【ポケモン剣盾】ドラパルトの育成論と対策【変幻自在のトリックスター!なんでも屋の厨ポケ】

【ポケモン剣盾】ドラパルトの育成論と対策【変幻自在のトリックスター!なんでも屋の厨ポケ】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回は今作初登場の600族で速攻厨ポケ、トップメタの座に君臨したドラパルトについて育成論と対策を見ていきたいと思います。
さらに深堀りした記事はこちらをどうぞ。
「【最強の幻影龍12選】ドラパルトの育成論と対策【徹底攻略】」
ドラパルトの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【ドラパルトの特徴1】圧倒的な素早さ
なんといってもドラパルトの一番の特徴はその圧倒的な素早さ種族値です。
全ポケモン中3位(アギルダーとテッカニンはほぼ環境にいないので実質1位)となっています。
ポケモンにおいて「1」でも素早さが高いことは先制攻撃できることであり、一手先を取れることは非常に大きなアドバンテージなので一瞬で厨ポケになるのも納得です。
【ドラパルトの特徴2】少し足りないが強力な火力
攻撃種族値120,特攻種族値100とどちらも「あと、ちょっと足りない」という種族値になっています。
なので、これを補強するような運用が望ましいでしょう。
- 先発とんぼ返りで偵察しつつ相手のHPを2割前後削る役
- バトル終盤のHPちょっと残しを倒していくお掃除役
- むしろ攻撃しないサポート型
- ダイマックス+じゃくてんほけんで足りない火力を補強する
といった感じです。詳しくは育成論のところで書きます。
【ドラパルトの特徴3】紙耐久
ドラパルトも高速ポケモンにありがちな紙耐久です。
HP種族値88,防御・特防種族値75というのは2倍でも弱点をつかれれば一撃で落ちる、そうでなくても6〜7割削られるレベルです。
一般的なドラパルトは紙耐久なんですがサポート型はHB型の高耐久型もあるので油断できません。
【ドラパルトの特徴4】優秀な特性
ドラパルトは3種類の特性を持ちます。
- クリアボディ:相手の能力ランクを下げる技や特性の効果を受けない。
- すりぬけ:相手の『オーロラベール』『リフレクター』『ひかりのかべ』『しろいきり』『しんぴのまもり』『みがわり』の効果を受けない。
- のろわれボディ:相手から技を受けた時、30%の確率で3ターンの間、その相手の技を『かなしばり』状態にする。技が無効化された場合や、自分が『みがわり』状態の場合は発動しない。
ドラパルトが厨ポケたるゆえんの1つはクリアボディです。
今作ダイマックスにより攻撃しつつデバフがかけられるようになり、ダイマックスポケモン同士の打ち合いでデバフのかけあいが見られるようになりましたが、ドラパルトはそのときデバフがかからないので優位に立てます。
すり抜け型は環境に多くありませんが、オーロンゲなど壁はり役や、オニゴーリなどみがわり害悪、サザンドラなどみがわり積みエースといった、対策しなければ詰むポケモンたちを一手に対策できるので採用している方もいます。
のろわれボディは紙耐久なのでさらに少数ですが、耐久に努力値をふっているドラパルトは採用していることもあります。
【ドラパルトの特徴5】豊富な技範囲と型
ドラパルトが強いもう1つの特徴は非常に一貫性の高いゴースト・ドラゴン技をタイプ一致でうてることと、特殊型ドラパルトであれば炎・水・電気・草といった基本タイプもすべて扱える点です。
さらに、ドラパルトの型は
- 物理ダイマックスエース型
- 物理偵察&掃除型
- 物理積みエース型
- 物理対面型
- 特殊ダイマックスエース型
- 特殊偵察&掃除型
- 特殊対面型
- サポートバトンタッチ型
- 耐久鬼火祟り目型
- 耐久壁貼り起点作成型
- 高速起点作成型
- etc…
といった感じで環境に存在する主な型でも10個以上存在し、選出時点では一見同じドラパルトでも何をしてくるかわからない、何をすれば対策になるのかわからない、読み誤れば負け筋を踏みかねない恐ろしいポケモンであるとともに、どんなパーティのどんな要望にも答えうる非常に高い柔軟性をもったポケモンでもあります。
まさに変幻自在のトリックスターですね。
技の通りのよさはこちらの記事で考察しています「【初心者向け】どのタイプの技が最強?実は一貫性が高い技とは…【ポケモン剣盾】」
ドラパルトの育成論と戦い方
ドラパルトの型は非常に多く、すべてを書くことはできませんがその中でも特に扱いやすいと思われる型を紹介します。
