プロテインを飲むと気持ち悪いのはなぜ?【原因と対処法5つ】
プロテインを飲むと気持ち悪いのはなぜ?【原因と対処法5つ】
こんにちは
44(@yoshiblogsite)です。
「プロテインを飲むとなんだか気持ち悪い。。。」
「プロテインってまずい。。。」
この記事を読んでいる人は、きっとこんな悩みを持っているのではないでしょうか。
今回はプロテインを飲むと気持ち悪くなる人がなぜ出てくるのか考えてみましょう。
とりあえず人工甘味料が嫌いな方は1つはファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート プレーン風味というプロテイン、もしくはGOLDEN WHEY(ゴールデンホエイ) プレーンなら余計な添加物が一切入っていないのでおすすめです。
プレーンのプロテインを自分で揃えて、味付けはてんさいオリゴ糖などでするかそのまま飲みましょう。
プロテインを飲むと気持ち悪くなる原因
プロテインを飲むと気持ち悪くなる原因として、大きく下記の理由があります。
- 胃酸過多
- プロテイン一気飲みによる水中毒
- プロテインに含まれる人工甘味料の毒性
- アレルギー
- カフェイン中毒
それぞれについてみていきましょう。
胃酸過多
プロテインというかタンパク質を摂取すると、体の反応として胃酸が分泌されます。
これは通常時ならいいのですが、空腹時にプロテインを飲むと人によっては胃酸過多により吐き気を催す人もいるようです。
僕はその症状は強くないものの、一気飲みするとなることがあるためちょびちょび飲んでいます。
プロテイン一気飲みによる水中毒
水中毒、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
成人は1日に約2.5リットルの水を消費しています。
その分水分を摂取しないと脱水症状になるわけですが、逆に飲みすぎることによって必要以上の水分を摂取すると水中毒を起こします。
水中毒の症状
水分の多量摂取によって尿の処理能力が低下すると、僕たちの体は希釈性低ナトリウム血症という症状に陥ります。
血液中のナトリウム濃度が低下して、電解質のバランスが崩れ、
- めまい
- 頭痛
- 頻尿
- 下痢
- 疲労感
- むくみ
- 錯乱
- 嘔吐
- 意識障害
- 呼吸困難
- 肺水腫
- うっ血性心不全
など、重度になると命の危機になるほどのものです。
プロテインに限らず水分の飲みすぎ注意
特にプロテインは、ダイエット目的で飲む方も多く、小腹がすいたときにプロテインを飲む、ということによって過剰に水分を摂取している人もいます。
プロテインに限らず何らかの飲み物を飲んだ後に上記の症状が発生する場合は、自分が1日に食品も含めて何リットルほど飲んだか調べてみてください。
計算がめんどくさい方は、試しに飲む量を少し減らしてみてください。
飲む量を減らすことによって改善がみられるようであれば水中毒にかかっていた可能性があります。
腎臓の機能が正常に戻り、ナトリウム値のバランスが改善してスッキリ爽快な気分になると思います。
また、水中毒は水分によってナトリウムのバランスが崩れているので、塩分補給によって改善がみられることもあります。
塩分の取りすぎはよくないものの、あくまでバランスなので塩分がある食べ物を食べてみるのもありです。
ただ、一気に大量の塩分を摂取するとそれはそれで脳幹の神経の損傷につながる可能性があるので、少しずつ取るのがいいですね。
成分表を見てみる
あなたが普段飲んでいる飲み物の裏面に書いてある成分表を見ているでしょうか?
