【ポケモン剣盾】メタモンの育成論と対策【変態!世界最強のポケモン】

【ポケモン剣盾】メタモンの育成論と対策【変態!世界最強のポケモン】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
知っていましたか?メタモンは厳選だけじゃなくて対戦でも強いってことを。
今回はシングルランクマッチシーズン1で最終1位、つまり世界最強を取ったまさかのメタモンについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
メタモンの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【メタモンの特徴1】夢特性かわりものによる切り返し性能の高さ
メタモンの夢特性は「かわりもの」という、盤面に出た瞬間に相手のポケモンにへんしんする能力です。
御存知の通りメタモンのへんしんは
- HP
- ダイマックス
- わざのPP(5固定)
- 持ち物
- 状態異常
以外のすべてを相手のポケモンと同じにコピーします。
そのため相手の積みエースが全抜き体制に入ったとしてもこだわりスカーフをもたせたメタモンを出すことで確実に相手のポケモンより先制を取って攻撃することが可能となっており、強力な切り返し性能を持っています。
今作では全抜きエースがつるぎのまいなどの攻撃UP→ダイジェットによるセルフ素早さUPによりテンプレ的な全抜き手順がありますが、ほとんどの場合それを狩ることができますね。(HPは変わらないので圧倒的にHPに差があるときは上から殴っても負けることはあります。)
正確にはトリックルームや相手の持ち物が同じこだわりスカーフのときは先制できません。
また、マタドガスのかがくへんかガスで特性が無効化されている場合でも止めることはできません。その対面は99.9…%ありませんが。
みがわりされてもへんしんできませんし、ミミッキュの化けの皮やヒヒダルマのダルマモードなどのフォルムチェンジ系もコピーできません。
参考:メタモンがコピーするもの
メタモンのように、全抜き体制に入った積みエースを切り返す方法は他に
- 数値・タイプともに有利な受けポケモンでのストップ
- きあいのタスキ+一撃必殺
- きあいのタスキ+カラマネロのひっくり返す
- きあいのタスキ+トリックルーム+鈍足エース
- ダイマックスが切れた後のみちずれ
- ミミッキュ+トリックルーム
- 最速スカーフドラパルトなど超超高速アタッカー(相手のダイジェットの積み分よりも速い場合のみ)
- etc…
などがありますが、メタモンはその切り返しの信頼度が比較的高めのポケモンです。しかし後述するように扱いは簡単ではありません。
【メタモンの特徴2】取り扱いの難しさ
説明するまでもなくメタモンは非常に特殊なポケモンです。
あまりに序盤でへんしんすると相手の技構成やすばやさもわからないままなのでへんしんした相手を使いこなせるとは限りません。
かといって後半の相手が全抜き体制に入ったときになげて無事相手にへんしんできても、へんしんした相手が苦手とするポケモンが相手の構築にいた場合は切り返せずにやられます。
1位のいかみりんさんのブログでも言及されていますが、刺さるパーティにはとことん刺さり、そうでなければ全く刺さりません。
メタモン使いのトレーナーにはある程度相手の選出を読み、メタモンによる切り返しが有効かどうかという判断能力が必然的に要求されます。
ポケモン対戦の初心者にとってはその読み自体が難しいため、中級者以上になって初めて扱えるポケモンといえるでしょう。
逆に適切にメタモンを使いこなせる凄腕トレーナーであれば、シーズン1の結果がものがたるように世界最強となることも可能だと実証されました。
メタモンの育成論と戦い方
メタモンはその性能上育成論はほぼ統一されています。
155(252)-61( )-69(4)-68( )-100(252)-61( )
へんしん/ / /
- 性格:なまいき or 無補正性格(まじめなど)
- 特性:かわりもの
- 個体値:HBDV/S逆V/AC不問
- 努力値:HD252/B4
- もちもの:こだわりスカーフ・きあいのタスキ・せんせいのツメ・ラムの実・回復きのみ
- わざ:へんしん
性格・個体値・努力値:
HPはコピーできないのでぶっぱ。
かわりものが発動できないかがくへんかガスマタドガス対面に出す場合を考慮してDもぶっぱ。
事故でみがわりに出したときに耐えるためBはVと努力値あまり4。
威嚇持ち(ギャラドスやウインディ)対面で有利を取るために最遅。
