【ポケモン剣盾】カイリキーの育成論と対策【ローブシンより強い?ミミッキュ狩り?】
【ポケモン剣盾】カイリキーの育成論と対策【ローブシンより強い?ミミッキュ狩り?】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はカイリキーの育成論と対策を考えていきたいと思います。
ローブシンと同じタイプ、同じようなステータス特性、同じように通信交換で進化するのになぜかローブシンより使われないカイリキー。
初代からいるポケモンですし、シバやサイトウの相棒でもあるポケモン。僕も育成していましたが本当にランクバトルでは使えないポケモンなのか見ていきましょう。
キョダイマックスカビゴン・ゲンガー・カイリキーが出やすくなっているので今のうちに捕まえておきましょう。なお、通常はカイリキーはソードバージョン限定ですがレイドイベント中はシールドバージョンにも出現します。
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カイリキーの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。
【カイリキーの特徴1】ローブシンと似たステータス
参考までにローブシンのステータスと比べてみましょう。
- HP:90 vs 105
- 攻撃:130 vs 140
- 防御:80 vs 95
- 特攻:65 vs 55→Win!!!
- 特防:85 vs 65→Win!!!
- 素早:55 vs 45→Win!!!
カイリキーの方がローブシンより高い数値になっているのが特攻・特防・素早さです。
この内特攻は使わないので、実質カイリキーの方が高いのは特防と素早さですね。
ローブシンより高い特防
HPはローブシンの方が高いので耐久指数でみてみると、カイリキーの特殊耐久指数は17325、ローブシンの特殊耐久指数は15300なので、カイリキーのほうが特殊相手に強くなっています。
AS臆病トゲキッスのマジカルシャインを参考にすると、H4振りだとローブシンは確定1発、カイリキーなら乱数1発(37.5%)と、62.5%は耐えるくらいの耐久です。
ローブシンより速い素早さ
素早さについては10も違います。ポケモンでは1違うだけで先行後攻が分かれる重要なステータスなので、これは大きな差になるでしょう。
- 55族:カイリキー・ゴルーグ・ウオチルドン・パッチルドン・シザリガー
- 50族:ラフレシア・ツンベアー・コオリッポ・ニャイキング・クチート・ヤミラミ・キレイハナ
- 48族:メタモン
- 47族:カバルドン
- 45族:イワパレス・ナゲキ・ローブシン・ヨノワール・オクタン
S45~55族の内訳はこのようになっています。
もっとも注目すべきは47族カバルドンを抜けるか抜けないかというところと、シザリガーが同速の55族だということですね。
いずれのポケモンも選出されると非常に強力なので、素早さ無振りでもこれらの上から殴れるというのは優秀な点だといえるでしょう。
ローブシンがこれらのポケモンを抜く場合、努力値や性格補正を素早さにさく必要が出てきます。
【カイリキーの特徴2】特性こんじょう・ノーガード
カイリキーの通常特性の1つこんじょうは状態異常になると攻撃が1.5倍になるというローブシンやタチフサグマと同じ特性です。この場合かえんだまをもたせることが多いですね。
そしてもう1つの特性ノーガードは、ほぼ「ばくれつパンチ」ピンポイントで活用する特性で、本来命中率50%の強力な技ばくれつパンチを命中率100%でうてるようにするというものです。
タイプ一致補正で威力150+確定で相手を混乱にすることができるので、カイリキーといえばノーガードばくれつパンチというイメージを持っているトレーナーも多いでしょう。
なお、夢特性の「ふくつのこころ」は怯むと素早さが上がるというものですが、怯み自体がてんのめぐみトゲキッス・ヒヒダルマのつららおとし・ドリュウズのアイアンヘッド・王者の印チラチーノやパルシェンといった感じでこの特性が活かせる場面が少なすぎるので、あまり使われない特性です。
【カイリキーの特徴3】先制技はマッハパンチではなくバレットパンチ