ナトリウムが入っていないことが多いと思います。
最近ではミネラルウォーターを飲む人も増えていますが、それも同様です。
学生の頃理科の授業で習ったかもしれませんが、水分量とその中の塩分濃度によって僕たちの体はコントロールされています。
塩分=ナトリウムですが、大事なのは「量」ではなく「濃度」です。
自分が摂取した食べ物・飲み物の成分を少し意識してみて、もし塩分が足りない場合は取りましょう。
プロテインもナトリウムが含まれていないものが大多数ですから、「少しずつ飲む」とか「ナトリウムと合わせて飲む」など工夫してみてください。
めんどくさい人はプロテインに塩を適量混ぜてシェイクして飲んじゃうという手もあります。(入れすぎるとまずくなりますし塩分取りすぎになる人もいるので体調を見ながら試してください。
プロテインに含まれる人工甘味料
プロテインを飲んだら気持ち悪くなる原因の1つがこの「人工甘味料」です。
ほとんどすべてのプロテインに含まれています。
というのも、
- プロテインはただでさえ粉っぽかったりして不味い
- 砂糖は社会的にカロリーとして毛嫌いされがち
- 中毒性があるので商売としてはいい
なので、売れるようにするために人工甘味料を入れているのがほとんどです。
ちなみに僕が普段飲んでいるマッスルプレスも「スクラロース」という甘味料が含まれていますし、有名なSAVASにはこの「スクラロース」に加えて「アセスルファムK」という人工甘味料が含まれています。
マッスルプレスの成分表
乳清たんぱく(乳成分含む)、コーヒー、果糖、乳等を主要原料とする食品/香料、甘味料(スクラロース)、乳化剤(大豆由来)、V.C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、V.B2、V.B6、V.A、V.B1、葉酸、V.D、V.B12
SAVASココア味の成分表
乳清たんぱく、ココアパウダー、デキストリン、植物油脂、食塩、乳化剤(大豆を含む)、V.C、香料、増粘剤(プルラン)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ナイアシン、V.B2、V.B1、V.B6、パントテン酸Ca、葉酸、V.B12
ダイエットコカコーラとか、カロリー0系のエナジードリンクなど、カロリー0なのに甘い飲み物はまず間違いなく人工甘味料が入れられています。
他にもアスパルテームとか、聞いたことありますよね?
スクラロースとは
スクラロースとは、1976年に開発された砂糖の約600倍の甘さをもつカロリーゼロ甘味料です。 現在、カナダやオーストラリアを含む約80ヵ国で食品や飲料の原材料として使用されています。
コカ・コーラの公式サイトでも「安全」としてわざわざ説明ページがあるほどなのですが、実はこのスクラロース、新しい農薬の研究中にたまたま発見された物質らしいです。
多くの研究機関では「安全」と公表されていて実際に世界的に使用されているものの、ちょっと怖いですね。
ちなみに砂糖に塩素原子をくっつけたのがスクラロースです。
そのため138度以上で加熱すると有毒な塩化水素ガスが発生します。(厚生労働省より)
人工甘味料は砂糖とことなり糖尿病にいいという話もあるものの、ワシントン大学で行われた実験によると、インスリンを分泌する膵臓細胞がぶどう糖だけでなく人工甘味料にも反応してしまったそうです。
要するに、砂糖をとっていないのにそうなるため、低血糖状態になってしまう可能性があるということです。
このスクラロース、砂糖とことなり体内で分解されることはありません。
にもかかわらず脳が誤反応してインスリンが分泌されてしまったということはありえます。
一応体重1kgあたり15mg程度まで、60kgなら900mgまでは毎日摂取しても問題ないとされていますが、体質によっては合わない人もいるかもしれません。
砂糖に似ている甘味とはいえ、慣れてくると「ザ・スクラロース」という味が識別できるようになりますから、これが嫌いという人も多いでしょう。
大丈夫といっても、発見されてからまだ年数が経っていない物質なので人工甘味料全体に言える下記の懸念もあります。
- 味覚障害を起こす
- 中毒性が高い
- 鬱や不眠などの精神疾患
- 腎機能の低下
- 脳卒中のリスク上昇
- 心筋梗塞のリスク上昇
などがありますが、スクラロースは一応体内で代謝されないとされているものなので、心配なところは味覚障害と中毒性でしょうか。
一応現在は「安全」とされている物質ですが、「実は問題だった」と後からわかることはよくあることですし、そもそも科学的に大丈夫と言われているものは正規分布的に「大多数にとって安全」なだけであって、少数の敏感体質・特殊体質の人たちには「有毒」である可能性もあります。
