【コスパ最強】おすすめの格安マルチエフェクター【ギター初心者からプロまで】

2019年7月19日

【コスパ最強】おすすめの格安マルチエフェクター【初心者からプロまで】

【コスパ最強】おすすめの格安マルチエフェクター【ギター初心者からプロまで】

こんにちは

yoshiです。

「ギター初心者だけどできればコスパ最強なマルチエフェクター(アンプシミュレーター)がほしい。」

「あれもこれもってコンパクトエフェクターたくさん揃えるお金もないし。でもできる限り音は断念したくない。」

「せっかく買うなら長く使えるマルチエフェクター(アンプシミュレーター)がほしい。」

今回の記事は、僕個人の使用感のレビューも含めて上記の疑問に答えます。

マルチエフェクター(アンプシミュレーター)とコンパクトエフェクターで迷っているギター初心者の方には、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。

この記事を読み終わったあとには、その迷いがなくなっていることを目指します。

※これからギターを始めようという方は「ギター初心者が最初に揃えるべきもの【8選】入門編」もよかったらご覧ください。

結論:Line6のPODHDがコスパ最強のマルチエフェクター(アンプシミュレーター)です。

結論から言ってしまうと、Line6のPODHDが最強です。

理由を説明します。

  1. プリセットが超絶優秀。すぐ使える。
  2. 世界中のPODユーザーが「プロギタリスト」の音を再現したパッチセットを公開しているので、好きな音が見つかる。
  3. 自分で音作りしたいときでも、初心者でも直感的に使いやすい「つまみ」
  4. よくデジタルアンプで問題になる倍音も十分に使えるレベルの高品質
  5. 使える歪が必ずあるという豊富な歪みの種類
  6. まるでリアルでマイキングしてレコーディングしているような空間の雰囲気の再現率
  7. デジタル臭さからアナログ臭さまで幅広く表現可能
  8. 超豊富かつ高品質なアンプモデリング・エフェクターモデリング

ギター初心者でも最初から極上サウンドが得られるマルチエフェクターなんですが、Amazonでみてみると中古で旧機種のPODHD Desktopは15000円を切る価格、フロアタイプのPODHD300は12000円と執筆時点でここまで品質が高く安いマルチエフェクターはすごいと思います。

※PODHD300/400はディストーション・EQ・スプリングリバーブが同時にかけられないなど、PODHD Desktop(黒豆)やPODHD500系・Pro系よりも作れる音が制限されるので、長く使うという意味ではあまりおすすめしません。
ギター初心者のうちは使えると思います。
安いマルチエフェクターが欲しいならDesktopタイプ(通称黒豆)をおすすめします。

音作りの自由度が低いPODHD300/400であっても、趣味でのレコーディング・作曲ネタ・宅録だけでなく、弾いてみたなど活躍できる場面が多すぎます。

PODHDの最強のプリセット

百聞は一見にしかずというか、百読は一聴にしかずというか、その品質は聴いたほうが速いと思うので、もともと入っていたBestOfHDというプリセットを弾いてみました。

短いフレーズでまとめたのでよかったら聴いてみてください。

  1. 【PODHD】絶望感・妖艶さ・市場風・パンク・グラインドコア風サウンドの最強プリセット【BestOfHD01】
  2. 【PODHD】陽気さ・穏やかさ・ガレージ風・メタリカ風サウンドの最強プリセット【BestOfHD02】
  3. 【PODHD】怪しい・ドライブ感・水の中・ザクザク感のある最強プリセット【BestOfHD03】
  4. 【PODHD】ナチュラルクランチ・粘り気クリーン・特殊系サウンドの最強プリセット【BestOfHD04】
  5. 【PODHD】キラキラ・王道リード・幻想的・ヘヴィメタル風刻みサウンドの最強プリセット【BestOfHD05】
  6. 【PODHD】和み系・歌うギター系・ロボ系・デジタルサウンドの最強プリセット【BestOfHD06】
  7. 【PODHD】硬質クリーン・特殊ギュワチャキ・ドライブ・コードクリーンサウンドの最強プリセット【BestOfHD07】
  8. 【PODHD】メタリカ・恐怖・ホラー・しゃべるサウンドの最強プリセット【BestOfHD08】

