【初心者向け】対策しないと絶対勝てない!受けループ・サイクル構築とは【ポケモン剣盾】
【初心者向け】対策しないと絶対勝てない!受けループ・サイクル構築とは【ポケモン剣盾】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回は
今作からポケモンのランクバトルをやり始めたけど受けループって何?
って人向けの記事です。
受けループはポケモンの基本戦術の1つでブラックホワイト頃からありますので、昔からレート戦のような対人戦を戦ってきた方にはたぶん当たり前の内容となっています。
逆に受けループとその対策を知らないと、受けループポケモンをパーティーに入れているトレーナーに当たった時点で負けが確定=詰んでいるほどに強力な戦術なので、ポケモン初心者の方はぜひ読んでみてください。
先日受けループパーティーにボコボコにされたので、対策をまとめつつ書いていきます。
なお、受けサイクルのみで攻めサイクルなど別のサイクル構築は今回の記事では範囲外になります。
ポケモンの受けループ・サイクル構築とは
HPと防御・特防が非常に高いポケモン=高耐久ポケモンを交代しつつ敵のわざを受けて、自分はじこさいせいなどで回復しつつ、どくどくなどの状態異常やゴツゴツメットなどの接触ダメージ、ナイトヘッドなどの定数ダメージで相手をじわじわと追い込んでいく戦法を得意とするパーティ編成・ポケモンのタッグ
おおまかな戦いの流れとしては
- 「やけど」などのデバフ、もしくは「てっぺき」などのバフ、「やどりぎのたね」などの継続ダメージ技をうつ
- 相手がタイプ相性などで苦手な相手の場合、有利なタイプのポケモンに交換する
- HPが減ったら「じこさいせい」などで回復
- 相手がバフをかけてきたらクリアスモッグやくろいきりで能力上昇をすべて無かったことにする
という形で、受けループ構築のポケモンは回復技を持っているために時間はかかるものの受け切れればダメージレースで勝てます。
相手を倒すというより、ひたすら倒されないようにしていきつつ合間に継続ダメージをいれる戦い方をします。
相手の回復量を超えるダメージを与えられないと詰んでしまうので、相手が降参することも多い構築です。(詰んでても試合終了まで30分以上かかることもあるため諦める)→S2ではTOD(TimeOverDeath)導入により15分で試合が終わるようになりました。
受けループに採用される性格と努力値振り
受けループでは
相手のポケモンからのダメージ < じこさいせいなどの回復量
とすることが多いので、防御もしくは特防の上がる下記の性格がほとんどです。
- ずぶとい:防御↑攻撃↓
- わんぱく:防御↑特攻↓
- おだやか:特防↑攻撃↓
- しんちょう:特防↑特攻↓
ポケモンが物理攻撃主体ならわんぱくかしんちょう、特殊攻撃主体ならずぶといかおだやかですね。
また、努力値振りはHPと防御にマックスでふり余りを特防や素早さにふるHB型と、逆に特防にふるHD型が多いようです。
代表的な受けループポケモン
代表的な受けループポケモンとして下記のようなポケモンがいます。
これらのポケモンが「食べ残し」などの持ち物と合わせて回復しつつ戦います。
- ナットレイ:弱点が少なく耐久が高く攻撃もそこそこ。やどりぎのたねやねむるで回復。
- トリトドン:弱点が少なくHPが多く特攻もそこそこ。じこさいせいで回復
- サニーゴ:しんかのきせきを持たせることで怪物級の防御と特防に。ちからをすいとるで物理を無力化しつつ回復。
- バルジーナ:HP防御特防ともに高く、その上特性はとむねで防御ダウンしない。はねやすめで回復。
- アーマーガア:耐久が高いだけでなく非常に多くのタイプを半減し、特性ミラーアーマーでデバフが一切効かない。はねやすめで回復。
- ドヒドイデ:しんかのきせきサニーゴ級の防御特防。特性さいせいりょくで交代するたびに1/3回復。
