【ポケモン剣盾】シザリガーの育成論と対策【受け不可能な超火力!常時攻撃2段階UP】

【ポケモン剣盾】シザリガーの育成論と対策【受け不可能な超火力!常時攻撃2段階UP】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回は受けがきかないほどの超火力が人気のシザリガーについて育成論と対策を考えていきたいと思います。
相手パーティにいたら「こいつはヤバい」となるポケモンの一体ですね。
ちなみにこちらも先日のコオリッポ同様、S2で世界一位をとったくろのさんのパーティで採用されていたポケモンです。
参考:【皇帝波平】コオリッポの育成論と対策【最強の物理受け】
シザリガーの基本ステータス
ポケモン徹底攻略という神サイトを見てみると、下記のようなステータスになっています。

【シザリガーの特徴1】高めの攻撃種族値と鈍足
シザリガーの攻撃種族値は120と上の下ほどの高火力をもっています。
これだけでは注目に値しないポケモンですが、後述する夢特性のてきおうりょくによって受けポケモンすら破壊するぶっ壊れ性能を発揮します。
素早さ種族値に関しては55族と鈍足となっており、メジャーな鈍足の60族と30族の間くらいに位置しています。
【シザリガーの特徴2】中の下程度の物理耐久と紙の特徴耐久
シザリガーの耐久は物理・特殊ともに受け出しできる性能は持っていません。
物理の半減タイプであればぎりぎり受け出しできるくらいの耐久です。
物理・特殊ともに高火力ポケモンに弱点をつかれたら一発でやられてしまうほどに脆くなっています。
鈍足低耐久のポケモンなので、初心者には扱いは難しく比較的中級者以上向けのポケモンだと言えるでしょう。
ただしぶっ壊れ性能の超絶高火力なので、シザリガーのこの短所をうまくカバーできる立ち回りができれば相手パーティはシザリガー1体で半壊します。
よく見る具体的なカバー方法としては
- 選出時点で有利不利を見極め、何番目に出すか戦術をたてる
- きあいのタスキで1回の行動保証を得る
- トリックルーム下で一時的に高速高火力ポケモンにする
- etc…
といった方法が上げられます。
【シザリガーの特徴3】夢特性てきおうりょくによる異常火力
シザリガーを採用する最大の理由が夢特性のてきおうりょくです。
通常タイプ一致技は1.5倍補正(=攻撃1段階上昇補正と同等)が乗るんですが、シザリガーの場合は2倍補正がかかります。
つまりデフォルトで剣の舞をしている状態の攻撃2段階上昇と同じになっているということです。
これにより、
- アクアブレイク:威力85->170
- クラブハンマー:威力100->200
- 黒い鉄球投げつける:威力130->260
- はたきおとす:威力65->195
という感じで水・悪タイプの技がイカれた火力になります。
そして驚異的なのは、水・悪の技範囲を半減できるポケモンがエルフーンとサザンドラしかいないという点です。
要するに99%のポケモンには上記の超火力技が等倍以上で入り、大ダメージで突破できるということです。
黒い鉄球シザリガーを紹介をしているトレーナーがいたのではっておきますね。
【シザリガーの特徴4】威力80の先制技アクアジェット持ち
シザリガーが恐ろしいのはてきおうりょくだけではありません。
なんと先制技のアクアジェットも覚えます。
てきおうりょくアクアジェットは当然シザリガーのタイプ一致技なので、威力80の先制技というチート性能を誇ります。
これにいのちのたまをもたせればさらに1.3倍の威力104、こだわりハチマキをもたせれば1.5倍の威力120の先制技という頭のおかしいポケモンになります。
シザリガーの育成論と戦い方
シザリガーは基本的にアタッカー型しかいません。
素早さを最遅にしたトリックルーム用の個体と、通常個体がいるくらいです。
- 性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)or ゆうかん(こうげき↑すばやさ↓)=トリックルーム用
- 個体値:C抜け5V or S逆VのC抜け4V=トリックルーム用
- 努力値:HA252/B4 or H244/A252/B12 or H164/A252/B28/D4/S60 or H164/A252/S92
- もちもの:いのちのたま(こだわりハチマキ・たつじんのおび・きあいのタスキ)
- わざ:アクアジェット・はたきおとす・インファイト・クラブハンマー
特徴・戦い方:
戦い方といっても相手に通る技を選択するだけの脳筋ポケモンなので考えることはありません。完全な対面性能特化のポケモンです。
脆い耐久を殴られないように素早さは暗記しておいて有利不利は予め知識として入れておきましょう。
初手で出す場合は速いポケモンが出てきた場合に備えて交代先を用意したり、そもそもきあいのタスキを持たせて行動保証を確保する、高火力アクアジェットで突破を試みるのがメジャーです。
ちなみにほとんどのシザリガーは初手で出てきます。
トリックルームエース運用の場合シザリガー自身はトリックルームをはれず、受け出しは心もとない紙耐久なので、自主退場技(おきみやげ・のろい・じばく・etc…)を持ったトリックルーム役と組ませて死に出しできるようにするのが安全です。
性格・個体値・努力値:
特殊攻撃はしないのでCは抜けててOKです。
トリックルーム運用の場合はゆうかん、それ以外はいじっぱりで素早さを気にせずに火力補正を載せます。
個体値はトリックルーム運用の場合最遅を取りたいので逆V推奨です。
努力値はめんどくさければHA252/B4ぶっぱで、いのちのたまを持たせる場合はH244/A252/B12でHP実数値10n-1によりいのちのたまダメージを抑える調整をします。
トリックルームではなく普通に使う場合、Sラインとして使われるのはバンギラス抜きのS52振り、もしくはS無振りバンギラスを抜くためのミラー意識S4振りバンギラスを抜く調整をしているポケモンを抜くS60振りで、その場合はH164/A252/B28/D4/S60という感じでH164の10n-1調整と合わせて使うのがおすすめです。
ちなみにほぼいませんが準速ASぶっぱすると85族抜き抜き調整になります。
H164/A252/S92はS2世界一位のくろのさんのパーティで採用されていたシザリガーの調整で、命の珠ドラパルトのドラゴンアロー耐えのHP調整+65族抜き抜き調整のS92になっているようです。

