【ポケモン剣盾考察】オリーブについて考える【ネタバレ】

2019年11月20日

【ポケモン剣盾考察】オリーブについて考える【ネタバレ】

こんにちは

44(@yoshiblogsite)です。

ネタバレするのでネタバレ嫌な方は記事を読まないことをおすすめします。

ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?

今回は今作ポケモン剣盾のキャラクター、オリーブについての記事です。

オリーブとは何者か

まずオリーブとは何者かというおさらいから

公式では

ローズの秘書で、冷静沈着な性格の持ち主。ビジネスの判断に長けている彼女は、ローズの会社で副社長もつとめており、実質的な経営を任されている。

と説明されている通り、秘書であり副社長であり実質的な経営責任者でもあるということです。

超エリートウルトラスーパーキャリアウーマンですね。強すぎる。

オリーブのもつ意味・花言葉

オリーブとは何者か

オリーブは古来から特別な意味を持った植物でした。

約8000年前には現在のトルコあたりに存在していたそうです。

古代エジプトの壁画やメソポタミア文明のハンムラビ法典にもオリーブについて書かれています。

ちなみに寿命も長くて、現存するものだと樹齢3000年(5500年という説も)を超えてなお実を付ける「クレタ島のヴォーヴェス」が有名ですね。

ユダヤ教の聖書、キリストやイスラム教の旧約聖書における「ノアの箱舟」において、ノアが2回目にハトを放った時にハトが加えて戻ってきたのがオリーブの小枝でした。

そこからオリーブは平和の象徴とされています。

また、それより昔の話であるギリシャ神話においてはアテネの地を巡ってアテナとポセイドンが争っていた時に、アテナはオリーブの木を植えてポセイドンよりも多くの人々の役に立つ贈り物をしました。

これによってアテナはゼウスからアテネの地の支配権を獲得したため、オリーブは「聖なる木」として各地に広がっていきました。

そんなオリーブが慕うのがローズ

薔薇の示す意味は色によって様々ですが、ローズ委員長は肌の色も黒ですよね。

黒いバラは「愛」ではなくその意味の1つは「あなたは私のもの」という意味。

ポケモンのオリーブとローズの関係から、平和や愛を掲げてもそれが見返りを求めたり、エゴにまみれたものであればうまくいかない、ということを暗示しているのかもしれません。

ここ数年、NWO(ニューワールドオーダー、新世界秩序)という言葉をよく耳にするようになりましたよね。

来るべき時に向かって人間選別を行っているという都市伝説が有名です。

愛と平和って耳心地はいいです。

その名のもとではどんな虐殺行為も許されます。

でも、よく考えるとその意味づけは本来的に宇宙システム上意味はなく、暇を持て余した人間が作り出した幻想的価値観ですから、そこに傾倒しすぎて溺れることに対する警鐘を鳴らしているのかもしれません。(というのは多分考えすぎですが。

ちなみに英語名はOleanaとなりオリーブではありません。

マクロコスモス

【ポケモン剣盾考察】ローズタワーについて考える【ネタバレ】」でもちょっと紹介しましたが、ダンデと主人公とホップでディナーをする予定でしたがなかなかダンデが来ないので探しに出たところ、オリーブが邪魔してきます。