- ラプラス:怪物級のHPと特性うるおいボディで雨のとき「ねむる」で回復し放題&うたうで眠らせて一撃必殺技「ぜったいれいど」連発
- ミロカロス:高い特防とそこそこの特攻。特性ふしぎなうろこ+持ち物かえんだまで常時防御1段階UP状態。じこさいせいなどで回復
- シャワーズ:ラプラスと同様だが弱点が少なく半減が多い。ぜったいれいどは使えないので「どくどく」
- ブラッキー:非常に高い特防と防御に加えてHPも低くなく、タマゴわざ「ねがいごと」で交代先のポケモンを回復することも可能。つきのひかりでも回復。
- カビゴン:怪物級のHPとゴーストの多い現在のランクバトルで有利なノーマルタイプ。特性あついしぼうでほのおとこおりも半減。ねむるやリサイクルで回復。
- ヌオー:能力は低いが特性てんねんで相手の能力上昇バフを無効化。じこさいせいで回復
- ツボツボ:防御・特防230という怪物。夢特性あまのじゃくでデバフが効かない。ねむるで回復
- カバルドン:ステルスロックと特性すなおこしできあいのタスキをつぶしつつ交代先にダメージを与える。ほえる・ふきとばしで強制交代でダメージを与えたりあくびで交代圧力かけつつ交代しなければ起点化させることも可能。なまけるで回復までする。
- ヤミラミ:夢特性いたずらごころで先制みがわりや鬼火+じこさいせい。
- ナマコブシ:夢特性てんねんでヌオー同様バフを無効化し、じこさいせいで回復。防御特防種族値も130もある。
- ヌケニン:HPが常に1しかないものの、特性ふしぎなまもりにより弱点タイプ以外すべて無効化。きあいのタスキ+こらえるで耐える型が有名。
- クレベース:HP95防御184の超耐久+鉄壁+じこさいせいによる圧倒的対物理性能。
- ラッキー:進化の輝石を持てて異常な特殊耐久を持ちたまごうみで高速回復可能
- ハピナス:進化の輝石がない分ラッキーより受け性能は下がるが火力が上がる
- ポリゴン2:物理特殊どちらの方面も最強に硬いポケモン。自己再生で高速回復
どのポケモンも、バフ・デバフなしの状態では弱点を突かない限り、じこさいせいなどの自己回復技も持っていることから3回以上攻撃を当てないと倒せないポケモンばかりですね。
ポケモン剣盾から追加されたダイマックス技を使っても一撃で倒すことができないほどです。
これらのポケモンとその対策を知らずにランクバトルに挑戦すると、まんまとなすすべなくやられてしまいます(ちなみに僕もやられてしまいました)。
上記のポケモンを、物理型(防御が異常に高い)と特殊型(特防が異常に高い)を少なくとも1体ずつ採用するのが定石のようです。
そして受け能力も高く、攻撃能力も高いバンギラスやトゲキッスなどのポケモンと組み合わせることで火力面も補い合ったりします。
陰キャ戦法・害悪戦法と言われることも
受けループや上記のようなポケモンを使ったサイクル戦(交換を繰り返す戦い方)は時間もかかりますし、じわじわと追い込んでいくことからプレイヤー自身もじわじわと精神が削られていくので陰キャ・害悪戦法と言われることも。
最強陰キャサイクルということでサニーゴ・ナットレイ・トリトドンを使っているトレーナーがいたのではっておきます。
下記のサニーゴの対戦は執筆時点で100万再生に届くほど観られていますね。
サニーゴも不気味かわいくていいですね。
物理攻撃型ポケモンで対面したときは本当に絶望します。
受けループ・サイクル構築対策
対策を知らないと非常に強力な受けループ、サイクル構築ですが、いくつか対策があるのでやられてしまう人は対策をとってみましょう。
相手のパーティーに上記のポケモンが2体以上含まれているときは受けループでやられてしまうかもしれませんから、対策ポケモンも選出しましょう。
- ちょうはつ:耐久ポケモンの回復技や「おにび」などデバフを封じることができる。
- とんぼがえり・ボルトチェンジ:相手のサイクルに対応していける。どくどくのダメージ上昇する前に交換できる。
