【ポケモン剣盾】3種類のカバルドンの対策を考察する

【ポケモン剣盾】3種類のカバルドンの対策を考察する
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
ポケモンソード、ポケモンシールドやってますか?
今回は鎧の孤島が配信されてもなおトレーナーたちを悩ませているカバルドンについて対策を考えていきたいと思います。
3種類のカバルドンとは?
カバルドンには大きく分けて3種類います。
- 起点作成型カバルドン
- アタッカーカバルドン
- 砂起こしカバルドン
環境に最も多く存在し、カバルドンのイメージを強烈に印象づけているのは「起点作成型カバルドン」です。
しかし、アタッカーや砂起こしカバルドンも常に一定数存在しており負けが続いているときに限ってこういったカバルドンにマッチングする、という経験をしたことがあるトレーナーは僕だけではないはずです。
実質的にカバルドン対策というと、これら3種類すべてを考慮した立ち回りを考える必要があるでしょう。
ちなみに最近起点作成型カバルドンをカモるラムのみ腹太鼓リザードンで遊んでいたんですが、アタッカーカバルドンに割と頻繁にボコボコにされていました。
やはり型1点読みの構築は面白いですが、総合的に見ると弱くなりがちですね。
カバルドンの対策基本編
カバルドンの基本的な対策は下記の通りです。
- 高火力ポケモンで弱点を突いて一撃
- 剣の舞や悪巧みを積んで一撃
- 挑発やこだわりトリック、マジックコートなど一般的な受けポケモン対策
- 一撃必殺
【カバルドンの対策基本編1】弱点を突いて一撃
カバルドンは非常に物理耐久が高く、特防の方も不一致弱点くらいなら耐えてしまうほどの耐久を持っています。
具体的には特攻種族値最強のシャンデラのエナジーボールを耐えます。(こだわりメガネシャンデラならさすがに落とせます)
そのため並大抵の攻撃では一撃で落とせませんが、一部のポケモンは火力上昇アイテムをもたせるとカバルドンを落とすことができます。(物理・特殊それぞれの方面ぶっぱ型カバルドンを目安にしています。)
一撃で落とせるポケモンの例は下記のようなポケモンたちです。
- ウオノラゴンのエラがみ
- ハチマキヒヒダルマのつららおとし
- 達人の帯ゴリランダーのウッドハンマー
- ハチマキ連撃ウーラオスのすいりゅうれんだ(乱数)
- メガネ水ロトムのハイドロポンプ
- 達人の帯草ロトムのリーフストーム
- メガネアシレーヌのうたかたのアリア
- 命の珠インテレオンのハイドロポンプ
- etc…
ちなみに特殊ブッパのカバルドンは少ないので、特殊受け型カバルドンをケアしない場合は特殊アタッカーはメガネなど火力上昇アイテムを持たせなくても一撃で落とせることも多いです。(しかし特殊受け型の場合はあくび→ステルスロックをされるでしょう。)
火力上昇アイテムを持たせずに一撃で落とす場合は、ダイマックスを切ることで対策している人も多いはずです。
【カバルドンの対策基本編2】積み技
素の状態では一撃で落とせなくても、積み技を使えば落とせるポケモンは多いです。
ラムのみやカゴのみを持たせてあくびに合わせて積み技を使うのはメジャーなカバルドン対策です。
- 剣の舞ゴリランダー
- 悪巧みトゲキッス
- 悪巧みロトム
- 竜舞ギャラドス
- etc…
しかしあくまでも起点作成型カバルドンにしか効かないので対策としては不十分でしょう。
【カバルドンの対策基本編3】受けポケモン対策
- 挑発
- こだわりトリック
- マジックコート
- etc…
起点作成ポケモンや受けポケモン相手に取られるこれらの対策ですが、大体対策できるものの起点作成型カバルドンにしか効かないので対策としては不十分でしょう。
【カバルドンの対策基本編4】一撃必殺
- ドリュウズのつのドリル
- カビゴンのとおせんぼうじわれ
- ラプラスの絶対零度
- etc…
一撃必殺なら高耐久カバルドンも倒せる可能性がありますが、運ゲーなのとアタッカーカバルドンにダイマックスされるとパーティが半壊するのでこちらも対策としては不十分でしょう。
起点作成型カバルドンの対策
起点作成型カバルドンが覚えている主な技は
- あくび
- ステルスロック
- ふきとばし
- じしん
- なまける
- じわれ
持ち物は
- オボンのみ
- フィラのみ
- アッキのみ
- ゴツゴツメット
といったところです。
