【ポケモン剣盾】トリトドンの育成論と対策【最強のクッション!一歩進んだ受けポケモン】
【ポケモン剣盾】トリトドンの育成論と対策【最強のクッション!一歩進んだ受けポケモン】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はクッションポケモンとして非常に優秀な性能を誇るトリトドンというポケモンについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
試しにトリトドンを入れたパーティ(トリトドン・トゲキッス・ドラパルト・ミミッキュ・ナットレイ・ギャラドス)で戦ってみたところ、トリトドン採用率100%の場合のマスターボール級における勝率が70%を超えたので、相当使いやすいポケモンだと思います。(ちなみに著者は完全なトリトドン初心者です。予想以上に強くて驚愕しました。)
クッションとは:
大前提としてポケモンで安定して勝つためには有利対面を作ることが非常に重要だと考えます。
通常は交代によって有利対面を作りますが、これを安全に行うのは簡単ではありません。安全に有利対面に移行するためには、不利対面のときに「あくび」などのクッション技を持ち、かつ、相手の技を確定3発以上耐えるポケモンを後出しし、クッション技をうったあとに高確率で予測可能な相手の交代に合わせて有利対面のポケモンに交代するという手順が必要です。
この機能を持つポケモンをクッションポケモンといい、トリトドンはその性能が非常に高いポケモンの1体です。(他にはカバルドンやブラッキーなどがいます。)
トリトドンの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。
【トリトドンの特徴1】バランスの良いステータス
トリトドンは意外とバランスのいいステータスをしています。
防御種族値は68と予想外の紙耐久なんですが、HP種族値が100超えの111となっており特化させることで十分な耐久(大抵の攻撃を確定2〜3発)となります。オボンのみをもたせることで確定数をほぼ3発にすることができ、クッションポケモンとして活躍します。
【トリトドンの特徴2】意外と高い特攻
トリトドンは受けポケモンかと思いきや、特攻種族値が防御種族値よりも高い92となっています。
これがどういうことかというと、特攻無振りでも熱湯で相手のHPを2~3割削ることができるくらいの攻撃力をもっていて、他のメンバーの「後少し足りない火力」を補う役割を達成することができるということです。
特性のよびみずを発動させることができれば、ウインディを乱数で落とせるくらいの火力が出ます。
ちなみにこの数値はギャラドスの特攻種族値60と比べても非常に高いので、特攻に特化させた育成をした場合は特殊ギャラドス以上の火力のハイドロポンプをうつことができるほどです。(特殊ギャラドスが強いのは物理受けが出てきたときに圧倒的に強く出られるから&80族を抜けるすばやさ81族だからなので、明確に特殊型とバレている鈍足トリトドンとは活躍場面が違いますが。)
【トリトドンの特徴3】クッション性能の高い複合タイプ
トリトドンは草以外に弱点が存在せず5タイプを半減以下に抑えます。(特性よびみずによって実質2タイプを無効化)
サイクルパーティに多いヒトム(ヒートロトム)・ミトム(ウォッシュロトム)に非常に強く出られるポケモンです。
これらのポケモンはボルトチェンジによって相手が有利対面になる動きをしてきますが、じめんタイプによってそれを封じることができます。
弱点の草についても、「【初心者向け】どのタイプの技が最強?実は一貫性が高い技とは…【ポケモン剣盾】」で記載したように草は一貫性が非常に低いタイプ(交換すればほとんどのポケモンが半減で受けられるタイプ)なので、サブウェポンでもわざわざ採用するポケモンが少ない状態のうえ、使ってくるポケモンがほぼ決まっているので選出時点ですぐに予測することができます。
つまり、プレイングでカバーするのが比較的簡単な弱点タイプとなっています。
