしょう。
贅沢しなければ1ヶ月いくらくらい?【合計:137500円】
合計で10万円は超えてしまっていますが、
- 食費
- 家賃
- 交通費・雑貨費
この3つの金額が大きいので、ここを工夫してそれぞれ1万円ずつおさえると3万円おさえられます。
また、
- 洋服
- 光回線
- 水道
- ガス
- 電気
- 交際費
こちらも各項目工夫して1000〜2000円程度押さえられれば、5000〜10000円はおさえられます。
結果的には、頭を使って工夫すれば10万円もあれば余裕で大人一人生活していくには十分なお金です。
バックパッカーなミニマリスト
世の中にはバックパック1つに必要なものが全て詰め込まれている人たちもいます。
参考:【バックパック旅】最強コスパリュック紹介【ミニマリスト・ノマド用】
彼らの思想はアウトソーシングです。
自分は持たずに、必要に応じて必要なサービスを必要な分だけ受ける。
彼らには住所すらいらないものなので、多くは住民票を抜いています。
バックパッカーなミニマリストの場合は
- 家賃
- 水道代
- ガス代
- 電気代
- 光回線(Wifi)
このあたりは一通り宿代に入ります。
ホテルやドミトリー、コンドミニアム、Airbnbなどの利用料金にはこれらが含まれています。
参考:「Airbnb、民泊とは?メリットデメリット解説【ノマド初心者向け】」
一ヶ月にこれらが占める割合は7万弱ですから、一泊2000円前後で泊まれる宿で生活するなら定住するよりも安かったりします。
実は住所も抜いていることから、払う義務がなくなるお金も出てきたりして実際はやや裕福な暮らしをしていることもあります。
こういった新しい生き方をする人も増えている背景は、Airbnbに代表されるようなシェアリングエコノミーが発展してきているからでしょう。
シェアリングエコノミーによって、今までは「えっ大丈夫なの」と思われるようなことだった、より自由な旅を主体とする生き方も安価でカンタンかつ比較的安全にできるようになってきています。
参考:「住所を抜くメリット・デメリット【ノマド必須知識を徹底解説】」
お金をかけるべきところってどこだろう
工夫して節約できるとはいえお金をかけるべきところもあります。
一番は食費です。
食費と言っても外食やコンビニではなく、自炊です。
できる限り良質な食材を使って自炊をすれば、栄養も取れて身体にもよく、良質な食材のために外食やコンビニよりはるかに美味しい食事ができます。
食事が身体を作り、ホルモンも生成しますから、心身ともに健康に過ごすには食事が基本になります。
他のところは削っても、食費に限っては「質」という面ではできる限り削らないようにするのがおすすめです。
とはいっても健康的な食事は日本食になりますし、意外と日本食は自炊をすれば高くないので一ヶ月に3万円もあれば十分すぎる食事を摂ることができるでしょう。
自分の欲望を知る
足るを知る者は富む
老子の言葉です。
ミニマリスト的な生活なら月に10万円もあれば幸せな生活ができます。
1つ1つのことに対する目利き力も磨かれるでしょう。
大人一人が健康に生活するには10万円もあれば足りているのです。
それ以上を求めるのであれば、それは欲望です。
人生で本当にやりたいこと、それをすることによって自分らしくいられること。
そういうことって10万円の生活費の外にあるものです。
もしあなたが10万円以上の出費をしている場合、そこにあなたが本当にやりたいことのヒントがあるかもしれません。
削ぎ落とせるところは削ぎ落として、それでもどうしてもやりたいこと。
10万円ではどうしても人生の満足感が得られないこと。
それがないと明日にでも死にたくなるようなことかもしれません。
例えば
- ジムにいくこと
- ゲームの課金
- 旅行
- 外食
- カラオケ
- テーマパークに遊びに行く
- 絵を書く
- プログラミングで使うサーバー代
- 本
- カメラ
などなど。
あれもこれもではなく、本当にやりたいことは何なのかを10万円を超えたものの中から見出して、さらにその中でも最高の品質を見極める目利きを持つことができれば、きっと幸せに生きることができるでしょう。
もしあなたがパソコン1台あればできることが好きだったら最高に幸せです。
例えばブログを書いたりYoutuberをしたりプログラミングしたり。
インターネットのつながるところにいたらどこでも楽しめますからね。
そうでなくても本やギターなど、お金のかからないものも低収入でも楽しめますから幸せでしょう。
旅行やテーマパークに定期的に遊びに行くこと、外食やコンビニのご飯やゲームが好きな人は、一回払ったら終わりではなく何回もお金を払わないと満足を得られないですから、ちょっと大変かもしれませんね。
まとめ:低収入でも幸せなミニマリストという生き方【月収10万円で十分】
いかがでしたでしょうか。
大人一人が生活するには10万円もあれば十分です。
毎月10万といえば、年間の手取りが120万で十分ということです。
年収だと150万程度でしょうか。
その上で人それぞれの欲望があります。
それを考えると年収300万もあればかなり幸せな生活ができそうです。
特に意識せずに生きていると、もっともっとと求めてしまうかもしれません。
ですが、10万円を超えた分は果たして本当に自分のやりたいことだったのか?
人生の満足度が上がることだったのか?
それを意識しておくと、つまらないものを衝動買いしてしまったり、意味のない付き合いに時間とお金を消費してしまって、後悔することが少なくなくなるでしょう。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。