【ポケモン剣盾】ココロモリの育成論と対策【神速強化蝙蝠!トゲキッスより強い?】

【ポケモン剣盾】ココロモリの育成論と対策【神速強化蝙蝠!トゲキッスより強い?】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はココロモリの育成論と対策を考えていきたいと思います。
ココロモリも、ポケモンホームで夢特性が解禁され、それに伴い解禁された強力な型の積み封じのピクシー・特殊狩りのクレベース・ダイマックス封じのレパルダスなどのうちの一体で解禁早々ランクバトルで見られるようになりました。
夢特性1つで今までランクバトルで一切みかけなかったポケモンたちが見られるようになってくるのはポケモンの面白いところですよね。
ココロモリの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【ココロモリの特徴1】非常に高い素早さ
ココロモリの種族値をみて一番に目につくのが素早さ種族値114というここだけ突出した強さです。
リザードンやエーフィ、アイアントなども抜けるほどに高速で、大抵のポケモンを上から殴ることができます。
【ココロモリの特徴2】非常に低い弱小種族値
素早さ以外の種族値を見てみると、軒並み「これは進化前のポケモンか?」というほどの低種族値になっています。
HP67、防御特防55という驚異的な紙耐久に加えて、攻め方面も攻撃57,特攻77と致命的な種族値の低さになっています。
ヌオーやナマコブシなどと同じ強力な特性てんねんを持っていながらも使われなかったのはこういう理由ですね。
いくら素早さが速いと言ってもここまでペラペラで火力もないと、まともにランクバトルで使えるポケモンではなさそうに思えますが、夢特性によって一気に話が変わります。
【ココロモリの特徴3】夢特性:たんじゅんによる異次元の火力&ダイジェットによる全抜き
夢特性たんじゅん
「能力変化が2倍になる」というこの特性のおかげで、ココロモリはランクバトルで使えるポケモンに早変わりします。
- わるだくみ:1回で特攻4段階上昇→実質威力3倍
- めいそう:1回で特攻・特防2段階上昇→実質威力・耐久2倍
非常に低い種族値をもつココロモリですが、1ターンのスキさえあれば悪魔のような強さを手に入れます。
イメージ的にはわるだくみ1回で特攻種族値77が231、めいそう1回で特攻種族値154、特防種族値110相当のポケモンになる感じです。(あくまでイメージとしての単純計算です。)
HPに努力値をぶっぱして100を超える特防があれば不一致弱点くらいなら1発耐えるほどの耐久になります。
さらにダイジェットをうつことで素早さを2段階上昇させれば、もともと素早さだけは高いポケモンなのでココロモリを抜けるポケモンはいなくなり、全抜き体制が整います。
【ココロモリの特徴4】高速回復技:はねやすめ
ココロモリはタマゴ遺伝ではねやすめを覚えます。
めいそうで特防を上げて特殊攻撃を耐えつつ、全抜きに入る前にはねやすめで回復してからダイマックスする、というような立ち回りもできます。
もとの種族値が低いといってもめいそうを積みまくってHPがほぼMAXな上にダイマックスしているココロモリを一撃で突破できる特殊ポケモンはいません。
もし2回めいそうを積めて、HPも温存できている状態で弱点保険をもたせていたら、下手に弱点をつくと特攻6段階上昇のココロモリができるためむしろ相手の弱点技はただのバフになりますね。
実際弱点保険ココロモリが流行っているようです。トゲキッスみたいですね。
【ココロモリの特徴5】アシストパワーによる超火力
ココロモリは特性たんじゅんと相性がいいタイプ一致技のアシストパワーを覚えます。
もとの威力は20と低いのですが、能力ランクが1段階上昇するごとに20ずつ威力があがるので、めいそうを1回積むと4段階上昇=威力100のエスパー技になります。
ただでさえ特攻2段階上昇している状態でタイプ一致で1.5倍になり威力が150になっているエスパー技を受けられるポケモンはほぼいません。