プロギタリストの音を再現したパッチセット(CUSTOMTOME)

もともと入っているプリセット以外に、プロギタリストの音を再現したパッチセット(CUSTOMTONE)が公開されていたり、むしろプロギタリストが実際に使っているパッチセットもあったりします。

※プリセットはまるっとたくさんのパッチセットの集合。パッチは1つ1つの音色です。

例えばLine6の公式サイトのCustomtoneページではすべてのPODについて、世界中の人が作ったパッチセットをダウンロードできます。

自分が作ったパッチをアップロードすることもできます。

PODHD Desktopはそこまでたくさんパッチセットは無いようでしたが、PODHD500など最近出たマルチエフェクター(アンプシミュレーター)であればたくさんのプロギタリストの音を再現したパッチセットが公開されています。

また、PODHD Desktop、PODHD500X、PODHD ProXなどそれぞれでパッチファイル名が異なります。

一見別の機種のパッチファイルは使えなさそうですが、実はファイルの拡張子をファイル名変更で書き換えれば使えたりするのでお試しを。

※機種によって搭載されていない機能を使ったパッチは再現できません。

例えばPODHD300/HD400は他の機種とはエフェクターのレイアウトが違ったり、そもそも音数が少なかったりするのでPODHD500やDesktopタイプのパッチを拡張子を変更して使ったとしても再現できませんので、PODHD300/400を買う方は特に注意しましょう。

PODHD DesktopでもFX loopはないので、そういった機能を使ったパッチは使えません。(ほとんどの場合問題にはなりませんが。)

ギター初心者でも直感的に使いやすい「つまみ」

ギター初心者がコンパクトエフェクターを選択する理由の一つに

「マルチエフェクター(アンプシミュレーター)は機能がたくさんあってわけがわからない」

という問題があります。

これについては前述したプリセットやプロギタリストの音を再現したパッチセット(Customtone)をそのまま使えば解決します。

そして、それをベースにして自分なりの音を作っていけば良いのですが、その段階でよくマルチエフェクターで問題に上がるのが「Gainを上げ下げしたりMiddleを上げ下げしたりという設定変更がやりにくい」という問題です。

これに対してPODHDは直感的なつまみ(ノブ)を持っているので、ギター初心者でも家でもスタジオでもカンタンに音作りができるようになっています。

倍音・サスティーンも十分に使えるレベルの高品質

よく昔のマルチエフェクター(アンプシミュレーター)は「高音が使えない」と言われます。

これは周波数が高音になればなるほど高くなるためで、その大部分をサンプリング数の限界=データ量の限界というハードウェア的な課題が壁となっています。

技術の革新は著しく、デジタルでもほぼすべての人間が聞き分けられるレベルの音の粒度までであればサンプリング粒度が細かくなっていて、結果的に十分に使える音になっています。

本当にごくごく少数の人たちしか聴き取れないレベルの音は、アナログのコンパクトエフェクターで、かつライブハウスでの生演奏でしか弾く側も聴く側も認識できないので、実質的にリアルとデジタルの境界はなくなってきていると言っていいでしょう。

サスティーンの長さも、設定を間違えなければPODHD以上の機種ではほとんど問題になることはないでしょう。

使える歪みの種類の多さ

PODHD Desktopですら、公式サイトによると

  • 22種類のクラシック・アンプ
  • 16種類のクラシック・キャビネット
  • 8種類のクラシック・マイク
  • 100種類以上のエフェクト・モデル

は最低でもあり、さらに現在ではファームウェアのアップデートもされているのでもっと増えています。

デジタルなマルチエフェクター(アンプシミュレーター)の最強のメリットとして、ファームウェアのアップデートがあるたびによりよいモデリング・より多くのモデリングが追加・更新されていくことです。