【トリトドンの特徴4】クッション性能を満たすわざ範囲
クッションの役割を満たすためには
- 高確率で交代させる(あくび、おきみやげなど)
- 相手が交代しなくても後続のアドとなる結果を残す(あくび、トリックルームなど)
- 後続を安全に着地させる(バトンタッチやタイプヌルに代表される鈍足とんぼ返りなど)
といった性能をもつ技が必要です。
なんとトリトドンはタマゴ遺伝(byヌオー)によってあくびを覚えることが可能です。
前述したとおりタイプ性能も高く、オボンのみ込みで確定3発で受けられる盤面が多く、クッション技をしっかり発動させることができる可能性が非常に高い(=クッションとしての役割遂行能力が高い)ポケモンです。
トリトドンの育成論と戦い方
クッションとして役割を遂行してもらうにはほぼ1択となりますので、それを紹介します。
クッショントリトドンの育成論
- 性格:ずぶとい
- 特性:よびみず
- 努力値:HB252/D4
- もちもの:オボンのみ
- わざ:あくび・じこさいせい・ねっとう・クリアスモッグ(おきみやげ)
戦い方:
先発のポケモン(ドラパルトなど)が不利対面のときに交代やとんぼ返りからの受け出し
↓
あくび
↓
あくび(突っ張って眠ったら後続の積みポケモン(わるだくみトゲキッスやりゅうまいじかじょうギャラドスなど)に交代して全抜き体制に移行)
↓
あくび連打で相手のポケモンが見えてきたらタイミングをあわせて有利対面のポケモンに交代。(おきみやげ採用型なら不利対面でも後続が1ターン積める余裕が生まれるのでそこから全抜きに移行できることもあります。)
熱湯がきく相手が出てきたら熱湯。
完全に受けられるポケモンが出てきたら一旦じこさいせいから交代してきたら再度あくびでタイミングを見計らう。
ちなみに先発で出してもあくび連打からの流れができます。相手の選出にこちらの誰も抜けない高速アタッカーがいるときや、受け出しがしにくい超火力ポケモン(ヒヒダルマやアイアント)がいるときに便利です。超火力ポケモンもこちらの積みエースの全抜き体制が整った後では楽に潰せます。
性格:
物理アタッカーの多い環境なのでBに1.1倍補正のかかるずぶといがおすすめです。すばやさを下げる意味はこのトリトドンの場合あまりないので、のんきである必要はありません。
特性:
水を無効化しつつワンチャン特攻1段階上昇の恩恵を受けられるのでよびみずがおすすめです。というよりよびみずで確定です。
努力値:
面倒な方はHBぶっぱの残りDでOKです。(ちなみに僕が勝率7割を記録したのはぶっぱ型です。)
回復効率を考える人は、実数値が4nとなりオボンのみ回復効率がいいH234/B252/D20の調整や2n+1のHP実数値217となるH244/B252/D12もありです。
参考:「【上級者の育成論】HPの奇数調整、2n+1調整や3n調整とは【ポケモン剣盾】」
もちもの:
クッションの役割遂行時にオボンのみによって確定2発→確定3発にずらし、しっかり仕事をしてもらうためにオボンのみがおすすめです。フィラのみなど混乱実は発動する前にやられてしまう盤面が多いのでおすすめしません。
わざ:
クッションわざとしてのあくび(タマゴ遺伝)は確定です。
オボンのみなしで確定3発耐える相手に対して詰めることから、じこさいせいとねっとうも覚えさせておいたほうがいいでしょう。中火力相手にはじこさいせい連打でダイマックスターンを枯らすことも可能なので汎用性が高いです。
最後は選択技ですが、クリアスモッグ(タマゴ遺伝)がつるぎのまいから入ってくるミミッキュの皮を剥きつつバフをリセットできるのでおすすめです。ただし毒技なのでキリキザンやドリュウズなど鋼タイプの積みには無力なので注意です。
クリアスモッグのトリトドンを紹介しているトレーナーの動画があったのではっておきますね。
他の技候補は下記のようなものがあります。
- ミラーコート(タマゴ遺伝):たまにこれで返り討ちにされた記憶があるので、使いどころを間違えなければ強い。クッションというより死に出しからの特殊受けという限られた場面で役立ちそうです。
