【ポケモン剣盾】パルシェンの育成論と対策【対面構築エース!初代の誇り】
【ポケモン剣盾】パルシェンの育成論と対策【対面構築エース!初代の誇り】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
S2は1匹1殺を信条とする対面構築が流行ってますよね。
今回は1匹1殺どころか3タテできるほど対面性能が高く、初代ポケモン赤緑からいるパルシェンについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
パルシェンの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。
【パルシェンの特徴1】全抜き性能その1:からをやぶる
パルシェンといえばきあいのタスキをもたせて、初手「からをやぶる」からの攻撃特攻すばやさ2段階上昇です。
防御特防が1段階ずつ下がる代わりにつるぎのまいとこうそくいどうとわるだくみを一気にするようなものなので、非常に強力です。
僕もポケモンを始めたての頃にからやぶパルシェンの対策がわからず、そのまま全抜きされて何度やられたことかわかりません。(対策は記事の後半に書きます。)
どんな怪力でも開けることができない殻(by図鑑説明)をやぶったパルシェンは最強です。
【パルシェンの特徴2】全抜き性能その2:スキルリンク
からをやぶるだけならポットデスなど他のポケモンも覚えますが、パルシェンの全抜き性能が高い理由にはまだあります。
それが特性スキルリンクです。夢特性でもないのに非常に強力な特性です。
スキルリンクのおかげで、
- つららばり
- ロックブラスト
- ミサイルばり
という通常は2〜5回ランダムであたる技が絶対に5回当たるようになります。
これも昔は「なんかパルシェンの攻撃は毎回5回あたって運が悪いなー」とか思ってたんですが、パルシェンの特性だということを知って納得した記憶があります。チートですね。(ちなみにチラチーノもスキルリンクが使えます。)
全抜きするにあたってどんなパーティにおいてもストッパーとなるのが
- きあいのタスキ
- ミミッキュの化けの皮
- エルフーンやヤミラミ、オーロンゲのいたずらごころ先制みがわり
この3つです。(パルシェンのHPが1のときはかげうちなど先制技や砂嵐もストッパーに入ります)
しかし2〜5回攻撃の場合、1回目の攻撃でこれらを破壊し、2〜4回目の攻撃で相手を葬ることができます。
このことから、パルシェンは対策(例えば5回あたっても受けきれるような高耐久ポケモン)をしていないと簡単に全抜きされます。
【パルシェンの特徴3】全抜き性能その3:両刀
さらにパルシェンの強いところは両刀になれることです。
相手が物理耐久の高いポケモンでスキルリンクの攻撃を受け切ろうとしても、パルシェンの特攻種族値は攻撃種族値とほぼ同じ85あるので、からをやぶるで特攻2段階上昇した状態でタイプ一致であるハイドロポンプ(やなみのり)をうった場合受けきれるポケモンは多くないでしょう。
初手からをやぶるはだいたい読まれているので、全抜きに入るときにはHPが1になっていると思いますから両刀を使いこなすには相手のポケモンが物理耐久型か特殊耐久型か読めるくらいのトレーナースキルが必要になるので上級者向けだと思いますが、これもパルシェンの強力なところです。
【パルシェンの特徴4】ひるみ連打
パルシェンのもちものは基本的にはきあいのタスキですが、中にはおうじゃのしるしを持たせているものもいます。
おうじゃのしるしは10%の確率で相手をひるませる持ち物で、スキルリンクによる5回攻撃のすべてに判定がのります。
つまり、0.9×0.9×0.9×0.9×0.9=>回避できるのは約60%=約40%の確率で相手をひるませることができます。
からをやぶるをノーダメージで行うスキを作れるか、明確な役割対象相手に安全にきあいのタスキ不要で耐える調整ができるくらいのトレーナースキルがある人でなければ使いこなすのは難しい型ですが、決まれば高耐久受けポケモンですらひるみ連打で受けを許さなくなります。