アナログのコンパクトエフェクターでは物理的に不可能なので、そういった面でも圧倒的コスパ、ギター初心者にもおすすめと断言しています。

PODHDは他のマルチエフェクター(アンプシミュレーター)と比べても評判がよく、実際に使った感想としても本当にプロやアマチュアの多くの人の評判通り使える音が多いことと、パッチセットの共有コミュニティの質が高いことが挙げられますから、音作りにまだ詳しくないギター初心者には特におすすめのマルチエフェクターです。

空間の雰囲気の再現率

空間の雰囲気=情報量の多さ=データの細かさなので、技術が進歩すればするほど再現率が高くなっていきます。

そして、すでにその再現率は素人耳ではもちろん、プロの耳でもろくに聴き分けられないレベルにまで到達しています。

聴き分けられるのはごく一部のプロ中のプロ、毎日音と向き合って生計を立てていて、音楽を聴くときは基本ライブなどの生演奏、しかもマイキングはプロのマイキングスキルで行われたもの、家で聞くとしてもヘッドホンもスピーカーも最高級のもので聴いているような方くらいでしょう。

ギターからスピーカーまで一切のデジタル機器を介在しない、かつシールドからアンプから何から何まで、音の電気信号が経由するすべての機材が超高級機材を使っている人は、アマチュアレベルにはもちろんいないですし、プロでも企業レベルで揃えない限り個人の財力ではそもそも完全アナログ品質は実は再現できないのです。

ということで、たまに「マルチエフェクター(アンプシミュレーター)はデジタル感が嫌だ」って人を見かけますが、大抵の場合信じなくていいです。

適当なことを言っているか、もしくは単に設定の仕方をミスっている、安い機材・劣化した機材が介在している、のいずれかでしょう。

デジタル臭さからアナログ臭さまで幅広く表現可能

真空管のようなアナログな音が再現可能ということは、もちろんデジタルな音も表現できるということです。

昔のLine6の音は特に高音の再現が悪く、いかにもデジタルという感じでしたがPODHD以降はその点も改善されています。

ちなみにこの「デジタル臭い」という言葉ですが、ギター初心者向けに説明すると

「この言葉を発している99.99…%の人はよくわからずに言っているから、その人の耳は信じなくていい場合が多い。」

と思っていてOKです。

具体的にデジタル臭いとは、周波数帯が高い領域およびマイキング技術の再現性が低い=サンプリング技術が低くデータ的にも情報量が少ない時代における表現で、技術が進歩する前のPODHD以前のPODに特に当てはまるものだと思います。

  1. 超高音・高音・中音・低音域がどうしても出ない
  2. なんとなく使いにくい
  3. ノイズがなさすぎる
  4. ハウリングしなさすぎる
  5. なんとなくわざとらしい感じがする
  6. なんとなく気に入らない感じがする

という場合にデジタル臭いという言葉が使われます。

1、2は大抵の場合その人自身の音作りに対するスキル不足か、極端な音を求めているかのどちらか。

3、4は特殊な使い方すぎるので割愛

5、6は正直知識不足・言語能力不足で、玄人っぽくあたかも詳しい感を出したい人が使うので、深掘りして「具体的にどういうこと?」と質問していくとボロがでます。

要するに大切なのは「求める音がどんな音で、どの音域を目立たせ、どんな表現に繋げたいか」だけですから、それに合うか否かという視点でいうと、PODHDの音数の多さ・サンプリングの品質の高さから大抵のシーンにおいて求める音が出せないのは「その人のスキル不足」で片付けられることが多いでしょう。

PODHDってたくさん種類あるけどどれがおすすめ?