- カウンター(タマゴ遺伝):ミラーコートの物理版です。
- だいちのちから:ねっとうはあくびで眠る前に火傷にしてしまうおそれがあるので、特防を下げてゴリ押しできる可能性のあるこちらも。飛行やふゆう相手に無力です。
- うずしお・すなじごく:確定3発以上かけないとトリトドンを倒せない相手はこれで交代を封じて熱湯やだいちのちからでゴリ押しして倒せます。
- おきみやげ:ダイフェアリーやダイサンダー、ラムの実もち(上位勢のエース一般。ギャラドスやアーマーガア、サザンドラなどSを上げたり元々高く全抜きを狙ってくるポケモンが多い印象)を相手にするときにあくびは意味をなさないので、何もできずやられるくらいならおきみやげをおいていきましょう。あくびループの終わりが見えないときに強引に後続積みエースのための積みのスキを作るのにも便利です。
ちなみにタマゴ遺伝は下記のポケモンから可能です。
- ミラーコート・カウンター:ソーナンス
- クリアスモッグ:マタドガス
- あくび:ヌオー
ここでお気づきの人もたくさんいると思いますが、
- 水・地面の複合タイプ
- あくび・ねっとう・じこさいせい
というのはほとんど「ヌオー」と一緒です。
さらにヌオーは「てんねん」以外に「ちょすい」を持っており、こちらは水を無効化してトリトドンのよびみずと違って「1/4回復」します。
HP・特防に関してヌオーはトリトドンと比べると低くなっている=やや特殊耐久が低く、ヌオーは攻撃種族値のほうが特攻より高く物理型といえます。物理耐久に振っているポケモンが多く物理型はヌオー程度の火力ではあまりダメージがでず、メインウェポンが熱湯である場合は特攻種族値が高いトリトドンのほうが強力なので、現環境におけるヌオーはてんねんとして使ってトリトドンと差別化した運用をするほうがいいでしょう。すでに積んでしまって手がつけられないポケモンにはてんねんヌオーの方が強く出られますが、トリトドンはその前にこちらが積んで抜いていくイメージです。
一言でいうと守りのヌオーと攻めのトリトドンといった感じでしょうか。
トリトドンの対策
トリトドンは草4倍弱点なので、これを高火力で打てるポケモンであればたとえトリトドンが交換されて後続に受けられても多大な負荷を与えられます。
- 草ロトム:超火力リーフストーム
- ネギガナイト:急所リーフブレード
- クワガノン:C145の超火力エナジーボール
- シャンデラ:C145の超火力エナジーボール
いずれのポケモンもトリトドンよりすばやさが勝っているので、トリトドンは勝つことができません。
ただし、たとえば下記のような流れはよく起こるので一緒に選出するポケモンは注意しましょう。(トリトドンと一緒に出てくる3体目のエースポケモンを予測しましょう。)
- 1手目ドラパルトvs草ロトム:ドラパルトとんぼ返り&草ロトムあくのはどう
- 2手目トリトドンvs草ロトム:あくのはどうトリトドン受け。草ロトムリーフストーム
- 3手目エースバーンvs草ロトム:リーフストームエースバーン受け。エースバーンかえんボール
あくびを無効化できるラムの実・ダイフェアリーによるミストフィールド・ダイサンダーによるエレキフィールド・ちょうはつなどでも無力化できます。
一般的なあくび対策ですね。
まとめ:【ポケモン剣盾】トリトドンの育成論と対策【最強のクッション!一歩進んだ受けポケモン】
いかがでしたでしょうか。
クッションとして非常に強力な性能をもつトリトドン。
ヌオーとほぼ同じ性能ということは弱いわけがありませんね。
トリトドンが1体パーティにいるだけで一気に勝率があがる人もいると思うので、ぜひ育てて使ってみてはいかがでしょうか。
それでは今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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