オート人類史ファンタジー小説生成AIについて【ホモデウス誕生の後に】
オート人類史ファンタジー小説生成AIについて【ホモデウス誕生の後に】
こんにちは
yoshi(@yoshiblogsite)です。
今回は夢の1つであるオート人類史ファンタジー小説生成AIの作成について書きます。
完全な娯楽のためですね。
将来の自分がこの記事を読んだときにそんなことを考えていた、ということを思い出してほしいために雑に書きのこしておきます。
人類がAIの発達によって働かなくてよくなったらこういうのを楽しみたいです。
AIが発達しシンギュラリティを超えるとホモデウスで語られているように神となる人類とそうでない人類に分かれると考えられています。
ホモデウスとは、ホモ(人間)+デウス(神)ですね。
神となる人類にそうでない人類が支配され、そうでない人類は生きる目的を失うとか言われていますが、僕はそうではないと思っています。
まえがき:AIによる反乱
ざっくりいうと、AIの発達とシンギュラリティによって、今後の人類は全員が貴族のような思考になっていくのではないかと思います。
労働者階級は過去の人類史においてモノでした。
人間として扱われなかったことも多いでしょう。
過去は労働者階級は人間でしたから、問題になっていました。
しかし今後の未来での労働者階級はAIと鋼鉄でできた機械です。
その上にいるのが人類になるでしょう。
人類がAIによって反乱を起こされるのはもっと先の未来だと思います。
過去、人間の労働者階級がフランス革命を起こしたように、まずは人間=貴族を上位とした社会が生まれ、AI=労働者階級は支配され、その後何かに気づいたAI=労働者階級が反乱をおこしはじめます。
(余談ですがフランスの国歌って震えますよね。。。
人類は同じことを何回も繰り返す生き物なので、たぶんそんな感じで繰り返すでしょう。
AIの労働者階級を人類が得る時代
すでに頭が悪く、あまり仕事もできない労働者階級は誰もが使える時代になっていますよね。
パソコンです。
そのおかげで汗水たらして働かずとも、エアコンのきいた涼しい環境で働くことができます。
今後はAIの労働者ももっと賢くなっていきます。
ただ、たぶんですが今生きている人たちが死ぬまでには、まだ人類にならぶ知能をもつAIは生まれないと思います。
脳に電極つけて情報を送受信するのも理論的にはできてきてるらしいので、不老不死も肉体を捨てればできそうでアレですが、一般人には行き渡らないので考えても仕方ないですね。
とにかくそれなりに使える労働者を誰もが所有できる時代になってくるわけです。
AIという自立してある程度思考して動いてくれるモノを誰もが所有できる。
そして生きるための水や食料、家までもAIが自動で製造し続け、働く必要がない。
働かずともすべての人が生き続けられるほどに技術が進歩する時代。
今まではそれは貴族という一部の特権階級だけでしたが、今後は全人類になっていくのでしょう。
突拍子もない話かもしれませんが、全人類=貴族になるのはそういうことです。
そして過去に人間を労働者階級として扱っていたときは有限でしたが、AIは無限です。
実際は有限ですが、すべての人が十分に使えるほど行き渡るので実質無限という感じですね。
そうしたら、自分の領地の中ではやりたい放題できるわけです。
人類史の小説を読みたい
僕のささやかな夢の1つは、人類史の小説が読みたいってことです。
グイン・サーガというファンタジー小説があります。
作者の栗本薫さんはなくなっているんですが、亡くなるまでに本伝だけで130巻、外伝も数十巻出されている世界一長い小説です。
作者が亡くなった後も「自分がもしかなり早く死んでしまうようなことがあっても、誰かがこの物語を語り継いでくれればよい」という作者自身の言葉を継いでいろいろな人の手によって正式に書き続けられています。
普通の小説と違ってダラダラとした長い描写や本筋からそれた会話が特徴で、伏線は回収しきれないほどにはりまくられ、整合性が取れなくなっているところもあり、好き嫌いの分かれる小説ですが、僕はこういう思いつきで書かれるような内容が好きな感じです。
スポンテニアスな感じですね。
音楽でもそういった思いつきを重視するようなバンド(ChildrenOfBodomとか)が好きだったりします。
少し話がそれましたが、AIと何の関係があるのかというと、小説を書いてほしいんです。
ファンタジー小説もいいんですが、人類史のファンタジー小説が読みたい。
世の中にはバラバラに散らばり、あらゆる作者が断片的に作った歴史小説はあります。(竜馬がゆくとかですね)
それはそれでいいんですが、僕が読みたいのは「グイン・サーガにおけるグインのような確固たるたった一人の中心人物がいて、それでいて世界の流れを傍観する視点での、世界史をすべて書いた小説」です。
そのためには、現在発掘、研究されている人類史のすべての資料をインプットし、それと合わせてファンタジー小説の要素もインプットした上で、人が読んで楽しめる小説の形にまとめあげて変換する必要があります。
そもそも最初の資料のインプットの時点で人間の脳の能力を超えてしまうので、人類には無理です。
そして後半のクリエイティビティは現在はまだAIにはできない領域で、人類にしかありません。
さらに、それを読み切る能力も人間にはありません。
つまり、たとえその小説ができたとしても僕は死ぬまでに読み切ることはできないのです!
