【徹底解説】防音室の値段【ギターやドラムなど楽器練習に】
【徹底解説】防音室の値段【ギターやドラムなど楽器練習に】
こんにちは
yoshi(@yoshiblogsite)です。
先日「楽器演奏が脳にもたらす効果【音楽で脳を鍛える】」という記事を書きました。
音楽によって能力のベースアップが期待できるので、ぜひとも毎日楽器を練習したいところです。
ですが日本の住宅事情からすると、騒音問題に発展してお隣さんやアパート・マンションの方なら上下階の人がノックしてくるかもしれません。
この状況は「幸せになる方法とは何か【歴史上の偉人たちが見つけたたった1つのシンプルな答え】」に記載した法則に反するので、避けたいところです。
今回の記事では
「防音室の値段はいくらくらいか?」
「防音室は本当に必要か?」
「もっとも安い防音設備はなにか?」
といったことについて書いていこうと思います。
数万円〜数百万円まで必要な防音能力によって値段が変わる
まずいちばん知りたいところの防音室の値段から見ていきましょう。
- 壁や床に貼るパネルタイプ:数千円〜(壁や床の面積による)
- 簡易防音室:10万円〜
- 外付け防音室:50万円〜
- 本格防音室:200万円〜
防音能力によってだいぶ防音室の値段は変わってきます。
安い防音室のメリット・デメリット
10万円程度でつくれる防音室のメリットはなんと言っても安さです。
本格的なギター一本と同じくらい、電子ドラムと同じくらいの値段で防音室を作ることができます。
社会人なら給料を節約して貯めれば1〜2ヶ月で買えるほどです。
デメリットとしては防音能力の低さと狭さでしょう。
とはいえアンプに繋げないエレキギターやエレキベース、メッシュスネア、キーボードのようなただでさえ音が小さい楽器にとってはもちろん十分な防音能力を持っています。
歌やアコギのような多少音量の大きいものでも十分な防音能力になっています。
しかし、ピアノや電子ドラム、もちろんグランドピアノやドラム、アンプを通したギターやベースには言うまでもないですが、全然防音能力としては足りません。
さらに10万円くらいではだいぶ狭いので、そもそもピアノや電子ドラムなどを置くほどの広さは確保することが難しいでしょう。
壁や床に貼るタイプの吸音材は数千円〜広さによってどのくらい敷き詰めるかで値段が変わってきます。
狭いワンルームなら部屋中に吸音材を敷き詰めれば比較的安く、高い性能をもった防音室を作ることもできます。
ボーカルではマイク周辺をすべて吸音材で包むような防音設備もあり、4000〜5000円程度なので気楽に試せます。
10万円の価格帯の防音室ではライトルームの簡易防音室が有名です。
高い防音室のメリット・デメリット
50万円以上するような高い防音室のメリットはやはり防音能力です。
グランドピアノや生ギター、アンプを通したギターや電子ドラム、生ドラムやサックス、バイオリンなど、非常に大きい音量を出す楽器であっても十分な防音能力を得ることができます。
ただし1畳未満でも50万円〜と高額なのがデメリットです。
賃貸マンションで設置するにはなかなか気が引けますし、そもそも賃貸マンションだと部屋の改造は禁止されていることが多いです。
マンションや家を買って、それが自分の家であれば問題ないでしょう。
とはいえそのレベルになると、リフォームや家を建てるときに防音室を作ることも視野に入ってきます。
カワイやヤマハの外付け式防音室は50万円〜しますが、さすがに防音能力はしっかりしておりDr-30以上をシャットアウトすることができます。
これに吸音材を敷き詰めるような改造をすればさらに防音能力は向上するでしょう。
0.8畳で50万円ほどで、広くなるほどに値段が上がっていきます。
最も高額なのはもちろんリフォームなど本格的に部屋を改造して防音室にするもので、数百万円します。
生ドラムやグランドピアノはDr-60くらいは確保したいところなので、正直これ以外の選択肢はスタジオに行って練習する以外にありません。
ただし、世田谷のような閑静な住宅街であってもドラム室を作れるほどの防音能力を得ることができるため、持ち家がある方は選択肢の1つになるでしょう。
参考:https://www.dspc.co.jp/drum.php
まとめ:【徹底解説】防音室の値段【ギターやドラムなど楽器練習に】
いかがでしたでしょうか。
楽器によって必要になる防音能力は変わってきますが、日本の住宅事情でも決して無理なことではありません。
特にエレキギターやエレキベース、キーボードは、10万円ほどで十分な防音能力をもった防音室を手に入れることができますから、趣味として持ちやすいと思います。
もちろん一度購入したら引越しで持ち歩けるので一生使えるでしょう。
一方電子ドラム以上の場合は、本格的な防音設備が必要になってきますからさすがに持ち家がないと難しいでしょう。
もし実家ぐらしの若い人や、自分の家を購入して住んでいる人であれば、思う存分改造して防音室を手に入れることは可能です。
ちなみに田舎にはほとんど無料で一軒家が売り出されていたりするので、そういった場所もチェックしてみるといいかもしれません。
田舎では近所が非常に離れていたりするので、防音室を設置すればほぼ騒音問題になることはないでしょう。
1日中防音室に引きこもって練習するのであれば、むしろ他にアミューズメントなどの誘惑のない田舎の方がウデに磨きがかかるかもしれませんね。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。