【恋愛理論】純愛と不倫と浮気遺伝子と未来予想【生存戦略】
- 1. 【恋愛理論】純愛と不倫と浮気遺伝子と未来予想【生存戦略】
- 2. 繋ぎ合わせる「点」
- 3. 人類は倫理観の進化にDNAの進化が追いついておらず、古代のDNAで現代を生きている
- 4. 古代では一夫多妻制が最強の生存戦略だった
- 5. 現代人は不倫と浮気をしまくった祖先のDNAを濃く引き継いでいる
- 6. 人はDNAとホルモンで行動が決まる
- 7. 英才教育も意味はなく生来の資質に収束し、それは親の遺伝子の影響を強く受ける
- 8. 不倫と浮気遺伝子が存在し、不倫と浮気を一生繰り返す人、一生しない人が存在する
- 9. ゲイとレズビアンの研究で明らかになった男と女で大きく異る生存戦略
- 10. 不倫と浮気をする人を一瞬で判別する簡単な方法は親を見ること
- 11. 不倫と浮気をした人を社会的に殺す快楽はバーチャルセックス
- 12. 不倫と浮気をする人、しない人それぞれの幸せな生き方が存在する世界線
- 13. 疑似一夫多妻制が蔓延る日本
- 14. 不倫と浮気による生存戦略上の危険性
- 15. 数千年後、数万年後の人類は不倫と浮気をしなくなる
- 16. まとめ:【恋愛理論】純愛と不倫と浮気遺伝子と未来予想【生存戦略】
【恋愛理論】純愛と不倫と浮気遺伝子と未来予想【生存戦略】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
男と女、不倫と浮気、そして人類の歴史というのは、そのシステムを俯瞰すると非常に奥が深く、面白いものです。
進化論・生物学・脳科学の見解からの統計情報をソースとして、今回は、古今東西面白いほど多くの男女が悩み、苦しみ、心を病み、ときには殺人や自殺、国家やコミュニティ総出での大戦争勃発からの大量虐殺に至るほどの人類の業、不倫と浮気についていくつかの話を繋ぎ合わせると今後どうなっていくかが見えてきたので、まとめておきたいと思います。
- 不倫や浮気をされないか心配だ
- 不倫や浮気がやめられない
- 付き合う前に浮気をする人か判断したい
- 結婚する前に不倫をする人か判断したい
1つでも当てはまる人は今回の記事がなにかのヒントになるかもしれませんので、どうぞお付き合いください。
最初に断っておきますが、これは不倫と浮気を推奨する記事ではなく、する人・しない人が無駄に衝突せずそれぞれの幸せに到達するための生き方の提案に繋がることを目的としています。
また、センシティブな内容を含むためあくまでデータとは「統計」であり「例外」が存在することを常に忘れず、100%の人間に当てはめて決めつけないように読んでください。
繋ぎ合わせる「点」
この記事では下記のような点を繋ぎ合わせて線にしていきたいと思います。
- 人類は倫理観の進化にDNAの進化が追いついておらず、古代のDNAで現代を生きている
- 古代では一夫多妻制が最強の生存戦略だった
- 現代人は不倫と浮気をしまくった祖先のDNAを濃く引き継いでいる
- 人はDNAとホルモンで行動が決まる
- 英才教育も意味はなく生来の資質に収束し、それは親の遺伝子の影響を強く受ける
- 不倫と浮気遺伝子が存在し、不倫と浮気を一生繰り返す人、一生しない人が存在する
- ゲイとレズビアンの研究で明らかになった男と女で大きく異る生存戦略
- 不倫と浮気をする人を一瞬で判別する簡単な方法は親を見ること
- 不倫と浮気をした人を社会的に殺す快楽はバーチャルセックス
- 不倫と浮気をする人、しない人それぞれの幸せな生き方が存在する世界線
- 疑似一夫多妻制が蔓延る日本
- 不倫と浮気による生存戦略上の危険性
- 数千年後、数万年後の人類は不倫と浮気をしなくなる
人類は倫理観の進化にDNAの進化が追いついておらず、古代のDNAで現代を生きている
まず大前提として、高度に発展した社会制度とテクノロジーに囲まれている人類ですがその実根本的なDNAという部分に関しては古代から変わっていないことがわかっています。
ジャングルや草原を駆け回り、動物の毛皮や草木で作った服を着て、今のような数千万人、数億人という規模の国家というコミュニティではなく、数十人〜数百人規模の小規模コミュニティが中心だった世界の感覚で体は反応しているらしいです。