- 物理偵察・掃除型
- 特殊対面型
- 鬼火祟り目型
【基本中の基本・初心者から熟練者まで】物理偵察・掃除型
- 性格:ようき
- 特性:クリアボディ
- 努力値:AS252/B4
- もちもの:いのちのたま・きあいのタスキ・こだわりスカーフ・こだわりハチマキ
- わざ:とんぼ返り・ドラゴンアロー・ゴーストダイブ・はがねのつばさ
最も始めに流行った型で、汎用性は非常に高いです。僕もとりあえず初めに育てて使ってみた型ですね。
先発で出して有利対面なら攻撃、不利対面やもっと有利対面にできるポケモンがいる場合はとんぼ返りで交代ができます。
相手がきあいのタスキ持ちでも潰せますし、ミミッキュの化けの皮もはがしつつ交代できます。
みがわりはドラゴンアローで2発目を貫通していきます。
最初の偵察の仕事を終えたら、あとは中盤に再度偵察として相手の技を確認するのに使ってみたり、その素早さを活かして最後のお掃除役をしても活躍するでしょう。
初心者でもサイクルを回しやすくなり、面倒な化けの皮やみがわりもある程度対策できるのでバトル初心者にもおすすめです。
持ち物は相手にかける負荷を重視するならこだわりハチマキ、もうちょっと柔軟性をもたせたい場合はいのちのたま、先発やお掃除でスカーフ持ちと当たることが多く上から殴られてやられることが多い人はスカーフやきあいのタスキを採用するのがいいでしょう。
わざは
- とんぼ返り(偵察・サイクル回す用)
- ドラゴンアロー(みがわりやたすきを破壊しつつ攻撃するときに)
- ゴーストダイブ(相手のダイマックスを枯らすときに)
- はがねのつばさ(ミミッキュなどフェアリー打点)
ですが、はがねのつばさのところは
- だいもんじ(ナットレイ打点。アーマーガアなど2倍弱点相手には心許ない。)
- ふいうち・でんこうせっか(お掃除のときの先制わざ対策に)
- りゅうのまい(積むスキがあれば積んでそのまま3タテもワンチャン)
- サイコファング(ダイマックスして先制わざ対策にはっておくときに)
というように、各パーティが苦手とする立ち回りをうめるようにかゆいところに手が届くなんでも屋ぶりを発揮します。
流行りすぎて対策されすぎましたが、現在は後述する鬼火祟り目型が異常に増えてきており、そちらの対策が重点的にされてきているので、逆にこちらの型は一周回って強くなっていると言えるかもしれませんね。
【物理じゃ勝てなくなった人に】特殊対面型
- 性格:おくびょう
- 特性:クリアボディ・すりぬけ
- 努力値:CS252/B4
- もちもの:いのちのたま・きあいのタスキ・こだわりスカーフ・こだわりメガネ・だっしゅつパック・じゃくてんほけん
- わざ:りゅうせいぐん・シャドーボール・だいもんじ・かみなり
物理型が流行った次に流行ったのが特殊型です。
特攻種族値も100と低くはないので、特化させてあげることで十分な威力になります。特化させないと威力は後ちょっと足りないので、基本はCぶっぱがいいでしょう。ドラパルト自体が環境に多く、同族対面も多いことからSもぶっぱがいいでしょう。
前述した物理型と違ってドラゴンアローが微妙な威力になるため、みがわりを貫通しにくくなります。
そのため特性:すりぬけは物理型よりも有効な場面が多いでしょう。
逆にクリアボディは、ギャラドスやウインディのいかくが入っても特殊型は痛くも痒くもないので有効な場面は減ります。
もちものは基本は物理型同様各パーティによって変わりますが、りゅうせいぐんをうった瞬間だっしゅつパックを発動させることができる=先発に負荷をかけてうち逃げできるのは特殊型だけのメリットです。(環境に多いミミッキュやニンフィアには無効化されます。)
最近のバトルだと、特殊型はダイマックスを切ってくるパターンが多い印象です。エースアタッカーとして選出されているのでしょう。ダイマックスを切るならじゃくてんほけんの発動機会もあると思うので、こちらもおすすめです。
【汎用性の塊】鬼火祟り目型
- 性格:おくびょう
- 特性:クリアボディ・すりぬけ
- 努力値:HB252/S4(Sに92ふると準速スカーフエラがみ様が抜ける)
- もちもの:たべのこし・オボンのみ・ひかりのねんど
- わざ:おにび・たたりめ・みがわり・かなしばり
最近数を増やしている鬼火祟り目型ドラパルトですが、基本はHB特化させた耐久型です。
Sは絶対に先手を取りたいラインがどこにあるかですが、92ふると準速のスカーフエラがみ様(ウオノラゴン)を抜けるようです。抜きたいラインを素早さランキングなどを参考に確認してSに振り、残りをBにふりましょう。