PODHDはもはや人気マルチエフェクター(アンプシミュレーター)なので結構な種類が出てて、最初まず迷いますが結論

  • 生音で聴かせるならフロアタイプのPODHD500XもしくはPODHDPROXがおすすめ
  • 自宅練習用や趣味・宅録用ならPODHD(Desktop)がおすすめ

だと思います。

要するに「最高の機能」か「ミニマムな機能」の2択です。

最高のフラッグシップモデル以外はあとで買い換えることになりますし、そのときはミニマムな機能で安いものを買っておいたほうが結果的に損は少ないからです。

バンドでスタジオ・ライブなど「生音」で聴かせることがある場合はフロアタイプのPODHD500XもしくはPODHDPROXがおすすめです。

詳しくはLine6公式サイトを見てください。

多少値ははるものの、軽く10年は使い続けられるクオリティだと思います。

新品で買ってもいいですが高いのでとりあえず中古でいいでしょう。

Amazonなどで中古で4万くらいで買えれば、365日毎日使うなら1日あたり109円の計算(40000円 ÷ 365日 ≒ 109円)なので、マジでコスパ最強です。

たった1年だけジュース一本我慢すれば、プロレベルの極上サウンドが手に入るわけですからね。

逆に宅録でしか使わないとか、とりあえずお金ないから安いの欲しいっていう昔の僕みたいな方は古い型番ですがPODHD Desktopが超おすすめです。

僕もまだまだPODHD使ってるんですが、かれこれ10年位経ちますので、本当に使える音であることは保証できますね。

正直下手に数千円・数万円のコンパクトエフェクター買って音作りするよりも、PODHDのプリセット使ってそのまま弾いたほうが良い音になるレベルです。

ただし、前述したようにPODHD300/400はフットスイッチはあるもののDesktopタイプよりも音数の面では劣っているので、フットスイッチがどうしても欲しい方はPODHD500/HD500Xをおすすめします。

まとめ:【コスパ最強】おすすめの格安マルチエフェクター(アンプシミュレーター)【ギター初心者からプロまで】

ということで、圧倒的コスパの良さからギター初心者におすすめのマルチエフェクター(アンプシミュレーター)としてPODHDを紹介しました。

ギター初心者は色んな種類のコンパクトエフェクターを購入するにしても、基礎となる音作りの手順やエフェクターの繋ぎ方(繋ぐ順序)、エフェクターごとの特性や雰囲気などまっさらな状態なのできちんと選ぶのは難しいと思っています。

その点マルチエフェクターはあらゆるエフェクターの種類が、超激安な価格でしかもプロレベルの高品質で詰まっているので、初心者におすすめしない理由はありません。

PODHDを基礎としてエフェクターの特性を勉強し、その後で「もっとこうしたい」と思う音が出てきたらその音を探してコンパクトエフェクターを揃えていく、という流れがもっともコスパ最強です。

ちなみに買う前にもっとディープすぎる話題まで知りたいって方は、下記の本がおすすめです。

POD使いのプロギタリストで、ギター講師もしているぎんじねこさんが執筆に関わってる本です。

プロレベルで通用するPODの使い方を知りたい方は、ぜひ購入して読んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに話は変わってしまいますが、何十万円も出せるお金持ちの人はKemperが圧倒的におすすめです。
数万円の価格帯のアンプシミュレーターに見られる「アンプモデリング」ではなく「プロファイリング」という新規手法により、映像で言えばHDが4Kになったようなレベルになるとのこと。
しかもLine6のCostomtoneのように世界中のユーザーがデータ(Rig)をシェアしあっているから世界中のアンプが弾ける。
僕も試せていませんが、お金をためて買いたいですね。

おまけ:僕がPODHDで作った曲

素人レコーディングですが、参考までに僕がPODHDで作った曲も載せておきます。

超シンプルな機材で

  • PODHD(Desktop)
  • Garageband

のみを使っています。

プロでなくともこのくらいは慣れればサクッと作れるので、PODHDのコスパは本当に最強だなと思いますね。

※ベースも同じPODHDを使ってレコーディングしています。