自由を求める前に自己破産とセーフティネットについて知っておこう

2019年4月15日

この記事を読んでいる人はきっと、ノマドワーカーのような自由を求めているけど自己破産したらどうしようとか、稼げなかったらどうしようという心配があって、人生の決断をする前に予め命綱を知って無謀な挑戦はしないようにしようとしている慎重な方なんだろうと思います。

その慎重な姿勢がありつつも自由に一歩を踏み出そうとしている人は、きっと今後も無謀な決断は極力せずに成功に近づいていくことでしょう。

日本人の場合結構の人が高校・大学を出て就職し、サラリーマンになって定年まで働くというよく整備されたレールがあるので、それに乗っていける性格の人は正直日本で生きていくのは本当に幸せなことです。日本のような国家はそういったたとえ爆発的ではなくとも安定的に生産性を発揮してくれる人たちが必ず必要なので、まずはその地盤を固めているというところが先進国の中でも比較的優れている国家だと思っています。

ただ、このレールに乗れない人や乗りたくない人っていうのは一定数いて、そういった人たちは何になるかというと、仮面をつけてサラリーマンやってるか、フリーランスのような個人事業主(自分が社長でありつつ自分が社員の1人企業)として独立して生きていくか、ニートなど誰かの庇護のもと生きていくかといった感じです。

ニートや仮面をつけてサラリーマンやってる人は多分生きるの辛いと思っていると思いますが、辛いけど一歩を踏み出さないのはリスクが高すぎると思っているからだと思います。

然るべき知識を身につけて、然るべき準備をした上で一歩を踏み出していくなら日本という国はそれを後押ししてくれる仕組みが結構あります。

日本人として生まれただけでリスクはかなり低い

わたしたち日本人は、日本人として生まれることができたというだけで世界的に見てもかなりのアドバンテージを持っています。

日本は先進国の中でも小さな島国ですが、非常によくできた国家です。TVやニュースをみてると汚職だなんだとか、税金がどうとかいろいろあるんですが、実際の社会的な仕組みをみてみると前向きに挑戦する人たちにとってはものすごく国家が支援してくれる仕組みが整っていることが見えてきます。

結論を言ってしまいますが、自由になるのに失敗しても自己破産が限度だし自己破産したところで思っている以上に悲惨な状況にならないでやり直しが効くから、他国の方よりも挑戦のリスクは低いよって話です。

自己破産のイメージって家に回収業者が現れていろいろ家財にテープはって持ってってしまうみたいなイメージですが、これは相当ハードな例です。
もちろん住宅ローンで自宅建てて、家族で住んでて自己破産は伝えられないみたいな状況に自ら追い込んでしまった方は、まずは家族に理解してもらって、住宅ローンで買った家は手放す必要は出てきます。

自分の持ち家がほしいけど数千万の現金払いができなくて、住宅ローンで家を買った、でも自己破産で手放さなくてはいけないという方は結構大変かもしれませんが、実際挑戦続けている方の生き方はたいてい家は買わずにいろいろなところを転々としていることが多いのかなと思います。
生涯かかるお金としては持ち家(戸建て・マンション)でも借家(アパート・マンション)でもほぼ変わらないことがわかっているので、挑戦する方は借家をおすすめします。

自己破産について、きちんとした弁護士の説明している内容を読んだり最近だとYouTubeなどの動画で説明してくれている弁護士の方もいるので見てみると、真面目に働いてその上でやむなく自己破産になってしまった人に対してはかなりの救済措置が用意されています。

さらに生活保護という最後のセーフティネットとなる制度まであるので、やり直しはいくらでもきくのが今の日本です。(もちろんやり直しはそれなりに大変な苦労も伴います。)

自己破産しても救われないパターンもある

ただし、頑張っていない人やどうしても資格などの関係で自己破産が影響してしまう仕事の人というのはいます。
例えば風俗や競馬、パチンコなどのギャンブルで作った借金など娯楽による借金は、裁判所が認めないので自己破産でもチャラにすることは不可能です。
さすがに超ぬるま湯(=よくできた国家)の日本でもそこまで行ってしまった人には優しくはないんだなって思います。

また、頑張っていても警備などの職についている方はどうしても資格の特性上、自己破産が職業に響いてきてしまうので、それは挑戦する前に挑戦できる職に転職してから、のように戦略的に人生をすすめていかないと、結構リスキーかなと思います。

自由になる前にリスクを減らすために最低限用意しておきたいこと

このページを読んでくれている方はきっと慎重な方なので、えいやで計画や目論見もなく突っ込んでいくタイプではないと思います。

そういった方は最低限のセーフティネットは国が用意してくれてますが、それとは別に自分が最低限許せる生活レベルを守るためのセーフティネットを自分自身で作るところから始めるのがいいと思います。

具体的には、1年間働かずに自分が許せる生活レベルを続けることができるくらいの貯金をすることです。

男性だと200万〜500万、女性だと化粧などもあるので300~600万ほどの貯金があれば自由への道に踏み出すときも安心かなと思います。

おすすめはこの金額を貯金する期間で、まずは仮面をつけてでも社会人を経験すること。その間は会社で勉強できるスキルや人間関係のやりとり、自分自身のメンタルコントロールを学びながら、自分はどこまで最低限の生活レベルで生きていけるのかを探る意味で節約し、残ったお金はすべて貯金に回すことです。

もし今後社会経済状況が比較的良くなる見込みが高い時期なら、長期投資での投資信託を始めるのもいいでしょう。うまくいけば貯金を増やすことができます。もちろんリスクはあるのですべて自己責任で始めましょう。

ただし投資系を行うときは絶対に短期投資はやらないことをおすすめします。また、勉強に時間を割く都合上、投資信託ではない株式投資もおすすめはしないです。

社会人生活をしながら勉強と貯金を1〜3年ほど続ければスキル的にも金銭的にも十分な蓄えができている上、自由になるためのプランも具体的なタスクまで落とし込めていると思います。

最後に

ギャンブルや宝くじのような一攫千金は、スキルも運も何もないただの確率論の話です。

なので、より再現性のある着実な方法で一歩一歩スキルを身につけつつ、成長感を実感したり貯金を増やしながら自由への道を歩んでいくのが無理なく進めるのでいいかなと思います。

その上での挑戦と失敗なら、日本人である限り結構お国に守られているので安心ですよという話でした。

ただ、安易に「生活保護があるからむちゃしてもいいや」という考えは危険です。

松原タニシさんが言っているように生活保護やホームレスのための物件は、事故物件を割り当てられることもあるそうなので、特に霊的存在を信じる方は極力安易な気持ちで生活保護受給やホームレスにならないようにしましょう。

あくまで全力を尽くして頑張って、それでもどうしようもなかったときに最低限生きることができるのがセーフティーネットです。