【ポケモン剣盾初心者向け】エースバーンの切り返し方&ダイジェット対策【鎧の孤島編】

【ポケモン剣盾初心者向け】エースバーンの切り返し方&ダイジェット対策【鎧の孤島編】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
鎧の孤島から過去作のポケモンたちも大量にはいってきてランクバトルが楽しいですね。
今回は猛威を振るい続けているエースバーンの対策のうち、切り返し方について調査していきたいと思います。
過去に下記のエースバーン対策記事を書きましたが、キョダイリベロエースバーンのランクマッチ解禁前(鎧の孤島配信前)の情報なので今回はさらにアップデートした対策を調査&まとめていきつつ考察を深めていきたいと思います。
【対策方法10選】リベロエースバーンが強すぎて対策できない件【徹底解説】
【リベロエースバーン対策】対策ポケモン徹底解説【おすすめも紹介】
マスターボール級4桁くらいまでなら通用しそうな方法をまとめていきます。
■マスターボール級4桁とは
マスターボール級4桁辺りから相手もちらほらと今回の対策をケアした選出や読みを決めてくるので、4桁以上は単純に相手がどこまで読んでくるのか、相手の並びでこちらのやりたいことは対策しきれているかを瞬時に判断できるトレーナースキルが必要になってくるので、試合を何百試合、何千試合と重ねて自分の脳みそに自動学習してもらう必要が出てくると思います。
たくさんポケモンバトルをしましょう!
ちょうどマスターボール級3〜4桁は過去作で環境トップをとっていたトレーナーや、現環境トップのトレーナーのお試しパーティのサブロムがうじゃうじゃいる順位帯なので読みの能力も頭一つ抜けてる感ありますね。
ちなみに当然ながら1〜2桁は現環境トップのメインロム+現環境トップのサブロムが複数いる順位帯です。(1人で5〜6個以上のサブロムで上位チャレンジしてるトレーナーも普通にいると思います。主にマッチング・急所・状態異常などの運ゲーによる負け筋の分散のためで、運ゲで順位が腐ったロムは捨てて新しいロムを作り再チャレンジする感じですね。)
リベロエースバーンを切返せないパーティは確定負け
リベロエースバーンは今やかなり型が豊富な上にすべてをタイプ一致でうってくる超火力、タイプ変化による半減受け、威力160という超火力+特性無視という強すぎるキョダイカキュウ、そしてS119という高速からほぼすべてのポケモンを上からねじ伏せてくる明らかな壊れ性能のポケモンです。
メジャーな型だけでも下記の通り約10個の型があり、技構成は様々です。
- 命の珠物理基本形
- 特殊
- 両刀
- 襷カウンター
- スカーフとんぼ
- ハチマキ
- ラムビルド
- チョッキフルアタ
- ニトロビルドバトン
ここまで強いとエースバーンがダイマックスしたらそのまま3タテされて試合が捲られるのもよくある光景でしょう。
現在では、パーティ構築の際にリベロエースバーンのダイマックスからの全抜きを阻止する対策を入れていないパーティはすべてオワコンです。
昔強かったパーティでも今ではハイパーボール級にすら登れない可能性すらあります。
リベロエースバーンを切返す対策
リベロエースバーンを切返す定番の方法があるので、初心者向けに解説します。
マスターボール級にいっているようなトレーナーのパーティには基本的に必ず対策が入っているので、もしマスターボール級にいけないトレーナーは対策できているか一度パーティを見直すといいでしょう。
比較的どんなパーティにも簡単に組み込めそうな対策を5つ選んだので参考にしてみてください。
- カウンター
- トリックルーム
- 電磁波
- 高火力でねじ伏せる
- メタモン
【エースバーン対策1】カウンター
物理アタッカー対策としては一般的なもので、パーティの襷持ちがカウンターを覚えるならとりあえずこの対策を入れているトレーナーも多いです。
自分のポケモンがカウンターを覚えるかどうかは神サイトのポケモン徹底攻略をみればOKです。
ただし下記の点がネックです。
- 結構バレバレなので、相手が殴ってくるしか選択できない状況に追い込む必要がある(最後の1体など)
- 特殊・両刀エースバーンには無力
- 襷はステルスロックや天候ダメージに弱い
ダイナックルでAが上がったエースバーンも返り討ちにできる襷カウンターがメジャーですが、一応ヌオーなら能力上昇を無視した上で相手の攻撃を耐えてカウンターを決められます。
ヌオーのカウンターは警戒されませんが、ヌオー本来の強さが活かしにくくなる点がデメリットですね。