起点作成型カバルドンは最も簡単に対策ができるタイプのカバルドンです。
むしろこのカバルドンを起点にして積むことができればそのまま3タテできてイージーウィンを量産できるほどです。
初手から展開してくるカバルドンの場合、対策は非常に簡単で、
- 挑発→積み技
- ラムのみ→積み技
- カゴのみ→積み技
- 積み技→ダイフェアリー
- こだわりトリック→積み技
- マジックコート(マジックミラー)やスイートベールのポケモンで対面
といった感じです。
特にラムのみ・カゴのみは、後出しからでも対策できるので定番のカバルドン対策になります。
起点作成型カバルドンは初手にくることが多いですが、4桁順位以上の人になってくると裏に控えていて相手の交代を読んで有利対面に着地させることが多い気がするので、不利対面を作らないように注意しましょう。
とはいえ実際は上級者相手になると普通に不利対面を作られてしまうので打開も必要です。
2戦目で不利対面を作られて眠ってしまったものの、打開する流れを紹介している動画が公開されていたので貼っておきますね。(2名ともかなり有名なポケモン上級者トレーナーです。)
釣り出しなどいくつかの読みを決めること&選出時点で2重にカバルドン対策をしていることで不利対面のディスアドを取り戻していっている点に注目です。
アタッカーカバルドンの対策
アタッカーカバルドンが覚えている技は
- じしん
- ストーンエッジ
- アイアンヘッド
- 3色キバ
- かみくだく
- ばかぢから
- リベンジ
- なまける
- あくび
- ふきとばし
- まもる
持ち物は
- 達人の帯
- 命の珠
- ちからのハチマキ
といったところです。
大抵の場合初手ダイマックスしてきて、起点作成型カバルドンだと思っているポケモンをほぼすべて破壊する超火力でパーティを半壊させてきます。
特に物理アタッカーに特化したパーティの場合、ダイスチルを積まれていくので突破が非常に困難になりそのまま負けに直結するでしょう。
カバルドンが常に使用率上位に居続ける理由の1つがアタッカーカバルドンの存在だと思っています。
3色キバのおかげで技範囲も広く、使用率トップ30のうち、型を読み間違えるとパーティを半壊させられかねないポケモンたちはロトム系・ポリゴン2・カバルドンを除くほぼ全てです。
- エースバーン(ダイアース・ダイロック)
- ゴリランダー(ダイバーン)
- ポリゴン2(ダイナックル)
- ミミッキュ(ダイスチル)
- ドリュウズ(ダイアース・ダイバーン・ダイナックル)
- ドラパルト(ダイアーク)
- トゲキッス(ダイサンダー・ダイロック)
- ギャラドス(ダイサンダー・ダイロック)
- ジバコイル(ダイアース・ダイナックル)
- 連撃ウーラオス(ダイサンダー)
- パッチラゴン(ダイアース・ダイアイス)
- マリルリ(ダイサンダー)
- ラプラス(ダイサンダー・ダイロック・ダイナックル)
- ドヒドイデ(ダイアース・ダイサンダー)
- アシレーヌ(ダイサンダー)
- ウルガモス(ダイロック)
- リザードン(ダイロック)
- ドラミドロ(ダイアース・ダイアイス)
- ルガルガン(ダイアース・ダイナックル・ダイスチル)
- ウインディ(ダイアース・ダイロック)
- ナットレイ(ダイバーン)
- ハッサム(ダイバーン)
- オーロンゲ(ダイスチル)
- アーマーガア(ダイバーン・ダイサンダー・羽休めに合わせるダイアース)
- ハピナス(ダイナックル)
相手のパーティ構成からアタッカーカバルドンであると見抜くことは非常に困難なので、相手のカバルドンが初手に何をしてくるか様子を見てから動くのがいいでしょう。
例えば物理耐久の高いポケモンで自己再生から入る、まもるから入る、鬼火から入る、半減できるポケモンに引く、ラムのみ持ちで初手ダイマックスする、型がわからないうちはウインディ→ギャラドスのような二重威嚇をいれる、などです。
起点作成型カバルドンだった場合、ステルスロックを撒かれてしまいますがアタッカーカバルドンもケアするとどうしようもないことではあります。
初手からカバルドンに対して挑発はまずいですが、こだわりトリックであればカバルドンの火力上昇持ち物を奪うことができて多少有効です。(アタッカーカバルドンは火力上昇アイテムありきで超火力をだしてくるポケモンのため)
アタッカーカバルドンも初手で来ることが多いですが、上級者になってくると裏から有利対面に着地させて不意にダイマックス→半壊させてきます。
