【ポケモン剣盾】ストリンダーの育成論と対策【みがわり貫通!電撃爆殺トゲキッス】

【ポケモン剣盾】ストリンダーの育成論と対策【みがわり貫通!電撃爆殺トゲキッス】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回はポケモン剣盾から登場したパンクなポケモンストリンダーについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
今作のモチーフとなったイギリスといえばパンクの神様セックス・ピストルズがロンドンで誕生してパンクムーブメントが起こった国なので、まさに今作を象徴するポケモンの一体といえるでしょう。
ストリンダーの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【ストリンダーの特徴1】2種類のフォルム(ハイなすがた&ローなすがた)
ストリンダーはエレズンから進化しますが、性格によって「ハイなすがた」と「ローなすがた」に分かれる珍しいポケモンです。
- ハイなすがたに進化する性格:「いじっぱり」「やんちゃ」「ゆうかん」「わんぱく」「のうてんき」「うっかりや」「なまいき」「せっかち」「ようき」「むじゃき」「がんばりや」「すなお」「きまぐれ」
- ローなすがたに進化する性格:「さみしがり」「ずぶとい」「のんき」「ひかえめ」「おっとり」「れいせい」「おだやか」「おとなしい」「しんちょう」「おくびょう」「てれや」「まじめ」
ストリンダーのハイなすがたとローなすがたの違いは、見た目が違うだけで種族値・特性など基本すべて同じです。
※わざだけ違います。ハイなすがたはベノムショックとギアチェンジ、ローなすがたはベノムトラップとじばそうさを覚えます。
※また、特性プラス(ハイなすがた)とマイナス(ローなすがた)もシングルで使うことはないと思いますが違いがあります。
ただし特攻の上がる性格補正がひかえめ・おっとり・うっかりや・れいせいの4種類あるんですが、このうちうっかりや以外はすべてローなすがたに進化します。
特殊アタッカーのストリンダーに最適な性格は「ひかえめ」なので、普通に育てるとローなすがたになります。
ハイなすがたの見た目が好きでひかえめの性格補正が欲しい場合は、エレズンからレベル30で進化するときにはハイなすがたに進化する性格にしておいて、バトルで使うときにはひかえめミントをキメてひかえめの性格補正(特攻UP攻撃DOWN)を得ましょう。
珍しいハイ&ローストリンダー対面の動画があったのではっておきますね。
【ストリンダーの特徴2】音技のエキスパート(みがわり貫通)
ストリンダーはパンクポケモンというだけあって音技のエキスパートです。
- ばくおんぱ
- オーバードライブ
という強力な音わざを覚えます。
音技は相手のみがわりを貫通するので、ストリンダー対面では実質的にみがわりをうつことはできなくなりますね。
【ストリンダーの特徴3】超火力の音無双
ストリンダーの特性は
- パンクロック:音技の威力が1.3倍になる。また、自分が受ける音系の技のダメージが半減する。
- プラス・マイナス:ダブルバトル用
- テクニシャン(夢特性):威力が60以下の技の威力が1.5倍になる。威力の変動する技や、威力が修正された場合は修正後の威力で判定する。
の3種類あります。
ばくおんぱはただでさえ威力140のぶっ壊れわざですが、さらに1.3倍されているので威力182の技ですし、オーバードライブもタイプ一致の1.5倍補正ものるため威力156の技になりますね。
さらに相手の音技を半減することから、みがわりを貼った味方に相手がニンフィアやラプラスなど音技をうってくる相手を出してきたときに、受けとして出すことができます。
ニンフィアもラプラスもすばやさ60族で、ストリンダーは75族なので切り返して高火力の音技をぶっ放すことができます。
また、ほっぺすりすりというダメージを与えつつ確定で相手を麻痺にするわざも覚えるので、ミミッキュ・ドラパルトといった
【ストリンダーの特徴4】毒・電気の複合タイプ
ストリンダーは毒・電気の複合タイプなので、非常に多くのメジャーな技を半減で受けることができます。
ただし致命的なのは、採用率の高いじめんタイプが4倍弱点となっており非常にじめんタイプに弱い点です。
ストリンダーを使う場合はじめん対策が必ず必要になってきます。
逆にじめん対策が十分にできていれば、非常に強く感じるでしょう。
【ストリンダーの特徴5】紙耐久の上級者向けポケモン
