【ポケモン剣盾】原種サンダーの育成論と対策まとめ【全てを蹂躙する万能の雷神】

【ポケモン剣盾】原種サンダーの育成論と対策まとめ【全てを蹂躙する万能の雷神】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回は原種サンダーというポケモンについて調べていきたいと思います。
- 原種サンダーの育成・調整案が知りたい
- 相手に原種サンダーが見えたときの対策が知りたい
- そもそも原種サンダーってどんな特徴があるポケモンなの?
- 原種サンダーってどんなふうに戦うんだろう
- 原種サンダーが好き
原種サンダーにこんな関心を持っているトレーナーはぜひご覧ください。
原種サンダーの基本ステータスと特徴
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【原種サンダーの特徴1】夢特性:静電気
原種サンダーの夢特性として接触技を受けたときに30%で相手を麻痺させるという強力な特性があります。
今作はとくせいカプセルでかんたんに夢特性を作ることができるようになっているので、原種サンダーが一層使いやすくなりました。
初手とんぼがえり読みで受け出しして勝率を上げていったり、ウーラオスの水流連打のような接触多段攻撃に合わせて出していく動きも強いでしょう。
ボルトチェンジやとんぼがえりも使えるので、サイクルパーツとしての役割も担えます。
ただ、原種サンダーの物理防御種族値は85と素の状態ではあまり信頼できない耐久力なので、受け出しが多い立ち回りをする場合はHB特化する、リフレクターを貼る、回復木ノ実やアッキのみをもたせるなど一工夫が必要でしょう。
静電気に注目が集まりやすいですがもう1つの特性プレッシャーも、原種サンダーは羽休めという高速回復技を覚えるため相手のPPを枯らす詰め筋として活躍させる道があったりします。
【原種サンダーの特徴2】新技:ぼうふう&高い特攻
原種サンダーはもともと特攻種族値125と特殊アタッカーとして十分な火力を持ちます。
さらに今作ではぼうふう、そしてダイジェットという強力な威力の技を使えるようになったので過去作以上にサンダーの特殊火力が生きる場面が増えています。
そのため特攻無振りでもそこそこ火力が出せますが、命の珠や鋭いくちばし、こだわりメガネといった火力UP持ち物をもたせると凄まじい破壊力をみせます。
【原種サンダーの特徴3】優秀すぎる電気・飛行複合タイプ
原種サンダーは全複合タイプの中でも一際優秀な電気・飛行の複合タイプを持ちます。
大前提として今作の最強技はダイジェット=タイプ一致で打てるポケモンは飛行タイプです。これに対して電気・飛行の複合タイプは
- 相手のダイジェットは半減で受けられる
- こちらのダイサンダーでタイプ一致弱点をつける
という特徴をもっています。
他にはスピンロトムやボルトロスが同じ複合タイプですね。
【原種サンダーの特徴4】広い技範囲
原種サンダーは高い特攻とリザードン級の素早さから炎タイプの熱風や岩タイプの原始の力もうってきます。
特に熱風はダイバーンで晴れると威力が1.5倍になる、ただでさえ不利な水タイプは半減されてさらに不利になる、かといって返しのダイストリームで雨に変えると暴風が必中になる、とタイプ不一致といっても十分警戒したい技です。
電気・飛行の複合タイプだけでエースを潰す性能があるのに、原種サンダーを止めるために出したポケモンにすら上から高火力で弱点をついてくるという全ポケモン中でも屈指の性能をもっています。
- 数値受け→特殊高火力で成り立たない
- タイプ受け→技範囲が広く成り立たない
原種サンダーに対してはどちらも成立させることが難しいです。
原種サンダーを止めるためにダイジェットに対して受け出し→次のターン上から弱点を突かれて撃沈→そのまま原種サンダーに蹂躙されて終了
という流れは多くのトレーナーが経験したことがあるのではないでしょうか。
【原種サンダーの特徴5】数値受けは許さない補助技
原種サンダーは高い特攻と優秀な複合タイプ、技範囲による蹂躙性能だけではありません。
原種サンダーが弱点をつけないポリゴン2などのノーマルタイプで数値受けしようとしても、かいでんぱや羽休め、みがわり、じゅうでん、ひかりのかべといった技に特性プレッシャーでHD特化させたディフェンス型のサンダーは突破できず逆にPPを枯らされて詰められる、という可能性があります。
【原種サンダーの特徴6】弱点を消す高い素早さによる上からはねやすめ
ここまででも何回も出てきていますが、電気・飛行で羽休め持ちはチートレベルに強いです。
というのも、電気・飛行は岩タイプに半減されて弱点を突かれるという欠点があるのですが、高い素早さで上から羽休めすることにより飛行タイプが消えて電気タイプのみになり、岩弱点が消えます。
そうすると地面弱点になるのですが、もし地面技読みで羽休めをしなかった場合に大きく不利を取るので相手も簡単には地面技を選択できないという強力なジレンマを発生させます。
- 一体で攻め受けスイッチ
- 択の押しつけ
- 無限静電気
- プレッシャーによるPP合戦
など、羽休めでできることが非常に多いポケモンです。
原種サンダーはかなり多くのポケモンを封じ込めることができる強力なポケモンですね。
原種サンダーの育成論と戦い方
アタッカー型、ディフェンス型のどちらも強力なポケモンなのでその都度の環境やパーティ構成に合わせて採用する型を変更するといいでしょう。
【原種サンダーの育成論の一例】
- 性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)
- 特性:プレッシャー
