プログラマーにググるスキルは必須【ググれカスは正義だし優しさ】
プログラマーにググるスキルは必須【ググれカスは正義だし優しさ】
プログラミングの答えはほとんどの場合、グーグルで検索すれば見つかります。
なのでググれカスって言われるんですが、もう一つ理由があって、聞いたところでその聞かれた人自身もグーグルで調べるってことですね。
余程経験豊富で新設な人が近くにいる場合はググるよりもその人に聞いたほうがいいこともありますが、ちょっと調べてわからないことって結局解決方法としては
- 複数の原因が複合的に絡まって発生していることで、ググってその原因を一つ一つ潰していく
- ググって出てこない場合、ググって見つけた情報を公開した上で質問フォーラムで質問するか複数人で調べて解決方法を模索する
しかないんです。
なので、基本自分がググれる範囲でググって、それでも解決しないときにそれまでの調査結果を添えて聞く、というのが基本ですね。
ググれカスと言わない優しい先輩はお金で買える
よく、「ググって調べもしないで詰まったらすぐ聞いてくるとかバカなの?ググれカス」ってニュアンスの人がいますよね。
自分の無能さを棚に上げて人の時間を奪うなってことなんですが、内容とその人のレベルによっては仕方ないかなと思います。
例えば初心者は右も左も分からないので、少しリードしてあげる人がいてもいいと思います。
ただし無料でそれをしてくれるなんていうのは、正社員でしかも優しい先輩がついていない限りないでしょう。
世の中そんな甘くないので、普通は「ググれカス」と言われながらやるか、スクールに通ってメンターに聞きまくるかどちらかです。
スクールならお金を払っているので、質問に答えるのがメンターの契約内容である以上「親切な先輩」をお金で買うことができるという感じですね。
TECH::CAMP(エンジニアスクール)初心者ならいいと思いますが、基礎を覚えたらあとは自力でググるのを強くおすすめします。
理由はこれから話します。
プログラマーにとってググれカスは正義
わたしはプログラマーにとって「ググれカス」は正義だと思っています。
プログラミングをずっとやっていると、人に聞いても誰もわからないバグにあたって、自力でなんとかしないといけない状況が必ず出てきます。
そのときに頼りになるのは結局自分のググる力と、もっというならプラスアルファで英語力です。
だいたいバグの解決につながる答えは英語で書かれているので英語を読みながら、複数のバグの解決方法を組み合わせて複合的なバグを解消していきます。
場合によっては言語仕様の基本から調査していくこともあります。
人間は必要に迫られないとなかなか身につけようとしないので、「ググれカス」といって自力で調査させることは、結局のところその人のちからになる優しさだと思っています。
釣った魚を上げるのではなく、釣り方を教えてあげる。
質問の答えを教えるのではなく、答えの見つけ方を教えてあげる。
これが「ググれカス」です。
プログラミングを始める方は、こういったことは心に留めて、まずはできる限り自分でググる力を鍛えるつもりで調べて、その上で伝える力を鍛えるつもりで調査結果をキレイにまとめた上で質問することを心がけましょう。
それができないと、初心者のうちはいいんですが数年後「経験年数があるのに自力で問題解決ができない使えないプログラマー」の烙印を押されることになると思います。
とはいえ初心者ならスクールで質問しまくるのもあり
お仕事決まれば全額キャッシュバック!転職特化型Ruby実践研修【ポテパンキャンプ】先に書いたように、右も左も分からない初心者のうちからググれカスは精神的に辛いと思う人もいると思います。(たくましい方はスクール通わず自力で勉強しましょうw)
そういう方は無理せず優しい先輩をお金で買って、聞きまくりましょう。
お金を払っているので、心持ちとしても気兼ねなく聞きまくれますしね。
払ったお金以上に聞きまくってさっさと基礎は覚えてしまって、一気に駆け上がってから仕事ではググる力を伸ばしていくのでもいいと思いますよ。