孔子の論語から学ぶムダな焦りを止める方法【人生の指針】

孔子の論語から学ぶムダな焦りを止める方法【人生の指針】
生き急いで焦っている人はいつの時代もいますよね。
今回は焦らないようにしたいと思っている人には読んで欲しい内容です。
この記事を読むと「ムダな焦り」をとめて過剰な自己否定感を払拭し、心の余裕をもって穏やかに過ごすためのTipsが手に入るでしょう。
孔子は人間を不完全な生き物だととらえていた
人間は完璧な存在ではありません。
最初から何もかもうまくいくわけがないのです。
人間は不完全であるがゆえに失敗し、不完全であるがゆえに成長できる存在です。
孔子もそのようにとらえていました。
一方で、その失敗から学び成長に繋げなければならず、それができないことこそが過ちとも指摘していました。
人間は不完全です。
だからこそ失敗を恐れる必要はありません。
そして、失敗したら大いに反省し、その失敗から学び、成長につなげていきましょう。
孔子自身の人生が、失敗と学び、そして成長のストーリーでした。
孔子の人生は生涯学習だった

孔子の人生はまさに生涯学習でした。
- 15歳で学問を始める
- 30歳で自立する
- 40歳で迷わなくなる
- 50歳で天命(使命・運命)を知る
- 60歳で他人の意見を聞く耳を持つ
- 70歳で欲望のまま自由に生きてもハメを外さなくなる
これは簡略化してますが、有名な孔子の人生を振り返った言葉ですよね。
日本人なら学校の義務教育で一度は習ったことのある内容です。
この言葉をよく考えてみてください。
15歳で学問を始めるって遅すぎやしませんか?中2ですよね?
30歳で自立ってそれまで自立できてなかったってことですよね?
40歳で迷わなくなるって30代までずーーーっと迷走してたんですよね?
50歳まで何のために生まれてきたかわかってなかったんですよね?
60歳まで人の意見になんて耳を貸さなかったんですよね?超頑固でウザい中年オヤジじゃないですか?
70歳までは欲望のまま生きてたらハメを外しちゃってたんですよね?やばくないですか?
焦る必要はない
いまや聖人であり、歴史に名を残す偉大な伝説の人物である孔子でもこんな人生でした。
非常に人間くさいですよね。
孔子の人生を眺めてみると、そんなに焦ること無いんじゃない?って思う人いますよね。
60歳までは他人の意見なんて聞く耳を持たなかったんですよ?
70歳までハメを外しちゃってたんですよ?
20代30代40代50代なんてまだまだ焦る年じゃないです。
大いに失敗して大いに学び大いに成長につなげていけばいいんです。
孔子が孔子であるゆえんは、生涯学習の実践にあります。
彼は常に自分のまずいところ、失敗したところを良くしようとその都度学び、成長を続けていきました。
理論だけにとどまらず、それを生涯かけて実践していったことが孔子のすごいところです。
わたしたちも生涯学習で自分を磨いていきたいですね。
孔子の論語から学ぶムダな焦りを止める方法【人生の指針】まとめ
いかがでしたでしょうか。
誰しもムダな焦りは持ってしまいますよね。
それを糧としている人はそのままでもいいでしょう。
しかし逆にそれが心の混乱をまねき、何事もうまくいかないとか、自己否定感が強くなって苦しんでしまう人もいます。
論語はそんな方へのアドバイスとして、読んでみると得られるものが大きいかもしれません。