もちもの:
先制技アクアジェットにより1回の行動保証は取れているのとダイマックス時にも火力補正がのるのでいのちのたま採用が強いです。
ダイマックスは別のポケモンで切る戦術だったり、いのちのたまは他のポケモン(ミミッキュとか)がもつ場合はきあいのタスキや、こだわりハチマキ・たつじんのおびなど火力補正の持ち物をもたせてもいいでしょう。
わざ:
先制技アクアジェットはスイーパーとしても行動保証としても優秀なので確定です。
あとは選択になります。
・クラブハンマー:タイプ一致。多少命中不安でも威力+急所を狙える
・アクアブレイク:タイプ一致。命中安定
・たきのぼり:タイプ一致。命中安定。トリックルームで先制できるときに怯み狙いで。
・シェルブレード:タイプ一致。50%で防御を下げるので崩しに
・はたきおとす:タイプ一致。サニーゴも吹き飛ばせる火力が出るのと交代読みで雑にうっても強力
・なげつける:タイプ一致。黒い鉄球やわざレコード71などで1回だけ超火力
・インファイト:ダイナックルでさらに火力上げたりバンギラスやナットレイやカビゴンやサザンドラなどトップメタ格闘弱点を狩るときに
・ちょうはつ:受けポケモンを安定して倒すために。ダイウォールとしても優秀
・つるぎのまい:1回でも使えれば相手はダイマックスしても受からなくなる可能性がある。ダイウォールとしても優秀
・ハサミギロチン:鬼火を打たれた後の受けポケモンなど一撃必殺がほしいときに
・がむしゃら:きあいのタスキ持ちに
・シザークロス:虫技
・がんせきふうじ:交代読みでうって出てきたポケモンの上を取りたいときに
ハチマキシザリガーを紹介をしているトレーナーがいたのではっておきますね。
トリックルーム運用のシザリガーをもこうさんが紹介していたのではっておきますね。
ブリムオンの記事も合わせてどうぞ:
【受け破壊】ブリムオンの育成論と対策【トリックルームの魔女】
シザリガーの対策
ミミッキュで対策できます。
じゃれつく→かげうちでシザリガーは化けの皮をはぐしか仕事ができずにやられていきます。
おそらくここまで凶悪な火力を持つシザリガーが環境に少ないのは、トップ中のトップメタのミミッキュが天敵だからということも影響しているでしょう。AS珠ミミッキュのじゃれつくでダイマックスしても負けます。(H244/B228までふればじゃれつくをダイマックスで確定3発まで抑えられますがそんなシザリガーはいません。)

きあいのタスキエースバーン(とびひざげり+ふいうち)やギルガルド(キングシールド+インファイト+かげうち)も強力です。
シザリガーより素早くて弱点をつけるポケモンであれば勝つことができます。
ただしきあいのタスキシザリガーが多いので先制技持ち+きあいのタスキ(もしくはシザリガーの攻撃を耐えられるほど耐久に振ったポケモン)というシザリガーと同等の行動保証性能を持っているポケモンに限ります。
ミミッキュはこの両方を持っているので強いですね。
いかくパワーウィップギャラドスなら後出しからのダイマックスで切り返すこともできます。
ただし、ダイマックスしないとパワーウィップで倒しきれないときクラブハンマー→はたきおとすで返り討ちにあうので注意しましょう。
また、ようきギャラドスのダイジェットだといのちのたまギャラドスでも中乱数で落とせないことがあるので注意しましょう。後出しするなら予め先発ポケモンで一発入れておいたり、ステルスロックや天候ダメージで削っておくのがいいですね。
特性てつのトゲのナットレイはこの点でもギャラドスと相性がいいでしょう。

まとめ:【ポケモン剣盾】シザリガーの育成論と対策【受け不可能な超火力!常時攻撃2段階UP】
いかがでしたでしょうか。
受け出しで出てきたポケモンにもかなりの負荷をかけることができるシザリガーは相手パーティにいるとちょっと恐怖を感じるポケモンですよね。
初手で対面しても大抵はきあいのタスキ持ちでほぼ無償突破させてくれず、致命傷を与えてくる上に先制技持ちなので強力です。
シザリガーがいるとミミッキュを先発で出したくなりますがそれを読まれやすくなり、かたやぶりドリュウズが代わりに出てきた日には最悪ですね。大抵そこから交代読みがんせきふうじとか打たれます。
なかなかやっかいな割に環境になぜか少ないシザリガー、まだ使ったことがない人はぜひ育ててみてはいかがでしょう。
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
他の構築については下記記事もおすすめです。
「【初心者向け】ランクバトルの基本の3つの戦術【ポケモン剣盾】」
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