ヌオーやナマコブシの特性てんねんで受けられるのでは?と思いますが、能力上昇は無効化できてもアシストパワーの効果は無効化できないため、たとえばめいそうを3回積んだ後の特攻・特防6段階上昇=12段階上昇=アシストパワーの威力260のとき、下記のようなダメージ計算となりHDヌオーですら受けきることはできません。

【ココロモリと一緒に組むといい味方】壁貼りポケモン
ココロモリと非常に相性がいいのが壁貼りポケモンです。
- オーロンゲ
- インテレオン
- ドラパルト
- バイバニラ
- etc…
ココロモリはどうしても積むための1〜2ターンのスキができるため、ここをつかれるともとの低い種族値で戦うことになり、積む前に倒されてしまいます。
なのでリフレクター・ひかりのかべ・オーロラベールによって耐久を上げるという下準備をしておくのがほぼ必須条件になります。
他にもおきみやげによる相手のデバフ+自主退場(特性すりぬけに有効)、バイウールーなどのコットンガードバトンタッチ(物理相手にターン無制限で有効)などでサポートしてあげるといった、いわゆる積み展開の戦術がおすすめです。
ココロモリの育成論と戦い方
特性たんじゅんを活かしたエースアタッカー型、バトンタッチ型、特性ぶきようを活かした起点作成型、チョッキトリックによる受けポケモン封じ型などがあります。
ここでは初心者でも使いやすいたんじゅんココロモリを紹介します。
【ココロモリの育成論1】全抜きエースココロモリ

- 性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)
- 特性:たんじゅん
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:CS252/H4
- もちもの:いのちのたま・じゃくてんほけん・きあいのタスキ
- わざ:わるだくみ・アシストパワー・エアスラッシュ・ねっぷう
特徴・戦い方:
初手の壁貼りなど起点作成ポケモンの後に出して、1ターン積んだらダイジェットで全抜きをするというその特性の名の通り単純なココロモリです。
最速なので素早さ種族値で勝っていてスカーフを持っているポケモンがいないようなパーティ相手には、ダイジェットを使うまでもなくアシストパワーで押していきます。
■警戒対象
相手にドラパルト、インテレオン、エースバーン、ルチャブル、サザンドラ、オノノクス、ヒヒダルマ、ドリュウズ、ロトム系、ホルード、シャンデラ、マンムー、ウオノラゴンあたりが見えたときは、スカーフ持ちや素の速さで負けることがあるので、目の前のポケモンには素早さで勝っていてもアシストパワーで倒さずにダイジェットを積んで全抜き体制に入っておくのがおすすめです。
性格・個体値・努力値:
■Sライン
Sは妥協できないため、ぶっぱです。
■Cライン
壁貼りで苦手なすりぬけドラパルトがダイジェットを積んだ後に死に出しから出てきたときを考えます。ココロモリと壁貼り要員を見た瞬間に相手はすりぬけ要員の選出を考えるので、この対面は多いハズです。(かわらわりだとココロモリには1/4しか入らないのであまり役立たないどころか1ターンの積みの起点にされてしまうため、すりぬけしかない。)
めいそうを2回積んだ状態でダイマックス勝負になったときに乱数範囲に入れるにはCぶっぱが必要です。
Sを上げた後の死に出しなら上から殴れますが、1発で倒せないとダイホロウでココロモリは一撃で落とされてしまいます。
Cに振らない場合は乱数が下がったり確定2発になるので、Sで勝っていても返り討ちにされてしまいます。
下記のダメージ計算は耐久無振りドラパルトですが、弱点保険いじっぱり型のようにH236D4のような耐久振りドラパルトの場合は確定2発になってしまうので確実に返り討ちにされます。これはもちものでカバーするか、C6段階上昇を狙っていきましょう。

もちもの:
■じゃくてんほけん
一般的なポケモンを相手にすることを重く見る場合は弱点保険がいいでしょう。
壁貼り後であれば弱点でもダイマックスで耐えてむしろ強化できます。