わたしたちの遺伝子に組み込まれたルールと、リアルワールドでのルールの食い違いはうつ病などの精神疾患や生活習慣病など目に見えて病気と分類され社会的にサポートされつつあるものだけでなく、「なんだか生きにくい」といったモヤモヤ感を引き起こしています。
その1つが不倫と浮気です。
古代では一夫多妻制が最強の生存戦略だった
広く知れ渡り過ぎてるので今さら書くことでもないんですが、古代では全世界的に一夫多妻制が最強の生存戦略でした。
上っ面だけの理想論的な記事ではなく、残酷過ぎる事実を突きつけてくる統計を元にした研究結果のデータほどこれを如実に示してくるという話があります。
男は乱交して大量の女に自分の子どもを産ませ、育てさせ、「自分の」遺伝子を持った集団を大きくしていこうという性質があります。
しかも、妊娠する可能性が高く、健康な子供を産む可能性が高く、さらには複数回妊娠可能な「若い女」を恐ろしいほど強く求めます。(上記の動画でも統計データが出ていますが、全年齢の男性が20代前半の女性を求めるという事実があります。)
現代の倫理観からすると残酷すぎる話ですが、大量の女が妊娠していれば何人かがダメになっても多くは生存する可能性が高いので遺伝子が生き残るというシステムです。(数億の卵を生んでも成長するのはほんの一握りしかいないという魚とかと変わりませんね)
女の場合は男のように乱交すると精子の競争に勝った「強いと思われる」男の子どもを妊娠することになりますが、「自分の」遺伝子を持った集団を大きくするためにはどうしても1年近い妊娠期間とその後何年にも渡る子どもの育成期間が必要になります。
男を乗り換えたとしても次の男からしたら「自分の」遺伝子は残せないわけですから、古代の生存戦略としてはメリットがない(それどころか前の男の子どもを殺すことすらある)ので妊娠および育児中に守ってくれるであろう妊娠させた男が最も信頼できる相手となるわけです。
男女それぞれで「自分の」遺伝子を残すための生存戦略が恐ろしいほど真逆ですが、詳しくは後述のゲイとレズビアンの研究で書きます。
また、古代では一夫多妻制により1体の男を中心として複数の女の個体が協力しあい子育てをする、というコミュニティを形成することもWin-Winの関係だったといえるでしょう。
しかし後述しますがこれは病気の蔓延によるコミュニティの崩壊と隣合わせの戦略なので、社会が発展していくにつれて変わっていきます。
現代人は不倫と浮気をしまくった祖先のDNAを濃く引き継いでいる
わたしたちは言うまでもなく一夫多妻制が最強の生存戦略だった古代の祖先たちの子孫です。
男は不倫と浮気をしまくって、女は男を全力で引き止め、集団で子育てした人たちの性質を引き継いでいます。
そのため、よく言われる通り男の個体と女の個体はそれぞれ下記の性質を持っているパターンが多いです。
- 男:すぐ目移りする。不倫や浮気をする。
- 女:束縛する。嫉妬深い。
程度の差はあれどこの性質は一朝一夕で乗り越えられるものではなく、遺伝子に深く刻み込まれています。
人はDNAとホルモンで行動が決まる
少し男女の生なましい話により過ぎたので、ちょっと脇道にそれることにしましょう。
こんな話があります。
人の性格や性質はDNAとホルモンで決まる。
昔までは環境の影響や教育の影響が大きいという理想論がメジャーでしたが、近年では残酷過ぎて絶望的なファクトが示されてきているようです。
それは本質的な生まれつきの性質は変えられず、表面的な性質はホルモンによる作用であるというものです。
犯罪すらも遺伝するそうです。
英才教育も意味はなく生来の資質に収束し、それは親の遺伝子の影響を強く受ける
天才は天才、凡人は凡人
夢も希望もない話ですが、最新と言われる研究データはこの残酷過ぎる事実を突きつけてきます。
さらに残酷過ぎる事実が襲いかかってきます。
身体的特徴だけでなく内面的特徴や才能までも親の遺伝子を色濃く受け継ぐ
身長が高い親から身長が高い子どもが生まれやすい、親と子の顔が似ている、といった身体的特徴は目に見えて納得しますが、メンヘラの親からはメンヘラな子どもが生まれやすい、サイコパスな親からはサイコパスな子どもが生まれやすい、というような内面的な特徴はなぜか拒否感が強く出る人は多いです。
根本原因としてはそもそもメンヘラやサイコパスといった内面的特徴を忌避する傾向があるからでしょう。