もはやパルシェンを止めるには相手はダイマックスをきるしかありませんね。
パルシェンの育成論と戦い方
パルシェンは基本形としてきあいのタスキ型があり、次におうじゃのしるし、その他いのちのたまや耐久型などが少数いますが、ここでは初心者でも扱いやすい型を紹介します。
【パルシェンの育成論1】きあいのタスキからやぶパルシェン
- 性格:ようき(すばやさ↑とくこう↓)
- 特性:スキルリンク
- 個体値:C抜け5V
- 努力値:A252/S180/H76
- もちもの:きあいのタスキ
- わざ:からをやぶる・つららばり・ロックブラスト・こおりのつぶて
初手からをやぶる→つららばりorロックブラストで相手パーティの半壊〜全抜きを狙う型です。まずはこの型が通るパーティ、通らないパーティを選出段階で見極められるようになるのがパルシェン使いになる第一歩でしょう。
性格・個体値・努力値:
全抜き体制に移行するときはからをやぶるをしていて相手の初手の攻撃を受けてHPが1になっていることから、1回でも相手に耐えられるとやられてしまうことが容易に想像できるためA252ぶっぱで安定です。
性格補正とS180をふることで、最速スカーフサザンドラまで抜けるので一般的にはここまで振ります。それ以上振っても驚異となるポケモンは抜けないため252ぶっぱは不要です。(下記すばやさ計算参照)
一応残り76をHPにふることで、初手で相手が交換してくるなど無償からをやぶるができたとき多少有利に働きます。(殆どの場合初手で攻撃を食らってHP1になりますが)
ただ、そこまで役に立つ場面はないのでめんどくさければS252ぶっぱで使ってみてもいいでしょう。パルシェン自体が多いのでS252なら同族勝負で勝てることもあります。
または性格をむじゃきなど両刀向けにして6VかつC76をふり両刀パルシェンにすることもできます。
わざ:
からをやぶる・つららばりは確定です。
つららばりがきかない氷タイプに強いロックブラストも、命中不安ですがほぼほぼ確定でいいでしょう。
最後の1枠は自由ですが、ミミッキュなど先制技もちに最後の1撃を食らわせられるこおりのつぶてが一般的です。ドラパルトにも強くなれます。
他には下記のような技があります。
・ミサイルばり:バンギラス(砂嵐&ダイマックスがあるので超限定的)などに
・ハイドロポンプ・なみのり・れいとうビーム・ふぶき:両刀にするときに
・ひかりのかべ:相手が鈍足特殊のときに役立つかもしれません。
・スマートホーン・どくづき:フェアリー相手に
【パルシェンの育成論2】ギミックからやぶパルシェン
- 性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)or ようき(すばやさ↑とくこう↓)
- 特性:スキルリンク
- 個体値:C抜け5V
- 努力値:A252/S244/H12 or A252/S180/H76
- もちもの:いのちのたま(おうじゃのしるし・たつじんのおび・きあいのタスキ)
- わざ:からをやぶる・つららばり・ロックブラスト・こおりのつぶて
こちらは耐久に関してギミック(相棒のポケモンの壁貼り・鬼火・コットンガードバトンタッチなど)で対処する型です。きあいのタスキの安心感と違ってトレーナーによるプレイング性能が要求されるので、襷型よりも中級者向けかもしれません。
性格・個体値・努力値:
S244ふっておくことで最速スカーフヒヒダルマをからやぶ後に抜けます。襷を持たないこの型の耐久は壁貼りなど味方のサポート前提で考えますが、リフレクターを貼っている状態であればいじっぱり五里霧中ハチマキヒヒダルマのばかぢからを乱数で耐えますから、ばかぢから→からやぶ→ロックブラストで全抜き体制に移れます。(ちなみにH20ふれば確定で耐えられます。)もちろんスカーフヒヒダルマはそれより火力が落ちるので余裕です。