ヌオーはミラーコートを覚えませんが、同じ地面水のトリトドンならミラーコートができます(ただしA上昇したエースバーンには対抗できないので襷をもたせることが多いですね。)
ちなみに選出段階からトリトドンのカウンター・ミラーコートは警戒されまくります。

てんねんを持っていてカウンターとミラーコートを覚えるというとナマコブシも候補にあがりますが、こちらもトリトドン同様選出段階から警戒されます。
警戒されるとは書きましたが、どのポケモンがカウンターを覚えるか、ミラーコートを覚えるかというのを暗記していない順位帯(主に5桁の中くらいから下)では通用するでしょう。(それ以上の順位でも立ち回りを工夫すればもちろん通用します。)
【エースバーン対策2】トリックルーム
トレーナースキルの差があるときでもワンチャン勝ちにいけることで有名なトリックルーム戦術も高速なエースバーン対策として人気の1つです。
特に鎧の孤島からポリゴン2が解禁されたので、ポリゴン2でトリックルームを貼る事が多いですね。
- HB特化した呪いミミッキュ
- HBポリゴン2
- 襷トリックルーム
主に使われるトリックルーム役としてはこの3パターンだと思います。
実はHB特化すれば陽気エースバーンの珠火球までならミミッキュは耐えるんですよね。(いじっぱりだと50%で落とされます。)
あまりにもきれいな数字なので絶対ゲームフリークが狙ってこの数値調整になってると思うんですが。。。

ちなみにHBポリゴン2なら陽気A1段階上昇ダイナックルでも落とされません。(いじっぱりエースバーンだと12.5%でダイナックルで落とされる&とびひざげりだとA1段階上昇だと落とされます。)