あくまで特徴なのでこれらは見方や活躍の場を変えれば、メンヘラやサイコパス傾向を持たない人にはできない活躍ができる、という強みにもなるんですが。
ちなみに勇敢な親からは勇敢な子どもが生まれやすい、正義感の強い親からは正義感の子どもが生まれやすい、としたらどうでしょうか。
納得しやすくなりますよね。
人は都合のいいように遺伝の性質に対する認識を歪めますが、遺伝の影響は外見・内面ともに大きいです。
しかも、ADHDなど精神的な傾向はどうやら身長や体重といった身体的特徴以上に遺伝率が高く、欧米では一般的な概念なのに日本では言ってはいけない真実としてひた隠しにされています。
ただ、これは努力で才能を凌駕できない、ということは示していません。
才能を持ち努力した人は最強ですが、才能を持っていてもそれを知らなかったり努力しない人が大半のこの世の中においては、実質的に努力で才能を凌駕できるというのが現実です。
さらにいえば、才能を持ち努力した人と競争し打ち負かすことを目的とせずに、個人もしくは個人の属するコミュニティの幸福の最大化を目的とする場合、そもそも凌駕する必要が全くなくなります。
この話が本当に残酷になってくるのは、オリンピック選手など常に競争の中に身をおいて「1位」を取ることを目的として生きている人たちだけでしょう。
また、このファクトは絶望である反面で希望にもなります。
精神的な傾向についても努力で何とかなるわけでない、ということを知っておきましょう。
無理なものは無理なんです。
ADHDなどの精神的特性を持つ人に、その他大勢のように努力して何とかしろ、というのは現代ではナンセンスですね。
上の動画でも説明されていますが、日本人はひ弱なランなので咲ける場所に移りましょう。
三つ子の魂百まで
経験則からなる諺ですがさすがに数千年にわたる経験則が熟成されて出てきた真理は、数十年・数百年に渡る研究結果でも同じ結論を導き出すようです。
余談ですがこの諺が指す「三つ子」は3歳という意味ではなく、幼児全般を指すので3歳までにしつけなければならない、というわけではありません。
他の科学的ではない、という諺もあくまでデータとして示されていないだけで、もしかするとその多くは真理をついているのかもしれません。
高額をはたいて子どもに英才教育を施す人がいますが、研究の示すデータによると大人になるに連れて本来の性質に回帰していくことが示されているので、無駄なお金を払っている暇があるなら子供の特徴を伸ばしてあげる方向にコストをかけるべきかもしれません。
これは実はいままで科学的ではないとされてきた四柱推命のような経験則から熟成されてきた占いを逆説的に科学が証明してきているとも言えるかもしれません。(あくまで証明の途上だとは思うので占いが正しいと言い切れる根拠はまだ存在しませんが。)
不倫と浮気遺伝子が存在し、不倫と浮気を一生繰り返す人、一生しない人が存在する
そろそろ脇道の話から男女の関係に戻ってみましょう。
近年の脳科学の研究結果から、DNAの中のたった1つの塩基配列の違いによって「純愛傾向」と「不倫・浮気傾向」が変わることすらあるようです。
- バソプレシン
- オキシトシン
- ドーパミン
これらに関する遺伝子の違いで本人の意思や努力に関わらず、生まれつき不倫や浮気をするか、しないかが決まります。
研究で不倫と浮気を一生しない人は一生しませんし、1回でもした人は一生繰り返すという事実が示されていますが、これは多くの人にとって「うすうすわかってた」ということではないでしょうか。
研究結果を出されなくても、経験則として不倫や浮気を繰り返す人は繰り返しますし、一方で一生しない人は本当に一生しませんよね。
僕の知人にも不倫や浮気を繰り返す人はいますが、そういった人は本当に本人の意思では止めようもなく不倫や浮気に走ってしまうし、巻き込まれやすくもあるようです。
不倫や浮気が社会的に受け入れられない現代においては、不倫・浮気傾向は遺伝的疾患という病気の1つといえるかもしれません。
逆に僕自身には全くその衝動がなく、不倫や浮気は逆に人生の質を下げるリスクであるとしか思えないので知識上での理解しかできません。
身長が高い人は低くなれないように、低い人は高くなれないように不倫や浮気衝動は生まれつきの特徴の1つのようなのでこれと向き合っていく必要があります。