起点作成型のカバルドンに対してラムのみを持たないポケモンがダイマックスすることはあくびで眠らされることを考えるとありえない(ミミッキュなどダイフェアリー持ちは例外)ので、アタッカーカバルドンに合わせてダイマックスを切る動きを取れることはほぼありません。
起点作成型と合わせてアタッカーカバルドンの対策をするのは非常に難しいですが、水ロトム・草ロトムはどちらのカバルドンにも非常に強いのでパーティにいるなら選出するといいでしょう。
その他ハチマキ連撃ウーラオスのような超火力ポケモンもカバルドン側の交代先(例えばHBギャラドスなど)にも3〜4割のダメージが入るのでそこそこおすすめです。
起点作成型・アタッカーカバルドンともに一番まずいのは「まったく削らないこと」なので、目の前のポケモンが仮にやられてしまったとしても、ダイマックスカバルドン相手に4割程度のダメージは入れておきたいところです。
また、起点作成型カバルドンも対策としていいでしょう。しょうもない対面に思えますが、アタッカーカバルドンまでケアしてあくびから入ることができます。(後出しでギャラドスやトゲキッスなどが出てきたら高確率でラムのみで起点にしてくるので、ふきとばしがいいでしょう。)
砂起こしカバルドンの対策
砂起こしカバルドンが覚えている技は主に下記です。
- ステルスロック
- あくび
- じしん
持ち物は
- さらさらいわ
初手で砂起こしが最低限の仕事で、むしろそれが終わったら早々にやられて退場してほしいくらいに思っているカバルドンなので、HAいじっぱりみたいな調整がされていることも多いでしょう。
このカバルドン自体は起点作成型に比べると非常に柔らかく、かなり倒しやすいんですが倒してしまうと後続からすなかきドリュウズが出てきます。
すなかきドリュウズは砂嵐状態だとSが2段階上昇しているのでダイジェットで切り返していくのも間に合わないですし、こだわりスカーフも当然間に合いません。
ドリュウズがダイナックルやダイスチルでどんどん強化されていく上に、ドリュウズがかなり耐久に振っている&弱点保険を持っていることが多く安易に弱点を突くこともできません。
アタッカーカバルドンと違って選出時点で「ドリュウズがいるかどうか」という明確な判断基準があるので、相手のパーティにドリュウズがいれば起点作成型カバルドン、アタッカーカバルドン、砂起こしカバルドンの3種類すべてを警戒することができます。
対策はいくつか存在します。
- 特性てんねんで受ける(ヌオー・ナマコブシ)
- 襷カウンター(カバルドンにステルスロックを撒かれていると不可能)
- 後攻のしっぽトリック(S操作だけでなくドリュウズの持ち物も無効化できる)
- カバルドンをダイジェット2回で倒してから突破して弱点を突いて削る+先制技持ちのポケモンの複数体で削っていく
- まもるやこらえる、ダイウォール、みがわりでドリュウズのダイマックスターンを枯らす
すなかきドリュウズは耐久に振っていることも多いのでドリュウズが非ダイマックス状態+こちらがダイマックスで弱点をつける状態であれば、たとえ上から1回ドリュウズに殴られても耐えて切り返しのダイバーンなどで倒していくことができます。
まとめ:【ポケモン剣盾】3種類のカバルドンの対策を考察する
いかがでしたでしょうか。
3種類のカバルドンすべての対策をするには、
- カバルドンの型が判明するまでは起点作成型1点読みの行動はしない
- ドリュウズがいるか選出時点で気にしておく
- ステルスロックが撒かれる前提で選出する
- カバルドンに弱点をつけるポケモンを2体以上選出する
- 釣り交換など読みを決めて立ち回りでなんとかする
- 超火力ポケモンの通りがいいときは超火力でゴリ押す
- 威嚇ポケモンがいるときは特殊アタッカーの選出を意識する
- カバルドンミラーなど高耐久ポケモンで対応する
といったことを意識すると良さそうです。
また、カバルドンは型によって明らかに持ち物が変わるポケモンなので、オンバーンなどの特性おみとおしや鎧の孤島の新技ポルターガイストが型判別に効果的なポケモンの1体です。
これからもカバルドンの対策は続いていくと思いますが、頑張っていきましょう!
では、今日もポケモン剣盾楽しみましょう!
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