ですから、摂取したときに体調が悪くなるのであればそれは避けるべきですし体調に変化がないのであれば気にしすぎる必要もないと思います。
アセスルファムKとは
アセスルファムカリウムの略です。
こちらはスクラロースよりちょっと怖くて、発がん性物質である塩化メチレンを含んでいます。
- 鬱病
- 吐き気
- 頭痛
- 肝臓疾患
- 腎臓疾患
など、他の副作用も報告されているのでこれらの症状が出ている人や、心配な人は気を付けましょう。
スクラロースより甘味は弱くて、ショ糖の200倍です。
といっても200倍って相当ですが。。。
スクラロースと違って後に引かない甘さでさっぱりした印象になります。
また、特性としてはスクラロースと同様体内で代謝されずにほぼ100%排出されます。(食物繊維とかと同じ感じですね。
アセスルファムKも安全だと公表されているものの、それは大人の量です。
子供には悪影響がより強く出る可能性もありますから、特に妊婦さんなどは気を付けたいですね。
スクラロースと同様体重1kgあたり15mgまでなら摂取量上限を超えませんが、アセスルファムK入りの飲料1.5リットルでこの1日摂取量上限にほぼ達します。
動物実験ではあるものの、過剰摂取により死亡することがわかっていますから気を付けましょう。
人工甘味料のぜひ
人工甘味料は
- サッカリン:1879年発見
- アスパルテーム:1965年発見
- ネオテーム:2007年発見
- スクラロース:1976年発見
- アセスルファムK:1967年発見
といった感じで人類史上歴史の浅い物質ですから、まだ十分に歴史として検証されきってはいないものです。
一応「大丈夫」と言われているものではあるものの、人によって合う合わないはあるでしょう。
あくまで動物実験や正規分布において大丈夫ということであって、当然現存する人類すべてに対して行われたものではありません。
なので、人工甘味料入りのプロテインを飲んで気分が悪くなる方は、無理して飲まないほうがいいでしょう。
「安全」とかの表記よりも、自分の体に聞くのが一番です。
アレルギー
先ほどSAVASとマッスルプレスのプロテインの成分表を書きましたが、このようにプロテインには「タンパク質」や「ビタミン」以外にも美味しく飲めるようにするために多量の人工甘味料、乳化剤、香料、増粘剤などが含まれています。
ほとんどの人は添加物のことは気にしていないため、美味しくなければ売れない=企業が存続できないため仕方ないんですが、これらの添加物は人によっては合わないものもあります。
当然人体に影響がないとされている範囲で混合されているのですが、人によっては添加物にアレルギー症状を出す人も報告されています。
これらの添加物は安くて美味くなるため、体に不調をきたさない人にとっては経済的ですしいいんですが、合わない人は残念ながら避けた方がいいです。
鬱、不眠、疲れが取れない、頭痛、いらいらするなどあらゆる不調はさまざまな原因が複合的に合わさって症状が出ますが、その原因の1つになりうるということです。
なので、「なんか体調悪い」という方は試しに摂取を控えてみて、それによって体調が改善に向かうならもう摂取しないようにするのがいいでしょう。
カフェイン中毒
「パフォーマンスを劇的に上げるカフェインの効果!うまく使って学習効率化しよう」でも記載しましたが、カフェインは摂取量によっては死亡に至るほどの中毒症状をもたらします。
カフェインはある意味で合法ドラッグの1つですね。
脂肪燃焼効果もありますから、プロテインに含まれていることも多いです。(というか僕が飲んでるマッスルプレスにも含まれています。
副作用としては
- 不眠症
- めまい
- 骨を弱くする
- 頭痛が起こりやすくなる
そして摂取量が多い人が摂取をやめると
- 集中力欠如
- 疲労感
- 気分が落ち込む
- 不安感
- 吐き気
- 筋肉痛
- 過眠
- 胃痛
- 頭痛
- 関節の痛み
といった禁断症状が半日~2日後に現れ、2日~9日間はこの症状に悩まされます。
なので、カフェイン入りのプロテインの過剰摂取や、これと合わせてエナジードリンク、コーヒー、紅茶、お茶などのカフェイン含有飲料を多量摂取している方は、カフェインの摂取量を抑えないと危険です。
動物実験ではなく人の死亡事故なので、人工甘味料や添加物とは比べ物にならないほどの危険性があります。
とはいえうまく使えばカフェインはパフォーマンスアップや脂肪燃焼にも役立つので、用法用量を守って使いましょう。
ただ、人によってはカフェイン耐性が低い人もいるので一般的な数値は参考程度にしましょう。
実際欧米人はカフェインに弱い人種です。(カフェイン酔いを起こします。
遺伝的に弱い人はいるので、自分の体に聞きながら摂取しましょう。
じゃあどんなプロテインならいいの?