ゲイとレズビアンの研究で明らかになった男と女で大きく異る生存戦略
男と女で生存戦略が違い、男は乱交傾向が強く女は純愛傾向が強いというのは前述の通りです。
前述の内容は古代の祖先たちがその傾向持っていて、さらに遺伝子の配列によって生まれつきレベルで不倫・浮気傾向が遺伝するというアプローチで見ていきました。
では、純粋に男同士・女同士で性的衝動を交わらせる人々には男女のそういった傾向が強く出るのではないか、ということでゲイとレズビアンの研究を行った例があります。
これはビックリするほどはっきりと傾向が出たようです。
予想通りゲイグループは乱交、レズビアングループは純愛に偏りました。
生存戦略としては遺伝子が残らないということからいずれにせよ矛盾するものの、男女の性質が浮き彫りになりました。
不倫と浮気をする人を一瞬で判別する簡単な方法は親を見ること
女の個体にとっては不倫と浮気は大問題です。
具体的に実感していなくても、本能的に「自分の」遺伝子を未来に残す確率を下げるという危機感から「裏切りは許さない」というように不倫や浮気をする男を避けたい傾向がある人が多いでしょう。
しかし付き合う前、結婚する前に相手の男が不倫や浮気をする人かどうかがわかります。
もう察していると思いますが相手の親を見ればいいです。遺伝する可能性があるからです。
前述の通り親の特徴は子どもに遺伝するので遺伝の影響は大きく、現代を生きるすべての人類は一夫多妻制の祖先の子どもたちなので男は不倫や浮気をしやすく、女は束縛や嫉妬で男を引き留めようとする傾向が強く出ることになります。
相手の親が不倫や浮気をしたことがあるか、というのは非常に聞きにくい上に正直に話させるには難しい項目の1つですが、できるだけ早目にチェックしておくといいでしょう。
とはいえ、すでに付き合っている彼氏彼女がいる人にとっては好きという感情がかすかな希望を見出そうと関係をすぐに切ることは難しいかもしれません。
そこで朗報です。
一部の個体には突然変異が発現するので100%すべての個体が親の性質を正とした生存戦略をとるわけではありません。
なので、親が不倫や浮気をしていても「そもそも本人が不倫や浮気をしたことがあるか」というのをチェックしましょう。
もし前の彼氏彼女がいる場合、前のパートナーがいる場合には、その関係性の中で不倫や浮気があったかチェックしておきましょう。
1回でもしたことがある場合は不倫や浮気遺伝子を持っているので、本人の意思や努力と関係なく繰り返すということがわかっているので、不倫や浮気をする相手は嫌だと言っているのに関係を持ち続ける必要はなく乗り換えるのが上策となるでしょう。
これは不倫や浮気をする側・しない側双方にとって無駄な衝突と時間の浪費を避けることができるWin-Winの戦術になります。
不倫と浮気をした人を社会的に殺す快楽はバーチャルセックス
生まれつき不倫や浮気の性質が決まっているとしたら叩いても仕方ないのに、僕たちはなぜ不倫や浮気をした人、不正をした人を叩きたがるのでしょうか。
なぜ自殺に追い込む可能性があるとしても正義を振りかざしたがるのでしょうか。
中には整形をした人や先日の山Pや亀梨くんの話題のように、法治国家日本において法的に何ら問題ない事柄についても悪人のようにつるし上げる人すらいます。
脳科学の視点がそのヒントを提示していたので見ていきましょう。
ニュースサイトで最もアクセスを集めることができ、広告収入を稼げる記事は何でしょうか。
雑誌で最も注目される見出しは何でしょうか。
なんと芸能人のゴシップ記事です。
不倫や浮気に代表される「不正」を声高に叫んでフルボッコにするネタは簡単にアクセスを集めて稼ぐことができます。
余談ですがお隣韓国では人間のこの性質を利用して11月に芸能人のゴシップ記事を大量投下して政府のニュースをカモフラージュする、というような政治テクニックが使われているとかいないとか。
我らの国日本でも芸能人のゴシップが出た裏を見ると面白いことがわかるかもしれませんね。
不正をした人を社会的に殺すためにSNSやメディアでこぞっていろんな書き込みをしますが、最近の脳科学でわかったことによるとそういった書き込みをしているときの脳みそはセックスをしているときと同じような状態になっているらしいです。