■いのちのたま
すりぬけドラパルトを重く見る場合はいのちのたまがおすすめです。
というのも前述したとおりC4段階上昇でも耐久に振ったドラパルトは1発で落とすことができず、むしろダイホロウで返り討ちにされてしまいます。
いのちのたまをもたせるとC4段階上昇していれば確定1発で落とせるため、C4段階上昇+S2段階上昇でドラパルトを抜ける状態になっていれば相手にダイマックスが残っていても負けることがありません。
■きあいのタスキ
いのちのたま・じゃくてんほけん型は当然ながら襷すりぬけドラパルト(もしくは襷すりぬけシャンデラ)には負けます。
こちらを重く見る場合は壁貼り役の死に出しでココロモリを出した後に相手がドラパルトやシャンデラに交代するスキに積んで、ダイジェットで全抜きに入る流れがいいでしょう。
わざ:
■わるだくみ
積みのターンに相手がすぐに気づいてドラパルトを後出ししてきた場合は、上を取られてダイホロウで落とされるので引くしかありません(ダイホロウをすかせるカビゴンを3体目に置くといいかもです)が、わるだくみ→ダイジェットという感じでドラパルトを積みのターンに投げてこなければそのまま全抜きの可能性がでるので、速攻で4段階上昇できるわるだくみ推奨です。
■めいそう
一応積み技は特防も一緒に上げつつアシストパワーの威力の最大上昇値が大きくなる瞑想もありです。ヌオーやナマコブシ、ピクシーといった特性てんねん持ちを重く見る場合は特におすすめです。
この場合はわるだくみよりさらに1ターンのスキが必要なので、ドラパルトには弱くなります(特殊アタッカー全般には瞑想のほうが強いです)。
■エアスラッシュ
ダイジェットですべてのポケモンを抜けるようになるため、外すことはできません。
■アシストパワー
普通に使っても強いですし、特性てんねん持ち対策にもなります。
■ねっぷう
環境にはドリュウズに代表される鋼タイプが非常に多く、全抜きをするとなるとこれが入っていれば決定力が上がります。C上昇状態で弱点をついたとき、ダイマックスしても耐えられるポケモンはまずいません。ダイジェットだと意外とC4段階上昇でも耐久無振りダイマックスドリュウズすら1発で倒せません。(下記ダメージ計算参照)

じゃくてんほけんココロモリが非常にうまく決まっている試合を紹介しているトレーナーがいたのではっておきますね。
【ココロモリの育成論2】真・白い悪魔を召喚するココロモリ

- 性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)
- 特性:たんじゅん
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:HS252/B4
- もちもの:きあいのタスキ・カシブのみ
- わざ:わるだくみ・めいそう・バトンタッチ・みらいよち
特徴・戦い方:
全抜きエースと思いきや、もっと強力な全抜きエースを召喚するためのココロモリの型です。
■手順
初手にオーロンゲなどの壁貼り役、後続には全抜きエースの白い悪魔トゲキッスをおきます。
特殊アタッカーが多そうなパーティ相手のときはめいそうバトン、それ以外はわるだくみバトンを行います。
全抜きエース型ココロモリはすりぬけドラパルトを呼びますが、実際戦うのはココロモリではなくトゲキッスなのでドラパルトは狩れるでしょう。(後出しから出てきたドラパルトの攻撃を上からココロモリが受けて襷で耐えて、トゲキッスにバトンを回します。)
ドラパルトがいる場合、ココロモリの襷が潰れているとプランが崩壊するので砂嵐・ステルスロックなどには注意しつつ先発ポケモンの死に出しからココロモリを出しましょう。
もし余裕があればバトンタッチの前にみらいよちをしておくとエースの全抜きに襷で防ぎにきた相手も突破できます。
トゲキッスに全ての負担がかかるので、選出時点でトゲキッスが通る相手かどうかを見定める必要があります。
■その他召喚先