というのが定説となっています。
性格依存の混乱実を投げつけられるなどのこれまたレアな事例を考慮する場合はまじめなど無補正の性格にするのもありです。
ただ、メタモンを徹底的に使う人以外(試しに使ってみたいだけの人)は、HのみVで努力値もH252だけで十分でしょう。
もちもの:
切り返しのためにこだわりスカーフ持ちがメジャーです。
ただ、技が固定されるのを嫌ってきあいのタスキを持たせるトレーナーもいます。
積みエースの切り返しという役割上ほぼいませんがせんせいのツメや回復きのみを持たせるトレーナーもいるようです。これらのもちものを採用する場合は、壁貼り役(オーロンゲやドラパルト)やおいかぜ役(エルフーンやペリッパー)などと一緒に組んでコピーした相手よりも有利を取れる盤面を整えておくのがセオリーです。
戦い方:
相手が積まないと突破できないような強力な受け2体(ドヒドナットなど)を前段において、それを突破してくるほど積んだ相手に対してメタモンを投げるのが基本です。
メタモン使いの1位構築も受けポケモンの多い構築ですよね。
きあいのタスキやがんじょうによってメタモンの全抜きがストップされる恐れもあるので、ステルスロックをまいておきたいですね。
欲を言えば前段2体で戦っているうちに相手にダイマックスを切らせておくことができるのが理想です。
そうすれば全抜き体制に入った相手の積みエースをパクってほぼ勝ち確定の試合運びとなるでしょう。
メタモンの対策
- 積み構築を選出しない:そもそも論。対面構築による単純な殴り合い選出。とはいえメタモンの前段に選出される受けポケモン2体の対策(ちょうはつなど)は必須。
- きあいのタスキ:メタモンによる切り返しの全抜きを止めた後、カラマネロのひっくり返す、ゲンガーのみちずれ、高火力物理のじばく・だいばくはつなどでメタモンを無力化する
- トリック:いたずらごころエルフーンなどでかえんだまやこうこうのしっぽなどをメタモンに押し付ける。
- トリックルーム:こだわりスカーフを逆手に取る
- ミミッキュ:フォルムチェンジはコピーできない(ただし全抜き体制のスーパーメタモンを止める十分な対策ではない)
- ダルマモードヒヒダルマ:フォルムチェンジはコピーできない(同様に十分な対策ではない)
- みがわり:みがわりを残した状態で目の前のポケモンを倒すことでかわりものが発動できない。非常に難しい。
- もちもので差をつける:同族同値ダメージ計算をして、こだわりはちまきやいのちのたまを持っていれば確定1発で落とせるが持っていなければ落とせない数値に調整しておく
- etc…
積みエースのバフまでコピーしてくるとか対策のしようが無いように思えるメタモンでも複数の対策方法はあります。
メタモンをパーティに組み込んでいる相手に対して強力な負け筋になるのはテンプレ的な積みエースによる全抜き体制に移行することです。
積み構築はメタモン以外のポケモンをすべて倒せるかもしれませんが、逆にメタモンに全抜きされる可能性が高まります。
1位のメタモン使い(いかみりんさん)に勝ったバンビーさんの選出と立ち回りはメタモン対策の参考になるでしょう。(途中強運を引いていますが。。。)
もし手違いで積みエースをコピーさせてしまったメタモンの対策は一般的な積みエース対策に取られるストッパーを残しておくしかありません。(が、メタモンが出てくる終盤にはだいたい残っていないので予防が大事ですね。)
まとめ:【ポケモン剣盾】メタモンの育成論と対策【変態!世界最強のポケモン】
いかがでしたでしょうか。
シーズン1の最終1位がメタモンというのは環境の推移をしみじみ感じますね。
- ポケモン剣盾が出た当初は初心者殺しの受け構築が流行り
- 次に受け構築を突破する積み構築・ダイマックス積み戦術が流行り
- 積みを逆手に取るメタモンが最終1位を取る
という流れだったように思います。
そしてシーズン2ではメタモンの活躍を許さない対面構築が流行っているので、もしかするとシーズン2の1位構築は受け構築(もしくはさらに環境が回って積み構築)かもしれませんね。
環境を追っていくのは難しいですが、負けが続いているときは受け・積み・対面の構築を入れ替えていってみるのもいいかもしれません。(例えば今まで勝っていた受け構築で負けるようになったなら受け構築に強い積み構築に強い対面構築で戦ってみるなど。)
参考:【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
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