オリーブお抱えのリーグスタッフに邪魔されるミニゲームをクリアし、ネズに助けられながらローズタワーに向かいます。

ちなみに「マクロコスモス」という団体みたいです。

都市伝説軸で考えると「銀河連邦」を暗喩した説も出てきますが、むしろそのままストレートに「マクロコスモス」を意味しているかもしれません。

マクロコスモスとはなにか、Wikipedia先生に聞いてみましょう。

マクロコスモスとミクロコスモスの対応は、人間のなかに大宇宙の本性や能力が内在しており、また大宇宙そのものが一つの人間であるとして、両者が類比関係にあり、互いに影響をおよぼす動的な関係にあることを意味する[2]。マクロコスモスとミクロコスモスのような概念は西洋思想だけでなく、世界各地に存在する[2]
西欧では、古代ギリシアデモクリトスにみられるが、特にプラトン学派で用いられて、プラトンの『ティマイオス』で生命的宇宙観と結びつけて語られた[1]。この思想は、ボエティウス新プラトン主義を介して、シャルトル学派など中世西欧にもみられるが、ルネサンス期になるとフィレンツェのプラトン主義者マルシリオ・フィチーノらによってヘルメス主義の復興とともに、それと融合されて、ルネサンス思想の典型として広範に支持された[2][1]
ヘルメス文書のひとつ『エメラルド板』に含まれる「下なるものは上なるもののごとく、上なるものは下なるもののごとし」という文章は、マクロコスモスとミクロコスモスの照応を見事に表現している[2]。マクロコスモスとミクロコスモスとの間には、厳密な類比関係があり、ともに機械的ではなく「生命的」な存在とされる[1]。また、宇宙と個体が照応するという考え方は、錬金術西洋占星術とも結びつき、医学、人相学、骨相学の原理ともなった[1][2]。その後、近代科学の進展に伴って、マクロコスモスとミクロコスモスの照応という神秘性は、次第にその意味を失っていった[2]


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9

西洋にある哲学的な思想みたいですが、世界各地にあるようですね。

ただ、科学の発展によって昨今では注目されなくなっていった感じでしょうか。

こういったもともと哲学で語られていて科学によって衰退した思想は、今では「オカルト」や「スピリチュアル」、「都市伝説」的な軸で調べるしかなく、信ぴょう性に欠けるものに真実は隠されているためその意味をつかむのはかんたんではないかもしれませんね。

しかしながら、世界の支配者層やトップの科学者であるほどこれらオカルトやスピリチュアル、都市伝説の類を秘かに探究しているのも事実ではあり、みんな大好き交流電流のニコラ・テスラ、アインシュタイン、ウォルトディズニー、イーロン・マスク、スティーブ・ジョブズ、ジャック・ドーシー、アメリカ大統領、ヒトラー、GAFAやBATのCEOたち、など数え切れません。

もしかすると宇宙と精神世界の探究なしに大事が成せないことを知っているのかもしれませんね。

力を持たない一般人が深掘りしすぎると、知ってはいけないことを知ってしまってリアルに命が危なくなるかもしれませんから、キッズはほどほどに調べましょう。

少し脱線しましたが、マクロコスモスとはひと言でいえば「天国と地獄」とか「別の世界線」とか「パラレルワールド」みたいなイメージです。

神・天使・悪魔や幽霊といった抽象的で概念的な生物(?)が存在したり、アカシックレコードがあるのがマクロコスモスだと言われています。

反対のミクロコスモスは僕たちの心ですね。

ファンタジーゲームでよくある「召喚」とか、「忍術」とは、ミクロコスモスである自分の心のゲートからマクロコスモスにアクセスすることによって成されますが、中二病的にワクワクする展開ですよね。

で、もうちょっと現実的な話をするとマクロコスモスは「あっちの世界」ではなく宇宙全体をさします。

cosmosはギリシャのkosmosが語源で、その意味は「秩序」

カオスの逆ですね。

kosmosを初めて宇宙全体という概念に適用したのは、ピタゴラスの定理でおなじみのピタゴラスさん。

ガチもんの数学者ですね。

彼は数学的にすべては秩序だっていることを知っていたらしいです。

ミクロコスモスは人間個人個人も秩序に支配されていることを意味します。

ミクロコスモスの方は原子論で有名な哲学者のデモクリトスさんが人間を表すのに使いました。

秩序だってすべてがなされる、つまりすべてが歯車のように綺麗に決まっていることを暗示しています。

根源的に「秩序」という切り口でシステマチックな構造物として見たときに、宇宙全体であろうが個人個人であろうが同じわけです。

マクロコスモスとミクロコスモスはインド思想のウパニシャッド哲学、仏教にみられるような「梵我一如」とも非常に似ている思想です。

これはもしかして、ユダヤ、キリストなどの聖書系思想で語られる「すべては書かれている」とか、仏教系における「悟り」、ワンネスなどが暗示しているものと同一でしょうかね。(テキトー

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冷静沈着の仮面が剥がれる

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さて、マクロコスモスに邪魔されまくった主人公たちは頂上にたどり着きますが、オリーブさんに邪魔されてしまいます。