ストリンダーは超火力ではあるものの、そのかわりにHPも防御も特防も種族値70台と超紙耐久なうえに素早さも75族ととりわけ速いポケモンではないので、取り扱いがそこそこ難しい上級者向けのポケモンと言えるでしょう。
そのままではせっかくの超火力を活かせる場面が少ないので、
- とつげきチョッキをもたせて特防をカバー
- ふうせんをもたせて4倍弱点をカバー
- こだわりスカーフをもたせたりほっぺすりすりで麻痺させて素早さをカバー
- デンチュラのねばねばネットなどで素早さをカバー
- 最遅にしてトリックルーム下でのどスプレーと合わせて高速超火力の実現
- 壁貼り役と組んで低耐久をカバー
- etc…
といった一工夫が必要なポケモンです。
ストリンダーの育成論と戦い方
ストリンダーは中速超火力紙耐久のポケモンなので、前述の通り大きく分けると基本形は3種類ほどあります。各パーティで必要な枠の型で育てるのがいいでしょう。
- 耐久をカバーする型
- 素早さをカバーする型
- 火力をさらに伸ばす型
【ストリンダーの育成論1】とつげきチョッキ型ストリンダー
- 性格:ひかえめ
- 特性:パンクロック
- 個体値:A抜け5V
- 努力値:H244/D156/S108
- もちもの:とつげきチョッキ
- わざ:ばくおんぱ・オーバードライブ・ほっぺすりすり・たたりめ
性格・個体値:
一般的なストリンダーの型です。特殊アタッカーなので特攻を伸ばしましょう。
努力値:
強力な特殊アタッカーの1体としてトゲキッスが存在します。
トゲキッスを完全にメタるための型といっても過言ではありません。
よくいる臆病最速トゲキッスのダイフェアリーを確定で2耐えするHD振りと、麻痺した素早さ1段階上昇のトゲキッスを抜く調整の素早さ108振りです。
わざ:
対面からトゲキッスを麻痺させて倒す前提なのでほっぺすりすりは確定です。
トゲキッスをダイサンダー確定2発で落とすのでオーバードライブも確定です。
ばくおんぱも強力なわざなので覚えておいたほうがいいでしょう。
たたりめはゴーストに強くなります。他には下記のような技がいいでしょう。
・バークアウト:特攻を下げるので特殊対面にさらに強くなる
・ヘドロウェーブ:フェアリー打点として
・ボルトチェンジ:サイクルを回したいときに
戦い方:
特殊ドラパルトやトゲキッスには強めに出ることができるでしょう。
ほっぺすりすりで素早さを下げてから高火力で倒していきましょう。
トゲキッス対面をイメージしてみると下記のようになります。
- 先手トゲキッスダイジェット:ストリンダーほっぺすりすり(ダイジェットで最大24.8%ダメージを受ける。トゲキッス弱点保険発動。)
- トゲキッスC↑↑ダイバーン:先手ストリンダーダイサンダー (ダイバーンで最大50%ダメージを受ける)
- 先手ストリンダーダイサンダー(トゲキッスを倒す)
2手目のダイバーンがストリンダーへの最大火力になります。初手でダイバーンをうたれてしまうと、ダイマックスしていないストリンダーは最大50.2%のダメージを受けてしまうのでその場合は勝てなくなり引くしかありません。トゲキッスのダイマックスが切れてからまた出てきて倒しましょう。

とつげきチョッキ型ストリンダーを紹介しているトレーナーの動画があったので参考にどうぞ。
【ストリンダーの育成論2】ドリュウズを倒したいストリンダー
- 性格:やんちゃ(攻撃↑特防↓)
- 特性:パンクロック
- 個体値:6V(両刀にしない場合はC抜け5V)
- 努力値:A252/S164/C92(両刀にしない場合はH92)
- もちもの:ふうせん・きあいのタスキ
- わざ:ギアチェンジ・ドレインパンチ・オーバードライブ・ダストシュート
ストリンダーが好きすぎてどうしても超苦手対面のドリュウズに勝ちたい人向けの型です。対面で勝つ場合は運が絡みます。全抜き体制に入っていれば勝てます。
性格・個体値・努力値:
まず、大前提として攻撃補正ありの性格でA252振りのドレインパンチ+攻撃1段階上昇状態でやっと一般的なH4振りドリュウズを62.5%の中乱数1発で倒すことができます。(ダイナックルなら確定1発)
また、素早さを下げるわけにもいかずストリンダーはとつげきチョッキ型が多いことから特防はブラフで賄うとしてやんちゃです。
努力値のSは性格補正なしのときギアチェンジによる素早さ2段階上昇状態で最速スカーフドリュウズをギリギリ抜けるラインのS164で、Cはあまりです。特殊技を採用しない場合はHに振りましょう。



もちもの:
ドリュウズ対面ではじしんを避けたいのでふうせん、もしくはもっと汎用的に戦いたい場合はきあいのタスキがいいでしょう。(ただし砂嵐で潰れるので風船がおすすめです。)
