【ポケモン剣盾】ピクシーの育成論と対策【積みエース無効化の天然の害悪】

【ポケモン剣盾】ピクシーの育成論と対策【積みエース無効化の天然の害悪】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はピクシーの育成論と対策を考えていきたいと思います。
もともとあったマジックガードも強力でしたが、ポケモンホームによって夢特性てんねんが解禁されたことでさらに強力な型が増えたピクシーの強さの秘密に迫っていきましょう。
ピクシーの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【ピクシーの特徴1】そこそこ高い特殊方面の種族値
ピクシーはHP種族値95,特防種族値90とそこそこ高い特殊耐久を持ちます。
物理防御は73とそこまで高くないんですが、HPが100近くまであるとタイプ不一致弱点くらいなら耐えられます。
また、特攻種族値も95と決定力にはかけるもののバフをかければ打ち合えるほどの強さを持ちます。
【ピクシーの特徴2】広い技範囲
ピクシーが覚える技範囲は比較的広く、大抵の盤面で通る技を覚えさせることができます。
- フェアリー
- エスパー
- ノーマル
- 草
- 氷
- 炎
- 電気
- ゴースト
- 格闘
フェアリー単タイプなのでタイプ一致技はフェアリーしかありませんが、積み技・蘇生技を覚えるので想像以上の負荷を相手にかけることができるでしょう。
【ピクシーの特徴3】蘇生技ねがいごと・回復技つきのひかり持ち
ピクシーは「次のターンの終了時にHPが最大HPの半分回復する。」というねがいごとをタマゴ遺伝で覚えます。
これによってピクシーの後続にいるポケモンを交代によって回復することもできますし、ピクシー自体が回復することもできます。
また、つきのひかりという高速回復技も覚えるため、パーティに合わせて柔軟に回復することができるでしょう。
【ピクシーの特徴4】特性マジックガード
ピクシーの通常特性の1つはマジックガードです。
火傷や毒に代表される状態異常ダメージはもちろん、ステルスロックや天候ダメージ、もちものによるダメージなどもろもろの直接攻撃以外のダメージを受けなくなる特性です。
これを活かした命の珠ピクシーなんていうのもいます。
【ピクシーの特徴5】夢特性てんねん
そしてポケモンホームで解禁された夢特性てんねんです。
てんねんについてはヌオーやナマコブシで有名なのでいまさら説明するまでもないかもしれませんが、積みポケモンやダイマックスによる全抜き阻止ができます。
耐久に振ったピクシーであれば、ダイマックスポケモンの技も1回くらいは耐えるので回復技やまもるを搭載しておけば完全にストッパーになることもできます。
ヌオーは物理方面の種族値が高かったですが、ピクシーは特殊方面の種族値が高いので棲み分けができます。
また、相手のランクダウンも影響しない=りゅうせいぐんのCダウンが反映されないので、特殊ドラパルトやサザンドラ対面ではヌオーよりピクシーのほうが有効だと言えるでしょう。
ピクシーの育成論と戦い方
てんねん型とマジックガード型の両方とも環境にいて強い型です。
【ピクシーの育成論1】汎用マジックガードピクシー

- 性格:ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)
- 特性:マジックガード
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:H244/B52/S44/C170
- もちもの:いのちのたま
- わざ:ムーンフォース・だいもんじ・10まんボルト・くさむすび
特徴・戦い方:
対面で殴り合うピクシーで、技範囲が広く弱点をつける相手がいたら選出します。
特にドヒドイデ・ヌオー・ナットレイ・アーマーガア・トリトドン・カバルドンなどの受けポケモンが入っているパーティには特殊弱点高火力をうちこめるので非常に強く立ち回ることができるでしょう。
性格・個体値・努力値:
S2にて全ポケモントレーナー中瞬間一桁という実績を残したTNあるさんの構築を参考にしています。強いトレーナーたちが完全無料で構築記事を公開してくれているのは嬉しいですね。
HB:ドリュウズアイヘ耐え調整
S:マホイップ抜き抜き
C:あまりぶっぱ
マホイップがS2ではそこそこ見かけたので、たしかにS振りは効果があったと思いますが、今後環境が変わったらSラインを調整してそれに合わせて残りCぶっぱがいいでしょう。
アーマーガア抜きならS60、アーマーガア抜き抜きならS68、バンギラス抜きならS12が候補のSラインだと思います。(下記素早さ調整ライン参考)
ドリュウズは強すぎておそらくいなくなることがないので、HBはこの調整で確定でいいと思います。