このときのオリーブさんはまさに狂信者、恐ろしいです。

この演出から、表面的にはマクロコスモス的思想に傾倒しすぎるのも危険なのではないか、というようなメッセージ性を感じます。

行き過ぎた思い込みは狂信者を生み出し予期せぬ暴走を引き起こすっていうありきたりの解釈ですね。

そしてそれと同時に、上記のようにわかりやすい表面的な意味の裏に隠された真の意味とは、「狂信的で恐ろしいと判断するこの感性すらも宇宙の秩序によって予め決められていたことである」、というメッセージ性も感じます。

つまり、超噛み砕いていうと「あんま深く考えすぎるなよ」ってことですね。

シンプルに、人生楽しめばいいじゃん。って感じです。

最近はSNSの普及により心無い言葉を浴びせられたり、いい生活をしてる他人のことを羨ましがったり、情報がありすぎて未来のことを不安に考えすぎる子供たちも増えていますから、そういった子たちへのメッセージなのかもしれません。

もちろんブラック企業にしがみついて体壊したり、無駄に忙しくして苦しんでいる大人たちに向けたメッセージともとらえられますけどね。

ダストダス

ダストダス

そしてイカレタオリーブさんとのバトルに突入するわけですが、最後に出てくるポケモンはまさかのダストダス

しかもダイマックスします。

船とか飛行機とか車とか家とかいろんなごみが取り込まれてます。(ゼンマイついてるのでおもちゃですが。

ごみなんだからレベルも53にすればいいのに、なぜ52なんだろう。

1952年と今回の舞台、イギリスをつなげると「ロンドンスモッグ事件」を指しているのではないか、と推測できるかもしれません。

ロンドンスモッグ(Great Smog of 1952、London Smog Disasters)とは、1952年イングランドロンドンで発生し、1万人以上が死亡した、史上最悪規模の大気汚染による公害事件である。現代の公害運動や環境運動に大きな影響を与えた。原因は石炭によるSOxを中心とする面で、日本の四日市ぜんそくと汚染の内容が共通している。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B0

ロンドンスモッグ事件は産業革命の副作用でしたが、よくみるとキョダイダストダスには産業革命によって二次的に発生した交通革命に関するモノが取り込まれていますね。

このダストダスですが、初登場したときからフルボッコ、ユーザーからは「こんなのポケモンじゃない」「キモイ」「アニメで絶対流すな」「生理的に受け付けない」と嫌われまくっているポケモンです。

そんなダストダスを、わざわざ、リストラされた可愛いポケモンやカッコいいポケモンもいるのに、なぜ、こいつを実装し、その上、ストーリーのメイン導線上で、わざわざ、登場させたのか。

何が何でも表現したいメッセージ性があるとしか思えません。

このシーンのためだけにダストダスを採用したのではないでしょうか。

ダストダスはゴミを吸収して新たな毒ガスや毒液をどんどん生成するポケモンです。

それをマクロコスモスが使ってくる。

人間がゴミを捨てすぎて地球だけでなく地球の周りの宇宙空間すらゴミだらけですが、このまま大量のゴミを捨て続けると宇宙の秩序によってしっぺ返しをくらうぞ、というようなメッセージでしょうか。

かんたんに言えば「無駄に消費してあんまゴミ出すなよ」ってことですかね。

ということでポイ捨てはやめましょう。

もしくはそれすらもすでに書き込まれていて、いずれしっぺ返しが起こってしまうことを予言しているのか。

果たしてあなたはどう思いますか?

まとめ:【ポケモン剣盾考察】オリーブについて考える【ネタバレ】

いかがでしたでしょうか。

ちょっと狂信的でサイコ野郎なオリーブさん、しかしローズ委員長への信頼は人一倍強いですよね。

ポケモンは育成やバトル、図鑑コレクションも面白いですが、見逃してはもったいないのがそのストーリー性です。

ポケモンシリーズのシンプルに核心以外をそぎ落とされたストーリーの裏には、深いメッセージ性があると思ってます。

キャラクターの1つ1つの発言や行動を噛み砕いて進めてみると、また新たな楽しみ方ができるかもしれませんね。

ところで後半はネズがめちゃくちゃフィーチャーされますよね。

これでもかってくらい出てくる。ネズはジムリーダーの中でも「唯一」ダイマックスが嫌いなジムリーダーという設定のキャラクターなので、非常に強いメッセージ性を感じますが、それはまた別の記事で考えようと思います。

ではみなさん、ポケモン剣盾楽しんでください!

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