わざ:
初手ギアチェンジをしない限り、ドリュウズに勝ち筋を見出すことは不可能なのでギアチェンジは確定です。
ふうせんを割るときにアイアンヘッドやいわなだれなどでダメージを受けているのでドリュウズを叩く枠にはドレインパンチで回復(+ダイナックルで攻撃UP)できるようにするか、ほのおのパンチでナットレイなどもみれるようにするかは選択です。ちなみにドレインパンチなら非ダイマックスバンギラスはギアチェンジしたあと確定1発です。
あとの2枠はなんでもいいんですが、みがわりを使うポケモンはたびたび見かけるのでオーバードライブはあってもいいでしょう。(ギアチェンジ後なのでみがわりを打たれることはないとすれば物理技でいいでしょう。最速ドラパルトも抜いています。)
特殊技を採用しない場合はCに努力値を振って両刀にする必要がないのでHにふって耐久を上げるのがいいでしょう。
ダストシュートは強力なタイプ一致技なので採用していますが、命中不安なのでダイマックス前提でうつこと推奨です。
他には下記の選択肢があります。
・どくづき:命中安定タイプ一致ですが毒は環境に刺さりません。
・じごくづき:ドラパルトなどvsゴーストに。
・じたばた・がむしゃら(タマゴ遺伝):きあいのタスキと合わせて。
・ワイルドボルト:物理電気タイプ一致。
・かみなりパンチ:ワイルドボルトの自傷ダメージを受けたくないときに。
・ちょうはつ:vs受けポケモンに。
・ほっぺすりすり:安定の麻痺技。ミミッキュやドラパルトに。
・たたりめ:ほっぺすりすりと合わせて両刀にするときに。
・ボルトチェンジ:コンセプトとは合わないが削りつつギアチェンジのタイミングを見計らうときに。
戦い方:
ドリュウズと戦いたい人向けなので絶対にドリュウズと戦える死に出しからのドリュウズ対面で出します。
ストリンダーがパーティにいるとほぼ確実に相手はドリュウズを選出してきます。むしろミミッキュなどドリュウズが得意とするポケモンも一緒に組み込んで、相手のドリュウズ選出誘導をしましょう。
初手ギアチェンジ(A1段階S2段階上昇)→ダイナックル(ドリュウズ倒しつつAS2段階上昇)→そのまま全抜きを狙います。ダイナックルではなくドレインパンチで回復してもいいですが、中乱数で負けます。
注意点:
襷ドリュウズは無理です。
先発でステルスロックをまけるカバルドンやバンギラス、ナットレイ、ステルスロックドリュウズなどを採用しましょう。
ギアチェンジ後にドリュウズが察知してダイマックスを切ってきても無理です。
ドレインパンチダイナックルでもほのおのパンチダイバーンでも確定2発なので、じしんダイアースで返り討ちにあいます。先にダイマックスを切らせる立ち回りをする(難しすぎる)か、ドリュウズ対面の前に全抜き体制に移行しておくか(ギアチェンジダイナックルをうって攻撃2段階上昇状態なら倒せる。ドリュウズ対面前にギアチェンジをうってる前提なら風船じゃなくていいです。)しかありません。
試合としてはドリュウズがダイマックスを切ってきても負けないように、勝てるポケモン(ドリュウズが苦手とするローブシンやボディプレスアーマーガアなど)と一緒に選出しましょう。


詳細な調整は不明ですが、両刀ストリンダーを紹介している動画があったのではっておきますね。
ストリンダーの対策
基本的にドリュウズには絶対勝てませんからドリュウズを選出すればOKです。
他にはじめんタイプの
- ヌオー
- マンムー
- カバルドン
といったポケモンや、じしんを覚えたバンギラスがおすすめです。
といってもここにあげたポケモンはどのパーティにも1体はいると思うので、相手にストリンダーがいたらとりあえず選出しておくと恐れることがなくなりますね。
まとめ:【ポケモン剣盾】ストリンダーの育成論と対策【みがわり貫通!電撃爆殺トゲキッス】
いかがでしたでしょうか。
そのまま使うと微妙に活躍できないポケモンなので、ストリンダーを使いこなすにはそれなりのトレーナースキルが必要だと思いますが、うまく使えば強いポケモンなので育てて使ってみてはいかがでしょうか。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
長時間座ってポケモンやってると腰やお尻が痛くなる方は、ゲーミングチェアがコスパ最強でおすすめです。
【レビュー】おすすめゲーミングチェアを試してきた【AKRACING・DXRACER・COUGAR】
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。