ローブシンとの明確な違いとして、先制技が格闘タイプのマッハパンチではなく鋼タイプのバレットパンチを覚える点です。
なおバレットパンチはエビワラーなどからの遺伝技であり、レベルアップでは覚えません。
これはカイリキーとローブシンの非常に大きな差になっています。
というのも、ミミッキュ・トゲキッス・ニンフィアといったフェアリー対面ではローブシンは圧倒的に不利対面なのでほぼ何もすることができず、基本的には交代するんですがそのスキに剣の舞・悪巧み・瞑想などを積まれやすいという欠点があります。
しかし、カイリキーの場合は交代せずにバレットパンチをうつことができ、相手の不意をついて一気に削ることができます。
参考までに根性バレットパンチの威力を書いておきます。
- H4ミミッキュ:68.7~82.4%確定2(化けの皮ダメ+命の珠ダメで確定1)
- H132トゲキッス:44~53.1%乱数2
- H252ニンフィア:53.4~63.3%確定2
なお、「バレットパンチうつならルカリオでよくない?」っていう意見は聞き流します。
【カイリキーの特徴4】キョダイシンゲキ
キョダイマックスカイリキーのキョダイマックス技、キョダイシンゲキはダイナックルのA上昇の代わりにきあいだめの効果で急所ランクを+1にします。
急所ランクは+3で確定急所になり、ピントレンズで+1できるためクロスチョップ・ストーンエッジ・クロスポイズンといった急所ランク+1の技と組み合わせると、確定急所を連発できるようになります。
【カイリキーの特徴5】はたきおとす
ローブシンとの大きな違いの1つははたきおとすです。
前作まではローブシンもはたきおとすを使えましたが、今作では没収されてしまいました。
カイリキーはローブシンと似た立ち位置ですが、はたきおとすは引き続き使えるので差別化できるでしょう。
一方でローブシンはドレインパンチが強いのですが、ドレインパンチはカイリキーが覚えられません。
カイリキーの育成論と戦い方
今作でキョダイマックスが使えること、はたきおとすが没収されなかったことを活かした型を考えていきましょう。
カイリキーは初代からいるポケモンですが、ランクバトルで使われずあまり型が開発されていないポケモンの1体ですね。
【カイリキーの育成論】急所を狙う勇敢なキョダイシンゲキカイリキー
- 性格:ゆうかん(こうげき↑すばやさ↓)
- 特性:ノーガード
- 個体値:CS抜け4V(Sは逆V)
- 努力値:HA252/B4
- もちもの:ピントレンズ
- わざ:ばくれつパンチ・ストーンエッジ・ダブルチョップ・ヘビーボンバー
特徴・戦い方
見ての通りダイマックストリルエースです。3番手においてトリルミミッキュなどから後半に展開していきましょう。
このカイリキーが展開する頃には相手のミミッキュを処理済みもしくは化けの皮まで剥がしていることが理想です。
キョダイシンゲキを勇敢なカイリキーでうちたくて作った型です。
調整
■H252/B4
2n+1調整かつ総合耐久指数最大化
4はBにふってもDにふってもOK
■ゆうかんA252
ぶっぱにしないとHBアーマーガアくらい硬い相手には急所でも突破困難になります。
■ゆうかんS逆V
最遅にすると無振り34族まで遅くなるので、基本的にはトリル下で先手を取れます。
最遅にしなくてももともと遅いので、トリルが切れた後に先手を取る可能性を増やしたい場合は意地っ張りでSもVにしておくのがいいでしょう。
あと、ゆうかんなカイリキーってなんかカッコいいので。
わざ
■ばくれつパンチ
確定命中+確定混乱で威力150のメインウェポン
■ストーンエッジ
ギャラドスなどカイリキーをみて選出されやすい対飛行エースや、鬼火で弱体化を狙ってくるエースバーンやヒートロトムなどの炎タイプ用
鉄壁やのろいを積まれて突破困難になったときにも。
■ダブルチョップ
みがわりや気合の襷を1発で突破するための技
キョダイシンゲキ後の急所ランク+2なら2回のうち1回は急所に当たってくれる(はず・・・)カイリキーとの絆が大事
■ヘビーボンバー
対フェアリー用。ダイスチルでBアップを狙うのも強力
【カイリキーの育成論】銀の弾丸カイリキー
