【Enjoy力を磨く】人生を味わってみると意外とすでに幸福説
【Enjoy力を磨く】人生を味わってみると意外とすでに幸福説
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
このブログを読んでいるあなたは人生を味わっているでしょうか?
今回は、一層あなたの人生を幸せにするTipsをご紹介します。
僕たち日本人は非常に裕福なのに心は貧乏な人が多い
僕たち日本人は、世界的にみても非常に恵まれた環境に生きています。
水道水は飲めますし(塩素がマズいですが)、家には屋根がありますし、温かいベッドもあります。
お風呂(もしくはシャワー)にもほとんどの人は毎日入っていますし、トイレも水洗です。
電気もつきますし、スマホもほとんどの人が持っています。子供ですら。
また、満腹になるまでご飯を食べることは非常に簡単です。
廃棄が出るコンビニはいつでも求人していますからね。
生活保護受給者ですら、この生活以上の品質で暮らすことができる国。むしろ生活保護っていう制度がある国。
そして、ほとんどの人はそれ以上裕福な生活をしている。
それなのに「満たされない感」を抱いている。
幸福は変化のベクトル?
前に読んだ何かの本に「幸福はベクトルの長さ」だといったことが書いてありました。
たしかにそうかもしれません。
貧困国に生きて明日生きるか死ぬかという生活をしている人が日本に来て、もし生活保護受給をすることができたとしたら
この国は天国か?
と思うかもしれません。
生活が向上するベクトルが非常に大きいからです。
でも僕たち日本人は、生活保護の受給をしたらむしろ不幸な感覚が強烈に襲ってくる人の方が多いでしょう。
その本に書いてあったことは、その軸で生きている人たちにとってはたしかにそのとおりですが、僕の軸では違うかもと思いました。
幸福感が現在からのベクトルなのであれば、裕福な家庭に生まれた子供ほどその差分は小さくなりますし難易度も上がりますから(スーパーの100円おもちゃを買ってもらったところで幸福感はないでしょう)、相対的に貧乏な家庭に生まれた子供よりも幸福感を感じにくくなるわけですが、それってやばくないですか。
なので、その軸での幸福感は偽りの幸福感(というより汎用性のない幸福感)なのではなかろうかと思っています。
ごはん、味わっていますか?
突然ですが、あなたはごはんを食べる時に味わって食べているでしょうか?
想像してみてください。
食べ物を口に含んで
その歯ざわり、舌触りを感じ
広がる香り(もしくは匂い)を感じ
ゆっくりと噛んで
噛み心地を味わい
口に含んでから飲み込むまでずっと味の変化を味わい
最後には喉越しを味わう。
しっかり味わうとどうしても一口に1分以上かかってしまうでしょう。
それを繰り返しながら、テーブルにある様々な料理を一つずつ食べていくわけですが、その料理は温度変化します。
なので、一口目と次に食べた時の味わいは違うはずです。
また、食事を進めるほどに自分自身の満腹感も変わってきますから、それによる相対的な味の変化も起こり一層味わい深くなります。
心に目を向ければ、空腹が満たされている満足感や幸福感を感じ取ることができるはずです。
日本人であれば毎日2〜3回ある食事ですが、果たしてどれだけの人が味わいながら食べているのでしょうか。
僕は、99.99999…%の人が味わうことができていないと思います。
日本は目の前一面がエンターテイメントに溢れている
日本は食事も硬いパン1つではないです。
コンビニやスーパーで世界中の様々な料理を食べることができます。
これは食べ物に限った話ではなく、スマホやゲームや本などあらゆることに当てはまります。
すぐそこに味わおうと思えば味わえるエンターテイメントが山程散らばっています。
ただ、多くの人はそれを味わうことがほとんどありません。
人間だから飽きることもあるかもしれない
正直人間だから毎日同じだったら飽きるかもしれません。
毎日同じパン食べてたら多分飽きますよね。
(ちなみに究極的には飽きることはない境地まで至ることはできると思いますが、長くなるので一旦脇においておきます。
でもこのブログを読んでいる人には、たぶん見渡す限りのエンターテイメントの海が目の前に広がっているのではないでしょうか。
もし飽きてしまったとしても、一生かけても味わい尽くせないほどのエンターテイメントが。
今より裕福になったとしても、味わう能力=Enjoy力がなければ貧しいままかもしれない
これからもエンターテイメントはいくらでも出てくるでしょう。
でも、それを味わう能力=Enjoy力がなければ何をやっても満たされないかもしれません。
裕福になって、お金がないと経験できないことを経験できるようになっても、Enjoy力が磨かれていなければ存分に味わいきれないかもしれません。
ですから、人生を味わうEnjoy力を磨くことが幸福につながるんじゃないかと思うのです。
エンターテイメントを楽しめないのは2種類の人間
こんなエンターテイメントの海に生きていて、幸福感を感じられないのは2種類の人間しかいません。
1つは今話したようにそもそもEnjoy力が未発達の人
もう1つは人に認められたい人
後者は、人に認められたい、すごいと思われたい、偉くなりたい、名声を得たいという人です。
心の底には、怒られたり否定されて悲しい気持ちになりたくないから、誰にもそれを言われないように偉くなりたいと思っているかもしれませんし、多くの人からいい人だと思われて大事にされたい、愛されたい、その証拠が欲しいと思っているかもしれません。
なにかに追われているような感覚で生きているでしょうし、だからこそどこまでも突っ走って成功を収めるかもしれません。
でも言うまでもなくこれらは永遠に満たされない悪魔の欲求ですから、いつまでも人生を味わうこともなく不幸なままかもしれません。
悪魔の欲求に従わなくても成功はできる
では成功した人たちはみんな、いつまでも満たされることのないいわゆる「悪魔の欲求」に追われているのでしょうか。
毎日不幸に過ごしているのでしょうか。
そんなことはないでしょう。
成功と幸福には相関関係がありませんから、Enjoy力が磨かれた成功者はほとんどの状況において幸福でしょう。
追われるような切迫感で成功をおさめたわけではなく、人のために役に立ちたいという愛から成功をおさめているはずです。
すでに自分自身は自己愛で満たされている、世界をそのままに楽しめるという状態になれば、後に残るのはそれを溢れさせて分けたい=何か人の役に立ちたいという本能的な感覚かもしれません。
なので成功したいからといって、わざわざ悪魔の欲求に自分を落とし込む必要もないと思います。
まとめ:【Enjoy力を磨く】人生を味わってみると意外とすでに幸福説
いかがでしたでしょうか。
世界はともかく、ほとんどの日本人は意外とすでに幸福を選択できる状態にあるのかもしれません。
そちらを選択するために、日常の1つ1つを味わいながら生きてみるのもいいのではないでしょうか。
もちろん、悪魔の欲求に従って生きてもいいと思います。
最終的に選択し、決断するのは他の誰でもない自分自身ですから。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。