どのポケモンまで意識するかはこちらの集計も参考にどうぞ。ちなみに僕の場合は準速スカーフエラがみ様はそんなに見かけませんでした。
「【本当のトップメタのポケモンは?】採用率・選出率・先発率の集計結果【傾向と対策を考察】」
もちものは耐久を増やす回復系か、壁貼りもさせる場合はひかりのねんどもありです。
鬼火祟り目まではこの型の名前通り確定なんですが、後の2つは実際戦ったドラパルトたちをみてみると色々あります。
- みがわり(鬼火やかなしばりと合わせてみがわりを破壊できる有効打を封じる)
- かなしばり(みがわりとセットで。)
- ひかりのかべ(壁貼り役)
- リフレクター(壁貼り役)
- のろい(壁貼り後の自主退場)
- でんじは(素早いドラパルトにはあまり噛み合わないので後続の起点作成)
- とんぼ返り(たたりめが効かないノーマルタイプ相手に有利対面に交代するときに)
鬼火祟り目ドラパルトは現在流行の真最中で、僕も育てて使ってみようかなと思っているところです。
その他の型
その他の型については今後も続々とポケモン徹底攻略やYoutubeにあがっていくと思うので、要チェックです。
本当に多くの型をつくることが可能(しかも強い)なポケモンなので、ドラパルトが好きな人にとっては最高ですね。
育成論を動画でまとめているトレーナーがいたのではっておきます。参考にどうぞ。
ドラパルトの対策
正直型が多すぎて後出しでも勝てるようなこれといった銀の弾丸となる対策はないです。(だからこそトップメタに君臨しているんですが。。。)
ただ、ドラパルトの特徴として最初に上げたとおり
- 高速
- なんだかんだで紙耐久
ということを考えると、1つ思い浮かぶものがありますね。
鈍足(中速)高火力エース+トリックルーム
トリックルームによって素早さの高さが仇となり、5ターン(シングルバトルでは実質4ターン)は鈍足紙耐久というショボいポケモンに成り下がります。
そうなるとほぼ確実に交代(=後続へ圧力をかける技を選択) or 狩る or ダイマックスを切らせることができるので、1つの解答になるでしょう。
もしくは
きあいのタスキ+特殊高火力
後出しでは勝てないものの、死に出しならドラパルトは紙耐久なので狩れます。特殊なので鬼火も意味がありません。(とはいえとんぼ返りで逃げられることもあるんですが。。。)
僕はだいたいすりぬけたすきシャンデラでドラパルトを倒すことが多いです。
高耐久かつ弱点一致でうてる今流行のチョッキラプラスもおすすめです。
ダメージ計算ツールで見てみた所、特防無振りのラプラスでも特殊型メガネドラパルトのかみなりでも乱数2発で耐えられるようですね。一方特攻無振りラプラスのふぶきでも、HCぶっぱドラパルトは確定2発、一般的なCSぶっぱドラパルトは乱数1発で落とせるようですから、後出しでも勝てそうです。鬼火祟り目はラプラスに全然ダメージ入らないので問題外ですね。


あとは、そもそもドラパルトの弱点のうち4つは非常に通りのいいゴースト・悪・ドラゴン・フェアリーなので、これらの技をタイプ一致で打てるポケモンを選出することで、相手が交代してきても居座っても大きなダメージを入れられる編成をするのもおすすめです。ただし高耐久にしておかないと上から高火力をうたれてやられてしまうので、そこは注意しましょう。
まとめ:【ポケモン剣盾】ドラパルトの育成論と対策【変幻自在のトリックスター!なんでも屋の厨ポケ】
いかがでしたでしょうか。
ドラパルトは型が多すぎて対策は難しいものの、流行り廃りがあるのでどんなドラパルトが多いか環境情報を実戦で確認しつつ、柔軟に対応していきましょう。
また、どんなパーティの隙間にも入り込めるので、好きなポケモンの相棒探しに疲れた方はとりあえずドラパルトを検討してみるといいかもしれません。
ドラパルトは比較的高めの順位でも使っているのでこちらもどうぞ。
「【初ダブル】マスターボール級3281位になった構築紹介」
「【シーズン3】最高158位トリルシャンデラ・ミミッキュ構築」
それでは今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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「【レビュー】おすすめゲーミングチェアを試してきた【AKRACING・DXRACER・COUGAR】」
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