ここまでいろいろと書いてきたので「じゃあどんなプロテインなら大丈夫なの?」となると思います。
1つはファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート プレーン風味というプロテインです。
ココアとか他の味も売っていますが、それらは甘味料としてスクラロースが使われているので人工甘味料が嫌な方はプレーン一択です。
乳清タンパクと、大豆由来のプロテインのミックスです。
もしくはGOLDEN WHEY(ゴールデンホエイ) プレーンも添加物が一切入っていないプロテインになります。
こちらはファインラボのプロテインと違い乳清タンパクのみで大豆プロテインは入ってません。
ちなみにゴールデンホエイプロテインも下記のココア味のようにプレーン以外の味が展開されているのですが、それらに使われている甘味料はステビアです。
ステビアは植物由来の自然甘味料です。
マテ茶の原料となるため、あのマテ茶の甘さだと思ってもらえるとイメージしやすいでしょう。
植物由来とはいえ人工甘味料同様歴史が浅いですし、砂糖の300倍の甘さを持ちますから味覚障害の懸念もぬぐえないです。
また、これもインスリン分泌を促すので低血糖状態の人が摂取すると低血糖症になることもあるので注意ですね(逆にだからこそ糖尿病患者には役に立つのですが)。
キク科の植物なので、キクアレルギーの方も摂取は控えた方がいいです。
ということで、あまり気にしすぎると結局なにも食べられなくなりますから、自分の体に聞いてみるのがいいでしょう。
おまけ:単純にプロテインがまずい
最後に、単純にプロテインが不味すぎて気持ち悪くなってる場合もあります。
粉っぽさとかですかね。
もし上記で紹介したプレーンに変更して改善がみられたとしても不味すぎて逆に気持ち悪くなるということもありえます。
そんなときのおすすめなのはココアパウダーとオリゴ糖を混ぜてシェイクすること。
オリゴ糖は善玉菌の栄養になることでも有名な「てんさい」からとれるてんさい糖に含まれています。
便秘改善、免疫力アップ、アトピー性皮膚炎改善などが期待できるので、人工甘味料よりはよいのではないかなと思います。
ココアパウダーは風味付けですね。
コーヒーも一緒にシェイクすると簡単にカフェモカ味のプロテインが作れます。
プロテインを溶かすとき、水を牛乳に変えたり牛乳で飲んでる人は水に変えたりするだけでも味が結構変わりますので試してみて下さい。
意外と牛乳で気持ち悪くなってることもあります(僕がそうでした。
まとめ:プロテインを飲むと気持ち悪いのはなぜ?【原因と対処法5つ】
いかがでしたでしょうか。
人工甘味料については人によって合う合わない、症状が出る出ないがあるので「安全」といっても一概に言えません。
飲んで気持ちが悪くなるなら飲むのをやめてみましょう。
それで改善するなら別の方法でタンパク質摂取をしましょう。
肉や魚を食べるでもいいですし、今回紹介したようなプレーン系プロテインに切り替えるのもありです。
企業に味付けまでしてもらうと、どうしても「売れる商品」にするために低価格で美味しくできる添加物満載になります。
なので、どうしても合わない人や添加物が不安な方は、今回紹介した
1つはファイン・ラボ ホエイプロテインピュアアイソレート プレーン風味というプロテイン、もしくはGOLDEN WHEY(ゴールデンホエイ) プレーンを自分で揃えて、味付けはてんさいオリゴ糖などで自分でするのがおすすめです。
このブログでは毎日更新で「過去の自分が知りたかったこと」をジャンル問わず書いているので、もしあなたの役にも立ちそうなことを書いていたらまた読みに来てください。