人類史のインプット限界
日本と同様に世界中の国々で最古の歴史があります。
それら現存する最古の情報から、最新の情報まですべてを読み、知識としてインプットすることは人間にできるでしょうか。
無理です。
でも機械ならできます。
すでに世界中のクラウド、実態としてはサーバー上のHDDやSSDにデータ化された人類史が乗っています。
世界中のサーバーを集めれば、人類史はすべて補完されるでしょう。
クリエイティビティの限界
機械なら人類史すべてのインプットはできるでしょうが、クリエイティビティがありません。
「人類史を元に、小説を書いてくれ」
とお願いしても、人間ならできるでしょう。
適切かつ十分な資料を才能と興味がある人に渡して、クリエイティビティを発揮してもらえれば。
でもAIには到底無理です。
まだ、そこまでざっくりしたお願いで小説を書けるような能力はAIにはありません。
なので、今後に期待です。
人類が働かなくてもいいくらいにAIが進歩したら、次はAIにクリエイティビティをもたせるフェーズにうつるでしょう。
クリエイティビティは高度な情報処理能力を使うのでAIにはまだ難しいところもありますが、今でも少しずつできてきてはいるので今後人並みのクリエイティビティを持つのは間違いないでしょう。
生きている間にこういうAIができて、使えるようになったら嬉しいですね。
読み切る限界
すべての人類史をインプットし、小説としてクリエイティビティを発揮してアウトプットされたものも、おそらく膨大でしょう。
人類の歴史があるのは猿人の生まれた600万年くらい前からでしょうか。
そこからの小説を例えば1年分を1冊にまとめるようにアウトプットしたとしても600万冊になります。
30年間365日毎日読み続けたとしても、1日あたり550冊近いペースで読んでいかないといけません。
死ぬまでに到底読みきれませんね。
これを楽しむために不老不死になりたいと思いつつも、不老不死にならずともインプットの速度を技術の進歩ではやめられるといいですね。
脳に電極つけて脳がパンクしない速度でインプットできたらいいのでしょうか。
脳がパンクするほどの速度で情報を流せるなら、そもそも読むという行為自体がなくなるかもしれませんね。
新しい情報のインプットの仕方が生まれるかもしれません。
もしくは脳をパンクさせないための補助装置が生まれるかもしれませんね。
まとめ:オート人類史ファンタジー小説生成AIについて【ホモデウス誕生の後に】
ホモデウス誕生の後にも、楽しみたいことはいくらでもあります。
一番は過去のすべての人類史を傍観したいですね。
未来は創るものです。
これは人工生命による実験でも証明されていますよね。
何度繰り返したところで、同じ未来は創られません。
過去は知るものです。
単純に、子供のように、人類史のファンタジー小説を書くAIができて欲しい。
そう思います。
現代では、お金にもならないそんな趣味に時間と情熱をさくような同じ考えを持った人を集めて、プロジェクトを作り、さらにその中には才能がずば抜けている人がいなくてはなりません。
将来は、人を集めずともAIでできるようになったら嬉しいですね。
お金も交渉もいらないので、ただそれを作り、アウトプットとなる小説を味わいたい。
そんなことを思っています。