ブログで稼ぐことは無理ということについて

ブログで稼ぐことは無理ということについて
こんにちは
yoshiです。
最近また
「ブログで稼げる時代は終わった」とか
「アフィリエイトは終わった」とか
そういった人が増えていますね。
これって何年か前にもあった話です。
というか、この「ブログオワコン説」はGoogleのアップデートで検索順位が圏外にふっ飛ばされた人が出てくるタイミングで、毎回発生しているように思います。
今までの攻略法が通じなくなるのが検索アルゴリズムのアップデートです。
今年もありましたよね。アップデート。
結論からいうと、この「〇〇オワコン説」っていうのは基本信じなくていいです。
その理由を解説していきます。
オワコン説を唱える人の心理状態
オワコン説を唱える人の心理状態はどうなっているのでしょうか。
いくつかのパターンがあります。
- 検索順位がふっ飛ばされてパニックになってる。
- 検索順位がふっ飛ばされてヤケになってる。
- 検索順位がふっ飛ばされてやる気がなくなり、周りのやる気も引きずり落としたくなってる。
- オワコン説を唱えることで参入者=ライバルを減らす。
- オワコン説を唱えることで継続者=ライバルを減らす。
- オワコン説が話題なので検索に引っ掛けるためにとりあえず唱えてみる。
- オワコン説が話題なので炎上させることでアクセスを集める。
- オワコン説を仕掛けることで不安になった人への解決策=情報商材へ誘導する。
これらを複合的に考えて発言している人もいます。
言いかたは悪いですが、知的レベルの低い感情的なものから、ビジネス的に仕掛ける側に立っている人までたくさんのパターンがあります。
特にインフルエンサー(SNSでフォロワー1万人以上)が言っている場合は、4番目以降のことを意識せずにやっていることは、まずないと思っていいいでしょう。
4・5の場合は市場が大きく成長している領域で、パイがあまりまくっている状態(例えば2019年現在ならブロックチェーンゲーム領域など)であれば気になりませんが、市場が成長しきっている場合は有効な手段です。
ライバルが減れば単純に勝ちやすくなるからですね。
雑魚が言っても効果がないんですが、信者を持つインフルエンサーレベルの人たちであればかなり効果的ですし、そもそも誰かからお金をもらってそれを1ツイートするということをやっている可能性もなくはないです。(陰謀論的になってますが、あくまで可能かどうかという軸です。)
インフルエンサーの1ツイートは、そこから派生できるビジネスを考えると何十万円・何百万円でも安いくらいの価値がありますからね。
6・7の場合は単純に話題に乗ろうというだけですね。
情報が溢れている社会で、何十億とある情報の中から自分の情報を拡散していくには波乗りが大切です。
本業としてインターネットで稼いでいるインフルエンサーなどの職業では、話題に乗らないことはイコール稼ぐ機会損失です。
ボーナスタイムをミスミス見逃しているのと同じですから、とりあえず乗ってみたり過激な人だと燃料を投下して炎上させることで注目させ、アクセスを集めるという手段を取りますね。
さらにビジネスが上手い人になると、8番のようにその先にもマネタイズを用意しています。
あからさまに「情報商材です」という形でやっているというよりも、1,2段階踏んだ先に収益化手段を置いているはずです。
これは正直ビジネス的な視点からみたら悪いことではないですし、オワコン説を信じている人にとっては実際救いになると思います。
成長できない人はここで「騙された!」と思い離脱するだけですし、成長できる人はここで「なるほど、そういう方法もあるのか」と学ぶだけですからね。
要するに、発信者(特にインフルエンサー)の発信の場合は、その裏の意図もある程度想像しながら情報を精査する必要があります。
情報に踊らされてはいけませんね。
目指す目標によっては確かにブログはオワコン

とはいえ、確かに目指す目標によってはブログはオワコンだというのも真実です。
トップレベルのブロガーさんは1ブログで月収にして数百万〜数千万円の収益を上げています。