もちもの:
マジックガードと相性がよく、後少しの火力が足りないピクシーの火力補強になるいのちのたま確定です。
わざ:
ムーンフォース・だいもんじ・10まんボルト・くさむすびで受けポケモン全般も見れますし、ついでにドサイドンやドリュウズ、ギャラドスなど多くのトップメタの弱点をつけるのであえて抜く必要はないように思います。
ただ、1枠を「めいそう」に変えて決定力を増やすというのはありかもしれません。(ただし素早さは速くないので積んだ分を活かすには耐久をもう少し厚めに振らないと相手の交代先のポケモンに上から殴られて無駄になりそうな気はします。)
型は違いますがマジックガードピクシーを紹介しているトレーナーがいたのではっておきますね。
【ピクシーの育成論2】全抜きストッパーてんねんピクシー

- 性格:ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓)
- 特性:てんねん
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:HB252/D4
- もちもの:たべのこし
- わざ:ムーンフォース・ねがいごと・まもる・めいそう
特徴・戦い方:
試合の中盤〜後半に相手が全抜き体制を整えてダイマックスしてきたらこのピクシーを出して全抜きを阻止します。
タイプ一致弱点(ドリュウズのアイアンヘッドなど)はさすがに後出しから耐えませんから死に出しで出して、まもるかダイウォールでしのぎます。
ダイマックスが切れてしまえば相手が積んでいても耐えられるので、ねがいごと→まもるで回復しつつスキができたら瞑想を積んでメインウェポンで詰めていきます。
性格・個体値・努力値:
ピクシーはB種族値が低いので性格補正をかけたHBぶっぱがいいでしょう。現在の物理に偏った環境にも刺さりやすいです。
もちもの:
まもるや瞑想の回数が多く、盤面に居座るのでたべのこしが活きます。
死に出しではなく受け出しでクッション的な役割もさせたい場合はオボンのみや混乱実もありですが、こちらの場合はねがいごとをしていると回復が間に合わない可能性があるのでつきのひかりがいいでしょう。
わざ:
ねがいごと→まもるをするためにこの2つはセットがいいでしょう。
タイプ一致のメインウェポンとしてムーンフォースを採用します。
相手を詰めていくためと、特殊方面に強くなるためめいそうも採用推奨です。
他の技に変えるとしたら下記もあります。
・マジカルフレイム:特攻を下げつつフェアリーが苦手な鋼に対する技範囲を広げられる。
・ドレインキッス:回復しつつダメージを与えられる。
・でんじは:後続のサポートをしたいときに
・ちいさくなる:回避率を上げて突破不可能に。のしかかりなどに注意
・つきのひかり:めいそう・ちいさくなる・コスモパワーとセットで害悪ピクシーに。
・コスモパワー:物理特殊両方に強くなる。
てんねんピクシーを紹介しているトレーナーがいたのではっておきますね。(2試合目はヒヒダルマの動画になっています。)
ピクシーの対策
タイプ一致物理弱点で対策できます。
特にドリュウズのアイアンヘッドは強力です。かたやぶりなら天然を無視して剣の舞を積んで突破できます。
特性てんねんと回復技により非常に固く感じますが、他にも物理攻撃性能が高い物理アタッカーはピクシー対策になるでしょう。
ちなみにマジックガードの場合は普通にギャラドスなどの積みエースによって突破が可能です。ただ、選出段階ではどちらの特性のピクシーかわからないため両方を想定して動いたほうがいいでしょう。
ダイホロウによるBダウンも効果的でしょう。
ピクシーのてんねんは相手の能力変化を無視するだけで、自分の能力変化は通常通りかかります。
そのためダイホロウ連打で容易に突破が可能です。
マジックガードピクシーはいのちのたまを持っていて想像以上の火力がでる個体もいるので、ダメージ感覚を間違えないように立ち回ることが対策になります。
回復技のPPを枯らすのも対策になります。
つきのひかりはPP5,ねがいごとはPP10なのでPP合戦にはピクシーは比較的弱いです。
毒タイプも有効でしょう。
毒タイプポケモン自体は少ないんですが、マタドガスは1つの回答になります。とてもおもしろい試合が紹介されていたのではっておきますね。
まとめ:【ポケモン剣盾】ピクシーの育成論と対策【積みエース無効化の天然の害悪】
いかがでしたでしょうか。
夢特性てんねんによって新たな強さが開拓されたピクシー、パルシェンなどの積みエースに困っているトレーナーがいれば使ってみるといいかもしれませんね。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
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