トリックルームした後はミミッキュの呪いや襷トリックルーム役でもブリムオンなどの自主退場からアローラガラガラのような超火力ポケモンでワンパンしていくのがセオリーですが、ポリゴン2のイカサマやイエッサンのワイドフォースなど自身が殴っていける場合は殴っていくこともあります。
- 死に出し
- エースバーンの攻撃を1回耐えてトリックルーム
- 自主退場or高火力削り
の流れですね。
エースバーンの火力を受け出しするのは無理なので、死に出しじゃないと対策できない(つまり初手ダイマエースバーンを止める場合トリルエースで3タテする必要性が高い)のはトリックルーム対策のネックではあります。
相手の初手ダイマックスで1体持っていかれると非常にまずいので、主に初手ダイマックス構築と組み合わせることが多いと思います。
【エースバーン対策3】電磁波
S8で流行ったのが電磁波です。
- ギャラ・キッス・エースバーン・ドラパルトともに軒並みエースのラムのみ持ちが少なく決まりやすかった
- ワンチャン麻痺で動けない運ゲーも狙える
- エアスラッシュやアイアンヘッド、滝登りといったまひるみ、ポリゴン2の自己再生込の高耐久との相性がよかった
ラムのみ持ち+火力ぶっぱの型が多い環境では積まれてダイマックスで倒されるので決まりにくいんですが、物理高火力を受けるためにHBオボンギャラや残飯キッス、襷ドラパルトが多かったので電磁波が効果的なシーズンでした。
エースバーンは主に火力ぶっぱの命の珠ですね。
電気タイプのパッチラゴンがエースで出てきたときは通用しませんが、それ以外のエースに有効でした。
電磁波によるエースバーンの切り返し方としては3パターンあります。
- 襷電磁波(襷ドラパルトが有名)
- ダイジェット持ちで先に展開した後に切り返しの電磁波
- トリックルームのように高耐久で耐えて電磁波
パーティの襷持ちが電磁波を覚えるようであれば電磁波を採用するのはありです。(もしくはほっぺすりすり)
ただしこちらのポケモンの素早さが遅い場合は相手がラムでなくとも身代わりで詰むので注意しましょう。速いポケモンがおすすめです。
特にドラパルトは素の素早さが圧倒的なので、HPが1でも残っていれば1回引いて後半に別のポケモンに対して電磁波を撒く、呪いをかける、ふいうちで削る、ゴーストダイブでダイマックスターンを枯らすなど何でもできるダイジェッターの切り返しとして優秀なポケモンですね。
ダイジェット持ちで先に展開する方法は、相手のダイマックスより先にこちらがトゲキッスやギャラドス、ドラパルトなどでダイジェットを積んでしまって相手を半壊させたあとにダイマックスで切り返してくるエースバーンに対して、こちらがダイマックスが切れた後に上から電磁波をかけていくことで実現できます。
相手が麻痺してくれれば、ギャラドス(やドラパルト)はとびはねるでダイマックスターンを枯らせる、トゲキッスは朝の日差しや身代わりでダイマックスターンを枯らせるので圧倒的アドを取り続けることができて強い動きの1つです。
しかも連続麻痺を引いてくれればダイマックスターンが枯れた後に上から滝登りやエアスラッシュでまひるみで一方的に倒す可能性も持てる動きですね。
本来ここまで圧倒的な動きを取るのは難しいんですが、相手エースのラムのみもちが少なかったのもあり通りやすい動きだったと思います。
最後の高耐久で受けて電磁波は、HBミミッキュやHBポリゴン2などトリックルームのところで説明したのと同じような感じで耐えて電磁波を入れる戦法です。
ただ、この戦法はどちらかというとダイマックスへの直接的な切り返しとしてはあまり強くなく(耐久に振る分麻痺を入れてもSで負けることがある)、例えば相手の特殊アタッカーにラッキーを受け出しして相手が物理アタッカーに交換するのを読んで電磁波を入れる、というような動きで刺さるものです。
電磁波による切り返しは、ラムのみもちやロトムなど電気タイプに弱いのがネックです。
電磁波はシーズン8のようにラムのみもちやロトムが少なかった環境(電気はほぼパッチラゴンかジバコイルしかいなかった)ではパーティにも組み込みやすく、活躍しやすい切り返し方です。
【エースバーン対策4】高火力でねじ伏せる
耐久が低いエースバーン対策には圧倒的な火力で上からねじ伏せることも一応できなくは無いです。
具体的には下記のような方法です。
- エースバーンを一撃で落とす(超火力ポケモンやダイマックスなど)
- エースバーンの超火力弱点を受けても耐えるポケモンの弱点保険で切返す
ダイジェット済みかつ自信過剰でAの上がった命の珠ギャラドスや雨下であれば、ダイマックスが切れた素の状態の滝登りでA180以上振ったギャラドスはダイマックスエースバーンを確定1発で倒せます。
こちらも電磁波のようにこちらが先に展開しておくことで、上から制圧し続けて相手の切り返しダイマックスを許さない動きですね。
電磁波と違ってラムのみエースバーンまでケアできる代わりに襷エースバーンをケアできないので、後続には先制技持ちを編成したり初手でステルスロックを撒いておきます。
ちなみに相手がダイマックスを先に切っている場合はエースバーンの攻撃を等倍で受けられるポケモンであればダイウォールで枯らして素の状態に戻ったエースバーンの攻撃を1回耐えた後にダイジェットで切返すという形でエースバーンを一撃で倒すこともできます。
素の状態といっても上から超火力のエースバーンに殴られるので、そこそこの耐久をもち等倍で受けられてダイジェットもできるポケモンが候補にあがりますが、完全にトゲキッスですね。
ポケソルさんが紹介していた下記動画の2戦目はわかりやすいです。
いたずらごころ電磁波(後攻のしっぽ)オーロンゲ・クレッフィなどがいないパーティにおいて、トゲキッス入り構築に対してダイマックス耐久ぶっぱトゲキッスを一撃で(もしくは後続の先制技もちと合わせて)倒せないポケモンで先にダイマックスを切る場合、ひるみ連打で負ける可能性は十分にあるのでダイマックスタイミングは気をつけたいですね。(もしくは始めからひるみ連打の負けは覚悟の上で動くか)