年収にしたら数千万〜億を超えてくるレベルですね。
トップ層になればなるほど、その業界の限界がそのまま自分の収益限界に直結してきます。
今回の場合はブログが今後伸び悩むなら、本当にトップ層のブロガーさんたちにとってはそれ以上自分の収益を伸ばしていく場合はライバルを減らしていって自分のところに集中させていく専有化が必要になってきます。
企業がブログの広告費に出すのが例えば1兆円だったときに、来年2兆円になるのであれば自分のブログでの収益もさらに伸ばせそうです。
なぜならお金が湧いて出てきている状態ですから。
しかし1兆円のままなら、全体の収益限界はそこで頭打ちになるわけですね。
なので限られた1兆円の範囲でパイの取り合いになるのです。
トップレベルの人の見ている世界は、月収1000万稼げていたのが500万しか稼げなくなったとか、そういう規模の話です。
このレベルで話せばブログはオワコンなわけですね。
しかし、お小遣い稼ぎや多くてもサラリーマンの給料程度、つまり月収100万円に行かない程度のレベルの話であれば、全然みてる世界が変わってくるのです。
ブログがオワコンにならない理由
根本的にブログがオワコンにならない理由は下記のとおりです。
- 細かいお金はビッグなブロガーの間に転がっている。
- ブログが消え去ることもなければ、検索する人がいなくなることもない。
- 検索する人がいなくならない限り広告費は出続ける=メディア業として成り立つ。
- 仮に稼ぎにくくなると脱落していく人が増加するので結果的に継続した人だけが稼げる。
1については上に書いたとおりですね。
サラリーマンくらいの月収なら稼げなくなることはないです。
2については言わずもがなですね。
まぁ新聞紙とか雑誌をイメージしてもらうのがわかりやすいかもしれません。
最新ニュースをいち早く手に入れるという目的であれば、スマホで十分ですが未だに新聞は残っていますよね。
あまり先の未来は予測しても意味がありませんが、10年20年後もそんな感じで残っていくのではないでしょうか。
3についても、ブログを読むユーザーがいる限り、そこからの誘導を少しでも得るために広告費を出す人は必ず出てきます。
今でも新聞に広告出してる人がいるくらいですからね。
最後に4番ですが、仮に稼ぎにくくなったとすると、ますますオワコンにはならなくなります。
なぜなら、オワコンになる方法というのは「誰もが楽して稼げる方法」だからです。
稼ぐのが難しければ難しいほど、ライバルが少なくなり甘い蜜を独り占めできるようになります。
「誰もが楽して稼げる方法」は、最初の人だけは稼げますがみんなが知ったあとは一瞬で飽和して全然稼げなくなり、本当にオワコン化します。
需要に対して供給が圧倒的に多くなるので、当たり前ですね。
その点からすると、ブログはリアル店舗系ビジネスなどと比べて比較的参入障壁が低いものの、それでも今までやっている人が少ないので、程よい難しさがあるのだと思います。
程よい難しさについては前に「ブログで稼げない人が圧倒的に多い理由【ブロガー初心者必見】」に記載したのでよければ参考にしてください。
リスクは少ないですが、あくまで事業系のストックワークに分類されるので、その難しさがあるということですね。
これに耐えられるようになるにはサラリーマン脳を脱しないといけないのですが、それができる人は多くありません。
小規模なストックワーク系の稼ぎ方は基本的に「オワコン化しない」と思っていいでしょう。
まとめ:ブログで稼ぐことは無理ということについて
いかがでしたでしょうか。
- 〇〇オワコン説は基本信じる必要はない
- 裏の意図を自分の頭で考えて選択することが大切
- 事業規模によってはオワコン
- ストックワーク系のオワコンはない
ブログオワコン説のように〇〇オワコンはわかりやすくインパクトのあるワードなので、印象に残りやすいですがその実一般人にはそんなに意味のあるワードでもないですね。
やることは淡々と信じた道を進んで、ときおり自分の歩んできた成果を振り返って、数値が上がっていなければそこで都度「撤退」か「改善」の判断をしていくだけです。