ようきS180にするかいじっぱりS244にするかで変わってくる驚異となるポケモンは最速スカーフサザンドラです。襷ではないのでこの型はりゅうせいぐんで落ちます。これを嫌う場合はようきS180以上の襷にしましょう。
A252は削る理由がないので基本的にぶっぱです。いじっぱりA252にすることで、頻繁に遭遇するミミッキュ対面において、たとえ化けの皮付きのミミッキュがダイマックスしても1発で落とせるようになります。(下記ダメージ計算参照)
あまりのH12は一応2n+1調整になります。
もちもの:
せっかくようきでなくいじっぱり型にする場合はいのちのたまをもたせることで前述したとおり厄介な化けの皮つきダイマックスミミッキュを1発で倒せる可能性が出てきます。
他の候補としては40%ひるみを狙う場合おうじゃのしるし、耐久が削られることを嫌う場合はやいのちのたまを別のポケモンに持たせる場合はたつじんのおび、やっぱり超高速アタッカーの一撃を耐えたい場合はきあいのタスキを採用する人もいます。
わざ:
アタッカー型なので基本形同様となります。
ただ、きあいのタスキ型と違ってHPが1にならない前提の運用なので、下記も選択肢に入ってくるでしょう。(からをやぶるを含めて2回変化技を打てる猶予はなかなか作るのが難しいですが。)
・てっぺき:からをやぶるで下がった耐久を上げ直してから全抜きに移るときに
・ひかりのかべ:同上
・みがわり:耐久ポケモンのあくびや切り返しのダイマックスをすかすときに
襷型の動画を公開しているトレーナーがいたのではっておきますね。
また、全体的な育成論の動画を上げているトレーナーがいたのでこちらもはっておきますね。
パルシェンの対策
先発パルシェン以外はステルスロックが非常に有効です。
襷型が圧倒的に多く、きあいのタスキさえ潰してしまえばからをやぶるスキがなくなり倒しやすくなります。
ただしオーロンゲやドラパルトなど壁貼りやバイウールーなどバトンタッチ採用と思われるポケモンがいるときは襷型以外も警戒して選出しましょう。
通常攻撃+先制技も有効です。
- かげうち
- ふいうち
- マッハパンチ
- バレットパンチ
など、きあいのタスキで耐えられて1体目がやられても2体目の先制技で倒すことを目指します。
高耐久で受けるのもありです。
- ナットレイ:【使いやすい受け】ナットレイの育成論と対策【陰キャ派?陽キャ派?】
- ドヒドイデ:【初心者キラー】ドヒドイデの育成論と対策【人で無し害悪】
- 耐久ミトム:【万能洗濯機】ウォッシュロトム(水ロトム・ミトム)の育成論と対策【迷ったら先発でOK】
といったポケモンたちが上げられます。
ちなみに特性「てんねん」もち(ナマコブシやヌオー)はからをやぶるの効果を無視できるのでこれらでもいいでしょう。
トリックルームも有効です。
からをやぶるのS上昇効果を逆手に取ることができるので、簡単に対処できます。一瞬でからやぶパルシェンが低耐久鈍足ポケモンになります。
参考:「【トリルエース】ドサイドンの育成論と対策【対物理最終兵器】」
最後にギギギアルです。
ミミッキュとパルシェンという対面性能の高いポケモンを対策できるので、意外と対面構築キラーといえるかもしれません。
参考:「【新ミミッキュキラー?】ギギギアルの育成論と対策【鋼2連撃】」
まとめ:【ポケモン剣盾】パルシェンの育成論と対策【対面構築エース!初代の誇り】
いかがでしたでしょうか。
初代ポケモンからトップメタにいるのはカビゴン・ギャラドス・パルシェン・リザードン・ラプラスくらいで、その中でも特に対面性能が高いポケモンがパルシェンです。
昔のポケモンはやってたけど最近のは、、、という人でも懐かしいパルシェンが今作でも強いのでぜひ剣盾やってみてはいかがでしょうか。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
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