節税ってどういうこと?所得税と住民税のお金が返ってくる仕組みの違い

2019年6月16日

節税ってどういうこと?所得税と住民税のお金が返ってくる仕組みの違い

節税とはざっくり説明だと経費や各種控除を使って収入からできる限りの金額を引いて(控除するという)、所得をできる限り下げることをいいます。

なぜなら税金は収入に対してではなく所得に対して課税されるからです。

例えば年収が数千万円とか数億の人でも、経費や控除で引いた結果100万しか所得がなければ、支払う税金は微々たるものです。

所得と手取りは違います。

手取りは自由に使えるお金で、税金や年金、保険を払った後のお金です。

例えば手取りが100万円でもカフェで99万円使って、それが確定申告のときにまるまる経費として計上できるなら所得は1万円です。

超過累進税率をみると所得が195万円以下の場合所得税は約5%なので、手取りが100万円あっても所得税はたったの500円ほどです。

余談ですが超過累進税については世の中で誤った理解が広まっていて、それで無駄に怒っている人がいますが、それは概算結果です。

年収4500万の人は45%にあたる2025万円も所得税として税金が持っていかれません。正確には1545万円(34.3%ほど)です。

正確な計算は「【図解】所得税の累進課税の仕組みを見てわかるように図解しました」で説明されているような内容が正しい理解です。日本は昔のパキスタンのような単純累進税率方式ではないんです。

手取りのお金を使った結果、それを経費として計上することができれば所得が下がり節税につながるわけです。

所得税と住民税の節税のお金が返ってくる仕組み

所得税は還付という形で返ってきます。

還付時期がいつごろか?というと、ぎりぎりで確定申告したものは3〜4月ころ、年末調整したものは1月ころに振り込まれます。

概ね年末調整や確定申告を提出して税務署に届いてから、最短eTaxでの2週間〜繁忙期だと1ヶ月半ほど処理がかかって還付されます。

「現金が振り込まれた!」と喜ぶ人もいますが多めに払っていた分が返ってきてるだけなので何も嬉しくないです。

むしろ無金利で貸し出してる状態なのでその分損失です。

一方住民税は還付という形では返ってきません。

翌年の住民税の金額が下がります。

住民税は当年ではなく翌年支払いのためです。

これによって実質的には払う税金は減って手取りが増えている状態になります。

こちらも「住民税も還付されるんでしょ?」と誤解されてますが、上記のように住民税はそもそも天引きなら引かれる額が減る、所得税は後から返金という形で節税効果があらわれます。