つまり、大義名分を持って人を誹謗中傷で裁いているとき、正義の鉄槌を下していると認識しているときはバーチャルセックスしているということになるようです。
昨今SNSの誹謗中傷が話題になっていますが、不正を行った人に対して誹謗中傷を書き込むなというのはある意味で目の前に魅力的な異性がいて大義名分を持って自由にしていいという状態にも関わらずセックスするなと言っているのとほぼ同義なので、かなりの自制心がある人でなければその衝動を抑えることは難しいのかもしれません。
法律によって抑圧できるとはいえ、数億人に及ぶすべての人の性質は抑えきれるものではなくそもそも合理的で必要な性質なので、根本的な解決にはいつでもどこでも他人を叩くことでバーチャルセックスできるSNSというツールの使い方自体を見直す必要があるのかもしれませんね。
人間自身が作ったツールが人間自身を苦しめているのが現代ですね。
不倫と浮気をする人、しない人それぞれの幸せな生き方が存在する世界線
古代の祖先の性質を色濃く受け継ぐ「個」の生存戦略を重視する個体と、近年人為的に作り出した倫理観に基づく「集団」の生存戦略を重視する個体に分かれてきています。
それぞれが衝突するとき、お互いに深く傷つきメリットがありません。
不倫や浮気をする人と、一生しない人が衝突しない世界線に生きたいと思いますがそのためにはどうすればいいのでしょうか。
不倫や浮気衝動がある人の取るべき具体的行動
自分には不倫や浮気衝動がある、という自覚がある人は深い恋愛や結婚といったいわゆる近代になって構築された倫理観に沿った「常識的な」世界観に縛られるのはやめたほうがいいでしょう。
恋愛や結婚はどうしても1人の相手と向き合っていくという行動が主軸にあります。
なので、浅く広く関係を持つのがいいでしょう。
昨今では「セフレ」というパワーワードが出現しましたが、まさにその程度で抑えておくのがお互いにとって幸せなのではないでしょうか。
もちろん相手の異性も不倫や浮気衝動を持っている人を選ぶようにしないと、お互い深い不幸に引きずり込まれることになります。
前述の通り遺伝的に男の個体のほうが不倫や浮気衝動を持っている人が多く、女の個体のほうが圧倒的に少ないという比率の歪みがあるので男の個体がそういった女の個体を探すのは非常に困難を極めると思いますが、間違っても純愛を求める一般的な女の個体を「セフレ」として扱うのはまずいことになります。
具体的には前述の通り人間の性質として不倫や浮気のような倫理観に反する人を、正義の鉄槌として社会的に殺すことが多くの人にとっての快楽につながるので、精神的に病んだり自殺に追い込まれることすらあるでしょうし、相手の異性からも復讐が快楽につながるために下手したら一生付きまとわれる、ということになるのでお互いにとって何もいいことはありません。
結婚していればもちろん慰謝料といった形で無視できない金額の経済的な賠償を実施することにもなるので、いいことはありませんね。
不倫や浮気が嫌な人の取るべき具体的行動
最近の研究で不倫や浮気が遺伝的なものであり塩基配列が1つ違うだけで発症するような生まれつきの性質である、ということがわかってきたわけですから明確に見分けるすべが手に入ったことになります。
要するに男女としての関係を深める前に友だちフェーズのうちに
- 相手の「親が」不倫や浮気をしたことがないか
- 相手が過去に不倫や浮気をしたことがないか
- 相手が1回でも不倫や浮気をしたことがないか
これだけチェックすればいいわけです。
もちろん相手に希望をもって不倫や浮気をしたことがある親を持つ相手や過去に不倫や浮気をしたことがある相手を選んでもいいんですが、ハイリスク・ローリターンで裏切られる確率はかなり高いということは研究結果が示しているので、自己責任になります。
とはいえ期待リターンが50%(要するに掛けたお金の半額しか戻ってこない)ということがわかっている宝くじにお金を出す人がいるくらいなので、現実よりも空想を生きたがるのが人間なのかもしれませんね。
疑似一夫多妻制が蔓延る日本
日本に限らず先進国の多くは一夫一妻制の国ですよね。
しかし富裕層は合法的に一夫多妻制になっています。
ハリウッドスターや日本でも有名人など年収数千万〜数億円以上を稼ぐような人々は結婚しても子どもを作った後にすぐ別れて別のパートナーを見つけて再婚、といった形で瞬間的には一夫一妻ですが実質的に一夫多妻制になっています。