- 性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
- 特性:こんじょう
- 個体値:C抜け5V
- 努力値:H204/S52/A252
- もちもの:かえんだま(たつじんのおび・命の珠)
- わざ:バレットパンチ・インファイト・れいとうパンチ・はたきおとす
特徴・戦い方
カバルドンのような起点作成ポケモンやドラパルト、ヒヒダルマがいる場合に初手に、カビゴンがいる場合に2番手以降においておきます。ヒヒダルマはバレットパンチで落とせませんがスカーフなら耐えるのでバレットパンチ2回で勝てます。
ミミッキュやトゲキッスは基本的には不利対面なので、相手が交代読みで剣の舞や悪巧みをうって全抜き体制に入る可能性があると読む場合はバレットパンチ、そうでなければ交代という択が発生します。
無振り61族(バンギラス)までは抜けるので上からインファイトで一撃で倒せるでしょう。
調整
■いじっぱりA252
根性さえ発動すればHBカビゴンでもいじっぱりA28で確定1発ですが、ミミッキュやトゲキッスにバレットパンチを一撃入れる場合にほとんど削れなくなるのでAぶっぱ。
ミミッキュやトゲキッスなどフェアリー相手に引く場合はA28で耐久にまわすのもあり。
■S52
無振りバンギラス抜き。84まで振ってブラッキー抜きまで調整するのもあり。
■H204
あまりぶっぱ。
もちもの
■かえんだま
こうげき1.5倍はこだわりハチマキと同じ補正なので実際使ってみると非常に強力なことがわかると思いますが、耐久がどんどん削られるのがネック
また、ノーガード型ではなく根性型であることが2ターン目にバレるというのもデメリット
■命の珠
ノーガードカイリキーが多いため、相手が鬼火をうってきたり交代読みで鬼火を受けることができれば耐久がごりごり削られる代わりに非常に強力になる
■たつじんのおび
耐久が削られないので、後少し耐久があれば勝てたという盤面があるときにおすすめ。最初はたつじんのおびを使って、火力が足りない場合にかえんだまや命の珠を試すという順序で自分なりに工夫してみても楽しめるでしょう。
わざ
■バレットパンチ
対フェアリーに一発打ち込む用
パルシェンなどの襷ケアにも◎
■インファイト
タイプ一致メインウェポン
根性発動後はHBカビゴンも確定1発。根性が発動していなくてもインファイト→バレットパンチで狩れる
■れいとうパンチ
HBカバルドンにれいとうパンチ→根性ダイアイスでオボンのみを発動させずに突破できます。
ドヒドイデを見たい場合はかみなりパンチ、ナットレイを見たい場合はほのおのパンチもあり。
毒毒対策や火炎玉を確実に発動させてから行動したい場合はまもるもあり。ダイマックスでダイウォールになるのも、ダイマックスターンを枯らして最後にバレットパンチをうてるため優秀
■はたきおとす
カビゴン相手のような圧倒的有利対面や受けポケモン相手に。交代読みでうてるようになると強力
弱点保険ドラパルトでなければ、ドラパルト対面でも強く出られるようになる技
バレットパンチは採用していませんが、根性カイリキーを紹介していたのではっておきますね。
カイリキーの対策
フェアリーで対策するのがおすすめです。
バレットパンチ採用型などがいるものの、そもそも数が少ないポケモンなので意識して対策は必要ないでしょう。
- トゲキッス
- ミミッキュ
- アシレーヌ
- ニンフィア
ただ、もし対面した場合はバレットパンチとばくれつパンチの両方を警戒して悠長に積まずに即フェアリー技で殴ったり、トゲキッスの場合はダイジェットで一撃で倒しつつ餌にするといいですね。
まとめ:【ポケモン剣盾】カイリキーの育成論と対策【ローブシンより強い?ミミッキュ狩り?】
いかがでしたでしょうか。
初代からいるポケモンで意外とファンも多いのに使われないカイリキー、レイドイベントでも出現しやすくなっているうちに捕まえて育ててみてはいかがでしょうか。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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