- かげふみ:ゴチルゼルの夢特性かソーナンスしかないが交代させないようにできる。
- みがわり:どくどくやおにびなど、相手のダメージソースを無効化。受けポケモンは一撃でみがわりを壊せないことも多いのでそのすきにつるぎのまいなどバフを積んで倒す。
- 鋼・毒・炎ポケモン:毒ややけどにならない。
- バトンタッチ:バフを高火力ポケモンに引き継いで一撃で倒すのを目指す。
- はたきおとす:しんかのきせきもち=サニーゴを完全無力化できる
- ねむらせる:特性ふくがんバタフリーのねむりごななど、受けポケモンを眠らせてその間に倒す。
- こだわりトリック・すりかえ:トリックやすりかえを覚えさせたポケモンにこだわりメガネなどのこだわり持ち物を持たせて、相手の1匹を機能停止させる。
- 一撃必殺:じわれなどの一撃必殺技で耐久を無視して倒す。命中率30%なので3~4回打てば倒せる計算。
- みちづれ・ほろびのうた:自分と一緒に相手を倒す。
といろいろあるようですが
受けループキラーとしては「ちょうはつ」が非常に有名です。
相手はどくどくなども打てず、てっぺきなどのバフも打てず、じこさいせいなどの回復技も打てず、受けポケモンのしょぼい火力のわざしか使えなくなるので、ちょうはつをした瞬間に起点にできることもあります。
起点とは、こちらのポケモンが「ちょうのまい」や「つるぎのまい」などのバフを積んで相手を一撃で倒せる準備をすることです。
受けループのポケモンは素早さも低い傾向が高いので、一度バフを積み切ってしまえば一方的に倒すこともできそうです。
流れのイメージはこんな感じですかね。
- ちょうはつをうつ
- 相手は何もできない
- つるぎのまいをうつ
- 相手は交換かしょぼい威力の攻撃技
- 一撃で落とせるか圧力をかけられるなら攻撃・落とせないなら再度バフかダイマックス
- 次の相手にちょうはつをうつ(ダイマックスしていたら無理)か一撃で相手を落とす
- 最後の相手にちょうはつをうつ(ダイマックスしていたら無理)か一撃で相手を落とす
うまく決まれば一気に勝負を決められることもあります。
こういうバフを積みまくるのは積み構築といいます。積み構築はサイクル構築に強く、サイクル構築は対面構築に強く、対面構築は積み構築に強いといわれます。
よくサザンドラが受けループ・サイクル構築対策に使われますよね。
みがわり・わるだくみ・ちょうはつなど受けループキラーのわざをそこそこ早い素早さで打てる特殊攻撃型のポケモンかつ受けループ以外に対して普通に戦っても強いからかもしれません。
もしくはこだわりトリック・すりかえで相手の受けポケモンを機能停止→起点化していく戦法もよく取られています。
まとめ:【初心者向け】対策しないと絶対勝てない!受けループ・サイクル構築とは【ポケモン剣盾】
いかがでしたでしょうか。
受けループ・サイクル構築は初見殺しと言われるものの、今回の記事でまとめたようにたくさん対策があるので、実質的な勝率は普通のパーティー同様高くて7~8割、一般的には5~6割程度だそうです。
普通のストーリーでは戦うことがなく、旅パのままランクバトルを始めると一方的にやられてしまう受けループ構築ですが、対策はたくさんあるのでどれかは自分のお気に入りポケモンでもとれる対策があるのではないでしょうか。
ただ、やはり初見殺しなのは間違いないので、受けループ構築で戦えば割と簡単にマスターボール級に上がれるでしょう。
ある意味で受けループ・サイクル構築を知ることはポケモン初心者から中級者への階段なのかもしれません。
中級者になると次はサイクル構築にも攻撃型と守備型、数値受け、タイプ受けなどさまざまな戦術が出てくるみたいですが、それはそのうちまとめるかもしれません。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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