初心者こそギターをワイヤレスにすべき6つの理由
初心者こそギターをワイヤレスにすべき6つの理由
こんにちは
yoshiです。
ギタリストにとってしばらくすると悩み始めるのが
「ギターのワイヤレスシールドを買うかどうするか。。。」
僕も悩みましたので、その経験をもとに今回の記事では決断の参考になるような判断材料を書いていこうと思います。
結論:ワイヤレスのメリットは多い
結論からいってしまうと、悩むくらいならギターのシールドとしてワイヤレスはあったほうがいいです。
なぜならワイヤレスのメリットは多いからです。
- ギター練習時にワイヤレスならシールドがジャマにならない
- ワイヤレスならステージングの練習もしやすい
- ライブのときはワイヤレスならシールドが誤って抜けることもない
- 有線は意外と重い(重量的に)
- 有線よりいい音になることもある
- 今は安くて高性能のワイヤレスがある
1つずつ解説していきます。
ギター練習時にワイヤレスならシールドがジャマにならない
ギター練習時にシールドがじゃまになってしまうようであれば、ワイヤレスが便利です。
座って練習するときはいいんですが、立って練習するときはワイヤレスのほうがいいと思っています。
ワイヤレスならステージングの練習もしやすい
ギターをしばらくやっているとステージングの練習が必要になってくることもあります。
ライブで上手と下手のギターが曲の途中で入れ替わったり、ステージから降りたり、飛んだりはねたり、ギター回しをしたりといろいろやりたくなってくるかもしれません。
こういった場合は間違いなくワイヤレスが必要になってきます。
有線では絶対にできないことなので、ライブをしたいと思っているなら最初からワイヤレスを買っておけば、ムダに出費しないですむので初心者も最初からワイヤレスでいいんじゃないかなと思います。
有線シールドもライブで使えるような品質のものとなるとそれなりに高いですからね。
ライブのときはワイヤレスならシールドが誤って抜けることもない
これは初心者あるあるなので、このためだけにワイヤレスにしてもいいんじゃないかと思うくらいです。
ライブ中にテンション上がりすぎてステージの前の方出過ぎてシールドが抜けてしまったり
メンバーとステージ上を歩き回ってる内にこんがらがって抜けたり
メンバーの誰かにシールド踏まれてそのまま歩いた結果抜けてしまったり
有線シールドをライブで使ったことがある人なら、誰しも経験があるのではないでしょうか。
ライブや学園祭のここ一番ってときに、シールド抜けてて音が出てませんでしたっていうのは超ダサいので、ライブのときだけでもワイヤレスにするのは絶対におすすめです。
有線は意外と重い(重量的に)
スタジオや家で練習するには長すぎて邪魔ですから短いシールドを使うと思いますが、ライブでは長いシールドが必要ですよね。
ライブをしたことがない初心者はあまり知らないかもですが、意外とライブで使うような長いシールドって重量的に重かったりかさばったりします。
ワイヤレスならそんな心配はないのでおすすめです。
有線よりいい音になることもある
これも意外と知らない人が多いですが、有線より実はワイヤレスのほうが音が良かったりします。
有線はライブで使うような長いシールドになるとどうしても音質の劣化が物理的に発生してしまいます。
しかし、ワイヤレスはアナログ信号をデジタル信号に変換して送信し、受信したあとまたアナログ信号に戻してアンプに流すので距離による劣化は一切発生しません。
その結果、デジタル信号へのサンプリング能力が高いワイヤレスを使えば有線よりもいい音になる可能性があります。
今は安くて高性能のワイヤレスがある
今だと技術も進歩しているので、使いやすくてしかも性能が高く、そして安いというワイヤレスも出てきています。
いちばん有名なのは1万円くらいで買うことができるXvive XV U2です。
安い機種ですが品質はかなりいいので、初心者であまりお金を出せないって人はこれからはいるのがいいでしょう。
有線でもライブ用の長くていいシールドは5千円以上しますから、値段とメリットを考えるとこのワイヤレスはおすすめです。
ギターをワイヤレスにするデメリット
ここまで見てきて、「思ってたよりもワイヤレスいいじゃん」と思うかもしれませんが、有線にデメリットがあるようにもちろんワイヤレスにもデメリットがあります。
- 電池切れには注意
- バンドメンバーでワイヤレスを使う人がいたら注意
- 良くも悪くもワイヤレスの音
- わずかなレイテンシーがある
この点は知っておきましょう。
ワイヤレスは有線と違って電波を飛ばすために電池を使います。
なので充電式の電池の場合は特にライブ前には充電が満タンになっているか、もしくは新品の電池に取り替えて使うようにしましょう。
また、ワイヤレスは機器の相性によっては相互干渉を起こして使えないことがあるので、他のバンドメンバーがワイヤレスを使っているようならそれと同じ機器を使うか、別の機器を買う場合は楽器屋さんに相性問題がないか聞いてみましょう。
そして良くも悪くもワイヤレスの音になります。
物凄く短いシールドなら音の劣化もありませんが、長いシールドになると音の劣化が発生します。
そしてライブでは通常長いシールドを使います。
ワイヤレスなら音の劣化が起こりません。
「音の劣化が発生しないからこそ」ワイヤレスっぽい音になってしまいます。
とはいえこの違いがどうしても許せないって人はほぼいないので、万が一気になる方はこれも楽器屋さん、もしくは中古ショップの試奏で試させてもらいましょう。
また、気になるレベルではないですがレイテンシーはどうしても発生します。
どのくらいのレイテンシーかというと、音速は34.029cm/msですよね。
つまり1msのレイテンシーは、アンプから34cm離れた距離で音を聴くのと同等になります。
10msのレイテンシーは340cm離れた距離で音を聴くのと同等の遅延です。
実際は1万円くらいで買うことができるXvive XV U2でも6ms未満のレイテンシーなので、「アンプから2mくらい離れたところで有線で弾いたときに遅延が気になる」って人じゃなければ全く気にしなくてOKです。
まとめ:初心者こそギターをワイヤレスにすべき6つの理由
いかがでしたでしょうか。
ワイヤレスはライブをする人なら遅かれ早かれ必要になるものなので、初心者でも最初から買って使い慣れておくのがおすすめです。
有線シールドと2重で買うムダなお金も払わずにすみますからね。
値段別おすすめワイヤレス3選も紹介しておくと
- 1万円くらい Xvive XV U2 一択
- 2万円くらい Line6 Relay G10 もしくは Boss WL 20L
- 5万円くらい Line6 Relay G70 一択
中古で買えればもう少し安く収まると思います。
ちなみにギターって毎日練習しますよね。
ワイヤレスを買ったら、おそらく1万円のワイヤレスなら1年、2万円のワイヤレスなら2年、5万円のワイヤレスなら5年は使えると思っていいです。
とすると、1万円を365日で割ると1日あたり27円です。
2万円でも2年使うなら1日27円、5万円でも5年使うなら1日27円です。
めっちゃ安いですよね。
しかもライブではワイヤレスが大活躍します。
こう考えると、結局の所ワイヤレスを最初から使うほうがコスパがいいだけでなく、結果的に有線よりも活躍の場が多い分お得ですね。
こういうわけで、僕は初心者のときからギターのワイヤレスシールドをおすすめしています。
おまけですが、Line6のワイヤレスは実は有線よりも音がいい説を検証しているサイトもあるので、音が不安な方は参考にしてみてもいいかもです。