フリーランスに向いている人と向いていない人の特徴とは?

フリーランスに向いている人と向いていない人の特徴とは?
フリーランスになる人が増えていますよね。
フリーランスに向いていて成功する人とはどういう人で、
逆に失敗してしまうフリーランスに向いていない人とはどういう人なのでしょう。
それについて、最近の時代背景を振り返りながら考えていきましょう。
死ぬまで労働国家日本
令和から会社が終身雇用を維持できなくなって、終身雇用制度が崩壊し始めてますよね。
世界が急速に変わってきていて、日本は特に少子高齢化によって大きな転換期を迎えつつあります。
60歳以上でも働かないと年金も足りず、収入もなく貯金がなければ生きていくのも大変になってきています。
それなのに60歳過ぎたらヒラ社員にして単純労働力として使うというのが流行ってきています。
死ぬまで労働国家日本ですね。
また、若者から中堅にも変化が訪れてます。
今やフリーランスは5人に1人の割合で存在するそうです。
会社からみたフリーランス
会社としては人材育成に時間を割いている余裕もなく、プロジェクトごとにその領域の専門家を集めて一気に達成していく方がメリットがあります。
そして、正社員の場合は使えない人材であってもカンタンにクビにはできませんが、フリーランスなら使えない人材は即クビにできます。
正社員だと使えない人材である可能性に対するリスクヘッジとして、給料を抑えざるを得ません。
長期雇用をしなければならず、パフォーマンスに波があったとしてもそれも織り込み済の給料にしなければなりません。
しかしフリーランスはそんなことはなく、専門領域を期待した成果さえ出してくれればいいので割り切りの関係です。
フリーランスは長期雇用を保証する必要が無い分給料は高くなってしまいますが、それでも使えない人材を即クビにできるというメリットは、会社としては大きいものです。
即クビにすることができるなら、使えない人材とやり取りする社員の消耗も抑えられますし、そもそもの人件費を、使える人材の採用に割り当てることができます。
会社側の視点から見てフリーランスは非常に柔軟で使い捨てがしやすい存在ですから、重宝しています。
フリーランスからみたメリットデメリット
フリーランス側の視点から見ると、気に入らない上司や部下がいたら契約を解除する自由もありますし、そもそも気に入らない仕事は全て断ることができますから、全て自分のやりたいことができます。
もちろんその自由の代償として全ての責任は自分の選択になりますし、パフォーマンスが発揮できなければ即クビの可能性もあります。
それは自分の価値を市場に判断してもらうということで魅力的なことだと思います。
ただ、パフォーマンスが全てなので正社員で働いていたとしたら普通に昇進していくような人たちでしょう。
こういう方は正社員でいるとできない社員の尻ぬぐいばかりさせられます。
そのくせ給料は上がらないので、フリーランスになると圧倒的に稼げます。
なので、もし正社員の人がフリーランスになるときは一度立ち止まって考えた方がいいですね。
なぜなら使えない人材は即クビだからです。
会社で使える人材、しかし給料が見合っていない。
こういう人材でなければフリーランスで失敗します。
仕事はすぐクビになり、悪い評判がたち、負のスパイラルに入りますね。
会社組織が向かない人もいる
ただ、そもそも会社組織に所属すること自体が向いていない人はいます。
正社員はもちろんフリーランスでも会社常駐タイプや契約を取るタイプのフリーランスだとパフォーマンスを発揮できない人たちです。
こういった人はフリーランスはフリーランスでも、ブロガーやYouTuberのような誰にも依存せず自分で商品を作って発信するクリエイター業で花が開くかも知れません。
これらは常駐型などのフリーランスに比べても一層大変です。
全てが自己責任であり、自分のパフォーマンスがかなりダイレクトに収入に繋がってきます。
ただ見返りもフルフルで貰えるので、個人のパフォーマンスが圧倒的で、上司など上に管理職の人がいない方がパフォーマンスを発揮できる人ならすごい成果が手に入ります。
フリーランスになる前には自己分析が大事です。
これをしないと、望まない未来が手に入るかもしれません。
フリーランスに向いている人と向いていない人の特徴とは?まとめ
ということで、
- フリーランスに向いている人:パフォーマンスが会社組織で圧倒的な人、上司がいない方がパフォーマンスを発揮できる人
- フリーランスに向いてない人:会社組織でパフォーマンスが発揮できない人、一人では何もできない人
もし会社員の人がフリーランス自由でいいなと思うときに、ただ単に今の仕事から逃げたいだけの場合は、フリーランスよりも転職がおすすめです。