一応ダイジェット使い+特殊型ということで全抜きエースはトゲキッスにしましたが、特殊ギャラドスや特殊ガマゲロゲ、特殊リザードンなどもありですし、トリックルーム警戒で鈍足特殊高耐久高火力のHBブリムオン、チョッキコータス、チョッキクワガノン、チョッキラプラス、特殊チョッキバンギラスなどもエース候補になるでしょう。
性格・個体値・努力値:
ココロモリ自体は攻撃しないのでCに振る必要はないため、HSにぶっぱします。
ほとんど盤面にいないので、HPの奇数調整などは不要です。
もちもの:
■きあいのタスキ
相手がココロモリよりも速いポケモンを出してきてもバトンタッチを成功させるためにきあいのタスキです。
基本は襷を潰さないように初手壁貼り役の死に出しからココロモリを出すのが理想です。
■カシブのみ
初手壁貼り役の死に出しにこだわらずに使いたいときはゴースト半減実のカシブのみもありでしょう。すりぬけドラパルト・すりぬけシャンデラ以外は壁が守ってくれますから、これらのすりぬけポケモンがほぼ確実にうってくるタイプ一致弱点のゴースト技を耐えて後ろにつなぎます。流石にダイホロウは耐えないのでその点は注意したいです。(カシブのみを持たせるくらいなら選出しないか、後ろにカビゴンなどダイホロウをすかせるノーマルタイプのポケモンを置くほうがいいかもしれません。)
わざ:
わるだくみorめいそう・バトンタッチは確定です。
ココロモリで戦う場合は、わるだくみかめいそうのどちらか1つだけでいいでしょう。
瞑想で特攻特防2段階上昇or悪巧みで特攻4段階上昇して、さらに壁もはられたダイマックストゲキッスを止められるポケモンはほとんどいません。まさに真・白い悪魔ですね。
このパターンで採用するトゲキッスは悪巧みを覚える必要がなく、いのちのたまで火力補強する必要もないためフルアタチョッキ型で技範囲も広く攻防整ったまさに最強の白い悪魔を召喚することになります。
召喚手順が難しいですが、うまく決まればこういうギミック系戦術は楽しいのではないでしょうか。
白い悪魔の召喚にかけて考えると、バトンタッチバイウールー(羊)や壁貼りオーロンゲ(魔人)→バトンタッチココロモリ(蝙蝠)→トゲキッス(白い悪魔)の並びは悪魔召喚じみてますね。ゲーフリ狙ってるんでしょうか。見た目はみんな可愛いですが。
ココロモリの対策
典型的な積み構築対策が効果的でしょう。
- くろいきり
- 対面性能の高いポケモンで制圧
積み構築は必ず積むためのスキができるので、そのスキにくろいきりをうてるドヒドイデなどを出したり、対面性能の高いドラパルトを出したりしましょう。
すりぬけドラパルトはココロモリの天敵といって間違いありません。
対策としてミラーコートもいいでしょう。
先日紹介したクレベースは頑丈持ちでミラーコートが使えるので、特殊アタッカーのココロモリを簡単に返り討ちにできます。
他にもミロカロスやトリトドン、ジュラルドンなどがミラーコート使いとしては有名です。
トリックルームも対策になります。
素早さの高いココロモリも、トリックルームで逆転してしまえば大したことはありません。
襷すりぬけトリックルームシャンデラなんかは壁貼りも無効化できるので強力ですし、呪いトリックルームミミッキュも相手の壁貼りによる耐久上昇を無視して削れるのでおすすめです。
おきみやげなど能力ダウンも効果的です。
ココロモリの特性たんじゅんは上昇だけでなく下降も倍の速度でかかるので、攻撃特攻を2段階下げるおきみやげは4段階下げる技になります。
まとめ:【ポケモン剣盾】ココロモリの育成論と対策【神速強化蝙蝠!トゲキッスより強い?】
いかがでしたでしょうか。
ココロモリは戦い方がシンプルでほぼ手順化されているため初心者でも扱いやすい強力なポケモンです。
ただしその反面対策されると一気に弱小ポケモンになってしまうので、選出段階でココロモリ戦法が通る相手かどうか見抜けるようになると勝率UPが期待できるでしょう。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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