これができるのは離婚に対する数百万円、数千万円、下手すれば数億円にもおよぶ慰謝料も苦にならないほどの経済力を持っているからです。
この状態は社会的な力を持つ男の個体が複数の女の個体と交わり「自分の」遺伝子を数多く残すという古代の構図に非常に似ていますよね。
古代の性質を色濃く受け継ぐタイプの不倫や浮気衝動が止められない人は、年収数億以上を目指すといいでしょう。
ただし前述の通り純愛系のパートナーを選ぶことはお互いにとっていいことがないので避けたほうがいいでしょう。
不倫と浮気による生存戦略上の危険性
不倫や浮気について古代の状況と現代の状況は明らかに変わってきています。
これは主に病原菌によるものです。
HIVなどは典型的な問題ですよね。
一夫多妻制で多くの相手と関係を持つことが生存戦略として優位にたった時代と違って、現代ではリスクが大きくなっています。
というのも船・飛行機・車といったように交通手段が便利になり、超長距離を簡単に移動できるようになった現代では人間と一緒に病原菌も広く拡散されます。
古代ではろくな移動手段がなく、小規模コミュニティ内で多くの相手と関係をもっても感染リスクは低かったんですが現代では多数の相手と関係を持つことは、多くの未知の病原菌との接触機会が増えることにつながるため生存戦略として非常にリスキーなのは言うまでもないでしょう。
「自分の」遺伝子を残したいと思っても、その「自分」を中心として自分が関係を持つ相手すべてを病気にさせる可能性があるということは、生存戦略の真逆を行くことになります。
一夫一妻制度が倫理観として広まったのも長距離移動手段が発展してきた頃からですから、ウィルスや細菌といった病気のリスクを抑えるために一夫一妻制が近代以降での最強の生存戦略に置き換わってくるかもしれません。
ウィルスが蔓延して世代を重ねていくほどに一夫多妻制の遺伝子傾向を持つ人類は淘汰されてしまい、一夫一妻制の遺伝子傾向を持つ人類が選別されていくでしょう。
数千年後、数万年後の人類は不倫と浮気をしなくなる
ウィルスのことを考えると、人類はいずれ不倫や浮気をしなくなるかもしれません。
ただ、世代を重ねて不倫や浮気遺伝子を持つ個体がウィルスによって子どもを残さず淘汰されていき、そうではない個体が子どもを残していって遺伝子が置き換わった数千年後〜数万年後のことかもしれません。
数千年程度で優位遺伝子が置き換わるかは甚だ疑問ではありますが、科学技術によって加速する可能性はあります。
例えば、倫理的にアウトだとされているデザイナーベイビーもとある国ではすでに作られていますよね。
現代人は親の遺伝を素直に受け入れる姿勢で生きています。
変えるとしても体の一部を整形手術で変えるくらいです。
もし人類の生存戦略として不倫や浮気が本当に問題になった場合、生まれる前に遺伝子組み換えを行って不倫や浮気の遺伝傾向を阻止するといった試みが行われる可能性もありますし、その逆に一夫多妻制どころか多夫多妻制にデザインしていくこともあるかもしれません。
また、不倫や浮気が遺伝的疾患だとして治療するすべの1つにすらなるかもしれませんね。(逆に純愛傾向が遺伝的疾患として治療することになる社会になるかもしれませんが、未来は誰にもわかりませんね。)
まとめ:【恋愛理論】純愛と不倫と浮気遺伝子と未来予想【生存戦略】
いかがでしたでしょうか。
超未来の人類がどこに向かっていくかはわかりませんが、少なくとも純愛を求める人々と不倫や浮気を繰り返す人々は遺伝子レベルで違っているという事実、そして本人の意思では変えようがないという前提に立つことで見えてくる具体的な行動がわかってきました。
不倫や浮気をする人は純愛傾向を持つ人を避け一般的な恋愛や結婚をしないほうがいいですし、純愛傾向を持つ人は相手の親や相手の過去からある程度判断可能ということで、「付き合ってみないとわからない」といったギャンブルをする必要が減りました。
そして一生浮気しない人はしないわけなので無駄に「不倫や浮気をするんじゃないか」とおびえる必要もない、ということが研究によって示されたのではないでしょうか。
今回の記事が何かのヒントになれば幸いです。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。