弱点保険で切返す動きとしては、例えば耐久にぶっぱしたドリュウズでエースバーンのキョダイカキュウを耐えた後に、返しのダイロックで倒してすなかきを発動し、そのまま全抜きを狙うようなプランがあります。
A無振りでもドリュウズは素の火力が高いので岩なだれベースのダイロックなら一撃でエースバーンを倒します。

ドリュウズくらいの耐久があって弱点をつかれやすいポケモンなら、どんなポケモンでも耐久に振ることで弱点保険で切返すというこの動きができるんですが、
- Sを上げる手段がないポケモンの場合相手の後続にドラパルトなどの高速アタッカーがいるとダイマックスをエースバーンを倒す1ターンだけで消費されてしまうこと
- 弱点保険で耐えても相手の後続にゴリランダーや命の珠ミミッキュなど高火力先制技持ちがいると同じく1ターンで倒されてしまうこと
- 物理・特殊のどちらかの型にしか対応できない場合が多いこと(両方対応できるポケモンは弱点保険が読まれやすいこと)
- 壁貼りや鬼火の後に弱点保険の可能性があるポケモンを出すと読まれやすく弱点保険を発動できずにダイジェット→キョダイカキュウのようにケアされやすいこと
といった相手の選出時の読みスキル、立ち回り時の読みスキルによっては簡単には切り返させてもらえないでしょう。
とはいえ選出時や立ち回り時にそこまで読んでいるのはマスターボール級4桁以上のトレーナーくらいなので、低い順位帯ではこの対策も通用しやすいです。(実際この対策は5桁のうちは通用しますが、4桁にはいったあたりからだんだん通用しにくくなりました。)
上位で実現する場合は、相手視点で弱点保険だとわかっていても弱点をうつしかないような状態まで詰めて、相手が「ワンチャン弱点保険じゃなければ勝てる」というようなお祈り状況において発動させて勝つ戦い方になっていきます。
【エースバーン対策5】メタモン
メタモンは相手のダイマックスをコピーして切返せる唯一のポケモンです。
パーティのポケモンを1体入れ替えるだけで簡単に対策として組み込むことができます。
メタモンは主にきあいのタスキメタモンとスカーフメタモンがいます。
きあいのタスキメタモンの場合、相手と同速勝負になるので50%で大ダメージを受ける可能性があり、スカーフメタモンはダイマックスすると結局同速勝負になってしまうので素の状態で殴ることになりますが、エースバーンの技構成が火炎ボール・ふいうち・とびはねる・とびひざげりの場合は命中不安が多いこと、相手の裏にゴーストがいるととびひざげりがうちにくいこと、とびはねるは後攻とびはねるが有利であること、ふいうちは身代わりエースバーンや交代をケアすると打ちにくいことから、一応対策できなくはないもののそれなりの読みスキルと運は必要になってきます。
決まればこちらのエースバーンと合わせて最強ポケモンエースバーンを2体使うことができて強力ですが、扱いに慣れは必要かもしれません。
まとめ:【ポケモン剣盾初心者向け】エースバーンの切り返し方&ダイジェット対策【鎧の孤島編】
いかがでしたでしょうか。
鎧の孤島が配信されてからエースバーンの対策もいろいろ増えてきましたが、それと合わせてエースバーンの型の多様化も止まらないので今後も冠の雪原配信までは最強ポケモンの座に君臨し続けそうですね。
頑張って対策していきましょう!
そういえばエースバーンのドイツ語名は「Liberlo」だそうです。
なんかカッコいいのでドイツ語ロムで育てようかな。(英語のCinderaceも「(相手のポケモンを)消し炭にするエース」という意味なので日本語の「エースバーン」と比べると相当カッコいいですが)
コータスやキュウコンと組んで消し炭キョダイカキュウうって遊びたいですね。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
構築については下記記事もおすすめです。
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実況しながら戦うのはかなり脳みそを使うので、ポケモンの上達も速いでしょう。
「【初期費用10万円から1000万円を稼ぐ?】ポケモンのゲーム実況・動画編集環境に必要なもの紹介」
長時間座ってポケモンやってると腰やお尻が痛くなる方は、ゲーミングチェアがコスパ最強でおすすめです。
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【レビュー】おすすめゲーミングチェアを試してきた【AKRACING・DXRACER・COUGAR】
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