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:CS252/H4
- もちもの:命の珠
- わざ:ぼうふう・はねやすめ・10まんボルト・ねっぷう
特徴
原種サンダーはできることが多すぎて調整も悩みますが、もっとも単純なのは王道のアタッカー型でしょう。
ぼうふうベースのダイジェットと、ダイマックス後の上から羽休め、熱風による火傷狙い、火力不足の受けループ相手にはプレッシャーとはねやすめでPPを枯らす動きを狙っていく形です。
調整
アタッカー型なのでCSぶっぱ。
S100族がそこそこいるので臆病にしていますが、シーズンによっては素早さラインが下がっている環境になっていたりするのでそういった場合は控えめにできると火力をさらにあげられます。
もちもの
■命の珠
ダイマックス時の決定力が段違いのエースの王道持ち物ですね。HPが削れてもはねやすめで回復できるのもいいです。
技
■ぼうふう
タイプ一致高火力のサンダーと相性のいい技
命中不安なのが玉に瑕
■はねやすめ
サンダーといえば外せないのがはねやすめ。
あるのとないのとでは立ち回り方がだいぶ変わってきます。
■10まんボルト
特性がプレッシャーなので麻痺させるより火力で圧力をかけていく方を取りました。静電気+ほうでんもありでしょう。
■ねっぷう
技範囲を一気に広げることができる技
アタッカー型は採用したほうが立ち回りの幅が広がると思います。
【原種サンダーの戦い方】HB型の例
こちらで紹介されているのは
- ほうでん
- ねっぷう
- ぼうふう
- はねやすめ
という技構成に「オボンのみ」をもたせた原種サンダーです。
とくせいカプセルでかんたんに夢特性にできるようになったので、夢特性静電気にしたずぶといHB型ですね。初手とんぼがえりに合わせて受け出していくのも面白い使い方です。
ガラルサンダーが強すぎて止められない環境においてガラルサンダー対策として考えられたのがこの原種サンダーとのことです。
サンダーの暴風のダメージ量でカバルドンがHDであることを知り、それを根拠の1つにギャラダイマの決断をする、というのはサラっとやっていますが上級トレーナーの立ち回りですね。
ダイストリームは暴風を必中にする雨を降らせるのでサンダーと相性がいいです。
一方ウーラオスの火力を上げてしまいますが、サンダーの静電気により水流連打を打たれても羽休め連打で麻痺を狙えるという流れが作れるようになっているようです。
【原種サンダーの戦い方】受け攻め両刀型の例
こちらで紹介されているのは
- 10まんボルト
- ぼうふう
- ねっぷう
- はねやすめ
という技構成に「鋭いくちばし」をもたせた原種サンダーです。
特性はプレッシャーでC補正のCSぶっぱですね。
アタッカー型で蹂躙したあとに、HPがガッツリ削られていてもそのまま羽休めから体制を立て直して3タテするという原種サンダーの強みが出ています。
【原種サンダーの戦い方】アッキかいでんぱの例
こちらで紹介されているのは
- かいでんぱ
- ぼうふう
- ほうでん
- はねやすめ
という技構成に「アッキのみ」をもたせた原種サンダーです。
アッキのみで物理を、かいでんぱで特殊を見れて、羽休めで無限に居座れます。
こちらの動画は一戦目で原種サンダーが出ていますが、静電気型の受け型の強みが出ていますね。
原種サンダーの対策
【原種サンダーの対策1】岩タイプ
特殊高火力ときいて多くのトレーナーがバンギラスを思い出したことと思います。
600族の数値受け・タイプ受けの両面から有利です。
バンギラス以外でも砂嵐状態では岩タイプは特防1.5倍になりますし原種サンダー側に打点がないので、ウツロイドなど岩タイプは原種サンダー受けとして役立つでしょう。
また、飛行タイプの原種サンダーには岩タイプはタイプ一致弱点をつけるので、非常に有利と言っても過言ではありません。
原種サンダーが役割破壊的に鋼の翼を持っていたとしてもバンギラスは弱点保険を持っていることも多く返り討ちにできるため、基本的には原種サンダー側は引くしかなくなります。
【原種サンダーの対策2】圧倒的な数値受けポケモン
HDポリゴン2やラッキー・ハピナスといったポケモンは、数値受けとして原種サンダーに対抗できます。
ただし受けられるだけで、原種サンダーへの火力に乏しいためプレッシャー+羽休めでPP合戦になったり、特攻を下げてくるかいでんぱを受けてしまって受けはできても詰められたりと一筋縄ではいきません。
これらのポケモンはアタッカー型の原種サンダーには強いですが、ディフェンス型の原種サンダーには弱いと思っていていいでしょう。
【原種サンダーの対策3】受け型には一撃必殺
受け型のサンダーに対してはめんどくさいのでドリュウズのつのドリルなど一撃必殺を当てていくのもいいでしょう。
弱点を突かれる熱風枠は受け型だと採用率が低い傾向があります。
まとめ:【ポケモン剣盾】原種サンダーの育成論と対策まとめ【全てを蹂躙する万能の雷神】
いかがでしたでしょうか。
原種サンダーはトゲキッス枠に収まりましたね。型も多く非常に強いです。
自分も原種サンダーはトゲトゲした見た目もカッコよくて好きなポケモンの一体です。
ぜひ育ててみてください。
この記事を読んでくれた方は「いや、これは違うだろう」とか「自分ならこうする!」というのが出てきたかもしれません。その思いを生み出すことこそこの記事の狙いなので、ぜひ自分なりに考えた調整・戦術で好きなポケモンを活躍させてみてはいかがでしょうか。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
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